千年前には存在したかつての聖女。
千年間は存在しないあらたな聖女。
なぜ聖女は生まれ変わらなかったのか。
死者の魂を天へと送り、魂を輪廻転生させるのが聖女の力。
新たな聖女の役割はそんな単純なものではなかった。
墓守として生まれた
聖女の生まれ変わりの少女の長い旅の物語。
「私は『慈悲深い聖女様』なんかじゃない」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 19:23:54
59459文字
会話率:48%
わたし、レナータは、海の幸と織物だけが名物の小さな村に住んでます。でも、不器用で機織りが苦手だから、家族にも村の人にも冷たい目で見られてる。だけど、わたしも十五歳。成人を迎えたから、結婚話だってくるんだよ。お相手は――村と契約している、海の
神様!?
でも、知ってる。二十年に一度、村から選ばれる『海神さまの花嫁』。あれは嫁入りなんかじゃない、生贄だって。ついにわたしは、花嫁衣装で海に沈められてしまうのでした……って、生きてる!?
「ここでの暮らしに耐えうる器か、見極めさせてもらおう」
気がついたら海底神殿にいた私の前に、威厳たっぷりなコワモテの海神さま。さっそく夫婦の契りを結ばされて、やっていけるかなあ――って、土下座された!?
「我はもはや、姿を保つことすら危うい。どうか力を貸してはくれまいか」
必死にお願いされて、うなずいたけど。海神さまが力を取り戻すには"清らかな愛の力"が必要らしくて。恋したことのないわたしたち、本当の夫婦になれるかな。
わからないけど――意外とへたれかわいい海神さまとの生活は、村暮らしよりずっと楽しいです! あの人たちが今のわたしを見たら、どんな反応するかなあ。
※この作品は『エブリスタ』でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 19:15:41
70875文字
会話率:51%
ある日異世界に召喚され、私は聖女として崇められることになってしまった。
「ああ、なんて美しい。聖女がこんなに美しいだなんて知らなかったよ……。いいや、あなたは聖女なんかじゃない、僕にとっての女神だ……!」と召喚した王子は言う。
いやいや何言
ってるの!? と叫びたいところを必死に我慢をしたものの、どうやら王子は私と結婚したいらしい。もちろん、すぐにお城から逃げ出した。
※王子とはくっつきません。主人公は見かけと相反して口が悪い設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 17:44:29
14702文字
会話率:41%
善野翔は自分の15歳の誕生日に妹のヒカリが死ぬことを知っていた。
彼は自身の持つスキル『善行ポイント』を使って妹を助けようとする。
しかしそれは予期せぬ邪魔が入ってしまい失敗してしまう。
妹を再び失った彼は悲しみ、苦しむが再び歩み始め
る。
妹を助けるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 18:12:37
52801文字
会話率:32%
なんとなく日々を過ごしていて俺には、将来の夢……なんてあるわけもなく、とくにやりたいこともなかった。
ひとまず大学進学することになったものの”憧れの一人暮らし”はむずかしい。長距離の通学に不安がないワケじゃないけど、仕方がない。そう、受
け入れていた。
そんな時、伯母さんの一声で”上京”できることに!!
けど、それには一つ、思い描いていた新生活と違う点が・・・それは、一人暮らしでなく、二人暮らしであること!?
しかも相手は、昔、よく遊んでもらっていた”ご近所のお姉さん”だった!
数年ぶりに再会したお姉さんは予想斜め上で理解が追いつかないし、同居生活は考え方に違いがあって、イロイロ落ち着かない。その上、大学で出会った友人達は友人達で個性豊かで……はじまったばかりの新生活が大変過ぎるっっ!!
なんとなく日々を過ごしていた俺の、お姉さんとの同居からはじまる新生活。
って、ちょっと、待て!
俺は変態なんかじゃないからなぁ〜〜!!!!
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※主人公(大学生)と年上のお姉さん(社会人)のお話です。
※毎日22時頃に更新予定(ときどき見直しのためズレます)
※誤字脱字等には、あたたかい気持ちでお願いします。
※お姉さんの小言(アドバイス?)が多めです。
※以前、公開していた「元ご近所のお姉さんと…」を加筆修正して新しく投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 01:00:00
106897文字
会話率:37%
本作品は代表作の休憩中・合間に書く「文章を簡単に」を目的とした練習用小説です。
更新頻度はモチベーションがあれば書きます。もし「好みの内容だ……」など思って頂けたら、応援やコメント、レビューなど頂けますと更新頻度が上がります(是非是非是非是
非是非)
※投稿二日目で代表作のPVを超えました。代表作のモチベが下がっております。
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「世界最強の人達に教えを乞えば僕も強くなれるんじゃないか……?」
超希少な惚れさせスキルを持つ気弱な少年、リト・アーネルは気づいてしまった。
無条件で発動されるそれは、世界で有名な最強美少女達を惚れさせて……
「リトの為ならば……私は忠誠を誓った王国でさえ滅ぼそう。それほど、彼を愛している」
「あたしは別に好きなんかじゃない。好きなんかじゃない――けどッ! リトの周りに女がいるとムカつくのよッ!」
「ミーシャは……リトが好き。邪魔するなら、全員壊してしまえばいいの」
「リト様の為なら、私は妖精と人間の垣根を超えて、リト様に添い遂げます」
いじめられていた過去を持つリトはスキルで世界最強となった、その後。
「嫌だああああ!! 僕は、強くなりたかっただけなのにいい!!!」
彼は惚れさせてしまったことを後悔し、どうにか惚れさせスキルを解除しようと悪戦苦闘するのだった。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 22:00:00
126549文字
会話率:42%
政府推奨VRMMO”友達クエスト”
リアルの友達を作るため高校に導入された本ゲームにて、クラス委員長の僕はある生徒とのゲーム攻略を頼まれた。
その相手はちょっと口が悪くて、そそっかしくて、でも放っておけない可愛さがあって。
その正体は年中ジ
ャージ姿の引きこもり芋ぼっち少女だったけど、実は素直なところがあって、友達作りが苦手な子で――
友達で大切なのは”数”じゃない。
これは、ゲーム好きな僕と、ぼっちな彼女がたのしく友達になっていくラブコメ。
※)コメディ成分多めです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 21:00:00
124909文字
会話率:32%
夢の世界。それは誰しもが見たことのある、そして誰しもが鮮明に覚えていない世界。
何故鮮明に覚えていないのか…それは幸せなんかじゃないから。幸せだけじゃ、夢は覚めないから。そんな夢は人々を束縛するだけなのだから。それでも夢は生まれるのだ。
だからこれは、夢を見る人々が描く、色とりどりな世界を旅する物語。
様々な出会いの中で、主人公は自分をーー記憶を取り戻していく。けれど同じように、彼女を縛る楔が彼女の夢に打ち込まれていく…。
誰かの願いに生まれた夢の物語が、今始まる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 20:00:00
38882文字
会話率:45%
とある日、一条祐馬(いちじょうゆうま)が暮らすマンションに一人の少女――雨宮麻里花(あめみやまりか)が引っ越してきた。
麻里花は成績優秀、スポーツ万能、才色兼備、そしてご令嬢というこの世のありとあらゆる理想を体現した完全無敵な才女であり
、クラスのどこにでもいる平凡な男子の祐馬とはもちろん接点なんてない。
元々の住む世界が違うと思っていた祐馬はどうせ隣人となってもただ家が近くの同級生の関係だと思っていた。
しかし、この日を境に時間は動き出す。
学校では真面目な生徒の祐馬が、自宅では怠惰の限りを尽くす姿(パジャマ姿の寝癖)麻里花に見られて。コンビニで買い食いしているところを見られて「不良」と言われて。雨が降りしきる夜に一緒に雨宿りをしたりして。まるで運命の糸に繋がれているかのように、事あるごとに二人は一緒に過ごしていく。
そんなこんなでお互いのことを知っていくうちに、麻里花は心を開き始めて、学校でも見せなかった作り物なんかじゃない本物の笑顔を祐馬に見せ始めて、そんな可愛らしい姿にドギマギさせられながら祐馬も居心地の良さを覚え始めつつ、麻里花も普通の女の子なのだと実感する。
かっこいいところや可愛いところ。二人が見せる一面に触れていくたびに、やがて二人の心は惹かれ始めていく。
「わたし。祐馬くんと出逢えて良かった」
これは平凡で「何事もほどほどに」がモットーの少年と才女にして≪高嶺の花≫と呼ばれる少女が不器用ながら少しずつ距離を縮めていく、優しく少し儚くて……でもやっぱり優しく甘い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 17:01:30
94987文字
会話率:52%
『もう友だちなんかじゃない。届いたものはあなたへの想い』
香嶋未空と志水美玲は親友同士。けれども美玲は不治の病で、突然この世を去ってしまった。悲しみにくれる未空。しかしそんな未空のスマホに、不思議なメッセージの着信音が届いた。それは信じられ
ないことだったが、どこかの世界にいる美玲からのものだった。けれど、何をどうやっても返信が出来ない。暗闇で恐怖におびえる美玲を救いたい。その一心でいた未空の想いは、天に届いた。そしてそれから、二人だけのの奇妙な秘密の生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 06:06:35
7629文字
会話率:28%
ある朝、学校の廊下の曲がり角で事故チューした俺と君。でも……。
最終更新:2023-03-17 15:00:00
300文字
会話率:19%
ボクは王子さまと呼ばれている。
でも決してボクは王子さまなんかじゃない、ボクはネコなんだ。
※この作品はカクヨムにて掲載済みです。
https://kakuyomu.jp/works/16817330652650275024
最終更新:2023-03-14 19:00:00
8999文字
会話率:46%
生きるとは?死ぬとは?
正解がない人生を探して
もがき苦しみそして見えるものは
いったいなにか?
最終更新:2023-01-25 16:15:22
3950文字
会話率:11%
あと一週間で空から降ってきた星がぶつかり世界が終わる。王国の魔術協会が研究の結果、そう結論付けた。
貴族令嬢だったフィオーレはそれをきっかけにして幼い頃からの夢である庶民の生活を楽しもうとする。
──終わりを迎える世界が綺麗で残酷なのはき
っと気の所為なんかじゃないと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 11:00:24
4865文字
会話率:45%
三年のあいだ所属していたパーティーから追放された符術士ティリオは、王子から婚約破棄された侯爵令嬢ルイーザの旅の護衛の仕事を受けた。
ルイーザは田舎で隠棲するために首都をあとにしたのだと思っていたティリオだが、実はそうではなくルイーザは辺境
の小さな町デュバリの知事として赴任するために旅立ったのだった。
少しでもその治政に失敗があれば、ルイーザに敵対する派閥の貴族たちがよってたかって彼女を攻撃することになる。絶対に失敗はゆるされないのだ。
さらに、
子供のころ家族に置き去りにされた初心者の呪術師フィミアダ、
同棲していた相手に部屋を追い出されたベテラン重戦士ジルト・ウォンド、
魔王軍の反逆者として処刑されたが生きのびたレンジャーの『黒風』
の三人とともにパーティー『追放されし者たち』を結成したティリオは、
ルイーザの治政を補佐し、町の暮らしをよくするためデュバリで冒険者として生活することにした……。
※ざまぁ要素は(今のところ)ありません。
※「カクヨム」でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 20:54:48
129484文字
会話率:33%
父に言われるまでもなく、バイトの妹を迎えに行った帰り道。
異性として好きだった妹から告白と血縁関係にない事を知らされ、結婚しようと全然冷静なんかじゃない返事をしてしまう。
最終更新:2022-12-19 10:00:00
989文字
会話率:10%
婚約者であった王太子は“真実の愛”を見つけ、とある男爵令嬢を選んだ。嫉妬にかられて彼女に度重なる嫌がらせをしたらしいあたくしは、今宵断罪される運びとなったらしいわ。別にちっとも構わなくてよ。あたくしが欲しかったのは、そんなものなんかじゃない
のだもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 11:01:45
9557文字
会話率:28%
進路選択の時。
俺の彼女「文乃」は東京へ行くことを選んだ。
彼女の選択を僕は
「良いんじゃない」
と平気な顔で支持した。
そんな俺に彼女は……。
最終更新:2022-12-01 15:00:00
673文字
会話率:16%
山下はウザいことばっかしてくる。
あたしがノート貸したげたらお尻向けたネコの落書きして返すし。
「ケツの穴が特にうまくいった」じゃねーよ。
ひたすらウザいのに、親友ふたりはあたしと山下が仲よしだなんて言ってくる。
何回説明しても分かってくん
ない。
そんな中、親友たちとカフェで待ち合わせしてたら山下が現れた。
ここ、あんたにゃ縁のないオシャレなとこなんですが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 21:04:23
8436文字
会話率:45%
「私は魔女なんかじゃない!」
そう叫んだ声は誰にも拾われないまま、レダリカは僻地の森へ追放された。婚約者である王太子を呪った“魔女”として。
残してきた妹の身を案じるレダリカは、命の危機を魔法使いフラウリッツに助けられる。ところが、連
れてこられた魔法使いの城で、よりにもよって婚約者と妹が共謀して自分を裏切っていたことを知ってしまう。
衝撃を受け、深い悲しみにくれた結果。
「弟子にして、フラウリッツ」
レダリカは、このまま本当に魔女になり、自分を陥れた者たちに復讐することを決意するのだった。――まさか、この先ゆるゆるほのぼの“魔女の弟子”生活が待ち受けているとも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 00:16:42
202036文字
会話率:37%