――――――――――時は戦国。
多くの男たちが己の腕と誇りをかけ、戦いの道へと身を投じた時代。
その中でも現代に名を残す大剣豪―――――宮本武蔵。
彼は二刀流を繰り、かの宿敵佐々木小次郎を巌流島で破った凄腕の剣士と言われている
が、その実態は……。
――――――――――――自身の臆病さと戦う、一人の可憐な少女であった。
―――――――時は変わって現代。
俺、宮本伊織は、宮本武蔵が嫌いな、高校生である。
宮本武蔵の息子と同じ名前、実家が剣道の道場ってだけで、学校で散々からかかわれてきた。
剣道は、自分自身を守る為だけに、ただの蛇足で続けている。実家の道場を継ぐわけでもない。その為、師範である親父とは絶賛仲違い中。
いつも思う。
どうせなら、宮本武蔵が女の子だったらと。むさ苦しい髭モジャなおっさんよりその方がいいじゃん、と。
それが事実なら、俺は宮本武蔵のことも好きになるのに、道場も継ぐのに。
いや、こんな事はいくら願っても無駄なことだ。だって歴史の教科書にだって、宮本武蔵の自画像はむさ苦しいおっさんだし。
あ~ぁ、なんて面白味のない世界なんだ。
と、いつものように世界に絶望していると―――――――。
――――――――――何故か、知らない場所に立っていました。
しかも、都会ジャングルとまでもいかないが、ビルが建ち聳える交差点を歩いていたはずなのに、何故か今いる場所は木々が生い茂る林の中。
ギャアギャア、と獣たちの雄たけびが響き渡る中、木々を掻き分けて俺の眼前に現れたのは、美少女と見紛うばかりの美しい少年であった。
時代錯誤な着物を身に着け、手には木刀を持った少年は、俺の事を興味深げに見やった後、胸を張って、
―――――――――――私は、宮本武蔵なるぞ!!
――――――――――――――何だってぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!??????
この物語は、ネガティブな俺(主人公)と、ポジティブな少年?(ヒロイン)と、その他大勢が送る少し不思議な剣劇活劇譚である(早くオワレ)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-25 21:00:00
14309文字
会話率:12%
酒は奥が深い――。
ひとことで云うと、そんな話。
最終更新:2013-09-13 22:36:08
3546文字
会話率:45%
酒は奥が深い――。
ひとことで云うとそんな話。
最終更新:2013-03-03 13:55:49
2006文字
会話率:63%
広島幕府が出来る前、
梅千代と秀就は毛利家のかつての本拠地・郡山城へ行くことに。
そこに待ち受ける試練とは。
最終更新:2013-08-11 21:00:00
4209文字
会話率:69%
自分の道を進む為に、私には儀式が必要だった。
訪れたのは八大神社。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
最終更新:2013-03-14 22:17:07
3530文字
会話率:16%
ふと思ったので書いたもの。
正解なんてありません。
それが人生だと思ってます。
キーワード:
最終更新:2012-02-28 18:26:56
210文字
会話率:0%
ある日、主人公・一条荘介≪いちじょうそうすけ≫のもとに奇妙な少女・朝日向ルナ≪魔術候補生≫が突如として現われ、魔術試験へと巻き込まれていき、闇を知ることになる。誰も知らない世界。知ろうともできない世界。だが試験は戦争と急変し、一条荘介にさら
なる問題がふりかかってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-01 01:44:55
3535文字
会話率:19%
江戸時代初期。剣での仕官を志す二人の若者は、辻斬りをして腕を磨いていた。目指すは、吉岡憲法(清十郎)に勝った宮本武蔵だ。しかしそんな二人がある夜、京の町で恐ろしい目に遭う。実話? 伝説? (*他所でも掲載していますが、転載に問題ありません)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-20 06:41:09
3510文字
会話率:40%
10年目にやっと投球術を開眼したプロ野球の高木投手が、日本シリーズ直前に失踪した。球団から高木投手発見を依頼された境出水と磯田明が捜索を開始する。高木投手を見守る女性と投球術開眼に関係があるのか・・・? 少し切ない青春物語。
最終更新:2010-08-20 11:36:10
14730文字
会話率:50%
宇喜多秀家とゆかいな仲間たち。
負けちゃったからには仕方ない。おっさん従え、トンジキ片手、たまには女もひっかけて、ひたすら京まで走るのみ。今日もみんな元気です。
そんなお気楽冒険時代劇。フィクションレベルは、水戸黄門の300%増くらい
。秀家ファンの人はすまんかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-11 11:41:43
71183文字
会話率:50%
宮本武蔵の兵法の集大成である五輪書も、ビジネス戦略や精神修養の意味では読まれていますが、真の古武道の書としては現在、理解出来る人は少ないと思われます。その理由は、ここに書かれている身体の使い方が、西洋式の体操に慣れた現代人には分からなくなっ
ているからです。著者は、書に書かれている技を分かりやすく解説しようと試みます。武蔵の簡単に書かれた文章からその身体法、敵への対処法を再構成するために、ヒントとなったのが、現在に多くの古い技を残している尾張柳生新陰流の研究でした。と言っても日本人はまだ古い記憶を持っています。お盆で踊る踊りにも、古武道の基本である「ナンバ」の身体法が残っているのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-07 19:04:58
12261文字
会話率:0%
史上最強の剣客といわれるその男、宮本武蔵。彼はどのような試合を経て、剣禅一如の境地へとたどり着いたのか?武蔵の戦った六十余度の試合のうち、とくに名高い七番を取り上げてここに掲載。拙作『剣業伝』より、試合の部分を抜き出して投稿します。先に投稿
した『小金ヶ原異聞』と『はぐれ弥四郎』の原点ともいうべきシーンが描かれております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-26 10:08:34
91869文字
会話率:49%
十兵衛様ァ、綾音はいつか必ず十兵衛様の御傍に参りますゥ__柳生十兵衛を追って旅に出た娘、綾音の前に姿を現した若武者は、自ら氏井弥四郎と名乗る。細川忠利の御前で宮本武蔵と剣を交えたとされる新陰流の使い手、氏井弥四郎。彼は一体何者なのか?弥四郎
は本当に公儀隠密だったのか?謎に包まれた剣客の実像に迫る__訳無いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-23 19:15:27
14020文字
会話率:59%
ぐるぐる乱脈回転する未来の地球が舞台。このシリーズもいよいよ後半に突入です。「魔女の回転予報官シリーズ」今回は連作長編でお届けします。テーマは、チャンバラ!尊敬する山田風太郎先生の『魔界転生』にインスパイアされました(笑)。登場する武士の方
々は、林崎甚助、東郷藤兵衛、柳生十兵衛、宮本武蔵。まぁ、はっきり、マネッこですよごめんなさい。それなりに独自性を出してみるからファンの方おこらないでね。一度チャンバラに挑戦してみたかったんだよ。では、よろしかったらお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げるでござる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-04 14:02:53
67984文字
会話率:38%
西暦1612年、もとい、2612年。とある宇宙の片隅で、二人の武芸者がまさに雌雄を決せんとしていた。マフィアの看板・佐々木小次郎、スピカの風神・宮本武蔵。相棒のナガミツ、ヤスツナを駆って、漆黒の宇宙に火花を散らす。さて勝負の行方やいかに!
最終更新:2009-02-16 02:03:07
30182文字
会話率:58%
僕の初恋の砕けざまを書いてみました
最終更新:2008-01-07 04:51:32
767文字
会話率:0%
14年の悲惨な私の恋を書いてみました。
キーワード:
最終更新:2008-01-07 04:41:40
733文字
会話率:0%
僕が子供の頃、とうちゃんに連れられて映画に行った時の想いで。死んだ親父に感謝をこめて書きました。
最終更新:2007-05-08 23:06:56
3362文字
会話率:13%
時空管理者センターの巡視員マリアは、現代に甦った宮本武蔵、佐々木小次郎と共に、歴史を変えようとする時空犯罪者に立ち向かう
キーワード:
最終更新:2004-07-28 08:49:08
37865文字
会話率:47%