ラジオに投稿された一通のお便り。
俺はそれを車の中で聴いていた。
汗ばむ手でハンドルを握りながら、俺は静かに耳を傾ける。
最終更新:2022-07-08 20:40:26
4327文字
会話率:18%
恋人に裏切られ、一人で迎えたキッチンカー『Crepe de Coco』開店初日の早朝、道に迷ったあげく接触事故を起こしてしまったココこと花山瑚子。
幸い大事には至らなかったものの、どういうわけかキッチンカーごと異世界トリップしてしまって
いた⁉︎
事故を起こしたショックで運転ができなくなったココに手を差し伸べたのは、現場に居合わせたミランドラ公爵ノヴェル。
大国と魔物の国の間に位置し人間と魔物の秩序を守る役目を負うミランドラ公国において、ココは君主のノヴェルをオーナーとしてキッチンカーを営業させてもらえることに!
事務的な印象のノヴェルに緊張するココだったが、目を合わせるごとに彼の態度は和らいでいき……
接触事故の被害者である魔物の青年マノンに茶々を入れられつつ、ノヴェルの姉や部下達、小さな可愛い魔物達、そしてミランドラ公国の人々と交流を深めるも、やがて大国で秘密裏に進む不穏な計画やマノンの真の目的が明らかになっていく。
さらに、ココが異世界トリップした原因まで……
「私のせいか……私のせいで、ココはこちらの世界に引っ張り込まれてしまったのか……?」
人間と魔物が交錯する、世界を越えたラブストーリー。
キッチンカーのハンドルは、致命的に運転が下手くそなココに代わり、彼女に過保護な歴代最強のミランドラ公爵が握る。
※完結まで毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 12:04:13
175441文字
会話率:37%
小雨降る朝に誰かの声を聞いたサンソンくん。耳を澄ますとそれは眼下に見える丘の上の礼拝堂から呼ばれているらしい・・・・・・
失恋したばかりの二十歳の女の子「リロ」は家の使いを兼ね一人遠出のドライブをしている途中、なにやら向こうの丘の上に
「赤い浮遊体」が降下してくる場面に出くわした。ワクワクした彼女はハンドルを向けないではいられなくなり道を逸れるのだった・・・・・・
自分からも、日常からも全てから逃げ出したかった二十歳目前の「リト」。母親の血筋で繋がる遠い親戚を頼り、ひと月ほど「その村」に滞在していた。彼は村の老人たちに代わり、朝と夕に礼拝堂の鐘を打っていた・・・・・・
二十年前「その村」の空は大量の羽毛を降らせたことがあり、礼拝堂の天井には羽根の折れた(実際には一部が欠ける程度なのだが)天使の画が描かれている・・・・・・
太陽の妖精サンソンくんはflat9thmusic&sunfairys(https://flat9th.wixsite.com/f9msf)のオリジナルキャラクターです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 23:19:38
90490文字
会話率:31%
ソロキャンプ好きの加藤良太。二十七才、独身。気付いてみれば、急ハンドルで車は藪の中へ。目の前に広がる大草原。「城壁? まさかねー、異世界なの?」女神様に会った憶えは無いが「あれは、ドラゴンだよねー!?」
荒廃した道を歩いて行くと「幼女では
ないが女性だ。ケガをしているのかな?」ウーン、ここは、お約束の中世ヨーロッパ風なの? お友達になれたのは良いが、剣と盾の世界で言葉も分からない? と思えば、あれ、そうでもないぞー。魔石と魔法に冒険者。おまけに俺が僕で少年だって? 精神が27才なのに体が11才? フーン。やっぱり何処の世界でも、美味しい物は正義だな。これで、楽々内政チートだな。と思っていた時もありました。
大変だ! 魔獣がやって来て帝国の南の都市が壊滅したって! 何で俺が行くの? 貴族になったからなの? 転送陣にホムンクルス、多砲塔戦車だってどんとこい。イヤ、これって本当に定番のコースなのー?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 06:00:00
1771967文字
会話率:67%
高校3年生になった舞華は、念願の免許を取って車通学の許可も取得するが、母から一言「車は、お兄ちゃんが置いていったやつ使いなさい」と言われて愕然とする。
納屋の奥で埃を被っていた、レッドパールのR32型スカイラインGTS-tタイプMと、
クルマ知識まったくゼロの舞華が織りなすハートフル(?)なカーライフストーリー。
・エアフロってどんなお風呂?
・本に書いてある方法じゃ、プラグ交換できないんですけどー。
・このHICASってランプなに~? マジクソハンドル重いんですけどー。
など、R32あるあるによって、ずぶの素人が、悪い道へと染められるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 18:00:00
1209660文字
会話率:22%
視覚野に直接映像信号を送るスマートデバイス“Mirage”が人々の生活に浸透して数年。
その年、東京では不可解な事件が多発していた。
秋葉原集団人体自然発火事件
池袋連続怪奇事件
渋谷フラッシュ騒動
東京都未成年集団失踪事件
彼らはまだ知ら
ない。これらの裏に隠された真実を。
2025年11月。
兎月鏡夜達超常現象研究部は、東京都で連続して発生している不可解な事件についての情報を集めていた。
そんなある日、UIというハンドルネームを名乗る人物からのメールが届く。彼女は東京都未成年集団失踪事件の被害者の妹だと自称した。
同じ学校に通っている鏡夜達に姉の行方を探す協力をしてほしいという彼女の申し出を受け、興奮しながらも次のアクションを待っている最中、鏡夜は家への帰り道に深い霧と遭遇する。
その霧の中は、見慣れた新宿の街のはずなのに、まるで知らない場所のように感じた。
そんな不思議な場所で鏡夜は出会う。サイズの合っていない白衣を着た、不気味な雰囲気の少年に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 17:01:02
117374文字
会話率:31%
今日もまた変わらない一日が始まる。
日が昇る前に出勤して、サービス残業をして、帰ったら倒れるように寝る。
そんな日々はいつまで続くのだろう。
この作品は下記サイトにも掲載中です。
なろう
https://ncode.syosetu.com
/n9801hn/
ノベプラ
https://novelup.plus/story/853053016
アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/novel/337904610/108551513
カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/1177354055516570480折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 17:17:35
2983文字
会話率:7%
県大会トップ3に入るほど足の速い夏蝶。風を切って走り、リレーでも一番になる。そんな夏蝶と正反対に、少年・カエデは子どもの頃の交通事故で左足をひきずって歩いていた。
家に帰りたくない夏蝶は、夏休み前に図書館に入り浸るようになり、図書委員の
カエデと仲良くなる。夏蝶は、兄二人が医学部に進学している医学系の家系だが、「女の子が医者になる必要はない」という父親の言葉で、家に居場所がない。医療ミステリーや医療本を読むことだけが楽しみだったが、夏休みの間は読む本がないと悩んでいる。カエデは入院生活が長かったため、本を沢山もっていた。夏蝶は、カエデから本を借りるようになって急速に仲良くなる。
事故にあって左足をひきずっているカエデ。本来なら普通に歩けるくらいに回復するはずだったが、処置やリハビリが悪くて引きずることになった。頭がいいのに、医学部に進学させてもらえない夏蝶。現状に満足できない二人だったが、蝶のように空の向こう側に羽ばたいて行きたい=自分の夢を叶えたい、と話すようになる。
カエデは東京に行くという夢を持つようになり、夏蝶も、一緒に東京に行くと決める。
だが、夏休みの終わり。夏蝶の誕生日に公園で待ち合わせをした二人に悲劇が訪れる。カエデが、交通事故で死んだのだ。子どもがひかれそうになったところを助けようとしたという。車は子供の姿を見た瞬間にハンドルを大きく切っており、まっすぐにカエデだけを轢き殺したという。カエデは誰も救うことができず、踏みつぶされた蝶のように死んだのだ。遠くの青い空を見ることも、もうできない。秋の名前をもつカエデは、秋を迎えられなかったのだ。
高校を卒業した春。卒業式を出たその足で、夏蝶は駅に向かう。自力で二時間かけて歩くしかなかったのだ。リュックサック一個におさまった引っ越し道具。専門学校には受かったけれど、本当にうまくやれるかは分からない。そう思った時、目の前に、蝶が羽ばたいた。はっと顔を上げるが、蝶は消えてしまう。そうだ、まだこんな寒い時期に蝶がいるはずがない。夏蝶は走り始める。一瞬の風になり、あの青い空の向こう側に、羽ばたくために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 01:01:52
38263文字
会話率:52%
乗りなれた車のはずが、ブレーキの効きが甘い?あきらめちゃいけない!ハンドル握ったからには責任者は己(おのれ)!うわしかし、この感じ、いつか見た夢のような・・・?でもあきらめてはいけない、〇(ゆめ)だけど〇じゃなかったらどうするんだぁ?うりゃ
あ、とまれ、とまってくれえ・・・<(_ _)>(-_-;)あくまでもフィクションです。いつもお付き合いいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 16:20:15
275文字
会話率:0%
とある墓地のとある墓守とその墓地で起こる出来事の連作短編。完結済みです。
ふわっとした設定でお読みください。
※別ハンドルの個人サイトをたたむ前準備に移設しています。
移設元:http://ordin.heavy.jp/bo/
最終更新:2021-12-31 20:00:00
9739文字
会話率:36%
おおかみと、二人の女の子の話。
連作短編です。掌編の塊なので、1話にまとめました。
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最終更新:2021-09-01 07:00:00
8851文字
会話率:16%
高校3年生の『私』の、冬休みのある日のこと。
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最終更新:2021-08-30 07:00:00
2860文字
会話率:15%
小さな頃から、夢に見ていたあの光景。
海を見たのは高校の頃。海水浴場だった。
何故だろう。それなのに、脳裏に焼き付くあの光景は、港のような雰囲気だった。まだ海も見たことなかったのに。ましてや港町なんて、今も行ったことがないのに。
大学に入って。バイクを買って・・・・・・気がづいたのは二年の夏。
吉野の駅前へ続く国道。初めて行った私。けれど、広がっていたのは小さな頃から見ていた原風景だった。
それから何度も行った。自分でハンドルを握って。ひとりでも、友達とも。やがて原風景だったあの景色は、甘酸っぱい思い出と、苦味とが混ざり、今も私の心に残ってる。
あれから十年。これは、不思議な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 00:37:58
2526文字
会話率:26%
眠気と疲労と小さな義務感で今日もハンドルを握るトラックドライバーの主人公。
荷物を抱えての奔走劇。届け預かり物の我が荷物よ!
自分がお荷物と化しつつ明日の見えない主人公の行き着く所とは。
最終更新:2021-10-15 14:28:31
114596文字
会話率:37%
「ネット版百物語」は創作怪談を集めるサイト。実話は投稿してはならない。けれど、ごくたまに実話が紛れ込むことがあった。
サイトの管理人はハンドルネーム「禍解鬼」。女性であること以外、何も明かされていない。
そんな彼女は実は女子高生。けれど、普
通の少女ではないようで…
彼女の目的はなんなのか、彼女のみぞ知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 19:37:38
4483文字
会話率:41%
聖女アデルが女神ラーダの神殿からアルハンドル王国に派遣されて十年。
十六歳の若さでこの北国へやってきた時は美しさが満開だった彼女も、そろそろいい歳になっていた。
五年で任期が終わるはずだったが、雪国は不人気。
交代する人員はいてもみ
んな辞退してしまい、いつの間にかアデルが続投することに。
三回目の今年こそは春の都ラーダムに戻ろうと決めた矢先、彼女を引きとどめたい国王は騎士団長アッサムをアデルに紹介する。
故郷か雪国か。
アデルが二つの選択肢で迷っているうちに国王様は勝手に話を進めていた。
帰郷を理由に求婚を断ろうとしたアデルは騎士団長の訪問を受け、彼には意中の人がいると知る。
しかし、国王は王命として二人の結婚を命じてしまう。
断れば彼が断罪されると知ったアデルは白い結婚を画策し、自分が側室になり、恋人は正室になる結婚を薦めることにした。
他の投稿サイトでも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 11:34:50
6093文字
会話率:31%
テストしていた。途中ですが
キーワード:
最終更新:2021-05-23 16:53:00
252文字
会話率:0%
蒸気文明の街で、ゴロツキと軍人と空賊が共闘して、魔族の召喚を続ける奴らをやっつける話。
前後編の全2話短編。
***
「いっ……!」
慌ててブレーキを踏みハンドルを切る、運転席の少女。
馬上の軍人は迫りくる鉄の塊に表情一つ変えず、腰の
拳銃を引き抜いた。
「石炭および蒸気車窃盗の現行犯でーーぶべっ」
声が途切れる。落馬した軍人が、石畳をぶさまに転がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 16:57:08
7600文字
会話率:36%
ラーメン屋のバイトのついで、深夜のアワビ漁(密漁)で生計を立てていた二十八歳の羽条英弥(うじょう えいや)は、ある日アワビ漁(密漁)の帰り道、大量のアワビを積んだスクーターで帰路についた際、ハンドル操作を誤って海へと沈んだ。
それから彼が目
覚めると、そこは見知らぬ世界だった。しかも自身の年齢よりもかなり若い、みすぼらしい少年の体に乗り移っていた。
魔導士が幅を利かせ、魔法を使えない者は無魔力者(マナレス)と呼ばれて差別される世界に降り立った彼は、それでも拾った命をまっとうしようと、助けてくれた治癒魔法を使う魔導士の少女、レティシアや、自分と同じくマナレスの少女、コランの助力もあり、少しずつこの世界での生き残りの方法を学んでゆく。魔法も使えず、チートも無い、そんな彼の過酷な日々はまだ始まったばかり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 22:21:53
118679文字
会話率:35%
満月が美しい日。
俺は焦っていた。
荷物を乗せた軽四のハンドルが
大量の手汗で滑ってしまうほどに………
最終更新:2021-03-07 20:32:02
934文字
会話率:3%
二十を過ぎてさまざまなバイトや日雇いで生計を立てていた主人公は、その合間の時間や仕事の稼ぎを費やしていろんな資格を取得する生活を送っていた。そんなある日、主人公が運転していたトラックの目の前に女子高生が飛び出してくる。それを避けようと急にハ
ンドルを切った主人公は……。その記憶を最後に、真っ暗の空間の中で目が覚めた主人公。そして、そのそばに立つ美少女。
「あなたはこの世界に再生されました!」
彼女は自称宇宙の保全係で、この星……地球の担当。三億年後の荒れ果てていた地球を「復興」させるため、現実世界の現代の産物「ラノベ」を基に再構成したという。だが、その結果地球は「異世界」となり、「復興」の仕方の間違いに気付いた彼女だったが、もう遅い。彼女の「構成する力」は原因不明に失われ、唯一残った道は、「ラノベのとおりに冒険をすること」。主人公はそのメインキャラとして三億年後の地球に再生されたのだ。
三億年前にとった杵柄(きねづか)、資格の山を活用できるスキル「ライセンスサモン」を与えられ、リューヤは冒険の旅に出る――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 19:48:26
11950文字
会話率:58%
ハンドルネームおにきりの憂鬱で、実はエネギルギッシュな日々。
最終更新:2020-12-01 10:35:02
579文字
会話率:0%