穏やかな波と、潮の香りに包まれた瀬戸内海。
海を臨むその町には、岬に抱かれた神社があった。
高校生の桧原直は、その神社で何代目かになる巫《みこ》の少女である。
今年、十二年ぶりに行われる特別な祭で、直は神楽を演じることになるが――
――そんな彼女に夜闇に紛れ、一つの影が迫っていた。
この世のモノとは思えない異形の訪問者。
その出会いは、不思議な夏の始まりを告げた。
民話『猿の生き肝』を元にしたお話です。
神社の神使『猿』と、病気に苦しむ『竜宮の媛』、竜宮に住む『魚人』に関する謎を追う物語。
主人公は『タコ型魚人(人化あり)×女子高生』の二人。
人外と人のボーイ・ミーツ・ガールです。
タコと女子高生を現実的に絡めたくて書きました。合掌
以前、『猿蛸合戦』の題でこちらに載せていたものを、大幅に書き直したものです。
方言が難しいところがあれば、指摘いただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 12:15:00
272880文字
会話率:26%
十三物語の二話。蛸が出てきます。
キーワード:
最終更新:2017-11-15 12:00:00
8891文字
会話率:0%
熊野春香の彼氏は蛸人。
でもタコっぽいのは暑いと赤くなることくらい。
半夏生にちなんでタコ話をどうぞ。
最終更新:2017-07-02 14:32:14
814文字
会話率:12%
御國のために俺は婚約者を残して出征する。
出征先は地獄の戦場。砲火舞う戦場だ。
決戦兵器、勇者。だが、決戦兵器の投入時期こそ戦の勝敗を決める。
俺は、蛸壷の中で震えていた──。
最終更新:2017-07-01 23:05:52
2599文字
会話率:23%
女の子が一瞬ゆで上げた蛸のように顔を真っ赤にする。
スイートピーみたいな可憐な笑みが、徐々に影を帯びていく。童顔で長い黒髪。
睫毛がもう信じられないぐらいに長く、肌は真白い陶器みたいである。
(以下省略)
最終更新:2017-06-22 22:26:05
177134文字
会話率:12%
日本の作家は諸外国のそれと比較してみても大学であらゆる分野の“学問”を習得していないきらいがある。
また日本文学史に残る文豪と呼ばれる人たちのなかには“中退”して学問の習得をやめてしまった人たちも数多くいることに気づかされる。
しかしながら
これからはどこかの大学を卒業/中退したよりも大学でどんなことを勉強してきたのかなどということが問われることになっていると考えている。
また近年の大学改革でも我が国の大学教育が学部別・学科別に分断された蛸壺的になっていることが指摘されておりまた人文社会科学の教育のあり方そのものが問われている。
筆者は学生のころから将来“物を書く仕事”に従事していきたいと考えていたころから学部生時代に歴史学や社会学、法学・政治学などといったありとあらゆる分野の学問の習得に専心していた。
このような経験を踏まえるかたちでこれから文学を生業とする人たちは文学以外の学問にも絶えず目をむけて幅広い識見をそなえることの重要性を指摘している。
今後とも“文学”のディプシリンにとらわれた蛸壺的もしくは古いスタンスに固執した懐古趣味的な態度では到底やっていくことが難しいとも考えている。
“学ばざるもの食うべからず”その一言に尽きる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-05-25 16:45:27
2585文字
会話率:0%
町のはずれ。そこは確かに山へと続く林道だったはずだ。しかし、休学したため帰郷した僕はそこから見知らぬ町が出現したことを知る。
錆びたトタン、封鎖された物置部屋、蛸のコンビニ店員。
白昼夢をつなぎ合わせたような奇妙な夏から果たして僕はでられる
のだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 17:34:33
2371文字
会話率:44%
紅葉ヶ丘高校に通う高校生の風魔(ふうま)疾風(はやて)は、幼馴染で同じ陸上部の雷神(なるかみ)香美奈(かみな)とともに平和な日々を過ごしていた。ところがある日、カミナは部活動に向かう途中で謎の少女に襲われて眠らされてしまう。ハヤテは、部活を
サボろうとして帰りかけた時にカミナを見かけ、グラウンドで待っていた謎の少女と対峙する。彼女は腕を蛸足へと変化させ容赦なくハヤテに襲い掛かった。とどめを刺そうとしたその時、突然現れた猫が少女を殴り飛ばし、ハヤテは九死に一生を得る。少女からカミナを解放すると、彼女は蛸をかたどった女怪人へと変貌した。どうしたものかと悩むハヤテに、猫は未知の力で取り出した杖を授け、彼をガストレディへと変身させ見事怪人を打ち倒すことに成功した。ハヤテは猫に事象の説明を求めるが、これから先起きる大いなる運命をこの時の彼はまだ知る由もなかったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-17 07:00:00
30451文字
会話率:50%
男は雨の中仕事から帰ってきた、いわいる肉体労働というやつで、雨と汗にまみれ2時間かけて山奥にあるボロボロの蛸部屋に帰ってきた。
後は酒をあおって寝るだけである。
最終更新:2016-04-05 13:29:21
310文字
会話率:12%
詩。
深海の蛸とくらげ。
最終更新:2015-12-20 10:40:29
340文字
会話率:0%
かつて港町に住んでいた主人公。ある日、ひとりで海の中を泳いでいると、水中で立った状態で死んでいる青年を発見した。漁港にいる伯父にそれを報告すると、すぐさま顔色を変えて山の向こうの家に送られる。大人たちが言うには、そんな死体を見つけてしまうと
連れていかれてしまうらしく、主人公はさらに内陸の町に引き取られることになる。見知らぬ町、見知らぬ人ばかりの中にひとり送り込まれた孤独感から、そんな迷信、と町の人間たちを憎む主人公だったが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-06 01:52:26
5154文字
会話率:20%
蛸壺や/儚き夢を/夏の月/然らば/果て無き時 果てる時には/彼等は果てを越えて行かん ※文芸バトルイベント「かきあげ!」 http://kakiage.org/ テーマ『ツボ』にての投稿作品
最終更新:2015-07-11 09:00:16
3569文字
会話率:0%
「ここが、たこ焼き屋の聖地や!」 という友人の蛸薬師堂への聖地参りに付き合った俺は、そこで『ガン封じ天下無双』の板書きを目にし――自分を捨てた母と、恩ある父への想いの中で選択の悩みに落ちた。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となりま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-01 00:47:02
3213文字
会話率:16%
火星人と雌蛸の熱烈な恋物語。ウナギイヌ伝説への挑戦。【二百文字小説コンテスト・参加作品】
最終更新:2014-03-19 14:28:54
200文字
会話率:29%
VRMMOものによく出てくる「ユニーク」という言葉について思うところを書いたもの。
最終更新:2013-09-13 17:15:48
1216文字
会話率:0%
百物語とは、日本の伝統的な怪談会のスタイルの一つです。
怪談話を百話語り終えると、本物の怪が現れるとされています。
私の知っている、体験した怖い話や不思議な話を百話しようと思います。
テレビやネットで有名な話は書かないつもりですが、
私の記憶違いで書いてしまうかもしれません。その辺はご容赦ください。
拙い文章かつ、怖いかは保障出来ませんが、皆様が楽しんでいただけたら幸いです。
※一人称で話が進みますが、同一人物の話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-04 00:23:31
1407文字
会話率:11%
2012年9月1日お題バトル参加作品(※現時点で未完)
キーワード:
最終更新:2012-09-01 23:32:24
8276文字
会話率:0%
何故かタコに転生した男の物語。
異世界の海の幸を思う存分に味わいながら彼は強くなっていく。
最近はただの食を求める旅になりつつあります。
この小説は作者がストレス解消の為に書きました。故に主人公はかなりの速さで強くなっていく予定です。ゆっ
くり進化の過程を楽しみたいという方にはオススメできません。
皆さんの良き暇つぶしにでもなれたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-02 00:04:15
18410文字
会話率:7%
京都の山奥にひっそりとそびえる同心館(どうしんかん)大学。
その大学の総合格闘部を引退した個性的な面々が
伝説の鬼の先輩、蛸山(たこやま)に命じられるまま
不本意ながらプロレスラーとなり、弱小プロレス団体を
イチから、いやマイナスから立て直
していく
血と汗とよだれと失笑といちご牛乳?!にまみれた青春群像。
だまされたと思って読んで、だまされてみよう!
作者の大学時代の体験がもとになっていますが、
実在の人物、事件とは一切関わりがありません。
・・・たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-16 20:35:34
39130文字
会話率:29%
お昼は蛸飯に決定だ! お題小説です。
最終更新:2011-10-30 14:51:39
194文字
会話率:32%