私達、聖女と名のつく者達は皆加護と言うなの呪いを受けている。
叶いもしない契約を持ち掛けては切り捨て、駒の様に歴史を動かす。
ある者は言った
『この世界には、永遠なんて言葉があるけどさ。そんなのある訳無いんだよ。』
『だって現に私達は死に絶
えて、また違う命が生まれて、誰一人永遠に生きてない。』
『物はいつか壊れ、常識はいつか変わり、日常は人の知恵で次々と変わっていく。』
『ほら、永遠なんてない』
なら、神という偽善者もいつか消える。あの忌々しい快楽主義者が永遠に生かされないと証明してやる、と…………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 11:00:00
5734文字
会話率:55%
幼少期に友を失った。青年期に友を失った。ただ、平等に幸せな世界を求めて。偽善者は最期まで、世界の敵として振る舞おう。
pixivとほほ同時進行で投稿していっているはずです。
最終更新:2020-03-19 20:42:56
6930文字
会話率:25%
似非心理学者と自称する詐欺師紛いの男、睦月求は「占い師」と称して相手の良心やバーナム効果を用いてその日暮しをする、犯罪ギリギリのラインで生きている男だった。
そんな男が、ある日とある依頼を受けた事によって、男の日常は変化していく。
これは、
似非心理学者だなんだと自分を嘲りならがらも、人を助けようとする偽善者のおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 22:00:00
27398文字
会話率:65%
鈴野亜莎紀(すずの あさき)は屋上の端にたっていた。彼女は『私が進む花の道』と言う乙女ゲームのヒロイン、よく聞く乙女ゲーム風の世界に転生してしまった引きこもりだ。何事にも本気にならず、笑った姿は見たことがない。
そのゲームは最近あまり出て
くることのない悪役令嬢が出てくるゲームで、その悪役令嬢も転生していた。彼女もそのゲームを知っており、破滅しないようにしていたようだった。彼女は人たらしで、攻略対象5人のうちの4人を攻略してしまった。周りからは女神だの聖女だのと言われている。
彼女が私に関わってくるせいでめんどくさいことばかりが起きる。お陰で私はいじめられ三昧だ。偽善もいい加減にして欲しい。私は誰とも関わりたくないんだ。
こうなったら……………もう、死んでいいですか?
本気出したら化け物級ヒロインが、一人の攻略対象に出会うことによって変わっていく……かもしれないお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 18:10:26
57269文字
会話率:33%
憧れのヒーローに裏切られた過去からヒーロー嫌いになった大学生・三上新がふとした偶然で知り合ったのは巷で話題の新人女ヒーロー・バルクガール。
ヒーローなんて誰もが身勝手な偽善者だ。そう嘯く新をなぜか慕ってくる彼女を、大学の先輩でヒーローマニア
の水澄奏は面白がり「三人でヒーロー活動をしよう」と持ちかける。
反発しながらも奏に押し切られて協力する中でバルクガールの素顔に触れるうち、頑なだった新のヒーロー嫌いも徐々にほぐれていく。
しかしある日、新の過去に起因するある事件が、三人の関係を大きく狂わせはじめて――?
ヒーロー嫌いの青年と、無垢なヒーロー少女と、喰えない性格のヒーローマニア。
三人がたどり着く「本物のヒーロー」とは一体。
数年前に書いたもののどこにも公開してなかった作品の供養になります。一応ひと区切りまで書き上げてあるので、更新ペースは安定するはず(忘れなければ…)。
※カクヨムとの並行掲載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 19:00:00
161171文字
会話率:48%
―正義が必ず勝つ―
幼いころ(確か六歳ぐらいだったか…)母親に読んでもらった絵本にそう書いてあったセリフ。
それが僕の一番好きな言葉だった。
悪い怪人を正義のヒーローがみんなの為に傷つきながらも戦っている姿がとてもかっこよかったのをよく覚
えている。
良いことをするとたくさん褒められお菓子ももらえた。
逆に悪いことをするとたくさん怒られ、ただ心がチクチクするだけ。
正義とは良いことをする事、そう教わったのだ。
悪いことをするとみんなから嫌われる。そうも教わった。
だから良い事をするヒーローに、そんな姿に憧れていたんだ。
でも最近わからないんだ。良い事ってなんだろう。
暴力が振るわれている子を助けたはずなのに僕が悪者だってミンナが言い始めた。
それどころか助けたはずの人にも嫌われている。
…ねぇ母さん正義って何だろう。
鐘を鳴らし手を合わせる。
今日も日課をこなし、浅い眠りにつく。
軋む身体を起こし着替え、今日も学校に行く。
これは僕が前へ進み出す。
過去の自分と戦う物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 14:46:59
59903文字
会話率:33%
ノスタルジーを醸し出すシーンに夕暮れの夕焼けを背に遊ぶ昭和の少年像があります。
純粋無垢で正義感が強く馬鹿正直で照れ屋、野暮ったいけどずっと一緒に居たい。
夕焼け小焼けが強制的に帰路を促すまで遊び続けて居たい仲間。
平成生まれであっても昭和
だけどガリ勉でそんな経験なくてもイメージで共有するその姿。
そんな素朴を根っから生まれ持った主人公は平成の世では落ちこぼれの面倒くさい存在で笑われ者。
天然素材と冷めた偽善者達の視線に気づく事も無く、パーフェクトな善人として成人し就職。
その善人特性を神も悪魔も希少な存在であると触手を伸ばす。
転移という非現実的な事象に巻き込まれた主人公が特例能力として希望した能力名は 秘密基地。
秘密基地と言う言葉には物凄く夢を膨らませる要素があります。
昭和の頃は少年少女たちは男女関係なくそれぞれの胸の内にある独創的な夢を秘密基地の中に投影していた。大人になっても隠れ家等々言い回しを変えて追い求められる夢の宝箱。
さてそれを能力として希望した主人公はどんな冒険に旅立つのでしょうか。
一緒に秘密基地に想いを馳せましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-16 22:11:27
17067文字
会話率:14%
高橋修一には仲のいい弟がいた、妹もいて仲が悪いとまでは言わないが修一にとって弟の修二は半身と言っていいほど仲が良く常に共にいる仲だ。
遅刻しそうになったら様子を見に来る妹や気を配ってくれる小学生と間違える身長の女友達、常に横にいてくれ
る男友達、それらに囲まれた修一は思う、あいつさえいてくれたら良かったのにと。
そんな修一にある日の放課後クラスメイトである少女が近づき――
これは王道ラブコメではありません、邪道ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 00:52:13
27910文字
会話率:39%
※この作品はアルファポリス、ピクシブにも掲載しています。
最終更新:2019-11-24 11:36:58
343文字
会話率:100%
いじめがこの世界からなくなることはない。
そう思っていたのに、地味で暗いこんな私を好む変な女。
断るごとに、「さいごなんだから。」といいながら私の残り少ない時間をかき乱す。
どんどん遠ざかっていく’死‘という言葉。
いつもずっと身近にあっ
た言葉は、その女と出会ってからどんどん遠ざかっていく。
私をかき乱すあんたは、偽善者?それとも何?
いじめを背景とする物語です。
苦手な方は、読まない方をお勧めします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 01:00:18
7982文字
会話率:36%
全てが終わった後、僕はジョナサンで彼を待っていた。
吐き出したLUCKYSTRIKEの煙は、いつもよりもざらついていた。
許してくれとは言えないけれど『君の幸せを願っているよ』と言う僕を、偽善者と罵っても構わない。
君の気が済むのなら、僕
はいくらでも悪人になろう。
嗚呼、こんな結末、望んでなんかいなかったのに。
image motif:『Last bouquet』(the GazettE)
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この作品はサウンドノベル「卑怯な温もり http://sou.but.jp/hanemine/bara/」に収録されています。
PC環境の方はこちらのゲームもプレイしてみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 06:00:00
40942文字
会話率:22%
つい最近、16歳の少女が国連で発言したことや、環境大臣が変わったことなどで、様々な議論が巻き起こっています。
私自身はバカ大学の学生の1人でしかないので、頭のいいことは一切わかりません。しかし、私の大学でもニュースを受けて移りゆく社会情勢や
、環境問題について講義の中で触れる先生がおり、
なんとなく幸せや正義について考えました。
この短編はそんな自分に向けてのものです、共感してくださる方は少しひねくれ者かも……笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-26 18:00:00
260文字
会話率:0%
この世界は人間族以外にも様々な種族が暮らしていた。だが種族の中で一番力が弱い人間族は、理性を失い魔力に狂った魔物に襲われてばかりいた。そのため、人間族の中で魔物を狩る『ハンター』という職業が出来た。俺の一族は魔物ハンターとして有名で、父と
母はハンター協会の中でもそれなりの地位にいた。
だが俺は一族の中で平凡な男だった。だからだろうか、“特別”であることに憧れ、そういった者に自分が“選ばれる”ことを夢見ていた。
そして俺は、一人の吸血鬼の少女に出会い、『血の呪い』を受けた。
ここから俺の偽善の罪は始まった―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-21 18:39:09
6562文字
会話率:20%
この世界は輪廻する
二つの願いが交わるまで
その時を求めて永遠に
運命は変えられる
定めの輪から
今抜け出す
最終更新:2019-08-06 16:28:45
3700文字
会話率:66%
大事な仲間を殺され、自分を見失う主人公、死んだ人を生き返らせる力を手に入れた主人公、「世の中に復讐するんだ」と言っているのに…なぜか人を助けている? 「博士、私達は世の中を混乱させるんですよね」「そうだよ、滅茶苦茶にしてやる」「あの…結果
的に人助けになっていますけど?」「そう見えるかも知れないけれど、道徳的に許されない事をしてるんだよ」「でも、やっぱり感謝されていますよ」そんな事を繰り返しながら…気がつけば世界を守ってしまう。なのに博士は…あいも変わらず「俺たちは悪魔の使いだ…俺たちは偽善者だ」と言って親指を立てている…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 03:20:44
376007文字
会話率:0%
小学3年生の木可塑 鉄はヒーローになりたかった
偽善者でも同情でもない純粋な趣味、生きる実感を得れる趣味
結成したいなヒーロー戦隊、そんなことを夢見ていたのだった
最終更新:2019-07-23 01:03:26
543文字
会話率:43%
選択ーMy choiceー
の外伝です。
書き直ししたかったのですが、黒歴史もそのままに外伝を書くことで押さえました…。
エブリスタ、カクヨムでも同作品公開しています。
最終更新:2019-07-01 12:12:32
2203文字
会話率:7%
その日、平和な日常は終わりを告げた。友達、家族、愛する人が死んで行く。そして再び立ち上がり生者に襲い掛かる。
誰もが絶望の中に陥る時、一人の青年が時代の流れに取り残されてしまう。これは誰よりも運が良かった青年の黙示録である。
最終更新:2019-06-13 12:00:00
139681文字
会話率:44%
―― 十年前、僕は友達を殺しました。
一人の少年の死の謎を巡る三者三様の世界を描いた、芥川龍之介の『藪の中』で使われた内的多元焦点化の手法を用いた錯綜ミステリー。
第一部は加害者による小説で、「僕」と被害者の出会いから死までが語られ
ています。
第二部は「先生」からの手紙で、そこには少年がいじめによって死んだのではなく、事故によって死んだという事実が綴られています。
第三部は「被害者」の日記で、そこには死んだ少年の気持ちが描かれています。
※本作は結末のないリドル・ストーリーなので、最後まで読んでも真相は一切明かされません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 21:00:00
130440文字
会話率:14%
真面目に生きてきた青年。親や先生から教わったルールやモラルを守りながら、ときには偽善者、ときには、もっと臨機応変にと小ズルく生きてきた人間達に笑われながらも生きてきた。
そんな真面目な青年は事故にあい、死んでしまうが、煩悩に負けなかった褒美
に百八回転生させてくれるらしい。
青年は、真面目に転生ライフをくり返し、最後の転生ぐらいは男として好きに生きようと思っていたら、最後に転生したのは女の子だった!?
神様の戯れにキレた元青年は公爵令嬢として生まれ変わった自分で好き勝手に生きていく事を決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 16:11:39
71556文字
会話率:36%