※参謀本部(つまり第三者による俯瞰)視点です。1話1000文字以内の短い報告書がつらつらと続きます。
突如何の前触れもなく魔王と呼ばれる存在が姿を現し、異形の魔物が人類の生活圏への侵攻を始める。
同じ大陸にあって友好関係はないものの
、戦争もなく適度に共存していた北部王国、共和国、教会、南部王国の4陣営。
突然の侵攻の前になすすべなく敗退した共和国。共和国にあった教会本部が早々に占領されたため、組織的な対応が全くできなかった教会。
共和国の意図していない時間稼ぎによって抵抗勢力を組織化する時間を得た北部南部両王国。
本記録は、北部王国軍参謀本部が魔王軍対応へ本腰を入れ始めた時期から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 14:13:36
95484文字
会話率:25%
クラスのいじめを止めに入ったら、今度は自分が対象になってしまった主人公の世良町。精神が摩耗していく日々に嫌気がさした彼は、お昼休みに教室から人気のない第二校舎へと逃げだした。しかし、誰もいないと思っていたその第二校舎の裏には木陰に腰掛けて本
を読む、絵にかいたような美少女がいて……?大人びているような、浮世離れしているような、かと思えば子どものようにお茶目な君。不思議ちゃんな「彼女」と、どこにでもいる僕の織りなす学園ラブコメ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 01:09:47
186328文字
会話率:56%
前世で言いたいことを言わずに生きていた三五歳のマッサージ師が、末端貴族の令嬢ソフィ・ブラウン一六歳に転生していることに気づく。
「言いたいことを我慢する人生なんてくそくらえだ」
「はあ?」
「婚約破棄、上等」
婚約破棄をされ、家族が夜逃
げして、住むところもないどん底から、元敏腕マッサージ師がその腕一つで奮闘する。五十肩の女将、肩こりの宰相、腰痛持ちの王族、ソフィのマッサージの虜になる人が多数出現する。路地裏のマッサージ店には、いつしか行列ができるようになるかもしれない。そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 15:04:55
95251文字
会話率:66%
人間は、二十一世紀の半ばに至り、ついに現実世界という衣を脱ぎ捨てようとし始めた。
東京湾岸の研究施設に勤める技術者・**小野田紘(おのだ ひろし)**は、試験的に導入された「全感覚没入型VR装置《レヴナント・ゲート》」に接続する。
しかし
、その起動は一方通行だった。ログアウトできず、現実世界との回線は沈黙する。
紘が目覚めたのは、戦国風の仮想空間。そこは「火縄銃」が蒸気で動き、「家臣団」がAIで構成され、「大名」たちは記憶と感情を有していた。
城郭の麓で出会った武将、**朽木左近(くちき さこん)**は、銀鎧に身を包み、物腰柔らかに語りかけてきた。
「急くでない。命あらば、語る日も来ようぞ」
紘は彼と行動を共にしながら、城から、村から、砦から脱出を試みる。
だが次第に、この仮想世界は「ただのゲーム」ではないと知る。
敵として現れる戦国武者たちは、明らかにプレイヤーではなく——何か「意志のある存在」だった。
その中で、紘は幾度も死にかけ、幾度も「生き延びさせられる」。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-07 10:00:00
73229文字
会話率:24%
梅雨明けのはずが梅雨明けせず、度重なる豪雨で自宅の畳に水たまりを見つけた男――彼の足先はいつの間にか透明な水となり、体の半分が徐々に“水化”していく。ズボンの裾にビニール袋を詰めて出社を試みるも、会社の床から漏れる水に気づかれ早退。帰宅する
と腰までが液体となり、鏡に映る自分の顔も青白く揺らいでいた。隣人の老婆も、謎の水没現象には口をつぐむしかなく、やがて部屋は完全に水浸しに。心臓の鼓動は「ぽちゃん、ぽちゃん」という水音に置き換わり、ついには胸から上までもが溶解していく。翌朝、管理人が「また漏水か」と片付けに訪れると、水たまりの中央にかすかに残った人影が薄く笑みを浮かべていた。男は今もその波紋の底で、新たな犠牲者が足を踏み入れる瞬間を静かに待ち続けている――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 21:09:35
1606文字
会話率:0%
中学二年生の|勇人《ゆうと》は、祖父母とのドライブ中にまさかの交通事故で命を落とす──そして目覚めた先は、草原広がるファンタジー異世界!
突然現れたお気楽女神によって、異世界転生が確定。さらに「うっかり」で一緒に死んでしまったじいちゃんと
ばあちゃんも、若返って転生済みというまさかの展開に!
チートスキル《解析眼》《生活魔法》を手に入れた勇人は、祖父母の行方を探して旅に出るが……。
「ドラゴンはぶん殴ったら吹っ飛んだぞ」
「年金より金になるからな」
筋肉と人生経験だけで異世界を無双する元・高齢者コンビと、中二病気味な孫の凸凹パーティが誕生!
異世界×世代ギャップ×家族愛!?
これは、三人で最強を目指す“ちょっと変わった”冒険のはじまり──!
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よろしくお願いします!
※カクヨムにも掲載してます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 21:05:29
1866文字
会話率:37%
猫の探偵社
野上尚樹。
北海道で生まれた彼は幼い頃から、自然と動物との触れ合いの中で育った。富良野の大自然の中で成長する中で、不思議な能力が備わっていく。彼がその能力に気づくのは、富良野の地を離れた後。両親がなくなり叔母に引き
取られ、妹と二人、千葉に引っ越し中学校に通い始めてからになる。
大学生になった時、妹の友達の行方不明になった猫の捜索を手伝う。部屋に残された猫が普段使っていた道具に触れた時、不明になっている猫の感覚が尚樹の心に伝わった。すぐに尚樹は猫の元にいき、探し出す事に成功する。この事があり卒業時に就職で悩んだ際、不明猫の捜索専門の探偵社を作る事になった。
本条尚子。
尚子は帰国女子。父親の仕事の都合で日本と海外を行ったり来たりの少女時代を過ごす。海外の生活が長い為か、臆する事なく言葉を発する傾向がある。子供の頃に空手を習い始め、全国大会でも入賞する達人だ。尚樹のような特殊能力はないが、探偵社入社後、探偵学校で最優秀の成績で卒業、探偵としての調査能力、格闘術に優れ、喧嘩の弱い尚樹を補佐して事件の解決にあたっていく。尚樹は猫の捜索以外はやりたくないが、尚子は事件に関わるのを好む。事件がらみでは尚子の体力が大いに役立っていく。
黒猫のノアール。
生後三か月の黒猫だ。足腰がしっかりしだすと、自分の周囲の事件の匂いを嗅ぎ取り、解決の為に奔走する。そんな中、溝にはまり家に帰れなくなり、飼い主が尚樹に捜索依頼をした。ノアールを探し出すと、彼女の抱えていた案件解決の為に、尚樹と尚子を巻き込んでいく。解決後、尚子の元に里子に出され、探偵事務所の所長に就任した。
猫の捜索専門の探偵社だが、人と猫のかかわりは深い。猫に絡んで人の事件にも巻き込まれていく。猫の見た事や感情を知ることが出来る尚樹は、人間には知る事が出来ない事実から、事件や様々な案件の背景を読み解く。黒猫のノアールは特殊な感知能力と、周囲の猫達の情報で確信部に迫っていく。尚子は...並外れた格闘術で叩きのめす事もある。一匹と二人は猫と人とが関わる事件を解決していく。
一匹と二人...事件に関わる度にそれぞれの能力を成長させ進化させていく。日本全国を巡り、土地の因縁や人の因縁と向かい合う。物語は一話完結形式で、時系列で進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 20:23:19
109644文字
会話率:62%
ギャグの勢いだけで終わらせない、ジジイ・ミーツ・ガール(ボーイミーツガール)爆誕!
かつて世界を救った伝説の英雄【ジジルド・ヨーツーモチ(現在、99歳)】。
腰痛・白内障・耳遠いの三重苦。
だが、彼の目はまだ死んでいなかった。
世界が
再び魔王の脅威に晒されたとき、現代の若い勇者たちは次々と倒れていった。
残された最後の希望、それはかつての英雄【ふぁんたジジイ】だった。
老化によるバグか。神のいたずらか。くしゃみひとつで国が滅ぶ。
「わしは魔王よりも腰痛が怖いんじゃ!」
ファンタジーな世界で、最終兵器(ファイナルふぁんた爺)が立ち上がる。
世界よ、覚悟しておくんじゃ!
※1秒でも真面目に読もうとしたら負ける構成になっております。
ギャグが多めですが、物語の厚みも意識して書きました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 22:24:49
5791文字
会話率:38%
「じゃあな、役立たず」聖剣に愛想を尽かされ、丸腰になった勇者レオン。戦えなくなった彼は自分のパーティーから追放されてしまう……。
最終更新:2025-07-04 19:07:06
870文字
会話率:21%
前世で身分違いの恋に破れたナディア・ノリスは孤児として異世界に転生し、魔具師としての才能を開花させた。
そして引き取ってくれた義両親の事業に大きく貢献していた。
だが、権力に目が眩んだ義両親は伯爵家のボンクラ次男との婚姻を強引にすすめて来た
。
間違いなく訪れる「不幸な未来」を回避するためやっとのことで逃げたナディアは、魔獣が棲む「黒の森」で腰ミノだけを纏った一人の青年に助けらる。
行く当てもないナディアはしばらく匿ってもらうことになった。
しかし見た目以上に「原始人」過ぎる彼の生活を目の当たりにしたナディアは、「健康で文化的な最低限度の生活」をさせることを勝手に決意。
ナディアによる正体不明な腰ミノ青年の原始的な生活改善の物語が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 18:20:00
41519文字
会話率:36%
これまで大陸を統べていた〝彩(さい)王朝〟が崩壊し、六つの国に分裂して5年。
覇権を争った戦争も一応の終息をむかえたものの、国内が疲弊するとともに野盗や魔物の出現による治安の悪化で各国もその対応に悩まされていた。
そんな中、〝青の国〟
中央政府は除隊した兵士たちを様々な仕事に就かせ、一般人では困難な仕事にあたらせることで、国内の不満や不安を解消させようとしていた。
〝配達士(ポストマン)〟もそのひとつで、元〝青の国〟兵士トウマ・ライナスは手紙を詰め込んだ鞄や腰の刀とともに、人々の手紙を届けるためにはるか遠方の地へと赴いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 22:31:44
873692文字
会話率:52%
魔王を討ち、世界を救った――そのはずだった。
異世界で英雄と称えられた勇者アルムと仲間たちは、戦いの終焉と共に元の世界へと帰還。
だが待っていたのは、栄光の報酬ではなく、社会という名の巨大な迷宮だった。
コンビニの深夜バイトで叱られる元
勇者。
資格試験に落ち続ける元賢者。
腰痛に悩む日雇い労働者となった元戦士。
医療資格の壁に阻まれる元僧侶。
年金は未加入、職歴は「ボランティア活動」扱い。
異世界での功績は、この国では「何の価値もない」と言い渡される。
しかし、かつての敵――魔王軍の元幹部たちは、それぞれ社会保険労務士や税理士、人事部長へと転職し、社会制度という“魔王以上の強敵”に順応していた。
「真に強いのは、制度を理解した者だ。」
希望を失いかけた英雄たちは今、再び立ち上がる。
次に彼らが戦うのは、年金制度、雇用格差、そして社会の構造そのもの。
“英雄”とは、社会の不条理と戦い、人々に希望を灯す者である――
魔王を倒した英雄たちの、その後の人生を描く異色の社会派ファンタジー、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 18:00:00
25501文字
会話率:52%
漆黒の空が広がる魔界の中心。高くそびえる魔王城の玉座に、ひとり静かに腰掛ける魔王、ジグラルド。その瞳は氷のように冷たく、だれにも心を開くことはない。異常なほど強い魔力を待ち、家臣達にも恐れられる。それゆえ、彼は孤独だった。何もかもが、つま
らない、そんな日々を送っていた。
だがその日、ジグラルドの運命を変える存在が、城門を叩いた。
「魔王! お前を討伐に参上したっ!!覚悟っ!」
大きくて凛とした声。だが現れたのは、勇者とは思えないほど小柄な少女だった。
「……なんの冗談だ? 子供か……?」
ジグラルドが嘲笑しかけた瞬間、勇者は力いっぱい剣を振り下ろし、魔王の障壁を、鋭く切り裂いた。キッと力強く自分だけを睨み、自分と対峙する小さな勇者の姿。その真っ直ぐな姿に、魔王は心を奪われた。
そしてーーー、魔王は女勇者に恋をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 18:00:00
7420文字
会話率:39%
日本で平凡なサラリーマンだった田中誠は、目覚めると中世ヨーロッパ風の城塞都市に転生していた。慢性の腰痛は消え失せ、胸に刻まれた謎の家紋が剣才を導くまま、“偶然”を超えた驚異的な戦闘力を発揮し始める。盗賊討伐や祠での試練、冥界の門をくぐる過酷
な戦いを経て、誠は自らが戦神の血脈を継ぐ者だと知る。やがて暗黒竜や冥界の大軍との最終決戦が幕を開け、平凡な“おじさん”の運命は壮大な英雄譚へと塗り替えられていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 01:50:45
17300文字
会話率:34%
深く静まり返った古城の一室。豪華絢爛なベルベットのカーテンは閉じられ、外の光を辛うじて遮っていた。室内の隅には、何世紀も前のものと思われる古びた書物が積み重ねられ、埃をかぶった燭台には、燃え尽きかけた蝋燭が物寂しげに立っている。重厚な木の扉
の向こうからは、時折、夜の静寂を切り裂くような風の音が聞こえてくる。
その部屋の中央に置かれた、背もたれの高い椅子に腰掛けているのは、一見すると年端もいかない少女だった。絹のような光沢を放つ漆黒の髪は長く、繊細なレースで飾られた純白のネグリジェが、彼女の儚げな美しさを際立たせている。しかし、その瞳の色は、吸い込まれるような深い真紅。そして、その奥には、千年という途方もない時を重ねてきた者の、底知れない孤独と憂いが宿っている。
彼女の名前は、アリア。かつては強大な力を持った吸血鬼の女王だった。絶対的な支配者として、長きにわたり一族を統治してきた。しかし、ある夜、彼女は最も信頼していた者たちの裏切りに遭い、その強大な力と共に、過去の記憶を失ってしまったのだ。
今のアリアに残されているのは、16歳ほどの少女の外見と、女王としての本能的な気高さ、そして、時折頭をよぎる、まるでガラスの破片のような断片的な記憶だけだった。自分が何者なのか、なぜここにいるのかさえ、はっきりと分からない。ただ、胸の奥深くには、拭い去ることのできない深い悲しみと、かすかな怒りの炎が燃え続けている。…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 14:25:07
2422文字
会話率:33%
「お前とは離縁だ!俺はこのジゼルと再婚しようと思っている。とっくの昔に我が領地も立て直したし、こうなったらお前のような芋女の顔など見たくもないからな」
愛人の腰を引き寄せながら、フラナド伯爵は自らの妻に冷たく言い放った。
落ちぶれ
ていたフラナド伯爵家は、三年前に嫁してきた現伯爵夫人の領地経営のもと、右肩上がりに持ち直した。
その伯爵夫人こそ、離縁をまさに今言い渡されているメリアーナである。
過去の離縁まで指摘され、"芋女"、"みすぼらしい"、"実家が太いだけで何の長所も無い"と夫は言う。
「確かにわたくしは二度ほど侯爵家に出戻ってはいますけれど……」
領地を豊かにするのが趣味な女性の、三度目の離縁の顛末はいかに──
全六話。前半は糖度が低いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 05:31:33
64744文字
会話率:27%
「僕」は漠然とした不安を抱えていた。
気づいたら学校は行かなくなり己の道を見失いかけていた。
そんなある日、秋も始まったころ、ふと夜の散歩に出かけることにした。
そして流れ着いた慣れ親しんだ丘の草原に腰かけて夜空を見上げると_______
___。
合唱曲、「COSMOS」を元にしたお話です。聴いたことがある人もない人も楽しめるお話となっています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:04:34
32252文字
会話率:48%
八木原勇吾、26歳。
都内の本社で営業職として働いていたが、ある日突然、香川県丸亀市にある地方支社の「管理課」へ異動を命じられる。
スーツが当たり前だった日々から一転、待っていたのは――
草刈り、トイレ修理、社用車の管理に、地域のソフトボ
ール大会への強制参加!?
まるで“会社版サバイバル実習”のような業務に、戸惑いと汗と情けなさが止まらない!
「俺、いったい何しにここへ来たんだ……?」
最初は逃げ腰だった八木原。
だが、口の悪い課長・藤巻や、地元出身の明るい経理・大島、
どこか訳ありな同僚たちと接していくうちに、
“数字では測れない仕事の意味”や“誰かを支える働き方”を少しずつ知っていく。
この町の風、この会社の空気、この管理課の雑務――
その全部が、何もできなかった自分に「役割」を与えてくれる。
これは、「働くとはなにか」を見失った若者が、
汗と泥と味噌汁で、もう一度「社会人」を始めなおす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:57:54
57120文字
会話率:27%
高校生になった私と、完璧(に見える)男ケイゴ。
ケイゴは誰にでも優しくて紳士的、物腰も柔らかでよくモテるヤツだ。
でも、彼は少し独占欲が強いようです。
最終更新:2025-06-29 05:40:14
385976文字
会話率:65%
創造神マナから八歳の時に授かるスキル。少年は「自己再生」というSランクのスキルを手にし冒険者としての生活を送っていた。だが、その内容は酷く、装備、武器もないまま丸腰で魔物の元へ送られ苦しむ姿を娯楽として仲間に見られていた。
少年は痛がる
のが嫌だったが、ついに体の中の何かが壊れ、痛みを覚えなくなる。しかし、それと同時に仲間に見捨てられオークションで売られてしまい少年の人生はこのまま誰かのおもちゃとして遊ぶという絶望の淵に立っていた。しかし、ある老人に出会ってから……
※作者のストレスが溜まった時に出すので、不定期投稿です。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 00:00:00
20065文字
会話率:55%