冷えた肌の輪郭をなぞった
泡がたつ色水アルコールの匂い
最終更新:2019-08-08 02:00:00
270文字
会話率:0%
~WIZARDWARE(ウィザードウェア)魔法戦記シリーズ第1弾~
青年アキムは結論を迫られていた。上空に浮かぶ「影の王」の輪郭――真球の姿をした巨体、圧倒的殺戮能力を持つ人類の宿敵は、現在100年の眠りについていた。目覚めるまでの期限
はあと12年。一度は滅亡の危機に瀕したレジスタ共和国は対抗策を講じていたが、武器は「魔法研究所」が開発を続ける魔法弾のみ。木々を揺らすだけの弱い光の塊に比べ、敵の大きさは直径50メートル。巨大さから「第3の天体」とも喩えられる。
彼は無理難題を解決する為、戦闘中とある知識に目をつける。別の世界に存在すると文献に記載された「ソフトウェア」と呼ばれる情報技術だ。世界を仰天させるアキムの謎解きが幕を開ける。
★主人公が「魔法弾」と呼ばれる小さな光の塊を、ソフトウェア(C言語プログラミング)の仕組みと独創的な発想で拡張させ、巨大な敵と戦う物語。ページをめくった瞬間、ファンタジー戦記&SF&ミステリーの複数ジャンルを網羅した新しい世界が飛び出します。徐々に明らかとなる敵の正体と世界観……。ラストまでどうぞお楽しみください。
★本作は情報技術を嘘偽りなく魔法とファンタジーで表現したITの手引書でもあります。読み進めることでコンピューターやプログラミングのコツ(知恵)を習得できます。
☆カクヨムでも公開しています。無断転載はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-19 22:21:24
233799文字
会話率:27%
高校生の少女・鷹山彩羽(たかやまいろは)は、夏のある日、ふとしたことから「別の世界」を認識できるようになった。そこは現実とは違い、一面が漆黒に覆われ、冷気に満ち、現実に存在する建物や物質の輪郭だけがそのまま浮かび上がる世界。だがその世界には
、人間をはじめとした生き物は一切存在しない。「Hxyrpe」と名付けたその世界の不思議な美しさに魅せられた彩羽は、遊び半分にその世界へ没頭していく。だがその世界には、彩羽も知らない危険な秘密が隠されていた――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 18:00:00
52181文字
会話率:51%
ある島の住人、涼宮愛は、高速道路での残虐無比な殺人事件の犯人に惹かれるように探し求める。一方、その三年前に創楔会の教徒に依頼を受けた松本弦治も彼に惹かれ、、、。 現在と過去。現実空間と仮想空間。圧倒的な悪と絶対的な光。全てが交差し、物語は信
じられないほど歪みながらものすごい速さで突き抜けていく。そして見えてくる彼の輪郭とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-20 12:41:14
791文字
会話率:13%
元パティシエの宮川は、親友の伝手で入社した先の会社でイベントのお菓子を作ることになった。
自称『愛のキューピッド』である親友が言うには、「部長はマドレーヌが好き」。
自覚していなかった部長への想いが輪郭を成し、好きという想いは募るが……。
季節的に書きたかっただけです。
かなり頑張りましたが長いし、ちょっとおかしい部分あります。
※好評だったらR18版で続きは予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 15:14:46
11400文字
会話率:32%
電車で出会った女子高生は僕の目を見て言った。
「わたしを殺してください」
吹っかけられた無理難題。
手の届かない風景、真実に一番近い嘘。飛び込む先は虚構の世界。
僕に出来ることはあなたの一番美しい姿を切り取ることだけだ?
最終更新:2018-09-04 21:29:57
26796文字
会話率:48%
久々に会った友達と安酒を飲んで気持ちよかったのにインスタグラムを見ていたら再発しました。
初投稿です
最終更新:2018-08-23 02:38:06
302文字
会話率:0%
記憶の片隅に置いてきたはずの、あなたの面影。
時間が経つほど輪郭は朧気になり、新しいものに塗り替えられていく。
それでいい。僕は、それを選んだ。
「あなた」ではなく、「きみ」を選んだ。
なのに、なぜ。
今になって「あなた」の声が聞こえるのだ
ろう。
「私は、あなたが来ることを、ずっと待っているから」
ほら。こんなにも鮮明に聞こえる。
あのときに戻ったみたいに。鮮明に聞こえる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 10:00:00
4124文字
会話率:41%
現代よりも少し昔の時代を舞台に、孤独な少年と少女と一羽のカラスによるちょっと痛くて温かいお話。
キーワード:
最終更新:2018-07-10 12:43:03
10034文字
会話率:36%
いつも小綺麗な格好をしている会社の女の子が、めちゃくちゃな化粧でやってきた。なんとか理由を尋ねてみれば、「透明人間になってしまったんです」
最終更新:2018-04-29 16:06:14
11465文字
会話率:50%
大いなる神の亡き世界にてその子らによる玉座を争う代理戦争が始まって既に百年もの時間を犠牲にした。
世界の終焉、樹が腐るように一刻一刻と蝕んでくる虚無が煉獄をも呑み込みだしたのはつい先日の事、時間は無い。
この世界に凪をもたらす存在、魔
王。
終わりの見えないこの戦争の終わりを願う人々はその存在の登場を待っていた…
※赤花野 ピエ露からお読みくださる皆様へ
[書き口調話し口調が時代を映す香りとなり、描き手絵柄が変われども象徴が個を主題を題材を認識させる。口をほどにものを語る目を点で表し、命萌ゆる風景を心躍る情景を一節で書き表す。それらは信頼と知識があって成り立つもの、読み解く意思があって成り立つもの。心情無き情景に色は付かず、情景無き心情を見定める事は難しい。 しかし、本当にそうなのでしょうか? 描かれる色も輪郭も目の見える人間の創り出した概念、目にしたからと言えどもそれが本物ではないのです。何故ならば、全ての解釈が事象の一欠けらにしか過ぎないから、ならばこそ、その解釈の違いを楽しみたいなと私は思います。 この物語には味気無さがあり、霧のような靄のような霞とも言える表現が多々出てきます。全ての解釈は人それぞれ、違いを楽しみ考察を楽しみ余韻に浸れるよう努めさせていただきます。この物語の為に書かれた背景を読むも読まぬも人それぞれです、お愉しみ頂けますよう心からの嗤顔で精進させていただきます。慣れないストレッチやマッサージは暴力的に感じてしまうものです、頭と心を柔らかくするマッサージだと思っていただければ幸いです。 追伸:『雑で暴力的な文章だ』、なんて言われると私は悲しき日々を送ります、(ΩДΩ)フェヒャァッハァッ、ってないちゃいます。]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 21:51:57
43499文字
会話率:44%
夜の浜辺で二人。
一人は年端もいかない少女、もう一人はどこか疲れた風貌の男性。
春先だというのに少女は薄着で静かに湾になった向かいの高速道路の明りを見つめている。
男はそれを後ろから声をも掛けずじっと眺めている。
「ねぇ、先生」
澄んだ
空気に少女の声が響く。
薄い輪郭の少女が青白い街灯に照らされて振り向いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-14 23:20:18
535文字
会話率:39%
午前5時。夜の終わりと朝の始めが交わる、あいまいな時間。激務からの帰り道、主人公と同僚の麻奈との関係を映し出したかのような都心の夜明けが迫りくる。地下鉄終点のその先、あの十二段の階段を上り切ったら……
最終更新:2018-01-12 04:48:55
2678文字
会話率:21%
彼女がたとえ世界を愛しても、
たとえ世界を捨てたとしても。
それでも、世界は融けてゆく。
最終更新:2017-12-16 01:50:19
22453文字
会話率:36%
定年退職をしてから、生きる意味をなくしたオレ。
降りる予定のない電車に揺られながら、思い出の輪郭を描いていく。
最終更新:2017-10-12 23:39:21
1960文字
会話率:17%
暗い。ここ……、は?
気付けば私は、光無き一面の闇の中に座り込んでいた。
――本文冒頭より――
何も見えない暗い闇の中、主人公は自身を認識した。ここがどこで自身が誰か分からない、とすぐに気付いた主人公は、得体の知れない不安に押され、
闇の中からの脱出を試み、手探りでありながらも動き出す。
主人公に成り切って楽しんで下さい。何から何まで手探りであるアドベンチャー感を。情報が集まっていき色んなことの輪郭や全容を把握していくサスペンス感を。
これは、何事にも疑問を持ち、それについて考えるのが好きな人にお薦めな、ダークファンタジーです。
(旧題:冥き異世界独り旅 ~自分を失くした世界の旅人~)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-19 18:23:56
695744文字
会話率:12%
2007年5月末、山梨県の富士樹海で心臓をくりぬかれた女性山岳カメラマンの惨殺死体が発見される。それが後に犯罪史にその名を残す『心臓強盗』事件の始まりだった……。それから数週間のうちに新たに二人の犠牲者が発見され、事件は連続猟奇殺人事件へ
と発展する。富士樹海で若い女性の心臓を奪う猟奇殺人鬼に対し、山梨県警は犯人の輪郭さえ見つけられないまま手詰まりになっていく。そんな中、最初に殺害された女性カメラマンの婚約者はこの状況に業を煮やし、復讐代行人・黒井出雲に自分の婚約者を殺した『心臓強盗』の殺害を依頼する。調査を開始した出雲は程なく事件の真相に行きつく。が、それは新たな事件の幕開けに過ぎなかった……。事件の裏で暗躍する出雲と、それを阻止せんとする警察庁特別捜査本部。だがそんな中、『殺し屋』黒井出雲による前代未聞の殺戮劇が幕を上げようとしていた。『探偵』であり『殺し屋』でもある存在……『殺し屋探偵』黒井出雲の真の恐怖が白日の下に晒される!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 00:05:11
263295文字
会話率:60%
\少女は世界を救いたかった\
/でもダメだった/
\人の輪郭は時と共に変化する\
最終更新:2017-03-21 18:24:26
4922文字
会話率:46%
死んだ私は三途の川にて、青い輪郭を持つ者に『誰かの夢に現れる権利』を与えられる。
誰を選ぶか、誰を選ばないのか、決めた選択の行き着く果てに待っていたのは――。
最終更新:2017-03-18 09:32:52
5907文字
会話率:22%
朝陽がみたいと彼女は言った。
夜明け前、青い空気に染まり微睡みの中をたゆたう街を、彼と彼女の二人は歩いていく。
目覚めの予兆を感じ、色づき、熱を帯び、その輪郭を現していく世界の中で、想像の譜面を道標に二人だけの時を刻む。
たとえ世界に見
放され取り残されてしまっても、それでも一緒にいてくれますか?
「一緒にいたい」ただそれだけを望む、二人の男女の願いの物語。
この作品は作者HP、エブリスタ、pixivでも公開しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-23 00:26:50
23846文字
会話率:23%