「おお、ザイナスよ。おまえは信仰を何処にやった」
全ての人が天上の十二柱を信仰し、来世が約束された世界。その中でただひとり、ザイナスは無信心と宣告された。
このままでは、死んで屍鬼に堕ちるどころか、教会挙げての聖伐対象になりかねない。なじみ
の司祭の勧めで急ぎ大聖堂に向かったザイナスだが、その途上、国軍兵士に拘束されてしまう。
ザイナスを捕らえた王都執政官オルガの告げるところ、これはもはや地上の問題に非ず。ザイナスの魂は天上の賞牌にされ、それを刈るべく十二柱筆頭の御使いが降臨しているという。
生まれながらの災難続き、厄憑きとまで称されたザイナスは、役にも立たない卜占だけを頼りに、彼の魂を刈ろうと競い合う十二人の御使いと対峙する。何の力も加護もない彼に唯一残された対抗手段とは――。
現代日本の宗教感を紐解き、信仰とは何か、神とは何かを問い掛ける――的な。嘘です。こう、目を細くして眺めてみるとわかりますが、端的にハーレムもののギャルゲーです。
とはいえ、いわゆるゲーム的なお約束やメタな要素は省いた造り。むしろ、そうした見掛けに理屈を抉じ付けているので、SF的な風味があります。警察が怖いので言いませんが、ぶっちゃけSFです。
地の文多め、ルビ多め、視点で呼び名が変わることも間々ありますが、適当に読み飛ばして貰えれば。
全17章65話で書き終えています。誤字脱字以外はなるべく書き換えないつもりです。
機会があれば、ぜひザイナスくんの災厄を気長にお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 19:10:00
203545文字
会話率:37%
聞けばなんでも答えてくれる、不思議な書物、転生の書。
落ちぶれ貴族の次女ナーガ、とある理由で嫌われもの。
家で見つけた不思議な書物、英知や勇気を授ける味方。
知恵と力を身につけて、気になるアレコレ挑戦だ。
がんばれナーガ! 負けるなナー
ガ!
舞台はある国セントネシア、そこではじまるファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 16:40:00
120369文字
会話率:23%
今日も嫌な一日が過ぎた。学校では独り、親からも愛されない。こんな世界嫌だな……。そう考ていたら寝ていた。目が覚めると、何か違和感を感じた。頭は重いし、ここは俺の部屋じゃない。俺は近くにあった鏡を見た。そこには『鬼』が映っていた。……え? 鬼
……? もしかして……転生した……!? 俺はそのまま学校に行くと……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 20:00:00
196688文字
会話率:31%
家庭内で嫌われ、学校で嫌われ、バイト先でも嫌われ、自暴自棄になり日々不健康な生活を送っていた主人公、宮川大和。
誰も起きていない内に朝食を食べているとゴキブリに遭遇し、咄嗟に近くにあったモップで叩き潰すも、バランスを崩して後頭部を強打、その
まま呆気なく死亡……
転生したら今度こそ人気者になりたい……そんな思いを抱えていたが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 00:10:45
2757文字
会話率:8%
アーステラに突然訪れた悲劇。宇宙人の襲来。
宇宙人達はアーステラの人類を値踏みするようにして攫っていく行為を繰り返す。
家族を引き離し、恋人を引き裂き、友人を奪い続ける。
蛮行と言うにふさわしい行為に人類も反撃を試みるがーーー
全く歯が立た
ぬ宇宙人達に、次第に疲弊し絶望する事しかできなくなっていた。
繰り返される宇宙人の人類に対しての蛮行。
だが、それは真実を知らないアーステラの人類側から見た一辺倒の解釈だったのだった・・・
だがーーー
宇宙人側も知らない。
この惑星には「ウーガー・S・ラブレス」と言う嫌われものと、自身を誰よりも弱い世界最弱の「魔王」と名乗る痴れ者がいる事を
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 21:00:00
22987文字
会話率:47%
空を泳ぐ鯨がいたのです。
ヒト達はそれをついに飼い慣らし、海の果てを見たのです。
──魔大陸。
なんとも適当な名前がつけられたその新たな大地には、甘美な絶望と壊れるほどの未知がありました。
開拓を始め五十年。
狩猟者。冒険者。開拓
者。科学者。
ギルドというシステムが構築され、様々な役職が作られ、ルールが作られ。
ヒト達はその未知をありとあらゆる形で金に還元しようとしていました。
狩猟商社ニケはそのギルドに加盟する一つ。
誰からも嫌われた魔女が率いる嫌われもの達が集うその商社では、今日もまた醜く愉快に彼らは生きているのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 18:24:33
3481文字
会話率:21%
あるところに嫌われものの神がいた。
それは災厄を司る厄神で、とても美しく、とても残酷で、そしていつも独りぼっちだった。
構うのは心優しい梟の神だけ。
ある時、嫌われものの厄神は白い髪というだけで村中から忌み嫌われている盲目の少女に出会う
。厄神の美しさが見えない少女は、厄神を人だと思い込み、何の畏れも抱かずに懐いていく。
初めて懐かれた嫌われものの厄神は、生まれて初めて自分以外の存在を愛でた。まるで親鳥のように転べば抱き抱え、風邪をひけば腕に抱えて温めてて、不器用ながらに自ら作ったものを食べさせる。それはそれは大切に慈しんだ。
梟の神は喜んだ。
人を愛でる心を持った厄神の成長を、孤独でなくなった厄神の幸せを。
しかし、嫌われもの同士の幸せも長くは続かずーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 02:08:35
15132文字
会話率:40%
生まれつき病弱だった少女は一六歳で人生の幕を閉じた――はずであったが、神様の粋な計らいによって悪役令嬢の身体を手に入れる。ありがとうございます! その健康な身体で人生を楽しみます! え? 魔王の娘? 学園の嫌われもの? 主人公の討伐対象?
断罪エンド? 健康ならばどうでもいいです。元気いっぱいなのでレベルを上げてそんなものは撥ね除けます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 17:36:53
153234文字
会話率:56%
私は朧気ではあるが、前世の記憶がある。私がいるこの世界は前世やっていた乙女ゲームの世界。そんな私は産まれた時から、お父様とお母様から虐げられていた。いつの間にか悪役令嬢になった私はストーリーとは違う人生を歩みます。
最終更新:2023-07-03 20:22:40
11864文字
会話率:21%
高校デビューで運動部に入った白野孝介(しらの こうすけ)は、慣れない練習の疲れからか熱中症であえなく帰らぬ人となる。
そして神様的存在に転生させられた先は、超常的な魔剣の栄えし異世界――――だが、その中でも屈指の嫌われものの触手使いであった
。
かつて世を乱した淫魔をスレイする為に生まれた触手魔法は、今では忌み嫌われる厄介者。
天下に憚る日陰者で、ついてきたのはぽんこつ師匠。
職なし、身分なし、おまけに触手の才能なし。
そんな最悪の環境の中、シラノは世の触手使いの名誉のため《触手剣豪》として立ち上がると決めた――――。
捨てるは命。ここぞ死地。
相対するは数多の魔剣。相手にとって不足なし。
――――――魔剣、断つべし。
※猥褻はない
※申し訳程度のクトゥルフ要素折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 16:12:34
1122059文字
会話率:37%
裕福だけど郷里で一番の嫌われもの一家に生まれたアメリー。15歳の時に婚約破棄され、逃げるように王都へ働きに出た。数年勤めた奉公先のお嬢様は、ある日アメリーを聖職者に紹介する。さる貴族の落胤だとかいう美貌の司祭ユリウスには、仕事で必要な『内縁
の妻』がいないので困っている。なので『偽装・内縁の妻』になってくれないかという、ややこしい提案を受けてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 12:00:00
2752文字
会話率:33%
高橋 駿。2年4組18番、勉強はふつう、運動も普通、友達関係も普通。積極的な人間ではなくどちらかといえば陰キャに近いだろう。どこのクラスにでもいそうなごく普通の人間だ。だがひとつだけほんの一つだけそのごく普通の人から離れているところがあった
。
クラスで浮いている人物、一青は、クラスメイト全員に無視されるのにいつも笑って毎日学校に登校してきていた。そんな得体のしれない人物にかかわりを持たなかったが、ある日をきっかけにかかわりを持ち始めた。
一青は考えていることが全く分からず、クラスの嫌われものだったがある日、屋上から飛び降りて自殺した。高橋 駿はその光景を見た。
だがその瞬間、高橋 駿は過去に戻って、一青ととかかわりを持った日に戻った。それから高橋 駿は一青を気にかけるようになる。すると高橋 駿は、一青のことが少しずつ分かってくるようになってきた。
高橋 駿は、一青の自殺を止めるため、彼女とかかわりを持つようになる。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 22:29:16
10536文字
会話率:4%
7年ぶりに再会した幼馴染の女の子が綺麗になってた。子供の頃、結婚の約束したって言われてもそんなの覚えてないよ。それに俺、彼女いるし。
何で7年間も彼女つくらずにお前の事待ってるって思えたの?
7年ぶりに再会した幼馴染の男の子が不良になって
た。
子供の頃の結婚の約束を7年間ずっと信じてたのに、彼女いるってどう言う事なの?
彼女を脅して無理矢理付き合わせているって、それ本当なの?
クラスで一番の嫌われものって、何でそんな事になってるの?
ダブル主人公の少女マンガ風ハッピーエンド幼馴染みものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 11:00:00
144551文字
会話率:31%
短編 恋物語 サイエンス・フィクション
最終更新:2022-06-28 21:13:29
3555文字
会話率:40%
最強と呼ばれたかつての英雄、バルナード=オーリン。彼は突如味方に剣を向けてその凶刃を振るった。歴戦の騎士達を幾人も再起不能にした末、もうひとりの英雄に討たれた狂人。国を救った英雄の凶行は人々の心に深く爪痕を残すこととなった。それから十年。ミ
ストラル騎士育成校に通う一人の青年が物語の主人公だ。彼の名はシルバ=オーリン。かつての英雄であり、今は名前を呼ぶことすら厭われるバルナードの一人息子。十年前の事件故に騎士育成校でほぼ全ての生徒から忌み嫌われている彼の運命は、一人の留学生が来ることがきっかけで変わり始める。どれだけ厭われようと、どれだけ嫌われようと、彼は剣を振ることをやめない。やりたいことのため、やらなければならないことのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 19:00:00
28103文字
会話率:45%
男子高生でありヤンキーの俺が転生したら乙女ゲームの主人公(ヒロイン)になっていた。
転生した乙女ゲームは元々妹が好きだったため存在も内容も認知していたものの実際に体験してみると心臓が持たないようなご都合ハプニングが多々あったり、選択肢を間違
えて辛かったり怖い思いをしたり、悪役側の人間から狙われたりもして困惑する日々。
それに、乙女ゲームの主人公ということもあり性別も女に変わっていたり、攻略対象から溺愛されたりで前の喧嘩ばかりで嫌われものだった生活とは180度変わっていた。
主人公らしいお淑やかな女の子とは程遠いが自分らしく楽しく生きていく俺なのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 09:18:10
18902文字
会話率:21%
むかしむかしのお話です。
まだ生き物たちがみんな助け合っていた頃、
今では嫌われものの虫たちも、立派に誰かのために生きていました。
これはそんな虫たちが嫌われものみなるまでのお話。
キーワード:
最終更新:2021-06-23 23:36:11
6197文字
会話率:32%
【嫌われ者の死霊術師がサーカスで人気者になる。闇属性シンデレラストーリー】
「お前はクビだ」
冒険者の少女ナスターシャは、腕利きのネクロマンサー。
死霊術は死体を操る魔法と忌み嫌われているが、実際にはあらゆる『補助魔法』に加え、死者を
優しく看取る『除霊』を行うなど、善良な魔法使いが大半である。
――どうしよう。
魔王が討伐され、世界にはすでに平和が訪れていた。
魔物は減り、多くの冒険者が仕事を失う『冒険者不況』。
クビになったナスターシャは路頭に迷う。
ネクロマンサーは『不吉』、『不気味』、『不潔』とレッテルを貼られている。平和な時代では、強さもアピールできない。
がんばっても再就職先は見つからなかった。
そんな時、冒険者ギルドから変わった求人をもらい物語が動き出す。
彼女が辿り着いたのは、幼い頃から憧れていた夢の舞台――冒険者サーカス団『パレード』。
大人気の興行団で、ナスターシャは意外な適性を発揮する。
魔法は照明や霧といった特殊効果として、除霊のための舞いはダンスとリズム感として、思いがけず脚光をあびてしまう。
次第にサーカスに打ち解け、世間のネクロマンサーへのイメージも変わっていく。
しかし人気は生者だけではすまない。
彼女は都市の祭りと退治されたはずの魔王の秘密について、幽霊からの頼みを聞くことに――。
嫌われものの少女が多くの人を笑顔にし、サーカスのスターへと成長していく物語。
※現在、最終話まで一気に投稿するため、書き溜めを行っています。
次回更新まで少し間が空くと思われますが、今しばらくお待ちいただければ幸いです。
(2020年11月14日追記)
書き溜め終わりました。12月18日(金)より投稿を再開します。
年内に完結見込みです。
(2020年12月13日追記)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 21:08:21
182848文字
会話率:36%
前世はニートで転生した今はオーク。オーク!?
よりによって転生した先はチート勇者や美少女エルフなどではなくファンタジー世界の嫌われもの――オークだった。
オークと言えば豚のように醜悪な顔に灰緑色の皮膚をしている魔王の手先のモンスターだ。
そ
んなオークに転生してしまったのだからテンプレどおり人間の村や町を襲って焼いていこうと思う。
だって焼かれる覚悟があるから冒険者は俺達オークの街を焼くんだろ?
これは故郷を人間に奪われた一匹のオークの復讐譚。
中世ファンタジー世界に銃と宗教が入り乱れる戦記開幕!
ん? 冒険者にやられて金がない? なら増税だ! それでも足りぬのなら借金だ! は? 戦力もないの? なら徴兵だ! 民衆を徴兵して銃を持たせて即席の戦力にしろ! え? 予算が足りないから教会への寄付をやめろ? 馬鹿者! 主に捧げる金銭にケチをつける奴がいるか!!
あぁ、主よ! どうか俺にお力をお貸しください。さすれば俺はこの世から一匹残らず猿獣人共を消してご覧にいれましょう!! 我らが行く末に星々の恩寵があらんことを――!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 21:10:06
647067文字
会話率:42%
私には何も無かった。
あったのかもしれないが、無くなってしまった。
何故なのだろう。私のせいか?私がいけないのか?
私は悪くない。私は悪くない。私は悪くない。
だから、私に価値は無い。私はただの殺人鬼で嫌われものだ。
何がいけな
かったのか知らない。分からない。
私は無知な愚か者だった。知らないのなら知ればいい。
価値が無いなら無理にでも価値を作ってやる。
世界を知ろう。人を知ろう。私は旅をするんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 08:38:30
67260文字
会話率:45%