「pixiv」に掲載済みの作品です。
片思いをもうやめようと、通学路を歩いていた。
冬の通学路、ぱきりと踏んで割れる薄氷が私の恋のようなもの、そう考えて歩いていた。
平川詩春は同じクラスの町谷永遠に恋をしていた。一年生の頃から可愛い
なと思っていた永遠はある日二年生の悪い先輩に絡まれていた所を退けた時から気になり、二年生にはそれが恋だと詩春は感じ始めていた。ただ成績優秀で容姿端麗、運動もできて生徒会副会長でもあった永遠に対し、詩春は成績も悪く友達も少ない。クラスでの友達も永遠くらい。絶望的な差に何度も諦めかけるが、今は高校三年の冬。もう今日やらないとこれからずっとできないと自分を奮い立たせる。
放課後、他の友人と話していた永遠を誘い出し、一緒に下校するがきっかけがつかめない。すると永遠が気を利かせて自分の隠れ家でもある古びた喫茶店に連れて行く。覚悟を決めた詩春は告白するが、永遠は突然の事に困惑し、返事は待って欲しいと言うのが精いっぱい。
優しい永遠の事だからこれは明確なノーだと詩春は泣きながら外へ飛び出す。走り疲れ、冬の寒空の下でうずくまる。すると不意に肩を掴まれ名前を呼ばれる。恥ずかしさから詩春は逃げ出そうとするが、すぐに捕まる。告白を拒否したのになんて残酷な事をするんだと詩春は恨みながら永遠を見れば、頭を下げていた。
「詩春……いや、詩春ちゃん。今は昔みたいにそう呼ばせて」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 11:43:27
14461文字
会話率:44%
綾乃には幼い頃からの婚約者がいる。婚約者は綾乃を嫌い、これでもかと浮気を繰り返していた。
放置された方が楽な綾乃はこれ幸いとそれを容認していたが、ある日から婚約者が自分に興味を持ち始める。
煩わしさに悩む綾乃に、親友で従姉妹の公香が婚約の解
消を勧めてきた。しかし公香の協力を得て無事婚約を解消した綾乃に、公香はとんでもない提案を持ちかける。
それは将来的にお飾りの妻を求めている、財閥の御曹司で生徒会長の先輩、葛城宗也との偽装婚約だった。
※GL、BLになります。
※綾乃と宗谷は婚約しても恋愛関係にはなりません。
※アルファポリスで先に公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 07:04:30
13238文字
会話率:51%
引っ越しを機に心機一転
孤立した中学時代を忘れてやり直せると思っていた俺を待っていたのは…
またしてもアホなクラスメイト達
こんなヤツらの相手をするつもりはない
結局俺はここでも孤立する運命なのか・・・
そんな俺に近づいてきたのは
他人への冷たさと美人すぎる容姿で話題の生徒会副会長「薩川沙羅」
通称「孤高な女神様」と呼ばれる人だった
だが俺は知っている…もう一つの顔を
あまあまで優しくて、とっても世話焼きの一面もあるのだ
「馴れ馴れしいですよ?彼には私がいますので・・・あなた達は邪魔です」
「今日から毎日あなたのお家でお世話をします!」
「ほら、ネクタイを直しますからじっとしてて下さいね。動いたら…ふふっ」
ちょっ!人前ではやめて下さい!?
ますます孤立しそうです・・・
*カクヨムでも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 18:31:41
1565298文字
会話率:47%
※紫野いずみさん主催の「スパイス祭り」参加作品です。
パッとしない普通の高校生「風野」は生徒会、書記会計担当。そして、生徒会長はクールで美人な忠誠口調の完璧女子高生「霧矢先輩」と一緒にデートすることになって……!?
最終更新:2022-07-26 14:20:38
2767文字
会話率:68%
図書室の窓側、古典文学の棚の傍。そこは、私の放課後の指定席。
ぼっちも悪くないかな、なんて思い始めていたのに、なぜか視界に入れてしまう、生徒会役員の先輩。
彼と初めて話したのは、あの日。バレンタインの、放課後だった——。
学園恋愛短篇小説
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 20:00:00
11489文字
会話率:35%
書店アプリ『まいどく』にて、商業作家としてデビューしました!
ごく普通の高校生、真良湊(しんらみなと)は、高校一年の春休みを機に、生活が一変した。
女子生徒から王子様と呼ばれる数少ない友人。 そして男子生徒から絶大な人気を誇る幼馴
染と同じクラスになり
隣の席に座っていた“氷の女王”の異名を持つ女子生徒からは強く興味を持たれ
しまいには歴代最高と名高い生徒会長には、強制的に生徒会に加入させられたり……
湊の意思とは裏腹に、彼を取り巻く環境が目まぐるしく変化していく。
平凡な湊と、非凡な彼らとの日常の物語。
誤字、脱字などを見つけ次第訂正させていただきます。
カクヨム、エブリスタでも連載開始しました。
現実世界〔恋愛〕ジャンルで日間ランキング1位になりました。
同ジャンルで週間ランキング1位になりました。
同ジャンルで月間ランキング2位になりました。
同ジャンルで四半期ランキング2位になりました。
ユニーク100万PV達成しました。
総合1000万PV達成しました。
本当にありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 07:00:00
1040109文字
会話率:23%
生徒会所属の高校一年生。八重樫光一。最近彼が住んでいるこの町には、姿の見えない切り裂き魔が出没するという噂が立っていた。光一は、そのことを憧れの先輩である月影葵にも忠告されるが、すっかり忘れて完全下校後に忘れ物を取りに夜中の学校に戻ってしま
う。本来なら、戸締りがされていて入ることができない学校。けれでも、光一は難なく侵入してしまう。なぜなら、光一にはちょっと変わった異能があるからだ。そして、聞きなれない音に惹かれて覗いた中庭では、何度も妄想してきた異能バトルが繰り広げられていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 22:38:23
4747文字
会話率:43%
自由を重んじる大海学園高等学校。俺はそこに通う普通の高校2年生だ。
そう。普通すぎて誰からも顔を覚えられない。名前も覚えられない。何をやっても空気な存在。
そんな俺に目をつけた『自由強制隊』は、俺にとんでもない命令を下す。
「校則を厳
しくしようとする生徒会長と付き合い、この学校に自由をもたらせ」。
スパイとして生徒会に潜入することとなった俺は空気なりに様々な問題を解決し、やがて多くの人から認められていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 14:16:41
3613文字
会話率:63%
青春とは決して美しいモノではない……。高校一年生の仁内武宏はそう悟った。彼は中学生の時、高校生になって青春を謳歌すると心に決めていた。だがしかし、現実は全く違っていた。想像していた理想的な青春とは程遠いもので、彼は期待を裏切られて絶望に打ち
ひしがれていた。そして高校入学から三ヶ月後、彼が屋上で一人昼食の弁当を食べていると二年生の女の先輩がやって来た。どうやら彼女も一人屋上で食べているらしい。先輩は名前を大橋紬といい、生徒会のメンバーであるという。武宏は紬と仲を深めていく。青春の行方を探しながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 22:13:03
383文字
会話率:10%
王立魔法学院のクリフ先輩に一目ぼれしたアリスは彼を思い、2年間ともに生徒会を続けてきた。
しかし思いは伝えられないままであった。そんな日々を過ごしていたが今日はとうとう先輩の卒業式で、、、。
最終更新:2022-03-21 00:58:53
3329文字
会話率:28%
勉強、運動、人付き合い……。
なんでも出来てみんなの憧れの生徒会長な先輩。
まさに完璧な先輩だけれど、誰もが疑問なく先輩に頼っている状況はどこか不自然で……。
「できるから」、「信頼しているから」という言葉で逃げ場を失ったあなたと、その負
担を分けあえれば。
そんな願いを込めた一場面。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 13:32:51
1833文字
会話率:0%
生徒会長が泣いていたので、ただナンパしたいだけなんだ。
最終更新:2022-02-16 02:02:26
7816文字
会話率:56%
【'21/1/10本編完結】
寮で同室になった訳あり女子二人のスイートでちょっぴりビターな秘密の花園
成績優秀かつ容姿端麗な生徒会長・吉野響。ある事情を抱えて高校一年の二学期から転校してきた少女・高木楓。
偶然、先輩の響と寮の同じ部屋に住
むことになった楓は、彼女の本当の姿を知ることになり……。
※この小説はフィクションです。実際の個人名や団体名とは異なります。
※無断転載お断り
カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054882144092折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 21:00:00
139921文字
会話率:45%
一月はクリスマスイブとクリスマスに、幼なじみの優良、隣室の千景、生徒会の先輩の恵麻、そして弟にせがまれ家族のクリスマスパーティーに参加する。
最終更新:2021-12-23 15:51:30
22964文字
会話率:43%
天才的な頭脳を持つ龍神透磨は、精霊や霊魂を見ることが出来る。それ故に、幼いころから精神を悩ませてきたため人を避けるようになり、自分は魔物ではないかと考えるようになってしまう。
そんな彼を心配して、育ての親である教授の計らいで、年相応の高校
生活をおくることになり、そこで生徒会役員の先輩と知り合い、彼らの揉め事を不思議な力で解決してあげる。
生きることに希望を持てなかった透磨は、自分が彼らの助けになることを知り、無の世界に行きたがっていた自分と決別し、これからも困っている人のために、力を使いたいと考えるようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-10 22:56:13
192204文字
会話率:43%
王立魔法学園の全校集会で、パシュレミオン公爵家長子ナルシェから婚約破棄されたメルル。さらに悪役令嬢だといじられ懺悔させられることに‼︎ そして教会の捨て子窓口にいた赤ちゃんを抱っこしたら、なんと神のお告げが……。
『あなたに前世の記憶と
加護を与えました。神の赤ちゃんを育ててください』
こうして無双魔力と乙女ゲームオタクだった前世の記憶を手に入れたメルルは、国を乱す悪者たちをこらしめていく! するとバカ公爵ナルシェが復縁を求めてくるから、さあ大変!? しかし彼女は、とんでもないことを口にした──ざまぁでちゅね 悪役令嬢が最強おかあさんに!? バブみを感じる最高に尊い恋愛ファンタジー!
登場人物
メルル・アクティオス(17)
光の神ポースの加護をもつ“ざまぁ“大好きな男爵令嬢。
神の赤ちゃんを抱っこしたら、無双の魔力と乙女ゲームオタクだった前世の記憶を手に入れる。
イヴ(推定生後八か月)
創造神ルギアの赤ちゃん。ある理由で、メルルが育てることに。
アルト(18)
魔道具開発をするメルルの先輩。ぐるぐるメガネの平民男子だが本当は!?
クリス・アクティオス(18)
メルルの兄。土の神オロスの加護をもち、学園で一番強い。
ティオ・エポナール(18)
風の神アモネスの加護をもつエポナ公爵家の長子。全校生徒から大人気の生徒会長。
ジアス(15)
獣人族の少年で、猫耳のモフモフ。奴隷商人に捕まっていたが、メルルに助けられる。
ナルシェ・パシュレミオン(17)
パシュレミオン公爵家の長子。メルルを婚約破棄していじめる同級生。剣術が得意。
モニカ(16)
メルルの婚約者ナルシェをたぶらかし、婚約破棄させた新入生。水の神の加護をもち、絵を描く芸術家。
イリース(17)
メルルの親友。ふつうに可愛いお嬢様。
パイザック(25)
極悪非道の奴隷商人。闇の神スキアの加護をもち、魔族との繋がりがありそう──?
アクティオス男爵家の人々
ポロン(36)
メルルの父。魔道具開発の経営者で、鉱山を所有している影の実力者。
テミス(32)
メルルの母。優しくて可愛い。驚くと失神してしまう。
アルソス(56)
先代から伯爵家に仕えているベテラン執事。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 10:26:49
66057文字
会話率:44%
俺、井原 政宗はどうも数人の女性に好意を抱かれているらしい。
ツンデレな幼馴染
ヤンデレな後輩
クーデレな生徒会長
軍デレなアルバイトの先輩
デレデレな義姉
えーと、俺はどうすれば?
今ここにデレの属性を備えた女子たちの政宗争奪戦争が
勃発する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 23:00:39
13239文字
会話率:31%
アーラシィ大陸、レクシア地方。11に分けられた地域の1つである中立地域ユートラの都市エレンデールには、アルファ学園と呼ばれる魔術学園がある。ここには、生徒達の憧れであり学園の看板とも呼べる成績優秀、希少な能力所持者等で構成された生徒会(ナン
バーズ)が存在する。その中でも階級があり、上位3名は通称三皇と呼ばれていた。この学園に入学したばかりのユンヌ・エスプリット。彼女の学園生活は突如目の前に現れた生徒会役員、三皇の1人であるⅩⅢ(キング)により一変する──!
「どうして、私を選んだのですか──?」
個性的かつ容姿端麗な先輩・同級生に囲まれる魔術学園ファンタジー!
(小説なのに容姿端麗なのがわかるのかって?それはもちろん、あなたの想像で補うところですよ!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 13:54:47
201139文字
会話率:40%
十年前。
当時高校二年生の僕、盛岡(もりおか)たかおはライトノベルの主人公だった。
正確に言えば学園ハーレムラブコメのライトノベルの主人公のような日々を送っていた。
なんせ仲の良い女の子が五人もいた。
クラスメイトの西青山
(にしあおやま)さき。
幼馴染の月ヶ丘(つきがおか)ゆうか。
学級委員長の全九年(ぜんくねん)みか。
生徒会長で先輩の天昌寺(てんしょうじ)まい。
図書委員で後輩の厨川(くりやがわ)かんな。
僕は彼女達の誰かと付き合うわけでもなく、友達以上恋人未満の関係で学生時代をなあなあに過ごしていた。
それから十年後。
僕と五人のヒロイン達は全員、交際歴のない独身アラサー集団になってしまった。
周りの同年代の知り合いが結婚していく中、僕達は今日もだらだらと無為に日々を過ごしていた。
そんな中、会社から三ヶ月以内に誰かと交際しなければ地方に転勤させると言われてしまった。
地元を離れたくない僕は再び停滞したラブコメの物語を動かそうと重い腰を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 18:52:12
9234文字
会話率:40%
主人公・球宮元成は小学生の頃習い事としてバレーをしていた。しかし彼はチームメイト、指導者に恵まれておらず、一人だけ頑張っていた結果足をけがして激しい運動ができなくなってしまう。中学に上がり妹とバレー部の部長に「監督をしてくれ」と頼まれマネ
ージャー兼監督として女子バレー部に入部し、一時的に監督を引き受けるが、中学三年の大会に部長が肉離れを起こし、しっかり見ていなかった自分のせいだと責任を感じ転校してしまう。 それから一年半がたち、元成は一人暮らしを始めた家の近くの馬ケ背高校に通っていた。そんなある日、たまたま体育館で朝練を行っていた女子バレー部の練習を見てしまい、嫌いになっていたはずのバレーを思い浮かべる人なった。それでも元成はバレーのことを忘れようと気持ちの落ち着けるところで昼食をとったり、風に当たったりするが、そこにくるのは女子バレー部員と思われる後輩や、女子バレー部部長の先輩、災難は続き体育でもバレーの授業が行われるなど災難な一日になる。しかしこれで終わることなく放課後には生徒会長同席による女子バレー部顧問と部長のコーチ依頼。結果、土曜日の練習試合を見て決めることになるが、元成は土曜日に女子バレー部の現状を目のあたりにするのであった。
土曜日、時間通りに来た元成は午前中の試合を見て、女子バレー部の現状を改めて理解する。午後から行われた試合では馬ケ背(うまがせ)高校も対戦相手の大淀川(おおよどがわ)高校もレギュラーメンバーで試合を行った。対戦相手にはなんと馬ケ背女子バレー部主将の増(ます)国(くに)三枝(みえ)にバレーを教えた選手がいた。それでも馬ケ背高校は負けじとキャプテン三枝に掴まりながらも互角に試合を行う。しかし、県の上位に君臨する大淀川高校は三枝以外危険視しておらず、チーム内でも三枝をどう攻略するかしか話されていなかった。それでも馬ケ背高校の選手は自分の武器を見せつける。大淀川高校一切手を抜かず、一人一人が自身の武器を馬ケ背メンバーに見せつけた。
ここに、過去にバレーで苦い思い出を残した主人公と、恵まれない環境でバレーをしてきたことによりバレーの楽しさを味わえられずにいた女子バレー部の、本気のバレーを楽しむ青春学園スポーツストーリーが今始まろうとしている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 20:00:00
103121文字
会話率:44%