ある世界(以下「それ」)の少年と、また別の世界(以下「これ」)の少年が、偶然にもやり取りできるようになる。
特定の限られた条件下においてのみ起きる現象だが、単純に喜んだり興奮したりできる事じゃない。本人たちも交信できる現象に始めは困惑したし
、自分の世界と相手のそれとの違いに驚くばかりだった。
とはいえ、異次元世界の人間同士が勝手にやり取りする事は、決して喜べた話ではない。ときには混乱をもたらし、脅威にもなりうる。
「それ」の少年田島と「これ」の少年矢崎には恐縮だが、協力が求められる。
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平行世界モノのSF中編小説で、舞台は現代日本(次元の異なる)の東京都内(あいにく名古屋じゃない)です。
「それ」の少年田島と「これ」の少年矢崎が、理解できない大人の事情に巻きこまれていく、そんな物語です。
プロット作成中の当初は、田島側に主眼を置いて進行するつもりでしたが、説明不足に陥る危険性があるため、現地で協力を求める側の話も書きます。
最近完結させた中編小説『鼓動の包み』より、長い物語となるか短いそれとなるかは把握できませんが、最後までお付き合いして頂ければ何よりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 23:47:58
131477文字
会話率:38%
とある侯爵家で夜会が行われると、参加したご令嬢たちは一泊して帰ることが多い。
今日もまた、侯爵家で夜会が開催され、無事に終了した。
宿泊した令嬢たちは夜着に着替え、小サロンに秘密裏に集まり、『夜“食”会』を開催する――――。
これは秘密の
女子会。
女の子たちだけの、秘密…………のはずなのに、健康管理に厳しい婚約者様にバレてしまう。
「またハイカロリーなもの食べただろう?」
「なななななんのこと?」
「むちむちしてる」
二の腕をつままれながら、次こそはバレずに夜食を楽しもうと意気込むポチャリーヌであった――――。
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テンションと勢いだけで書き上げた、ポチャリーヌたん。
ぜひぜひ皆さまもテンションと勢いで楽しんで夜食をお食べください!(そっち?)
あ、ついでにブクマとか評価とかいただけるとフエジーヌが喜びます☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 07:10:00
2430文字
会話率:51%
男爵令嬢を侍らせた王子と、対峙する公爵令嬢。衆人環視のもとでの婚約破棄騒動はテンプレ展開だけど…。
別に婚約破棄でも解消でもいいけれど、それとこれは別問題なので、きっちり訴えさせていただきます。
R15は念のためです。
最終更新:2023-03-22 01:40:30
3657文字
会話率:49%