舞台は西暦二〇七〇年の日本。
寝坊して遅刻ギリギリの高校一年生星空勇太の目の前を、脱獄した連続窃盗犯ジュパエル星人が乗る車が通り過ぎた。
沢山の人が自分の決めたリズムに従う中、一人だけ、ユウタだけは車の後を追いかける。
何故なら彼は、
人知れずこの世界を守る正義の味方だからだ。
今日も写真を求められたり、閉じ込められた人を救出したり、遅刻しないように慌てず急ぎながら悪い奴を捕まえる。
希望を守る者。その名はガーディマン!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-17 23:01:31
19525文字
会話率:34%
――2000年代。世界中の人間は恐怖に慄いた。
ヴィーラと呼称された未確認生物が突如として出現し、あらゆる都市に対して攻撃を行う。
生ある者は生還出来ず、通り過ぎた街には死体が転がるばかり。誰も彼もが平等の命を持つようになった世界で、
それでも生き残ろうと人は足掻いた。
自衛隊も、警察組織も、科学者も、人間の尊厳を取り戻さんと奮闘する。
そんな彼等の間で、とある噂が起きていた。
曰く、単独でヴィーラを打倒する者達がいる。
曰く、それは学生である。
曰く、その力は既存の法則では説明出来ない。
本当の姿を隠しながらも戦うその噂の者達に、絶望していた者達はこう呼んだ――ライダーズと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 21:03:44
11509文字
会話率:9%
ある町に1人の名物男が居た。
彼はいつでも同じ場所に立ち続けていた。例え風が吹き、雨が降り、雪が降り、日照りが続こうとも。
ある日、少年とその祖父がその男の横を通り過ぎた。
少年は祖父に尋ねる。
「おじいちゃん、何であの人はあそこにず
っと立っているの?」
老人はゆっくりと、その男の由来を語り出すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-14 21:00:00
917文字
会話率:43%
<牧田紗矢乃様主催【第三回・文章×絵企画】の参加作品集です。使わせていただいたイラストについては目次に掲載しております。また、それぞれの作品のジャンル・文字数は前書きに記しておりますので参考になさってください。
イラストをお借りしました作
者様に、深く御礼申し上げます。>
――Art is story――
あなたの見ているその景色は、どんな物語があるでしょう?
見つめて焼き付けた、あの表情も。見逃して通り過ぎた、あの一瞬にも。
ひとつの色にさえ秘められた、数多の物語の一片をここに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-26 19:00:00
32352文字
会話率:35%
酒の席で突然友人が語り始めた、とある通りがかりのタクシーの話。
最終更新:2017-05-04 05:00:45
1189文字
会話率:38%
道標を見失い
忘却すらも通り過ぎた対価。
おぞましい旅支度に黒衣を翻し
背負って立つのは命綱。
滲み出す虚栄に終末思想を燻らせ
震駭する雲行きに兆候を侍らせた。
能書きを這いずらせる
泥沼の廻廊が覆された時……
見上げた不協和音が因
果律を駆け抜ける――
――世紀末の世界を舞台に、神に抗えし悪の化物を打ち砕く少年少女の痛快ほのぼのサクセスストーリー。
最強の神々(オヤジ達)が世のため人のために大奮闘!!
※“Gladiators draw their swords”はプロローグです。
本編は“Form their ranks for armageddon”からです。
――「小説家になろう」様と「カクヨム」様にて掲載させて頂いております――P.S. Twitterもやってます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-07 21:02:28
65162文字
会話率:39%
何でも反対の事をしてしまう天邪鬼の男はある村を訪れた。村人から決して行ってはいけないと言われていた赤い門の所まで来てしまう。その時、不気味な老婆が現れ、男に赤い門はくぐってはいけないと忠告する。反対の事しかできない天邪鬼の男は忠告を聞き入れ
ることはできず、その赤い門の中に足を踏み入れてしまう。こうして彼は地獄へと誘われる。そこに待ち受けていたのは船の針に突き刺しにされた骸骨との長い地獄めぐり。赤い門が見えた時、骸骨はこういう。「オマエノ……ハ、モラッタ」と。門を通り過ぎた時、男はいつもの日常の中で目覚める。そして7日間同じ地獄と骸骨の不気味な夢を見続けるのだ。こうして7日目の夢でいつものように赤い門をくぐった時、天邪鬼の男の運命は変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-26 00:44:45
4558文字
会話率:14%
人間50年、長く生きれば納得がいかない結末や、自分の意思で選ぶ事が出来ない選択肢に涙する事くらいある。
未来を、過去を変える事が出来るならば・・・・・誰もが一度は願う夢物語。
俺は十分苦しんだ、人生もそろそろ幕でいいよな?
駅のプラットホームで、これからどうしようかと悩んでいると、自分と同じ淀んだ目をした少女が目の前を通り過ぎた。
「まもなく、1番線を電車が通過します。危険ですから、黄色い線から身を乗り出す事の無い様お気を付けください」
その少女は歩みを止めない
・・・・もしかしてコレ、あかんやつじゃ?
財布の中身だって一食分も残って無い、守る物も未来への希望もどこかに置き忘れた。
最後くらいは自分で決断して、自分で変えてみたい!
走り出すと同時に一瞬、遠い過去が頭を通り過ぎていった。
あの時にどうして、一歩踏み出せなかったんだろうか?
ホームから路線に踏み出し、落下寸前だった少女を、強引に引き寄せ・・・入れ替わる時に告げた
「その結末は俺が許さない!!」
自己満足なの分かっていたが、路線に落下しながら俺は、人生で一番満足していたのだ。
「なんだソレ?つまんねぇ人生だなぁ!おい」
意識が戻った時に初めて聞かされたのは、そんな罵倒の言葉だった。
「俺はハッピーエンド専門なんだ、お前は・・・アレだ、もう少しがんばりましょうって奴だな」
全周囲見渡す限り真っ白な空間で、唯一目の前に浮かんでいる、豆電球くらいの小さな光が語りかけてくる。
「まぁ、パッとしない人生だったけど、最後に逆転ホームラン?飛んだのはお前だったけどな!」
「だからよぉ!その結末は俺も許せねぇなぁ!おい!!」
ここから人生がもう一度・・・・廻り始めた 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-30 01:47:50
11534文字
会話率:29%
月の形がととのった時、近くのカレーやがカレーを煮詰めるあの時間帯。
決まってあの青年がランニングでその道を通り過ぎたそのタイミングの直後
館が現れる。悩める個人の相談を受け付ける紳士、天沼があなたをお待ちしています。
最終更新:2016-09-30 11:00:00
2500文字
会話率:37%
人類にとって新時代の幕開けとなった20世紀初頭、それは突如として地球上に現れた。
深淵から産み落とされたかのような漆黒の外殻と澄んだ水面を閉じ込めたかのような青い発光部を持つ、到底生物とは考えにくい生物。
彼らが通り過ぎた大地は荒れ果て
、都市や町は破壊され無機質な瓦礫の山と化した。
有史以来、明確な意思を持った人類最大の敵、「FUBAR(フーバー)」。
皇紀2697年、それはついに日本に上陸を開始した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-16 23:08:43
1127文字
会話率:14%
初めて彼を見かけたのは、真昼の交差点。
事故にあったのか、血塗れで、虚ろな目をしたバリバリの地縛霊だった。
下手に同情して、厄介なことにはなりたくないと、気づかないふりをして、足早に通り過ぎた。
でも、彼がそこにいる理由を理解した時。
私は、彼に恋をした。
どうしたって報われることはない、悲しい恋を。
……………………………………………………
とても短いお話です。
急に思いついて、どうしても書きたくなって。
報われない恋をする女の子の切なさが書けるといいんですが。
カテゴリー迷いましたが、強いて言うなら、悲恋かな、と。
タイトルが自分でピンときていなかったので変えております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-27 00:21:17
7597文字
会話率:4%
黒猫が前を通り過ぎた。
最終更新:2015-10-25 21:09:43
364文字
会話率:45%
穏やかに過ごしています。(誰も聞いてないよ
ところで先日散歩をしていますと、男の子の幼児達がいましてね。
なにやら砂遊びをしているんですよ。
まあ普通に通り過ぎたんですが、後ろからね。
「昔よくありごはん作ったよなー。」
「作った作った。」
って言うんですよ。
ありごはんってなんですかね!?食うんですかね!?
そして君たちの昔って・・・いつなんだ。
そんなことを思いながら、書きました。
うそです。
短編は思いつきの気分で書くんで日記みたいなもんかもなーと
最近思います。
たんぺんぺたんぺたん、いま思いついたんですが
黙読すると気持ちいいですねこれ、ぺたんぺたん。
口に出すと間抜けです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-06 21:00:00
374文字
会話率:0%
歩いてきたのは。
親?子供?それとも、想い人?
その顔すら、はっきり思い出せない。
無関心を、絵に描いてみた。
最終更新:2015-04-08 22:26:07
340文字
会話率:0%
いつの間にか私のシャマールは通り過ぎた。
普通のサラリーマンになれるはずだった。
そして妻と二人の静かな時間が始まるはずだった。
最終更新:2014-12-29 19:20:31
14344文字
会話率:54%
黒猫が通り過ぎるのって不吉なのか?
最終更新:2014-05-19 22:54:05
799文字
会話率:95%
超能力や魔法が科学で人工的に作られるようになった世界。
世界が進歩したら、何が増えるだろうか。
それは、ゴミである。人工的に作られた要らなくなったもの、化学によって垂れ流しにされる有害物質。
そして、社会不適応者という名のゴミも人工物より増
えた。
有害物質や人工不要物は処分や対策をとれば、片付く代物である。
しかし、社会のゴミは中身が自分たちと同じ人間なだけに処分に困る。
人間には生きる権利がある。誰しも一人一つ平等に配られた権利だ。その権利はいかなる理由があろうとも侵害してはならないのが、基本である。つまり、社会のゴミにもこれは適応されるのである。
公然と処分できないゴミはどうしたらよいのか。
答えは単純明快。非公然に殺せばいい。そのための組織が裏社会にはある。
それは、
――――――――社会のゴミ回収屋〈黒猫〉。
「眼には眼を。歯に歯を。害には害を。社会のゴミの回収、処分は私達にお任せあれ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-10 16:46:16
903文字
会話率:0%
それはたった一回の不親切が原因。
恵まれ過ぎたエミリー嬢は、転んだ自分と目が合ったにも関わらず黙って通り過ぎたアルティ嬢を最低な人間と認識した。
才色兼備の男子生徒達に囲まれた彼女に恨まれたアルティ嬢は――――…。
最終更新:2014-05-03 19:10:13
2969文字
会話率:26%
高雅天上ヶ原。天才、超能力者が集まる科学国家であるそこで何でも屋を営む少年、虹野照光はある日ゴミ掃除に勤しんでいた。彼はこの国で数少ない無能として蔑まれ続け、生きることに希望を見出せないまま無為に日々を過ごしていた。————偶然通り過ぎた純
白の少女、空井白心を助けるまでは。
笑えない少女と出会ったことで道化師へと生まれ変わる決意をした無能の少年は、少女の心を殺した世界へと牙を剥く。その果てにあるのは少女の笑顔か、それとも———— ※12月18日。プロローグを作りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-14 18:33:33
201878文字
会話率:43%
【アメーバの「フリーゲーム大好きクラブ」と、ライトノベル研究所の「掌編の間」にて重複投稿をしています。】
仕事帰り、自宅へと足を向けている大里京介。そんな彼の目の前を通り過ぎたのは一人の女性。高校時代、京介が好きだった先輩で、彼は彼女を追
いかける。なんとか彼女に追いつき、声をかける。立ち話も何だということになって、近くの公園でベンチに座る。思い出話に花を咲かせていると、先輩はこう切り出す。
「私ね、今度結婚するんだ」
京介は昔の自分が抱いた恋心を清算するため、告白しようとしていた。
だが、京介はその気持ちをそっと仕舞った。
話は終わり、それぞれの帰路につこうとした。
けれど、先輩としばらく会えないことを知ると、思いを告げずにはいられなかった。
京介が告白をすると、先輩は喜んだ。
そして、二人はそれぞれの道を歩む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-02 21:14:20
2591文字
会話率:41%