山深き崖にそびえる壮麗なる館、玲瓏館。そこに住むのは黒く艶やかな髪と、透き通る玲瓏たる魔力を纏う少年、エルハルト・フォン・シュバルツベルグ。
今日も彼は、玲瓏館の怪しく灯る魔力に魅せられて、迷い込んだ愚かな子羊どもに――――
――
――ボコられていた
「――――ば、馬鹿な………なんだこの力は……この僕が、こんな下等な種族に………うあああああ」
――――――――
――――
――
「はあ………僕はあと何回この台詞言えばいいんだ………」
「これも仕事ですから」
「だからお前はほとんど仕事してないだろ!!」
くそ雑魚ダンジョンマスターと毒舌銀髪メイドが送る、痛快!わからせ(られ?)コメディ!!
「いつもわからせられてるのはエルハルト様一人だけだけですけどね」
「う、うるせー!!お前は仕事をしろーー!!」
※この作品はカクヨム様でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 23:10:00
53990文字
会話率:74%
オタク気質なのに強気な性格、誰からも愛されることのなかった主人公に同情した女神は二つのチートを与えて異世界に送り出した。
ひとつは成長する歓びを与えるための《獲得EXP増加傾向》
異世界ではゲームのように、モンスターを倒してステータスを強化
していく。
人より早く強くなり、戦う限りいつかは最強にまで至る可能性もあるチート――。
だが主人公は臆病風に吹かれるのは性に合わないと、レベル1のスタート時点から神様相手に喧嘩をふっかける命知らず。
もうひとつは――、
「キミの幸福で愉快な第二の人生はボクによって約束された! なんて。まぁね、ほどほどによろしくたのむよ」
全能の女神が仲間になってくれるらしい。
だが女神はボクっ娘で、幼女で、生意気で、守備範囲外で、なにより致命的に主人公と歩く姿が父娘にしか見えなかった。
主人公はハーレムを作るのが夢だった……だからありがとう神様、今までありがとう。
そしてさよならだ。
「まて! まっておかしい! ボクを保育園においていくのはやめろ! ちょ、オマエッ本気で……おまっ……うえっ! ゔっ、ぐすっ、ま゛っでよ゛〜……! やだよ゛〜……!」
※この作品は『カクヨム』『アルファポリス』『ノベプラ』様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 23:59:47
28566文字
会話率:24%
魔獣が跋扈し、剣と魔法のある世界。主人公レアはそんな世界に生きている。
レアには強くなるという目標がある。だが彼には才能がなかった。それでも諦められなかった彼は、努力し工夫し、この辛くも楽しい世界をメイドのリリーと共に頑張って生き抜こうとす
る。
一方でメイドのリリーはそんな彼を支えつつ、主人のレアにしか興味がない。
そんな2人の愛と戦いを描いた話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-15 21:58:23
41871文字
会話率:41%
辺境に位置し、あまたの幻想種の棲まうファンバード地方。年老いた領主は病床に伏し、静かに人生の終わりのときを迎えていたが、心残りがひとつあった。それは帝都で近衛騎士をしている一人息子――無鉄砲で無軌道で無茶苦茶な後継者――アクネロのことだっ
た。やがて老人は息を引き取り、残されたメイド二人は後継者となったアクネロの面倒を見ることとなったが、それは誰にも予測しようがない常識はずれの波乱の幕開けであった。
邪知暴虐なる若き領主様による幻想粉砕系ファンタジー。カクヨムにも掲載してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 12:00:00
133586文字
会話率:34%
仕事が終わり神無月黒が振り返ると背後に知らない男が立っていた。差し出された甘味に釣られ取りあえず男の話を聞くことにする。男は黒にあるプロジェクトに参加して欲しいとお願いしてくる。プロジェクト名は『デビルズ・ダンジョン』。 「普通こういう仕事
って天使とかがやる仕事じゃないの?」「いえいえ、こういう仕事だからこそ私達悪魔の出番なわけですよ」 神々が笑い祝福を与え、魔族が雄叫びと共に周囲を血に染め、勇者が剣を振るい物語を彩る。そんな舞台を作り上げるプロジェクトに黒は個性的な仲間と共に挑んでいく。 「まぁやるからには徹底的に楽しむとしますか、それこそ使える物は全て使ってね」 これはさまざまな人物たちがそれぞれの目的や野望、夢や希望を胸に異世界で繰り広げられる一つのプロジェクトのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-25 20:00:00
377473文字
会話率:25%
六畳一間、バス・トイレ別。
そんな所にお姫様がメイドを連れてやって来た。
最終更新:2014-11-09 03:03:33
11325文字
会話率:43%