倉 美津羽26歳OL。
体を鍛える事が趣味、そして筋肉フェチ。
現実世界でたった一人の姉に絶望して叫んだら、目を覚ました先は異世界の第二王女の体。
今までとは似ても似つかない真逆の美少女の顔に喜びつつも、あまりの体の貧弱さに頭を抱える。
王女とは名ばかりで誰にも期待されない、見向きもされない境遇に戸惑いながらも、元からの
ポジティブさで、何もない王宮を快適にトレーニング出来る場所に改造し始める。
そんな最中、運命の背筋と出会う事となる。
まさに理想、夢にみていた理想の筋肉
でも彼とは大きな身分の差が…
そんな身分の差を乗り越えて果たして愛は成就できるのか?
何もない王女は、不遇な境遇を乗り越えて反撃できるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 15:48:13
2410文字
会話率:24%
前作で暑さを増すお話を書いたので、今度はヒヤリとするお話を書いてみました。
タイトルまんまですが、お話自体は短いです。
不定期更新の予定です。
最終更新:2020-12-01 12:00:00
6599文字
会話率:2%
『文 明 崩 壊』
この四文字が頭をよぎった。
崩れ行く東京の街並み。まるで人の命を養分にしてるかのようにアスファルトを割って急激な成長を遂げる木々。
B級映画のワンシーンみたいなできの悪い光景が、背筋が寒くなると同時に、どこか他人事の
ように冷静になってる俺は自覚した。
大きな地鳴りと風景の変化は、時間にすると1分だろうか。もしかしたら10分かも、いや30分かもしれない。
俺と妹、そして両親は、その間一言も発さなかった。
父さんの「とりあえず車に戻ろう」という言葉が聞こえたのは、地鳴りが収まったしばらく後だった。
高尾山の麓にある駐車場も漏れなく割れ、木々に覆われていた。
アウトドアが趣味な父さんのランドクルーザーのおかげで、ボロボロになったアスファルトをなんとか進むことが出来た。
車の中では誰も「なぜ」とか「どうして」と言わなかった。
たぶん、誰もその答えを持っていない事が明白だったからだろう。
それから俺たちは救出活動や食料確保などに奔走したのだが、その時の事は正直、覚えていない。
ただ言えるのは、あまりに苦しく、救いようのない状況だったという事だ。
八王子地区の避難所に着いた際、自衛隊員にこの惨状に着いて聞いてみた。
不確定要素が大きく、末端は何も知らないのとほぼ一緒だと言っていた。
ただ、どうやら原因の一部と見られている大穴が何箇所もある、ということだけは聞いた。
後にその大穴は「ダンジョン」と名付ける事になる。
ダンジョンでは人間にとって非常に有益な"物"が取れた。
その中で最も人類に求められていたものは『魔石』である。
魔石は、風力や火力、原子力などの発電機構に代わるエネルギー源として機能し、更にエネルギーの抽出に複雑な機構を必要としない、殆どの発電機構を失った我々にとって、夢のようなアイテムだった。
無数に存在するダンジョンから、人々の生活を賄う程度にそれらを発掘する事は、自衛隊だけでは難しかった。
そして作られたのが民間でもダンジョンに関する事業や探索に関する制度、DSSだった。
そこから人々はダンジョンについて詳しく知って行くことになる。
中の構造が一日ごとに変わっている事、文明の利器が通用しない事、そして『魔物』と呼ばれる生物が存在している事などだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 12:11:25
57853文字
会話率:15%
背筋を伸ばした 白髪のシンガー
最終更新:2020-09-08 20:25:41
243文字
会話率:0%
侯爵令嬢であるアシュリーは幼い頃から自分が貴族女性という型にはめられる事を苦痛に思っていた。
ドレスよりもズボンを履きたい。
段々と膨らむ胸が嫌だ。
生理なんかもっと嫌。
かと言って男性になりたい訳では無い。
唯、自由になりたいだけなのだ。
性別に縛られて生きたくは無かった。
アシュリーは側仕えのメイドであるリンに恋心を抱いていたが、呆気なくその恋は終わりを迎える。
失意の中、出会った背筋も震える程に見目麗しいシリウスと名乗る男に酔った勢いで長年抱えていた自分の性別に対する違和感を洗いざらい話してしまう。
するとシリウスは言った。
「君に自由を捧げよう」
そして深酒に呑まれた翌朝、侯爵家に一通の手紙が届く。
なんと若き国王陛下がアシュリーを妻に迎えると書いてあった。
大騒ぎの後にアシュリーが降した決断は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 07:08:36
17385文字
会話率:25%
夏のホラー第二弾。
寝過ごした彼が降りたのは小さな無人駅。
特に駅から出られないわけでも、心霊現象が起きるわけでも無いが、彼が味わう背筋が凍るようなお話です。
最終更新:2020-08-27 20:47:06
5579文字
会話率:18%
いつもより遅くなってしまった帰り道、私が見たものに背筋が凍った…。
最終更新:2020-08-22 11:03:48
1172文字
会話率:37%
数年前から懇意にしているモンキチの誘いを受けて、ウキタロウたちは山を目指した。
道中は笑いが絶えない一行は、久しぶりの里帰りに大いに胸を膨らませていた。
しかし言い出しっぺのモンキチは、ときどき暗い顔をする。
なぜだろうか、
それは彼が過去に受けた屈辱を忘れられないせいかも知れない。
山の向こうに聳える入道雲が、モンキチの背中越しに見えた夏の日の一ページ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 23:26:28
2643文字
会話率:44%
「さてと、そろそろ感情の記録作業でもやるか」
俺はソシャゲの周回作業を一時中断し、ぐっと背筋を伸ばしながらそうつぶやいた。
最終更新:2020-07-24 22:17:41
4468文字
会話率:47%
昔、小説家をしていたお爺ちゃん。
そのお爺ちゃんが「怖い話」をしてくれるって言うんだけど…。
いやあのさ、僕はそういうリアルに怖い話をしてくれとは言っていないよ?
僕も物書きだからその怖さは解る気はするけどさ…。
最終更新:2020-07-22 11:58:16
3036文字
会話率:17%
これは、誰かの物語。
それは、他でもない"私"かも知れないし
それは、他でもない"君"かも知れない。
現実とは違う。
しかし、現実に近い所で生まれた物語。
甘酸っぱい恋の話し
這い寄るような背筋の
凍る話し
にわかには信じがたい笑い話
胸を締め付けるような悲しい話し
君は、どんな話しが好きかな?
もしかしたらそれは
案外近くにあるかもしれない。
・・・
※投稿不定期。完結予定なし。
気まぐれで、どんどん更新していきます。
物語に終わりはないのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 22:28:27
17596文字
会話率:10%
夏にピッタリな背筋の凍るホラー短編4本、ここに見参!
幽霊たちに線路へいざなわれるタピオカ女子、防災用のスピーカーから流れる不気味な放送が嫌いな少年、朽ち果てた廃村で立ち往生してしまう男、そしてボッチな教え子のために頑張りすぎる先生の
物語でお送りする、豪華4本立てです。
1話完結型、どれもサクサク読めます。一気読みしすぎて恐怖のあまり眠れなくならないよう、ご注意を……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 14:30:05
12818文字
会話率:52%
今宵の夜空の下に『天使』と『悪魔』は舞っていませんか?
星を眺めているときに見えるかもしれませんよ。
もしみつけられても、彼らが戦っているようには見えないでしょう。
―その世界には『天使』と『悪魔』がいた。
それらは日が完全に落ち
ると現れる。
夜、『悪魔』は天気を荒らしにやってくる。
夜、『天使』はそれを止めにやってくる。
そのふたつの意思が衝突するとき、『天使』と『悪魔』は舞うかのごとく戦うのだ。
主人公:咲徹は足が不自由で、車椅子が彼女の足の代わりになっている。
彼女の通う高校は「ウェザー」という制度があり、
夜になると「天使」になることができるという内容のものだ。
だが、気の乱れによっては黒い翼、すなわち「悪魔」になることがある。
―「悪魔」を止めるのは「天使」の役目だ。
「悪魔」は天気を操り、
「天使」は秩序を保つ。
咲徹に取り巻く過去、現在、そして未来。
彼女たちがどうやって物語を描き、
どんな終幕を迎えるのか―
窓から入ってくる風で髪が揺れる。
夜の静かな空気は心地いい。
背筋を伸ばした背中からは、ゆっくりと
白い翼が広がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-05 17:00:00
3986文字
会話率:22%
貰った能力は言霊(中位)プラスこれからの行動で決まるらしい何か。それだけで何らかしら頑張れ?無理があるけど、仕方がない。それなりに考えるし頑張るよ。
最終更新:2020-01-09 00:11:02
81254文字
会話率:48%
エルナブリア王国には異世界転成者が溢れていた。
日本から異世界に転成する者達が異常に多すぎるのだ。
通称「神」が転成させる元地球人達はエルナブリア王国の者達では無い。
故に、その存在はエルナブリア王国に「副作用」を起こし「ダメージ」を与え
てしまう。
まあ、ぶっちゃけて言うと転成者は周囲にいる者達を無能にして、転成者を褒めて褒めて仕方の無い者達に「変質」させてしまうのである。
ゴミをゴミ箱に放り込む、コップを使って水を飲む、椅子を使って座る、背筋を伸ばして歩く等々…………こんな当たり前の事で住民達は色めき立ち、彼を英雄とたたえる。
さらに、彼らはふざけた力(チート)で圧倒的な力を振りかざし「無意識に自ら生み出した魔物」を倒して、己の強さをワ誇示する。
その力は「神」にもらったもので、決して転成者自身の力では無いのだが…………うん。
・住民達の無能化
・転成者信奉による王政の弊害
・魔物の発生
そんな、異世界転成者による汚染が深刻になりつつあるエルナブリア王国。
ある日、シンカリア・ヨリナガ・レシュティールは「修学旅行」と称した「転成者殺害」の任務を無理矢理命じられる。
転成者達を殺してエルナブリアの平和を守れ、と。
転成者を殺す力を持つ魔道士シンカリアと、転成者以外にはめっぽう強い銃撃士サトリマックス。
神滅兵器と呼ばれる少女レスクラに、神の力を失ってしまったリィンリン。
彼女彼らは転成者から世界を守るため、転成者殺しを決行する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 09:00:00
110845文字
会話率:45%
「伸びた背筋が綺麗なひとだった」
「何を考えていたのか、わからないひとだった」
「僕は、ここではないどこかへ行きたかった」
三人の生徒会長を取り巻く青春小説。
2010.FL7掲載作品
最終更新:2019-12-04 14:53:31
53080文字
会話率:41%
ちょっぴり背筋が怖くなる、どこか不思議な話をお届け致します。気が向いた時に更新していく予定です。
最終更新:2019-10-25 01:33:19
4368文字
会話率:31%
ある邪な目的で近畿地方の私立大学に入学した僕。そこで出会った奇人変人たちによる怪奇な学生生活。背筋が寒くなるような怪談話を取りとめもなく集めた物語。
最終更新:2019-09-05 22:52:04
17475文字
会話率:42%
ある日ふと海辺を歩いていた『僕』は、潮風に誘われ風を感じ取る手段を考えいる最中、
そこですれ違った"人"が持っていた『かざぐるま』を見てある仮説を立てる。
その仮説を立証する為に愛車である場所へと向かうと決めたが、途中で
自分の記憶や感覚に少しづつ違和感を覚え始める『僕』。
そんな中、『僕』は背筋が凍るようなものを助手席に乗せるはめに。
『かざぐるま』、『助手席の存在』、『僕』の謎を解くべく、ある場所から転々とするストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-01 08:00:00
12308文字
会話率:21%
小説家になろう名物「夏のホラー」の季節がやって参りました!
今年も背筋が寒くなる名作・力作が、ガンガン出そろうことでしょう。楽しみだね。
でも、怖いハナシばっかりだと、読んだ後にトイレに行けなくなるからね……。
そこで箸休めに、軽
めの噺を4編ほど。
題して『厄落とし怪談 2019 夏の病院』
ハイ、それでは宜しく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 11:47:54
8568文字
会話率:10%