ままならないものよ。
最終更新:2023-12-11 08:04:59
2708文字
会話率:62%
内海を挟んで睨み合う南北二つの大陸間の戦争は、お互いの大陸国家の崩壊により終結した
世界を何度も滅ぼせる威力を持った魔導兵器群は封印され、あるいは解体され
戦略級と呼称される魔法の数々は禁呪として封印された
つまりは、それらを扱う戦略級魔
法使いは、まとめて仕事を失ったという事になる
戦略級魔法使いは潰しがきかないのだ
そんな、戦略級魔法使いエルンスト・グライヒは、幸運な事に第二の人生を始める事が出来た
冒険者である
永年学んだ魔法は使えない。
最小の攻撃魔法で山一つが消し飛び、感知魔法は数万キロメートル先を照準にしている
飛行魔法を使えば一瞬で音の速さまで加速して、その爆炎は周囲一体を焼け野原に変えてしまう
そもそも、組織的なバックアップと無尽蔵のリソースがなければ、戦略級魔法は発動することもままならないのだ
そんな中でもエルンストは挫けない
エルンストの自認する自身の最大の長所は「真面目で几帳面で地道なこと」だから
冒険前には指差し確認
冒険教本は完璧に丸暗記
危険の一つも冒す事のない完璧な冒険ライフをいまこそここへ
……などと、世の中上手くは行くはずもなく
冒険者ギルドのいざこざや、予期せぬ事件と陰謀と、そしてエルンスト自身を狙う過去の影
果たして戦略級大陸間弾道魔法使いエルンスト・グライヒは、完璧なセカンドライフを実現出来るのか?
ちょっとズレた最強魔法使い(制限あり)が、新しい生活に適応しながら、気のいい仲間と共に片田舎でスローライフ(スローではない)を過ごしていく
そんな冒険物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 12:42:40
40037文字
会話率:37%
「もう遅い」
勇者パーティを抜けようとするミノタウロスの戦士モレク。
それを説得する異世界転生者の田中誠。
2人は、魔王討伐の旅を続ける勇者パーティのメンバーである。
共に旅を続ける勇者アステリオスは、神に与えられた強大な力を持て余す子
供に過ぎず。
魔王を倒す旅は困難ばかりで恩恵は少なかった。
だから、パーティを抜けるタイミングを何度も見計らい、お互いにそれを阻止して。
そして旅は最終盤にさしかかり。
もはや抜ける事も出来ない土壇場で。
脱走も追放もままならないまま、皆で不満をぶちまけ合う。
そんな、『近い将来、魔王を倒す勇者パーティ』の
愚痴と不満と、これまでの旅路の「もう遅い」物語
語り口メインで不満をぶつけ合いながら最後はちょっとほろりとさせる
そんなお話となっております
(5万字くらいの中編予定)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 22:54:30
29849文字
会話率:9%
僕はゲームが好きだ。
でも遊びほうけて勉強もろくにしておらず45歳まで独身を貫いていた。
今の記憶を持ちながら過去に戻れたなら・・・夢想する日が続いていた。
ある日特殊能力「セーブ&ロード、設定」を授かった主人公。
まずは試しに今の性別と逆
を選択して、ご都合主義ともとれる完璧な人物として生まれ変わり幼少期よりやり直す。
はたして未来の知識を持つ主人公は幸せになるのか、または知りすぎる知識の為不幸になるのか・・・。
聞くところによればしようと思えば現在45歳の自分の相手として異性の自分自身になれるので両親に孫の顔を見せる事も出来るらしい。
果たして主人公の運命は・・・。
https://ncode.syosetu.com/n9648fb/の改訂版であります。
現在1977年(昭和52年)が舞台で、極力当時の事柄を描写していきたいと思います。
時たま現代の考え方等が入り、時代考証がままならない箇所が見受けられるかもしれませんので、
感想欄にご指摘していただけるとさいわいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 16:00:00
288318文字
会話率:37%
車に轢かれ、短い生涯を終えた日本の男子高生、桜庭柳人。だが、目を覚ました時、彼は“魔王”として「復活」していた・・・!
魔界復興に勤しむ傍ら、出会ったのはポンコツ勇者三人娘。やることなすこと無謀でガサツで自己管理さえままならない。そんな少女
らを放っておけず、思わず手を出し口を出し。気付けばまるで、勇者のオカン?
いつの日か、勇者が立派に巣立つまで、お節介な世話焼き魔王は、今日も今日とて勇者育成に励みます!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 22:03:00
2018963文字
会話率:34%
事故死し、妹が好んでいたweb小説の世界に転生してしまった主人公の愛。
転生先は悪役令嬢アイリーン・ライセット。妹から聞いた情報では、悪役令嬢には破滅が待っていて、それを回避するべく奔走するのがお決まりらしいのだが……。
「何よあんた
、わたくしの体に勝手に入ってきて! これはわたくしの体よ、さっさと出ていきなさい!」
「破滅? そんなの知らないわ。わたくしこそが王妃になるに相応しい者なのよ!」
「完璧な淑女になるだなんて御免被るわ。わたくしはわたくしのやりたいようにするんだから!」
転生先の元人格である本当のアイリーンが邪魔してきて、破滅回避がままならないのだった。
同じ体に共存することになった愛とアイリーンの物語。
※第十九回書き出し祭りに参加した話を連載化したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 20:01:23
124000文字
会話率:29%
多分バスに乗って外を眺めていた時に考えていた事を9月16日に書き留めていたようです。さっきノートを読み返していて見つけました。
自分にはまだそういう気概はないんですけども、人生どん底だと思い込んで諦めかけていた自分に言い聞かせたいです。
人
それぞれ幸福の形は違うと思います。生きるのも独りではままならない自分が小説を書いてもいいのは相当な贅沢だと感じています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 17:13:21
200文字
会話率:0%
「──大丈夫です。私、八月三十一日に、寿命で消滅しますから」
人付き合いが苦手な高校生・四宮夏月が引き取ったのは、”白波”と名乗る祖父の遺産、余命一ヶ月のバーチャル・ヒューマノイドだった。
遺品整理のために田舎の離島へと帰省した彼は、夏
休みの間だけ、白波のマスターとして一つ屋根の下で暮らすことに。
しかし家事もままならないポンコツヒューマノイドは、「マスターの頼みをなんでも叶えます!」と、自らの有用性を証明しようとする。夏月が頼んだのは、『十数年前にこの島で遊んだ初恋の相手』を探すことだった。
「──これが最後の夏休みなので、せめて、この夏休みを楽しく過ごせたら嬉しいです」
世界規模の海面上昇により沈みゆく運命にある小さな離島で、穏やかに消滅を迎えるヒューマノイドは、”最期の夏休み”をマスターと過ごす。
これは夏の哀愁とノスタルジー、そして”夏休みの過ごし方”を描いた、どこか懐かしくて物悲しい、狂おしくも儚い夏物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 08:00:00
137709文字
会話率:62%
そもそもどうしてみんな異世界に転生するのか? 現世と異世界と小説の関係とは?
主人公は「この世の全てにいちゃもんをつけなければ気がすまない病」に罹患した青年。
敗残して病み堕ちて、21世紀初頭の東京に呪いをかける。ままならない現世を滅ぼして
、異世界で人生をやり直そうと欲望する。いや、ひどい話だな。
希望がもてなくて荒廃した心をなんとかする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 14:12:52
180427文字
会話率:38%
「王位を継ぐか隣国の魔女と結婚するか、好きな方を選べ」
魔術学園に通う『やる気なし王子』ことウィルは、父である国王から究極の二択を迫られる。王位継承権が低い第七王子でも国王が決めれば拒否権はない。働きたくないウィルは王になるよりもマシだと政
略結婚を選ぶが……その相手は元敵国・魔女の国との休戦協定で人質として差し出され、留学生として魔術学園に通っていた『氷の魔女』リリーシュカだった。
二人は国の意向で同居生活を強いられるが――
「あなた、さっきバカ魔女って言ったわね?」
「巻き込む前提で魔術ぶっ放すやつがどこにいる」
「私に文句あるの?」
リリーシュカは色々と常識外れで、このままでは結婚生活もままならない。花嫁授業を失敗すれば王子に待っているのは王位継承。絶対にそれだけは避けたいウィルは、ひょんなことからリリーシュカに王子の妃として必要なことを叩き込むことに。
常識破りの魔術には最強の魔術で応じ、王族として恥じない振る舞いを教え、王位継承に備えて二人を排除しようとする勢力の企みすらも、天才王子は圧倒的な力で打ち砕く。
「常識破りなお前を最高の花嫁に育て上げるのが俺の役目だ」
やる気なし天才王子が規格外な魔女を花嫁に導く学園ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 18:07:11
118142文字
会話率:41%
ライラ・オブリビオンは、聖女の紋章を持っているとされた。回復魔導を期待され、士官学校に入学。ところが回復魔導は一切使えず、ダメ聖女として、まわりから虐められる。
ライラ自身はとくに気にはしないが、借金返済のため卒業だけはしておきたい。
あるとき課外授業中、魔獣に襲われ、死霊の魔導が覚醒する。実は聖女と思われていた紋章の正体は、唯一無二のネクロマンサーの紋章だったのだ。
ネクロマンサーは、冥王となる宿命。冥王たるライラのもとに、闇の眷属たちが、家臣団に加わるため馳せ参じる。
ライラとしては、平穏かつ凡庸なる士官生活だけを送りたい。しかし冥王家臣団と、世界がそれを許すはずもないのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 12:00:00
433543文字
会話率:47%
生まれつき『死の呪い』を持って育った第三王子カルス。
日々体を蝕んでいく呪いのせいで歩くことすらままならない彼だったが、とある魔法使いとの出会いで彼の人生は大きく変わることになる。
『光魔法』
呪いを唯一封じ込めるその魔法を見たカルスは、
『普通に生きたい』という願いを叶えるため、魔法使いに弟子入りすることを決意する。
「どうせ何もしなければ死ぬんだ。だったら死ぬ気で頑張ってやる」
死を待つだけだった少年に、決意の炎が宿る。
光魔法は滅多に使い手がいない伝説の魔法、カルスの決断は無謀に思えた。しかし何度も死にかけたことで彼の体内の魔力は常人を遥かに超えるものになっていた。
そこに光明を見た光の魔法使いは、カルスを弟子に迎え入れる。
これは呪われて生まれた王子が、祝福に包まれて成長する英雄譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 13:00:00
315121文字
会話率:41%
いつも通り契約に出かけたはずなのに、目が覚めると首になっていた。
会社に勤めて千五百年経つが、こんな失態を犯したのは初めてだ。
命に別状はないが、このままだと仕事どころか動くことすらままならない。
課長の指示で、後輩と一緒に仕事をすること
になった。
嫌われ者の聖女にパーティーから裏切られて追放された冒険者。愛する婚約者から捨てられた令嬢に、真実の愛を見つけた王子様。
俺と後輩の仕事相手は今日も今日とて一癖ある奴らばかりだ。
壊れた身体の再生のため、俺は今日も後輩とともに契約に向かう。
我儘で矛盾に満ちた望みを叶え、その全てを得るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 20:15:30
246064文字
会話率:25%
死んでしまうとは情けない!
未知なる魔大陸に乗り込み、悪辣な魔纏楼を攻略し、凶悪な魔世将を封じ込め。
史上最悪の魔王を討伐する為、あらゆる困難を排してきた勇者ら一党。
しかし、肝心の魔王ノーラ・トスケイナには力及ばず全滅してしま
った。
仲間の魂と共に『時間転遷(タイムリープ)』によって18年前の過去に戻り、自分の体に魂を宿した勇者は、再び行動を起こそうとするのだが……。
16年後、仲間の中で最も早くに『勇者と目を合わせる』という、体に宿る魂に刻まれた未来の記憶を思い出す条件を満たした聖徒キーセラ。
彼女の目の前にいる人物、勇者カサギは――
――要介護な人物になっていた!?
魔王に敗れた際に魂に傷を負い、立つこともままならない史上最弱の勇者に変わり果てたカサギ。
だがどうやら魔王討伐を諦めた訳ではないようで……
「敗北とは! 敗北とは進歩のない失敗を無為に重ね、それを漫然と受け入れることだ!
つまりはこのカサギに敗北はあり得ないっつーことだぜーーッ!」
とは言え歩けないカサギは移動方法からして困難を極める。
苦肉の策で旅を始めるも、まだカサギが勇者だと公表されていないことが祟って色々な問題にぶつかっていく。
立て続けに起きる前回とは違う出来事や、魔大陸が放つ不穏な気配、勇者の魂に起きた異変。
そしてそれらに屈するどころかむしろ四方八方にケンカを売って回るカサギと……心労の絶えないキーセラ。
「おめーにくれてやる物はこの言葉だけで十分だッ、あばよォォッ!」
「じ、自分のお尻も拭けないのにどうしてこう騒ぎばかり……」
人類種の滅亡が先か、魔王が倒すのが先か、はたまたキーセラの胃に穴が開くのが先か―――。
やがては世界を変えるこの物語の行く末をその目で見届けろ!!
※大陸ストレリチアにある六つの都市――王領都市、神興都市、魔導都市、原生都市、産業都市、魄滝都市――で準備を整えるパートと、魔大陸でのエリア攻略式ボスラッシュのパート、その後で魔王と対峙する予定です。
※基本的にどの章も『冒険』『再会または出会い』『介護シーン』『困難に遭遇』『機転と策で打破』『決めポーズ』の要素を形を変えて、かつ段々と大規模にして進むつもりです。
※キーワードにあるようにタイムリープ物ですが、そう何回もタイムリープしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 00:00:00
207520文字
会話率:38%
女子との会話もままならない主人公だが、いつの間にかクラスの中で『彼女が出来た』と噂になっていた。
本人は全く身に覚えが無いのだが、日常を何気なく過ぎしていくうちにだんだんと、その『目撃者』が増え始める。
そしてついに真相を聞き
たい男子に詰め寄られ――。
日常系ちょっとホラー要素ありの恋愛物語。
※あまりにも酷い感想などは削除させていただきますのでご理解ください※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 14:01:15
7683文字
会話率:54%
迷宮都市ネクリアで、訳あって勇者パーティーの雑用係、兼解体師を務める少年、シテン。
ある日勇者パーティーは、勇者の判断ミスにより魔物との戦闘で大敗、シテンを除き瀕死に追い込まれる。
シテンの活躍により辛うじて全員生還出来たが、敗走の責任をな
すり付けられてパーティーを追放されてしまう。
しかし勇者達は、シテンの持つユニークスキル【解体】の恩恵を全く自覚していなかった。
迷宮では魔物を倒すと死体が消滅し、ドロップアイテムに変換される。だが【解体】スキルでバラした死体は消滅せず永久に残り続ける。つまり不安定なドロップアイテムに収入を頼ることなく、死体から確実に必要な素材を入手できるのだ。
勇者パーティーの安定した収入を支えていたシテンが居なくなった結果、元々金遣いの荒かった勇者パーティーの経済状況は一気に悪化した。
迷宮で魔物を倒して金を稼ごうとしても、運任せのドロップアイテムに振り回されて、安定して稼ぐことが出来ない。更にパーティーの雑用を全てシテンに任せきりだったので、装備の手入れや備品の管理すらままならない。勇者の傲慢な性格が災いし、他の冒険者からも見捨てられ、資金が尽きてロクな準備も行えない。
やがて迷宮探索すらまともに行えなくなり、勇者パーティーは落ちぶれていく。
一方シテンは、【解体】スキルを戦闘に利用する方法を編み出していた。
かつて勇者が倒したドラゴンの死体ですら簡単に解体したそのスキルは、あらゆる防御を貫く最強の攻撃力を持っていたのだ。
さらには死体がそのまま残る性質を利用して、【解体】スキルでしか入手できないアイテムを生み出す。そして高価な薬品の大量量産や、誰も持っていない未知の装備品を手に入れ、シテンの影響力は迷宮都市でも無視できないものになっていく。
ドロップアイテムを無視した素材の確定入手と、あらゆるものを解体する最強の攻撃力。そしてシテンは、やがて最強の冒険者として、迷宮都市にその名を知らしめることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 12:16:02
289635文字
会話率:36%
有翼人は羽があるから普通の服を着ることができなかった。
保温性の高い羽のせいで慢性的な汗疹と、掻きむしることで広がる皮膚炎。羽根接触で皮膚病は慢性的だった。
くわえて羽が大きいとその重量から歩くこともままならない。
朱莉はまさにその状態で
、二十二年間ろくに動けずにいた。
有翼人であることを恨んでいたが、あるとき純白の羽を持ち駆け回る少年を見る。
しかも少年は息を呑むほどお洒落な服を着ていた。
羽を出すことができ、なのに肌を全く露出していない。
その秘密は身頃の縫い合わせごとに分割され、組み立てながら着るという斬新な構造にあった。
それに用いられたのは地模様と繊細な刺繍のある高級な生地だった。
有翼人でも健康的にお洒落ができる。
純白の羽を持つ少年に魅了された朱莉は、自分も有翼人を救う服を作ろうと歩き出す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 23:42:49
115309文字
会話率:60%
キャラシート書いたキャラクターの過去エピソードを書くシリーズ。一部登場人物は知り合いのキャラクターをお借りしたものです。
最終更新:2023-07-20 12:00:00
5914文字
会話率:14%
人はマルコフ連鎖の内に生きている
人格は無限のテープを持ち肉体の喪失は実存終わりを意味しない
外界に神経が非侵襲に接続されアカシックレコードはフィードバック機構を持ち因果律の呪いに反映される
人間はダーザインの選択権を持たず自己の規定すらま
まならない
あるいはTorのアレゴリーの玉ねぎのように全てはカーライルの衣装でゾンビ感覚しか持たないのかもしれない
宇宙が始まったと同時に定義可能なほど傲岸でビッグクランチに収斂するほど矮小なミクロコスミ
動くちっぽけなモナド
それを踏み潰すような宇宙論的な象
そんな象をデュルケムの宿命論的に殺害しなければならない
そんなジョージ・オーウェルをオマージュ、パスティーシュ、コラージュ、アッサンブラージュつまりパクった
そんな物語(映像:アンダーグラウンド[エミール・クストリッツァ])
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 06:08:50
5178文字
会話率:6%
仕事で久々に電車に乗る事になったおっさんが一人。
旅の雰囲気を楽しみつつ、ままならない流れにすら風情を感じる電車旅。
駅弁を選び、さあ、出発!
最終更新:2023-07-01 19:34:12
8927文字
会話率:21%
キャルディン家の次女、フィーネ・レチカ・キャルディンはもうすぐ十二歳になるある日、前世の記憶を思い出す。
日本人の次女であったこと、住み込みしはじめたばかりの養鶏場で放火事件に遭うこと、鶏が大好きだったということを……。
転生特典のおね
だりすると、神様にほしいものを聞かれたので、
『お友達がほしいです。ずっと離れないお友達です!』
他にほしいものは?
『前世の記憶と、ファンタジーの世界でありそうな魔法が使える才能、あとは頑丈で壊れない如意棒です』
だけど、転生特典のお友達がちょっとおかしい!
精霊『AIアリス』
アリス・リーゼエッタは世界最強のデバフスキルを所有している。
フィーネのお友達という釘付けもなされているのだが、思考が完全なる人工知能故に普通の会話もままならない。
こうなったら仕方ない、この如意棒で無双しちゃいます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 12:24:57
39617文字
会話率:40%