あらすじ
中学三年生だった主人公はひょんな事から別世界と思われる次元へ飛ばされる。
『ノースキリト』
この国では深刻な問題があった。
勇者としてこの国に召喚された主人公は世界を救って欲しいと懇願された。
主人公は世界を蝕む原因を排除
し救う事が出来るのか。
これは真なる敵を見つけ出し、脅威に立ち向かう男の物語。
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補足
ど素人による処女作です。
母になったつもりでみて頂けたら幸いです。
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重要
言葉の表現や言い回し等で違和感や改善点が御座いましたらご指摘下さい。
皆様のお力でより良い作品を一緒に作っていきたいと思っております!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 23:04:01
260580文字
会話率:29%
レナ・シュナイダーは新進気鋭の若手ドレス職人だ。彼女のデザインするドレスは貴族の令嬢達に人気で、特にとある伯爵夫人が贔屓にして広めてくれている。
そんな恩のある夫人の勧めでレナは乗り気ではない見合いをする羽目になる。義理返し、そしてもし狙え
るならば新たな人脈にでも、と打算があったのが不味かったのか、その見合いの相手がまさかの年下。あげく未成年。
義理の家族に虐げられている兄と妹。そんな兄が見合いの席に出る事になった理由を聞いた時、レナは思わず叫んだ。
「貴族こわっ!!」
出会ってしまったからにはそのままにしておけない。救う事のできる力を持っているのだからその力を行使せねばと、レナは「大人の責務」で兄と結婚する形で妹も引き取る事に決める。
あくまで二人を保護するための結婚だ。それぞれが本当に好きになる相手ができた時は、レナは満面の笑みで送り出す……はずが、気付けば兄妹にガッツリ囲われていた。
※婚約破棄されても自力で叩きのめすヒロイン(主人公)と、ドアマット扱いされていたけれども自力で起き上がって踏み返す兄と妹です
※日陰程度のシリアス要素で他はドタバタラブコメです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 21:34:56
73437文字
会話率:51%
「監禁したい」
婚約者を好きすぎるあまり、ちょっと発言が怪しくなってきた第二王子をなんとかソッチに行かせないように突っ込みまくる護衛の騎士と専属侍女の攻防戦。
からの、秩序あるヤンデレに捕まっている専属侍女、の第二ラウンド。
※短
編で書いている記憶喪失ネタと同じ世界線です。未読でも大丈夫なように書いているつもりですが、不明な点がありましたらすみません。
※ノリと勢いで書いているので軽く読んでいただけたら嬉しいです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 15:10:36
7822文字
会話率:64%
前々から好感を持っていた男性、佐野に居酒屋に誘われた刈谷。二人きりで過ごす夜に、刈谷は期待して胸を膨らませる。お酒の勢いで抱くことはできないと言う佐野に、刈谷はお酒の勢いじゃないと告白する。
キーワード:
最終更新:2025-01-02 20:14:31
1379文字
会話率:50%
ダンジョン、レベル、スキルなどが一般的になった世界で、会社員であった加藤晴彦は、会社を辞めて探索者になることを決意していた。嫌いな上司に辞職届を出して、晴れて会社を辞めた晴彦はそのままの勢いで、スキルを得ることができるスキルオーブを買う。六
級のスキルオーブからは大したスキルを得ることはできない筈であったが、スキルオーブから得られたスキルは【魔術】と呼ばれる未発見のスキルであった。
週二~三回程度の更新を目標に書いていこうと思っています。
日間ジャンル別で93位になりました。ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 11:20:07
187884文字
会話率:20%
勢いで神を召喚する儀式をした挙句にそれが成功してしまった現代日本。
ノリと勢い以外に言いようがない理由で振るわれた神の奇跡は、現実改変。
もっと具体的に言うなら、ファンタジーな魔法と魔物によるダンジョンの実装だった。
もちろん、日本は混
乱した。
世界も混乱した。
それでもダンジョンは消える事は無く、うっかりと変わってしまった現実は変わらない。
まぁでも人間というのはたくましく、3年もあればどんなにふざけて見えたところで、現実に適応することが出来る訳で。
魔法と魔物に憧れた人間や、一獲千金を夢見た人間は、こぞってダンジョンへと乗り込んだ。
……ただしその一方、事情をこれでもかと抱えてやる気ゼロに、手癖と惰性で攻略する人間もいる。
これは全てが面倒臭くなった実力者と、その実力者に表に出てほしいファン、そして偶然居合わせた少年による、ダンジョン攻略の毎日の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 00:00:00
195858文字
会話率:55%
「ちっ、お助けキャラは堅物アナベルか…。」
オタスケ…キャラ?
どこの国の挨拶だろうか?
真面目が服着た主人公が、自称ヒロインちゃんをお世話しつつ、ちょっぴり陰謀に巻き込まれつつ、筋肉達に暑苦しく見守られつつ、じわじわと囲いこまれる話。
※本作品に出てくる悪役令嬢は読んで字のごとく悪役です。
感想、レビュー、誤字報告ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 20:23:44
258395文字
会話率:28%
魔術大国メガロの王太子は呪われている…。その呪いを解くのはチート魔力を持つ元ゲーマー転生王女!解呪方法は音ゲーです?!でも腕前は平凡なので、王子を救うために今日も指紋すり減らして解呪頑張ります! 乙女ゲームのテンプレ婚約破棄騒動が終わ
った後の話。勢いで書いた設定ふわり作品。暇つぶしになれば幸いです。
本編終了。番外いくつか更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 18:17:14
58383文字
会話率:24%
=便器に吸い込まれるって一体なんの罰ゲームなのよー!=
仕事から帰ってきて、暖かい炬燵に入ってパソコンを開くと怪しいメールが届いていた。件名も送り主も分からない本文だけのメールには『夕陽真穂路(ユウヒマホロ)様。異世界に迷いこんでみませんか
? Yes、No』とだけ書かれ何度、削除しても繰り返し届く。ヤケクソ気味にYesを選んだが、その時は何も起こらなかった。やっぱりただの迷惑メールだと思ってトイレに入った矢先、『夕陽真穂路様。お待たせしました。ただいまから異世界へご案内いたします』と半透明のディスプレイが目の前に現れ、そして次の瞬間、便器の中へもの凄い勢いで吸い込まれてしまう。最初は戸惑っていたが状況が分かってくると、ここが『龍と鬼の秘恋〜今すぐお前に会いたい〜』ってBLゲームの中だと言うことに気がついた。便器に吸い込まれただけでも屈辱なのに、異世界転生の憧れ魔法スキルが【空気に溶け込む】で、その上【モブのためステータス閲覧不可】って、一体どんな嫌がらせなのよ!カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 12:10:00
101506文字
会話率:58%
そういや年末じゃん。コミケじゃん。とTwitterのトレンド見てて気付いたので勢いで書いた。
キーワード:
最終更新:2024-12-29 06:07:32
1184文字
会話率:0%
元気でいられる事、大切な人たちがそばにいる事、心配してくれる人がいる事……
当たり前は、当たり前ではなくて、とってもありがたい事なんだ!
っていう、何ともありふれたようなお話。
……というのは多少こじつけでもあったりして、本当はスピンオフ
的な作品を作りたかっただけです笑
完全に思いつきと勢いで、2日間で書きました。
おかしな所や、よくわからない所があったらごめんなさいm(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 17:24:32
5944文字
会話率:34%
ドギュルルルルルル。
襲い来る腹痛に耐えつつ探し出したトイレ。
トイレに入って出たら、まさかの異世界。
剣と魔法の世界で、異世界人としてトイレとともに生きていく…………って、いやマジで!?
生きて行けるものなの!?
前途多難な異世界トイ
レ生活が、開幕する――――。
******
閲覧ありがとうございます!
トイレからなかなか出てこない甥っ子にイラッとして書き始めたこの作品←
面白い、アホい、まぁ頑張れよ…………そんなノリと勢いで、ブクマや評価等していただけますと、作者のモチベに繋がりますですm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 07:18:09
210278文字
会話率:46%
とある侯爵家で夜会が行われると、参加したご令嬢たちは一泊して帰ることが多い。
今日もまた、侯爵家で夜会が開催され、無事に終了した。
宿泊した令嬢たちは夜着に着替え、小サロンに秘密裏に集まり、『夜“食”会』を開催する――――。
これは秘密の
女子会。
女の子たちだけの、秘密…………のはずなのに、健康管理に厳しい婚約者様にバレてしまう。
「またハイカロリーなもの食べただろう?」
「なななななんのこと?」
「むちむちしてる」
二の腕をつままれながら、次こそはバレずに夜食を楽しもうと意気込むポチャリーヌであった――――。
******
テンションと勢いだけで書き上げた、ポチャリーヌたん。
ぜひぜひ皆さまもテンションと勢いで楽しんで夜食をお食べください!(そっち?)
あ、ついでにブクマとか評価とかいただけるとフエジーヌが喜びます☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 07:10:00
2430文字
会話率:51%
二百年にも及んだダンジョン現象の封印。
怪物たちの脅威から解放された人々だったが、隠匿されてきたダンジョン被害の裏側で、今や世界の英雄として称賛されてきた異能力者たちによる非能力者への凄惨な加害事件が露見した。
やがて世界中で内戦が
起こり、異能力者と非能力者は決裂した。
日本で発生した異無日本内戦から二十二年後。
内戦後発足した異能犯罪武力対策局・略称「異武」の落ちぶれ武装捜査官である零桜太郎は、神崎恵介というかつての友人であり、故郷を焼き滅ぼした異能犯罪者を追っていた。
ある日の晩、これの元に「女神の幼体」という情報がもたらされる。
それは、神崎の娘とされる異能力者の女児・アリスの異名だった。
クビか昇進かという瀬戸際に立たされた桜太郎は、三年前にアメリカから派遣され勝手に帰化し、職務放棄をし続けていた菊井アンゼロという青年とバディを組み、アリスを対処することに。
【女神の幼体】編から始まる異能アクションバトル長編!
刺さる人には貫通する勢いで刺さる作品です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 21:46:46
17696文字
会話率:40%
あはっ—
エンピツを思い切り鼓膜に差し込んだ。
何度も—
何度も何度も—
好奇心には勝てなかった。
人生2度目の卒業式。
その瞬間に目が釘付けになって、体が無くなったみたいに動けなかった。
私には理解できない。だってそうで
しょう?悲鳴を上げて…ううん。笑いながら叫んでる。
黒板を爪が剥がれる勢いで引っ掻くような、本能が忌避する叫び声が、耳の奥まで響いてくる。残響が中にへばりついて、もう何をしても無駄。
不快なんてものじゃない。
身悶えが止まらない。
思わず耳を塞いで押さえつけて。
それで治るわけないのに。
だから、両耳を手で覆って、中指で中を掻き回して神経を探すの。
叫び声も自分のだって気づいてないのかしら。
コレで悦ぶとかニンゲンじゃぁない。
クチュ—
みぃつけぇたぁぁ。
「—これが彼女に提出してもらった演技テストの映像です。どうですかね。卒業できそうですか?」
「いやぁ…。卒業…ったって。ねぇ?こんなおっかない演技見たことないよ。というか〜、この映像…本物?」
「というと?」
「コレ、本当にヤッちゃってない?演技じゃなくて…」
「い、いやぁ〜。ニンゲン卒業しちゃってる演技力ですよね〜」
校長は怖くなったらしく、さっさと卒業してもらうことにしたみたいだ。正直、俺もちびったさ。代行業者が来て、校長の秘書からの辞表と一緒に—
エンピツが送られてきたから—折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 20:48:37
611文字
会話率:23%
かつて、神は、『無』から宇宙を創造し、宇宙に生物の元になるたくさんの種を振り撒いた。宇宙に撒かれた多くの種は、太陽の業火で焼かれ、極寒の星で凍結され、未だ宇宙を漂うものもある。
偶然、生物が住める星に辿り着いた種は、生物として生まれるも、厳
しい環境の中、幾度となく滅びの危機を経験する。しかし、僅かに生き残ることができた生物は、種に施されたプログラムに従い、魚や鳥、哺乳類、そして神の姿に似せた人類に進化を遂げた。
この世界の成功に気を良くした神は、新しい世界の創造と厳しい環境を乗り越えるために神の力の一部を与えることを決めた。しかし、神の力は、膨大な魔力と無から有を創造する『魔法』であり、人類の手に余る力だ。そこで、神は、僅かな魔力と、自然の理の中でのみ行使できる『魔術』を生物に与えた。
僅かな魔力を得た新しい世界の人類は、寒さや飢えで死ぬことが減り、魔法が無い世界の人類に迫る勢いで成長していたが、次第に成長が横ばいになり衰退を始めた。
世界に干渉できない神は、衰退からの脱却と回復のために一人の天使を送り込んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 10:00:00
218435文字
会話率:40%
ひょんな事から異世界転生した三匹のおっさん達は、チート能力こそ貰えなかったもののそれぞれの環境を活かして成長。15歳の成人日に再会した。
だがこの三人、妙にキャラが濃い。
辺境伯三男坊、ジオグリフ―――SFオタ。
大商会会長の孫娘
マリアーネ―――百合豚(TS済み)。
普通の村の猟師レイター―――ケモナー。
満を持して再会した三人は、無駄に鍛えた魔力とオタク特有のアイディアで奇人?変人?だから何?とばかりに異世界を蹂躙し始める。西にシリアスあらばノリと勢いで破壊し、東に鬱展開あらば「いるさっ。ここに三人な!!」とクラッシュ。
色物三匹がゲラゲラ笑いながら異世界を楽しむ脳みそ空っぽ痛快ファンタジー、ここに開幕。
ネタに走っている転生モノです。後、制作に関して今まで個人的に禁じ手としていた物を解禁しております。以下、その要素。
・パロネタを自重しない(作品名は流石に伏せ字)。
・なるべく1話辺り2000文字前後に抑える。
・難しい設定は考えない(多分)。
・地の文をなるべく増やさない(個人主観)仕様にする。
・プロット無しで書くので作者にも着地点が分からない。
・だから設定矛盾を恐れない。
そんな本作ですが、割り切ってギャグ特化で行きます。鬱っぽい要素が出てきてもクラッシュする前フリの安心設計です。
元はカクヨムコンに投稿していたのでカクヨム様にも同じのがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 07:00:00
310127文字
会話率:44%
王国貴族は16歳になると全員騎士団へ入ることが義務付けられている。
新人騎士は地味なトレーニングを課されるが、適当にやっても二年で除隊できるのでサボるものも多かった。
そんな中、鬼気迫る勢いで他人の三倍のメニューをこなす男が居て――――
こちらは第6回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞参加作品、キーワードは『トレーニング』です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 16:58:51
1000文字
会話率:26%
素晴らしいニュースが飛び込んできたので、我慢できず勢いでエッセイを書きました。
お暇なら読んでくださいね~(*´▽`*)
最終更新:2022-01-08 20:51:22
2259文字
会話率:20%
タイトルのとおりです。
文中に誤字や言い間違いが沢山出てきますけど、わざとです。
深夜のノリと勢いで書き上げた作品ですので、深く考えず読み流してください。
恋愛……ではないし、不思議な思考回路の王子なのでファンタジーに…………
ア
ルファポリス様でもアップしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 01:42:40
4554文字
会話率:33%
学園のパーティーで、断罪されている夢を見たので、登場人物になりきって【ざまぁ】してみた、よくあるお話。
真剣に考えたら負けです。
ノリと勢いで読んでください。
独自の世界観で、ゆるふわもなにもない設定です。
アルファポリス様でも
アップしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 11:59:40
4948文字
会話率:32%
よくある乙女ゲーム転生モノ です。
ヒロインの語りで進められます。 苦手な形式の方はすみません。
ヒロイン口が悪いです。
ヒロイン粗雑な性格しています。
ヒロインはひどいんではない……はず?
勢いで書き上げたので、詳しい
世界観やらは何もありません。
ゆるふわ設定ご都合主義です。
ざまぁは無いです。
ハッピーエンドかどうかは読まれた方に任せます。
(作者の中では相手は決まっていますけど、お好きに妄想ください)
アルファポリスさまでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 07:55:06
4988文字
会話率:10%
ずっと片想いしていた男子の事を夢に見て、その勢いで書いてしまったラブレターは読まれずに突き返された。
傷心の私は屋上でひとしきり泣いたのだが……
最終更新:2024-12-03 14:28:11
889文字
会話率:10%
面食い公爵令嬢が顔面だけ好みの伯爵家三男に貢いでいたが、ある日上から目線で告白された事で百年の恋も冷める勢いで蛙化してしまった。
そんな時に同じクラスの特待生陰キャ君の顔面と内面両方が好みどストライクのど真ん中にクリーンヒットしたため、今ま
で伯爵家三男に貢いでいたお金を陰キャ君に全額投資する話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 11:38:38
5370文字
会話率:42%
兵庫県知事選挙のPR会社に関する公職選挙法違反について、思うところを書き殴ってみました。
勢いで書いた感が凄いですが、よろしければぜひ。
キーワード:
最終更新:2024-11-24 23:04:15
1844文字
会話率:6%
「リオス、アンタをこのパーティーから追放する。今すぐアタシの前から消え失せなさい!」
「ふっ、女性一人繋ぎ止めておく魅力もないとは、無様極まりないな」
『召喚師』のリオス・ファランクスは、『婚約した勇者様をパーティーに迎えるから、ゴミ職業
野郎はさっさと出ていけ』――と、幼馴染の聖女に理不尽な言いがかりをつけられ、Sランクパーティーから追放される。
しかしリオスは、押し寄せる逆境に折れることなく、再び冒険者として再起する。『神獣の名を冠する、召喚獣たち』と共に――。
「まずは新天地で、Sランクに成り上がる。その次は大陸最強だ! こんな形で終われるか!」
『ならば、我らはリオスの剣となり、盾となろう! 愚者を祭り上げる世界に、我らの力を見せつけてやろうぞ!』
もう気難しい聖女に華を持たせるため、補助に回る必要はない。
故にリオスは、かつて封印した『超高出力戦闘形態』――『自分の召喚獣を武装に換える』という、彼だけが至った『境地』を解き放ち、数々の死闘に身を投じる。
そして世界さえ救う『救世主』へと成り上がっていく。
一方、聖女・勇者パーティーは、自分たちが最強だと疑わずに無謀な攻略に挑んだ結果、歴史に残る醜態を晒してしまうことになる。
更には、何もかもが上手くいかず、ありえない勢いで落ちぶれていく。
だがそれも当然だ。
幼馴染の聖女は、『リオスの手厚い補助』を軽んじて自分の実力を過信し、事実上パーティーを乗っ取った勇者も、『リオスという最大戦力を、自ら追放したこと』に気付かないまま突き進んでしまったのだから――。
「こ、この僕、が……こんな無様をォ!? ふじゃけるなァっ!!」
「もうヤダぁ! こんなのなら、リオスと一緒の時の方が良かったのにィ!」
『勇者』――エルデファルドが、『聖女を手に入れる』ためについた『嘘』。
『聖女』――エレナが、『自分が成り上がる』ために、長年連れ添った幼馴染を裏切った『選択』。
その果てに待ち受ける未来に二人が気付いた時、もう全てが手遅れだった。
これは少年――リオス・ファランクスが、己の召喚獣たちと力を合わせ、大陸最強の冒険者へと至る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 19:10:00
216102文字
会話率:28%