ネアは歌乞いだ。
雪深く魔術の潤沢なウィームに呼び落とされ、人ならざる者達が隣人として暮らすこの世界で、ウィーム領主の館で契約の魔物を伴侶にして、ご主人様!となってしまう魔物に三つ編みを引っ張って欲しいと強請られつつ、日々の仕事に励み暮らし
ている。
天賦の事故率を誇るネアの、ほのぼのゆったりとした美しいウィームでの日常と祝祭、美味しい食べ物と不思議な生き物たち。
苦労人で魔術書オタクな領主に、その庇護者の怒ると怖い妖精、狐姿でボールに夢中な義兄の魔物や、時々ちびちびふわふわした生き物にされてしまう使い魔に、仕事終わりに遊びに来る死者の王まで。
これは、「薬の魔物の解雇理由」で、魔物を解雇したネアと、ネアを伴侶にしたディノのその後のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 17:48:33
8538374文字
会話率:43%
神様達の間違いで死んだ松田透は、お詫びと厄介払いを兼ねて、動物好きだからと「テイマー」として異世界に蘇らせてもらえることになった。
しかし、地球の神様と違う異世界の神様の度の過ぎたサービスにより、
生まれながらにして世界を震撼させるテイマー
になってしまい、果てには魔王とまでいわれてしまう。
違う、そうじゃない。
狼やドラゴンや犬や猫や狐をもふもふできればそれで良かったんだ。
彼は異世界で果てるまで時折そう呟いていたとか。
※物語はゆっくりまったりな感じに書いています。目を閉じて頭に浮かんだ光景をできるだけこぼさないように丁寧にと。真意は読めば分かるかと。2章と3章が群像劇と言えば分かりやすいでしょうか。
※タイトルを2019 7/18に変えました。以前はテイマーになりたいと言ったが魔王になるとは言ってねぇ!(もふもふもっふもふ) でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 00:00:00
1020648文字
会話率:42%
「あのね、ここは乙女ゲームの世界なの」
狐の亜人である少女ミクゥは、その双子の姉クレアから繰り返しそう聞かされて育った。
そのゲームとやらの破滅ルートを辿ってしまうと、ミクゥは大変な目に遭ってしまう、それを阻止したいのだとクレアは考えてい
たのだ。
そもそもミクゥが恋に落ちなければ未来は変わる、と考えたクレアは、一目惚れはするなと言い聞かせつつ戦闘のための訓練を二人でしてきた。
そして来る運命の日。シナリオ通りに魔物の群れが村にやって来てしまう。絶体絶命のピンチ、そんな時に現れたのはゲームの攻略対象者であるイケメン三人組だった!
「おかしい……きっと、あの三人の中に私と同じ転生者がいる!」
一方、イケメン三人組のうちの一人、エクトルはまさにクレアの予想通り転生者であった。推しキャラであるミクゥの破滅ルートを阻止するために、彼もまた動いていたのである。自分はヒロインに心奪われたりなんかしない。一途にミクゥを想い続けてみせる、と。しかし……
「なんで魔物の群れの中心に、あの双子狐がいるんだ?まさか、転生者!?」
「「ミクゥの幸せは、絶対に守ってみせる!!」」
目的は同じなのに手段が正反対の両サイド。腹の探り合いをしながらそれぞれの道を突き進む!
そんなやり取りを何も知らないミクゥのふわふわのほほんとした視点でお送りする、異世界転生ラブコメファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 18:18:35
231755文字
会話率:51%
その日、わたしは爆誕した。
尻尾の数を大切にする妖狐族に生まれた少女、ナユタはいつまで経っても尾が増えずに馬鹿にされていた。遂には「劣等尾である貴様を村から追放する」と村長にいわれてしまう。そしてその日、人生を一変させる出来事が起こる。
尻
尾が増えないのは外れギフトのせいだった!?絶対に見返してやる!!
これは後に世界最強に至る少女が旅に出るまでの物語。
※タイトルを見てヤバいと思った人、わざとです。ただ違うかは作者ではわかりません。是非読んでね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 13:00:00
18647文字
会話率:42%
怪我を負い、森の中で休んでいた狐のもとに一人の人間が現れる。その人間は、どうやら普通の人ではないようで...。
なんでこいつ言葉わかんないの?!なんで毒草ばっか集めてくるわけ?!要らないから!それ毒だから!...ってあんたそれ...食べ
たの...?
文字もわかんない話もできないこれじゃ意思疎通もできやしない!常識はどこに落っことしてきたの!
これは、大怪我を負った狐と、こちらの常識どころか言葉もわからない、何の因果か迷い込んだ青年が成り行きで一緒に旅をするお話。
...豆腐...めんたる?なにそれ?変なこと言ってないで早く言葉覚えて。
温かい目でご覧いただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 00:08:05
27453文字
会話率:20%
おおかみと、二人の女の子の話。
連作短編です。掌編の塊なので、1話にまとめました。
※別ハンドルの個人サイトをたたむ前準備に移設しています。
移設元:http://ordin.heavy.jp/bo/
最終更新:2021-09-01 07:00:00
8851文字
会話率:16%
友達に勧められたVR MMO『Vivid Online』にはアニマと呼ばれる使い魔がいた。
その使い魔は使い勝手の難しい妙なスキルを持っていて…
最終更新:2021-08-29 18:28:32
8538文字
会話率:23%
十五歳で異世界に転移したサイトーは大賢者となり、魔王を倒して無事日本に帰還する。
地元でささやかな生活を送ろうとしていたが、既に十九年の月日が流れていた。
しかも元同級生のマドンナを救ったり妖狐を助けたりするうちに、マフィアや現代日本の異
能集団に目をつけられる。
何とかことを穏便に済ませようとすればするほど、妖怪から「御屋形様」と呼ばれたり、マフィアや異能集団から「ドン」とか「ボス」とか呼ばれ始め……
なかなか普通に暮らせないことを、悩む日々が続くのだった。
※書籍化決定! 詳細は随時報告します。
※更新は週一~二回程度を予定してます。
※カクヨム同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 20:06:38
324806文字
会話率:36%
ゲームをやっていたらゲームキャラのまま異世界に転生してしまった。
身体はゲームなのに世界は現実。一体何がどうなっているのやら?
魔法が好きな少女は魔法が使えるこの世界で生きていくことを決意する。
憧れていた魔法を使ってのスローライフ! だけ
どそんな思い通りに行く訳もなく……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 00:00:00
764254文字
会話率:40%
狐を助けた十年後、あの時助けてもらった狐です、とお嫁に来た。けれど、十年前に助けた時に、エキノコックスにかかってしまった俺は、幸せな新婚生活を送る中、死んでしまう。これは、俺が死ぬまでの間に、嫁と幸せに暮らした物語だ。
最終更新:2021-07-22 22:07:33
4389文字
会話率:17%
役立たずと呼ばれたハズレスキル――【守護霊獣】を持つ新人冒険者フィリは困惑していた。
「お前のスキル何の役にも立たないし、弱いしいらねえわ」
と自分からパーティ誘っておきながら雑用係と酷使したあと報酬も払わず、さらに暴行を加えた上で追放
したAランクパーティがなぜか次の日には自分のことを忘却していた。何よりそれから彼らは妙に不幸続きで、やがては崩壊してしまう。
新人冒険者だからと騙してぼったくり価格で武器を売りつけた商人が、なぜか急に融通を利かせてくれたりと、フィリにとって幸運が続いていく。
他にも、気に食わないという理由だけで訓練と称して折檻してきた先輩冒険者が次の日には怪我だらけで人が変わったように親切になっていたり、
不思議がるフィリの側には、他者には見えず、触れる事もできない一体の獣がいた。
それは周囲からは何の役にも立たないと言われていたスキル【守護霊獣】によって現れた九尾の狐――レギナだった。
「ねえレギナ。もしかして君、また何かした?」
「もふ? コンコン!(な、なにもやってないよ!)」
「なんで、顔を逸らすのかな? ねえ何か隠してるでしょ」
「がる~(か、隠し事なんてするわけない)」
「……正直に言いなさい」
「きゅーん……(あたしがやりました……)」
守護聖獣であるレギナは、主であるフィリを護りたい一心で自身を成長させ、悪意ある敵を霊的もしくは物理的に報復し、逆に主であるフィリやその味方には幸運を与える力を手に入れていたのだった。
その結果フィリは努力と共に冒険者として成長していく。
これは、超過保護な守護霊獣と努力を惜しまない少年による成り上がり冒険者譚だ。
*他サイトにも投稿してます
*ざまぁあり(主人公の直接的関与はなし。スキルによって相手が自滅する系ざまあ)
*無双ではない(主人公は成長タイプ)
*メインヒロイン登場遅め
*ヒロインのNTR等の胸くそ要素はなし
*ハーレム要素微有り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 11:09:29
46934文字
会話率:53%
恋に神事にもふもふに、賑やかな九尾のお屋敷のスローライフが今、始まる!
美しくて気ままな九尾の狐、『御珠様』の妖術によって高校生の浅野景が迷い込んでしまったのは、獣人だけが暮らす和風の異世界!
有無を言わさぬ御珠様のもふもふで妖艶な誘
いに翻弄された景は、いつの間にか御珠様のお屋敷で住み込みで働くことが決まってしまい、更にたびたびちょっとエッチな誘惑を仕掛けられることになる。
お屋敷には他にも、おしとやかな灰白猫の『ちよ』、悪戯好きな白狐の双子の『都季』と『灯詠』、優しくて頼りになる狸の『蓬』、寡黙に剣の道に生きるカモシカの『十徹』など、様々なケモノたちが暮らしていて。
隠し部屋や妖しい歌や雨夜の儀式など、不思議な出来事を体験しながら景は、ケモノたちに信頼されて仲良くなっていく――!
※pixiv、アルファポリスにも公開しています。
※2020/6/27、読みやすくなる様に改稿しました!
※第2回モーニングスター大賞の一次選考を通過しました!
※第8回ネット小説大賞の一次選考を通過しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 21:05:20
257833文字
会話率:33%
会社をクビになり、婚約者には裏切られ、不運続きの人生を送っていた私。ついには事故で高所から落下し、気が付けば異世界の森の中で幼女になっていた。
どうも転生先の叔父に、森へと捨てられたようだ。途方に暮れた私だったけど、偶然にも喋る狐……のよ
うなもふもふ生物に気に入られ、一緒に暮らし始めることに。
私の魔力量はかなり多いようで、料理にモンスター退治に魔術が大活躍!
もふもふ達と暮らしているうち、竜騎士のルークさんや、優しい村の人たちとも仲良くなっていく。
私を捨てた人たちは何やら困ったことになっているようだけど、そんなの今更知りません。前世では得られなかった幸せな生活を、私はのんびり楽しもうと思います――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 13:00:00
115387文字
会話率:37%
魔力を持つ狐の姿の獣のうち、妖狐と称される種がある。
その中で、伝説の狐、八尾が長となり束ねる一族がいた。
妖狐は力量があるほど尾の数を増やす。
これは妖狐の中でも特に力ある一族の物語である。
※「天地無窮を君たちと」本編(6章くらいまで
)読まないとわからないと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 19:00:00
87320文字
会話率:48%
【章-話数でナンバリングしてます】
ここはユグドラシル。人や獣人、龍族や地底人など様々な種族が住まう大陸。
そんな大陸の中心、人の街《ミズガルズ》で一人の人狼が処刑された。
双子の人狼であるハティとスコルは、後にラグナロクを止める為の鍵
となる、全ての文字が消えた『零の魔導書』を、目の前で処刑された母親の部屋から見つける。
興味本位で魔導書を開けば、母親の意思が綴られた手紙が挟まれていた。手紙に綴られていた意思を引き継いだ少女達は、魔導書の完成を目標に、ラグナロクを止める為に旅を始めるのだが……
登場人物全員が一癖二癖ある?もふもふでふわふわな双子の物語が今始まる!
第三章開幕中!
挿絵/ILNF様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 00:00:04
150318文字
会話率:49%
超大型一貫校『水雲学校』に入学した佐倉皐月。
入学してから一ヶ月後、たった一人だけしか居ない生徒会の生徒会長、干支本時雨《ほしもとしぐれ》の秘密を知ってしまう。
秘密を知ってしまったからこそ、生徒会に入ることになる皐月。その日を境に時雨と一
緒にいる時間が多くなり、次第に恋愛感情を覚えるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 21:49:09
10661文字
会話率:44%
他の世界の人である「迷い人」が、多く迷い込む世界。そんな世界に迷い込んだ主人公。現地人の優しさに触れながら相棒の小狐をモフリながら共にこの世界を生きていくこととなる。世界最高峰と謳われるモフリストに師事することで、遠い未来伝説のモフリストと
して名をはせることになるかは、神のみぞ知る。
※マグネットマクロリンクの方でも投稿しております。
※R15タグは保険としてつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 11:30:02
129907文字
会話率:45%
黒髪黒眼の青年ユーゴは、相棒の小狐(こぎつね)コンと共に今日も今日とて街中を駆け巡る。
時には、街の人と交流したり、時には、ユーゴと同じく相棒がいる少女とお話したり、時には、ギルドで依頼を受けたり……。
その中には、ほとんどと言っていいほど
もふもふたちがいるのだ。そんなユーゴとコンのもふもふがいる日常のお話。
※こちらの短編は、自作「小狐さんといく~異世界モフモフ道中」の番外編となっていますが、
本編を知らない方でも楽しんでいただけるよう書いています。
※この短編は、ノベルアップ+様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 23:41:48
8821文字
会話率:57%
【春編完結。夏編開始!】
女子高生の美咲は、雑貨屋さんを巡るのが趣味。ある日、商店街の片隅に和風の雑貨店【四季堂】を見つけた。「あんなお店、あったっけ?」恐る恐る足を運ぶと、店主の沖常(おきつね)が出迎える。なんと頭には白銀の狐耳が!「素
敵なコスプレですね」と声をかけたら、気に入られてしまった。
【四季堂】の雑貨は、夏の花火みたいな極彩色の絵の具、冬の雪を閉じ込めたスノードームなど、どれも四季の彩りを大切にした逸品。沖常の手作りなのだという。
作品を求めて訪れる神々(狐火、緑坊主、カマイタチ、鬼、花姫、猫娘など)と戯れながら、美咲は心地よく、実は疲れ切っていた心をゆっくり癒していく。
※挿絵があるお話には★がついています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 21:55:19
275910文字
会話率:40%
とある神社の洋菓子好きな狐と巫女の幼なじみ。そんな二人のいつも通りのある日。
※およそ月一更新です。
この作品は「小説家になろう」にて連載しているものです。無断転載は固くお断りします。
最終更新:2020-11-23 12:45:01
70082文字
会話率:50%
大妖怪の妖狐「オウカ姫」と、人間の伯爵のもとに生まれた一人娘「リリア」。頭には狐耳、ふわふわと宙を飛ぶ。性格は少々やんちゃで、まだまだ成長期の仔狐なのでくしゃみで放電するのもしばしば。そんな中、王子とのお見合い話が…嫌々ながらの初対面で、喧
嘩勃発!? ゆくゆく婚約破棄で、最悪な相性なのに婚約することに。
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-12 19:00:00
137046文字
会話率:39%
高校生の水原慧吾(みずはらけいご)は気がつくともふもふの真っ白い仔犬っぽい何かになっていた。そして美形の騎士団長のユークリッドに飼われて溺愛を受けすくすくと大きくなる。
聖獣様が、王様になったユークリッドとその子孫を、不本意にも日本と異世
界を行ったり来たりしながら二五〇年に渡って守護をしているお話。
「わんこだ! モフらせて!」
「わふわふ!」
(俺は犬はじゃない!)
元聖女のことも遠くから近くからひたすら見守っています。
眷属に、きまぐれ狐の銀毛に加え、腹のふくふくした白ウサギのシロトラが増えました。
※悪役令嬢・婚約破棄タグがありますが、ガッツリ悪役令嬢ものではありませんのでお気をつけください。
※この小説はアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 23:00:00
153592文字
会話率:44%