由緒正しいお家柄の20歳の娘が、公衆の面前で屁をこくなど、あるまじき行為である!
やんごとなき名家の孫娘である忍海 奏(おしみ かなで)は何不自由なく育ってきた。
1週間後に、祖父が主催する茶事を開くことになっていた。祖父の道楽で、忍海
邸の庭内に特別な庵を作ってあるほどだ。
友だちの、益子と葵を誘い――スペシャルゲストとして、セレブのキャサリン・羽生田まで招待するのだという。
奏は、益子と葵と久しぶりに再会し、会話に花が咲くが、葵から下世話な話を聞かされる。
奏にべったり寄り添っている家政婦、大地 みよ子こそ謎に包まれているのだと。
あの家政婦は常に奏のそばに、忠実な影のように、時には物言わぬ【隣人】のように寄り添っているのはなぜか? 彼女は何者なのか、推理しようと提案する。
しかしながら、レディたちがいくら知恵を絞ろうと、これといった答えは思い浮かばない。
そんなこんなで、1週間がすぎ、いざ茶事がはじまる。
いくら気心の知れた仲間内とはいえ、お茶の最中の失敗は許されない。
ましてやキャサリン・羽生田は女魯山人と評されるほどの、いくつもの肩書を持つテレビでも引っ張りだこの文化人である。
キャサリンはこの会に取材がてら参加しており、アメリカに帰ったらエッセイを執筆するという。
なのに、よりによって肝心なお茶の席で、奏はむしょうに屁をひりたい欲求にかられるのだった……。
※ジャンルは推理でありながら死人は出ませんし、トリックもありません。はっきり言ってコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 15:00:00
20655文字
会話率:26%
久保田 隆利(くぼた たかとし)ことタカポンと、美咲(みさき)であるミサリンの二人は休日のたびに神社仏閣をめぐるのが趣味だった。
今日も岡山県美作市北原の荒神社めざして車で爆走中だった。
道中、夫婦漫才なみのボケとツッコミをやりながら、や
いのやいの話しているうちに、道をあやまってしまい、山道に入ってしまう。
道のわきにはお地蔵さんが一体だけあり、なんだろうと降りてみると、背後から郷土史家をやっているという男に話しかけられた。
この地蔵こそ『屁の宮』だという。屁の宮にはおならにまつわる伝説があるといい、男は語るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-16 18:46:17
7077文字
会話率:49%
山田夏花には秘密がある。
それは「屁」と「嘘」だ。
「嘘を見聞きすると屁が出てしまう」体質の夏花は、ある日奉公先の主人・丹羽冬史郎が居るとも知らず、豪快に屁をぶっ放してしまう。
だが冬史郎は怒るどころか、夏花の屁を胸いっぱいに吸い
込んでいた。自分の屁を吸われ夏花は気が遠くなりそうだったが、冬史郎の亡霊のような見た目はみるみるうちに健康そうな美青年へと変わっていった。
丹羽家に与えられた「呪い喰い」の能力を受け継いだ冬史郎は、本来自分の中で消化していた呪いが夏花の屁によって浄化することができることに気づいたのだ。
夏花に屁をさせようと嘘ばかりつく冬史郎に、夏花の恥ずかしさと不満はどんどんたまっていく。
そんなある時、夏花の前に冬史郎の継母である艶子が現れ、冬史郎の抱える秘密を告げる。
二人の本音がぶつかるまで、屁は何度でも生まれては消える――。
※主人公が屁を吸われる少し下品な話です。R15と残酷な描写~は保険です。きっとハッピーエンド。のんびり更新。
※肥前文俊先生主催第十四回書き出し祭り参加作品(改題前「屁っこき娘と噓つき坊ちゃま」)の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 17:29:04
49947文字
会話率:42%
大学のキャンバスにて先輩が走っているところをみかけたので、珍しいこともあるものだ、と追いかけた。
最終更新:2023-03-07 08:13:00
1885文字
会話率:23%
秘密結社【ヘモス会】
わたしはこの恐るべき結社に所属していたことを告白しなければならない。
その恐ろしい活動内容とは……!
最終更新:2023-02-01 10:47:53
1459文字
会話率:0%
だらしなく横たわる旦那が屁をこいている。
ただーー、妻はムカついてたまらなかった。
最終更新:2023-02-01 00:50:58
200文字
会話率:0%
ついに勇者を倒した魔王だったが、祝いの場に自分の娘がいないことを気にしていた。
そんな中、魔王は勇者の最後っ屁により現実世界へと飛ばされてしまう。 そこで出会ったのは娘と似た雰囲気の人間。 魔王はプライドを捨てて「会話の練習相手にな
ってくれ!!」と懇願するのだった。
弱点丸出しで人間にボコボコにされたり、幹部に邪魔をされて現代が滅ぼされかけるなど、いろいろあるが現実世界と異世界を行き来するのだった。
全ては、そっけない態度の愛娘に振り向いてもらうために!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 14:56:46
21508文字
会話率:52%
星間国家から指名手配されていた異星人に十七歳でアブダクションされて狐耳と尻尾付きの銀髪狐娘に改造されてしまった御来屋玉緒(みくりや・たまお)。
なんだかんだ苦労しながら『タマモ』として星間文明世界に馴染んだと思ったら、今度は異世界召喚事
故で乗ってた個人所有の星間輸送船とともに異世界へ。
海賊相手にステゴロ上等だった銀髪狐娘(270歳over)が、異世界で妖艶金髪狐美女に人化した相棒の超高性能人工知性体ダッキさん(本体は宇宙船)とともに、異世界で暴れたり、自分を取り戻したり、悩んだり、癒されたりと、淡々と異世界で過ごす、日常系SFかも知れないお話。
※不定期更新です。
※一話四千から五千文字前後で偶に六千字超えます。
※悩んだ末にジャンルはハイファンタジーとさせて頂きました。
※大量発生する屁理屈地の文にご注意下さい。
※最初、割と突然の鬱展開があります。
※タグのガールズラブは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 19:00:35
83728文字
会話率:47%
学校の授業には意味がある。
意味については学習指導要領を読みましょう。
その上で文句いうべきだと思うんだ。
ってか、普通にその質問をして「アスペがー」という趣旨の事を最近言われないのは、最初にバズった人の文章が秀逸だったからだと思う。私
は小学生時代にリアルで言われた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-01-02 09:17:28
1136文字
会話率:20%
世界は混乱のただ中にある。大きな戦争を四度経たこの世界で四度の災害で地球は荒れ果てた。
地球のアイスエイジ化、次世代疫病の蔓延、新生物の脅威、そして自転磁極軸反転《ポールシフト》。
人類は地上を棄て、二手に分かれた。宇宙へと旅立つグループと
地下へと逃げ込んだグループ。
そしてこれは地下へと逃げ込んだ人類の話だ。
根暗で偏屈、屁理屈と悪知恵ばかりが働く少年であるジャック・ハロウィーンは少し前から街の中に現れた落書き(グラフィティ)を楽しみにしていた。
そのグラフィティには数式が隠されていて、それを導き出し『キューブ《CUBE》』を創り出した。
そのキューブ《CUBE》恐ろしい機能があった。
図らずもそれを用い暗黒街の悪党たちを刺激してしまう。身を狙われ、逃げ回る最中で出会ったのは『イレーシング・ネクロ』と呼ばれる技術で再誕した兵士の少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 00:37:53
26780文字
会話率:17%
生粋のネットチンピラ 見下 鎮兵は異世界に転生することになったが、呼び出された女神の前で得意の屁理屈をこねてしまい・・・。
最終更新:2022-12-20 18:00:00
41372文字
会話率:27%
コジツケ、デマ、屁理屈で人を言い負かし、それをネタに生計を立てていたピロユキだったが…
最終更新:2022-11-09 19:46:06
3544文字
会話率:50%
『私はIアイです』
万能型生活サポートAI、tal-ker(トーカー)へ質問をすると、答えの最後にそのフレーズを返すようになったのはいつからだろう。
★
人類はAIよりも愚かである、という仮説の上で書いたショートショートです。
仮説ですよ。仮説だったら!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 13:01:11
1641文字
会話率:37%
或(あ)る男が悪魔を魔界から召還したのですが、あんまり望み通りの悪魔ではなかったようです。
何せ、その悪魔はとても美しく、そして悪魔にしては少々ピュアでしたからね。
※本編:或る可哀想な男と悪魔の話、の裏話です。
本編を未読の方はぜひそち
らからお読みください。
全年齢対象なので、ホラーやお色気要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 22:18:01
4503文字
会話率:56%
人生に絶望した男が、ある日悪魔を呼び出した。
そして男が願った内容とは……。
最終更新:2021-07-20 22:56:02
5978文字
会話率:57%
人形の紙に転生した男。
ペラペラとした姿になったとしても残っている。
前世の少しばかり自尊心。屁理屈と減らず口。
僅かな権能で、それなりに過ごす話。
最終更新:2022-10-31 07:06:09
33606文字
会話率:29%
魔法や超能力、科学が発展した近未来の日本
自己蘇生の特殊能力を持つヒーロー、イモータルは相棒のブレインガールと共に、悪の科学者カーソリーを倒すため日夜活動を続けていた
ある日、カーソリーが街に出没すると、イモータルが何者かに殺されていた
一
体誰がヒーローを殺害したのか、ミスブレインを助手に据えてカーソリーの推理が始まる
矛盾、いきあたりばったり、屁理屈
テキトウな推理を繰り広げるカーソリーはイモータルの無念を晴らすことが出来るのか
ヒーロー物ミステリー風ギャグ小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 00:00:00
14065文字
会話率:78%
インターネット黎明期、多くのライターに夢を与えた、とあるサイトの管理人へ感謝を込めて書きます。資産を持たぬ便利屋の私は、叔母へ金の融通を申し入れるが、拒絶され、縁を感じてシティバンクに向かうも、禿げた行員に挙動を疑われ追い出される。仕方な
く、無一文で便利屋を始めると、すぐに怪しい来客が訪れ、あの有名アイドルチェリー・アパッチのためにひと肌脱いでくれと頼まれる。失敗したら命もきわどくなる、いかがわしい話だが、取りあえず乗ってみることに……。この先、どうなる……。 お笑いミステリーです。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 04:08:22
42227文字
会話率:77%
物語風に書いてみようとして、色々、ゴチャゴチャになってしまいました。
キーワード:
最終更新:2022-09-23 19:04:19
636文字
会話率:0%
言い訳で、屁理屈です。
キーワード:
最終更新:2022-05-01 19:17:05
659文字
会話率:0%
言い訳でも、屁理屈でも、なんでも。
キーワード:
最終更新:2022-03-08 19:16:16
437文字
会話率:0%
ある冒険者が病気で死んだ。
百年後。
人類の敵最強の一角『吸血女帝』が消えた。
同時期、無名冒険者の伝記が広まり始めた。
そこには『吸血女帝』と幾度となく戦いを繰り広げた、名もなき英雄の姿が描かれていた。
千年後。
『不屈』のカイは冒険
者の理想として最古の英雄と呼ばれた。
誰もが信じて疑わないカイの存在。
それを疑う者がいた。
「あれは冒険者を増やすための一種のプロパガンダだよ」
『理屈屋のエド』はカイの伝記が空想だと言い張る。
そこへ謎の女が現れ、誰もがへきえきとする屁理屈を聞いた。
「もしかしてたら吸血女帝が書いたのかもしれませんね」
「ありえない。心が無い。だから魔物なんだ」
英雄からは程遠い。
過去の英雄に難癖をつけているだけの男。
彼は後世に影響を与える有名人となった。
それは一冊の本の影響だった。
冒険者を手助けする謎の女。ある時は秘術を授け、ある時は魔法を伝授し、英雄を導き、時に冒険者同士の間を通訳してとりなす。
冒険者好きでどこか怪しい女について数世紀にも渡って追う、妙にリアルな伝記。
『通訳の女』の著者として有名になった。
そして、またどこかの僻地の酒場で論争の種にされる。
「この『通訳の女』実在しないんじゃないか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 07:06:12
9852文字
会話率:37%
毎年クリスマスになると、遠く離れた異国の地フィンランドからサンタクロースがやって来る。
のですが、僕らは彼とは全く無関係ですよ。
毎年繰り広げられる兄弟たちの活動とは…
最終更新:2022-08-31 00:00:00
2215文字
会話率:14%
卑屈な童貞少年ノビルはひょんなことから魔王に転生する。
魔王になって無双できるかと軽く考えていた矢先、神から与えられたスキルは「放屁」だった。
絶望に打ちひしがれていたノビルの前に現れたのは、前世のマドンナに瓜二つの勇者だった。
ノビルは放
屁で人間も魔物も笑顔になれる世界を作れるのだろうか!勇者と添い遂げることはできるのだろうか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 02:50:33
524文字
会話率:17%
僕、北沢孝宏(きたざわたかひろ)はネット小説を書きはじめて数年の大学生。
そんな僕には一つの疑問があった。恋愛関係にとかく出てくる「幼馴染ヒロイン」だ。
負けるにせよ勝つにせよ点数が凄く多い。
人の良い幼馴染のえりちゃんこと畑中恵
理子(はたなかえりこ)に相談してみることに。
「もしもし、エリちゃん。今大丈夫?」
「大丈夫やけど、どうしたん?」
「相談に付き合ってほしいんやけど」
「ウチで力になれるかわからんけど……」
と頼んだのだけど。
「アホちゃうんか?アホちゃうんか?アホちゃうんか?」
などと叱られて色々ひと悶着あった末。
「ほんとしゃあないんやから」
というわけでなんとか頼み込むことに成功。
彼女には「小説家になろうよ!」の恋愛作品上位を読んでもらったのだけど-
「その前にウチらって幼馴染なん?」
「うぐ。いや、世間的な定義やとそうなんちゃう?」
「言うても、小説と違ってウチら高校ちゃうかったやん」
痛いところを突かれたり。
「エリちゃんはやっぱ天然やね」
「ウチは天然ちゃうもん」
「また脱線してる。小説の話!」
どうでもいいことで脱線したり。
「この子、仲良いを通り越して男の子のこと馬鹿にしとるんよね。そこが好かんわ」
「ず、ずいぶん厳しいお言葉で」
思いっきりラブコメにマジレスしてみたり。
「色々見て思ったんやけど、続いていく関係ってのが憧れなんやろうね」
かと思えば鋭い言葉を放ったり。
「おはよーさん」
「……って!化粧落ちとらん?寝てる時に屁とかせえへんかった?」
よくわからないところで彼女が慌ててみたり。
そんな感じで、小説をネタにして僕たちが語らうだけ……だけ?かもしれないお話。
あ。素面ではやってられないので二人で飲みながらのお話なのでそこは注意ね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 20:58:35
7586文字
会話率:56%