さあ、我々の塔を作ろう。塔の先が天まで届き、神と神の創りしものを讃える、塔を作るのだ——
太古に築かれた、天を貫く塔。古来より神の住まう地として崇められ、いつしか人は塔を囲むように世界一の学術都市を作りあげていた。しかし、神の座す塔は禁足
地であり、塔に足を踏み入れた者はまだ誰もいない。誰もが信じ、誰もが欲した神の存在は、開かずの塔に秘められたまま。
塔に眠る神の意思を巡り、人々は神を想う——が、神を信じぬ少年ギンダは今日も今日とて街の古びた書庫で本の整理に勤しんでいた。
神なんかいない。空想の産物を崇めたって、救われることはない。地に足つけて生きるしかないのに。
「それでも、手も届かない存在がこの世界にいればって思うと、なんでも楽しくなったんだ」
孤独なギンダに手を差し伸べたのは、太陽のような瞳を持つ少年カリンであった。
神様に会いに行こう。神様が創ったものを見に行こう。きっとそこに、救いがあるから。
これは、神を信じぬ少年と神を愛する少年が、神の住まう未踏の塔を登り、世界を知る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 00:51:11
13978文字
会話率:31%
平々凡々な高二の俺は、毎日を気配を消しながら隅っこで暮らす陰キャである。
そんな俺が学校一の美少女である一條瑠菜に告白を受けた。
何かの間違いと思っていたが、彼女の後ろにある大樹の影には、彼女の親友二人の姿がある。
はっはーん。これ
は友だち同士の悪ふざけ、俗に言う「嘘告」! 許しがたし、この魔女どもめ!
こうなったら、その嘘告を利用させて貰う。ズキューンと一條さんへキスをかまし、誰の目にもラブラブを見つけ、恋人の記載事実を作るのだ! それが嘘告への罰!
いざ勝負だ! 一條瑠菜!
※「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 08:00:00
239821文字
会話率:55%
気がついたら異世界で八歳の子供となっていた。最初は異世界に興奮してたけど、平民に転生したから、お風呂ないし、水洗トイレじゃないし、料理は素材の味だし、日本の方が全然いい!
日本に帰りたいけど無理そうだから、この世界で快適な生活を目指すこ
とにした。けど自分で作るのなんて無理だし……
え? 貴族は魔法具で水洗トイレ? お風呂もあるの? じゃあ俺、貴族を目指す!
そう決めた主人公が異世界で快適な生活のために奔走していたら、いつの間にか世界の救世主になっていた物語。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 20:14:14
1695275文字
会話率:58%
おんjのスレ『安価で設定集めてなろう小説書いてみる』の企画で書く小説です。
https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1716094124/
安価で決まったこと
【小説
の内容】
タイトル:転生したら紀元前だった件
ジャンル:学園逆ハーレム
あらすじに入るワード:野獣先輩 皇室 遠回りこそ最短の道だった 百合 シャム
【舞台】
紀元前2000年の仙台
【主人公】
名前:ふるぐら
一橋大学1年生
性同一性障害を抱える有機生命体アンドロイドで
身体は女、心は女の1200歳
ワキガに悩んでいる
ちなみにサンゴ
エジプトに行ってピラミッドを作るのが夢
【相棒】
名前:milk
オス
先輩風を吹かせる1201歳
一橋大学1年生
ちなみにサンゴ
芥川賞狙います。クレームは受け付けません。黙って読め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 15:38:59
1232文字
会話率:7%
昔、《ぎやまん》の字(あざな)がついたストイックなガラス職人の男がいた
男は、ガラス細工を作るのが好きだった
透明度の高い強化硝子も、美しい切り子細工の硝子も、色付き硝子も、男の手にかかれば最高峰のができあがった
建築素材から伝統工芸品に美
術品まで!
ストイックなガラス職人、ぎやまんは、毎日毎日コツコツと依頼された作品を作り続けた
そんな男は、仕事時の不慮の事故であっけなくいのちを失ってしまう
男はガラス職人を隠居後に第二の人生として叶えたい夢があった
神様がいるのならば、ワシの願いを叶えてほしい!
男は神様に願った!
ワシは、○○をしてみたかったんだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 22:40:29
4397文字
会話率:4%
むかしむかしある森の奥に、古いお城が2つありました。
そこには魔女の姉妹が別々に暮らしており、
姉のエリスは美しい容姿ですが、口ごたえする者には容赦がない恐ろしい女性、
妹のミリスは人見知りで、薬を作るのが好きな女性です。
そんな2人の所に
近くの国から使者がやってきて……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 06:10:00
8263文字
会話率:62%
誰かが、そっと闇に囁いた。
「あとは、任せたよ」と―――
世界の全てを覆い尽くす黒い海―――原罪の海ハマルティア。
その海に、長き年月をかけて作られ続ける、白き巨大な橋があった。
ポン・デュ・ガールと呼ばれるその橋を作るのは、巨大な鉄の蜘
蛛アトラク=ナクア。
蜘蛛を操るのは、一人の獣人の少年。
蜘蛛と少年を守るのは、ジャガーノートと呼ばれる、機械仕掛けの少女。
過去から引き継がれてきた建設の旅は、海のように時に荒れ、時に穏やかに進んでいく。
この旅の意味がいかなるものか―――蜘蛛と二人は、待ち受ける残酷を知らない。
これは、世界を包む黒い海と白き巨大な橋にまつわる、一つの終末の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 10:39:12
555211文字
会話率:25%
雨が多い日が続くそうだ!(笑)
キーワード:
最終更新:2024-03-22 19:26:34
895文字
会話率:10%
最近は、青汁を飲みだした!(笑) やたらと、健康が気になるお年頃。笑笑
キーワード:
最終更新:2023-05-19 19:27:17
986文字
会話率:57%
魔女の血を引く者。
むかしむかし、、、ある村に、、、!
一人の魔女がいました。
その魔女は、心優しく明るい魔女です。
ココの村の者たちも、みんなこの魔女の事が大好きでした。
最終更新:2019-03-21 03:00:00
2633文字
会話率:50%
バトルに暴力なんてもう古い! この世の全ては話し合いで決まる! 血で血を洗う天才達による大舌戦口喧嘩バトル小説!
白か黒か。否か応か。
物事の決定に曖昧はいらない。
この物語の主人公である小芭梨徳也《おばなしのりや》は物の優
位や価値を決め、社会や国民がスムーズにより良い生活をする事を目的にされた常設委員会“結論争議委員会”に所属する新米国会議員である。
彼ら結論争議委員は法律とは別で世のルールを作るのが生業である。
物事の優位や価値を議決することに多様な民意の反映や多数の議員から同意を得る事もいらない。 提出された事情の優位や物の順位案の審査を個人同士が話合いで決めるのである。
特に何らかの政策を実現させる為に必要とは言えないような訳の分からない議題で日々話し合いをする小芭梨であったが、ある日老若男女、国全体の常識や日常がガラリと変わる議案を任され、どう考えても解決不可能な無理難題に挑む事となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 13:57:08
16426文字
会話率:52%
本のご紹介です。SFです。ぜひとも、沼においでください。なぁにつま先からゆっくりどっぷり入っていけば怖くありません。私にゆっくりで何か作るの程度の能力があればよかったのですが、ないので文章で。
最終更新:2024-03-09 15:41:26
2279文字
会話率:78%
壁を、どうしても作りたい訳ではない。
最終更新:2024-02-10 22:11:55
863文字
会話率:0%
中小企業の飲食店で店長をしていた桐原 瑞希は通勤途中に変わった白い猫に出会う。
ブラックな職場から一転、魔法が使える異世界に。
一人の若者と、一匹の妹?
兄妹二人は異世界トーラスで今日も仲良く料理を作る中、様々な騒動に巻き込まれる。
瑞希はどんな料理を作るのか、妹はどんな料理を食べるのか、二人は食を楽しみ生きていく。
◇◇◇
「お主はわしが何者か知りたいのか?」
「お前に変わりないんだったら何でも良いさ」
◇◇◇
「わしからすればそっちの方がよっぽど魔法より不思議じゃよ」
「なら俺も魔法使いかもな!」
◇◇◇
料理をしたり、食事をしたり、たまに戦闘もあります。
※Twitter始めました。更新予定などはこちらで呟きます。
https://twitter.com/inshokumeguri折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 17:46:54
1320451文字
会話率:61%
オタク気質なのに強気な性格、誰からも愛されることのなかった主人公に同情した女神は二つのチートを与えて異世界に送り出した。
ひとつは成長する歓びを与えるための《獲得EXP増加傾向》
異世界ではゲームのように、モンスターを倒してステータスを強化
していく。
人より早く強くなり、戦う限りいつかは最強にまで至る可能性もあるチート――。
だが主人公は臆病風に吹かれるのは性に合わないと、レベル1のスタート時点から神様相手に喧嘩をふっかける命知らず。
もうひとつは――、
「キミの幸福で愉快な第二の人生はボクによって約束された! なんて。まぁね、ほどほどによろしくたのむよ」
全能の女神が仲間になってくれるらしい。
だが女神はボクっ娘で、幼女で、生意気で、守備範囲外で、なにより致命的に主人公と歩く姿が父娘にしか見えなかった。
主人公はハーレムを作るのが夢だった……だからありがとう神様、今までありがとう。
そしてさよならだ。
「まて! まっておかしい! ボクを保育園においていくのはやめろ! ちょ、オマエッ本気で……おまっ……うえっ! ゔっ、ぐすっ、ま゛っでよ゛〜……! やだよ゛〜……!」
※この作品は『カクヨム』『アルファポリス』『ノベプラ』様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 23:59:47
28566文字
会話率:24%
公爵令嬢であるアリアナ・サウスフィールドは、ある日、前世を思い出した。
せっかく今は公爵令嬢なんだから、若くして死んでしまった前世で、叶えたかった夢くらい、叶えたっていいんじゃない?
そう!悪役令嬢になって、ハーレムを作るの!
ふとした
ことで出会った少年に見守られつつ、アリアナはハーレム作りに乗り出すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 21:51:09
302627文字
会話率:28%
AIの存在が当たり前になった未来。
小説家を目指す物垣ライタにとって『AI自動生成なんて創作じゃねえ!』という意見は共感できるものだった。と言っても、AIの便利さを全否定するつもりはない。昔と比べれば人類はすっかり数を減らし、食料生産、
交通、行政、医療から教育に至るまで、AIなしで社会は回らないところまで来てしまっているのだから。
それでも、創作に関しては……心を揺さぶる芸術や、耳に残る楽曲、人々を熱狂させる物語を作るのは、人類にとって最後に残された「人間らしさ」なんじゃないだろうか。創作を志す者として、その情熱は失いたくないと彼は思っていた。
全てがひっくり返る、あの日までは――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 17:02:24
108792文字
会話率:41%
とある幻想郷の夜。巫女の居ない静かな博麗神社を訪ねる鬼の少女――伊吹 萃香。彼女は思い立ち、四季を一度に萃(あつ)めた『至上の宴会場』を作るのだと宣言する。
それに乗るのは、スキマ妖怪・八雲 紫。二人が春夏秋冬を巡り、数多の旬の酒と肴を堪能
して回る『しじょうの宴』が始まるのだった。
東方×グルメ!百鬼夜行も垂涎の二次創作作品、ご賞味あれ!
超絶素敵なイラストは「ハレのちハレタ」様より
└ Pixiv:https://www.pixiv.net/users/1079498
※本作品は『東方Project』の二次創作作品であり、登場人物は全て『東方Project』のキャラクターです。
※こちらの作品はたいあっぷでも掲載しています。https://tieupnovels.com/series/4162
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 19:35:17
22043文字
会話率:48%
新年あけましておめでとうございます。よく俳句作るので今回共有してみようと思い投稿しました。
最終更新:2024-01-01 09:52:39
209文字
会話率:0%
ひとはなぜCURRYを作るのか
ちょっと肌寒い夜、寒風吹きすさぶ夜、そのどれでもない夜
ひとりぼっちの夜に
ふっと、誰かの心を通り過ぎる寂しさ
これから書かれる物語の登場人物たちも
現実に生きる私たちも
感じている寂しさと食べ物の関係
最終更新:2023-12-29 02:33:29
320文字
会話率:100%
ミンナノモノガタリが読者全員で作るのなら、これは読んだ人のみで秘めるものがたりです。
最終更新:2023-12-12 16:27:01
285文字
会話率:7%
高い高い雲の城でスノーメーカーは今日も雪をつくります。けれど、雪を作るのが嫌になって……
キーワード:
最終更新:2023-11-29 11:00:00
3081文字
会話率:19%