死んだ筈のケイがサーリムに呼びかける。
「崑崙で待っている。」
驚愕するサーリムにプロメターは言う。
「ケイが君を騙す筈はありません。崑崙へ行きなさい。」
一方、炎の剣の代表者アルフォンス・ケルブは、その野望を実現するためについに行動に移っ
た。
不穏な情勢のケンジントンを後に、サーリムは崑崙へ向かう。
そして、サーリムは崑崙で大いなる再構築の真実を知る。
その後崑崙の内外で事態は大きく動き、サーリムは2度にわたって世界を救う事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-15 16:19:29
240427文字
会話率:33%
科学技術を保存する唯一の存在である禁書館を巡り、連邦最大の盟約団体である炎の剣が不穏な動きを始めた。
ケイは人類の未来のために、これに対抗するべく奔走する。
最終更新:2015-11-03 14:39:21
98393文字
会話率:32%
全世界的なスピリチュアリズム(オカルト)への傾倒による反科学啓蒙主義は、人類を滅亡の危機に追いやろうとしていた。
今や後戻り不能な所まで来てしまった事を悟った世界連邦政府は、失われつつある科学技術に代わり人類を救う事の出来る『本物のオカルト
技術』に基づく社会を、手遅れにならないうちに再構築する以外にないと判断した。
しかし、その求めに応じて集められたオカルト技術の中に、この要請に応えられるだけの能力を持った物を見出す事は、極めて困難であると判断せざるを得なかった。
そこで連邦政府は、オカルト技術の真偽を監査す監査官を養成し、実際の監査に当たるSI(スピリチュアル・インヴェスティゲーション)局を立ち上げた。
これは、SI局監査官ケイ・アマギの苦闘の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-01 12:49:33
225006文字
会話率:37%
――世界は窮屈だ。
そんな事を思った人がいた。
その窮屈を変えようと、世界を転覆させようとしている。
最終更新:2015-11-15 13:26:22
562文字
会話率:5%
実家に居候状態の月見里(やまなし)走(かける)、彼は家族に反発もせず人々のいいなりとなって優しく大人しく暮らしていたが、いったん狼に化すと依頼主の命ずるままに人をかみ殺していった。ヒトとオオカミ、ふたつの形態……相反するようでいて実は全く同
じ核をもつ彼は幸せを求めながらもそれにしがみつく日々に疑問を抱いている。そんな中、『意思無き排除』と呼ばれる恐ろしい災厄が人々の頭上に迫りつつあった。
※以前、いったん完結までこちらで公開していたものを見直しながら再公開しています。加筆修正が多くなるかと思います。
特に活動報告やツイートの宣伝には載せず、納得できるように修正していく所存です。生温かく見守って頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-14 09:25:56
232885文字
会話率:27%
第三次世界大戦後の二〇XX年、日本は辛うじて戦渦を免れたが大陸からの難民、銃火器大量密輸事件、重度のVRMMOアクションゲームの影響で日本国内の治安は著しく悪化して今では二一世紀初頭の中東のようにPMCが闊歩し、国民はスマートフォンを持つの
と同じくらい銃を持つのが当たり前となっていた。
イングランドから日本にやってきた少年真島翔はVRMMOアクション、ディストピア・アンド・ユートピア・オンライン通称:DUOで仲間たちと出会い、楽しい日々を過ごすのだが……巷ではゲームと現実との区別が曖昧になり、超えてはいけない境界線を超える者の集まりが現れ始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-12 01:32:32
109204文字
会話率:42%
文明の滅び去った遠い未来、東京と云う名の沙漠があった。旧き時代の遺跡や廃墟を残して、砂に埋もれているこの大沙漠で、人びとはオアシスの基に、新宿、渋谷、池袋、六本木、秋葉原などの街並みを、復興させようとしていた。旧時代の高度なテクノロジーに
よって作られた複製都市たちは、残りわずかになってしまった資源を奪い合う毎日を過ごしていた。そんななかで、或る日起きた爆弾テロが、多くの人間の運命を動かした……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-11 08:00:00
117012文字
会話率:42%
【改訂版】
「わたしの身体は作り物でした」
この独白に因って始まる”彼女”の苦しみに充ち満ちた告白のmemoryは、俺には重々しく響いた。それはまるで”彼女”が、俺の心を透かして言ってるのではないかと思うくらいに俺の心を深く抉ってくれた。
何が悲しくて、”彼女”のmemoryを暴いているんだか、俺にはさっぱり分からんが、それでも誰かに言わずにはいられないんだろう。そんな気がしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-03 12:22:20
21771文字
会話率:0%
近未来。アンドロイド技術が進み機械化した人々は度重なるアップデートに対応できず破棄されていく。そんな人々にインタビューという形で関わっていく物語。
最終更新:2015-11-07 18:22:35
3269文字
会話率:0%
肥満撲滅運動が活発化した昨今、肥満であった野木はその影響をもろに受け、さまざまな苦しい思いをする。果ては警察や自衛隊にまで追われるはめになり……。
最終更新:2015-10-31 12:14:07
3077文字
会話率:10%
順風満帆な人生を送っていた男が、社会に出る直前に死んでしまった。どうやら異世界に来てしまい、その上『勇者の神器:戒めの鎖』の持ち主に選ばれて勇者となってしまう。だが彼は、勇者などそっちのけで生前やり残した後悔から、世界を旅することに決める。
世界を渦巻く陰謀に巻き込まれたり、巻き込まれなかったり。物言わぬ相棒と共に、ちょっぴりディストピアな異世界を行くファンタジー珍道中。
※章の初めからならどこからでも読めるようにしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-30 07:39:48
75179文字
会話率:39%
宗教を学ぶ大学生、ジェイムスン・スミスは、行き過ぎた電脳信仰社会にいい加減倦み果てていた。
機械と人間の境界がどんどん曖昧になっていく時代の中に流される青年の日常、その一コマ。
最終更新:2015-10-26 01:13:19
2858文字
会話率:19%
時は西暦2020年。
2005年の地球温暖化の進行による各地の記録的自然災害、そして世界中で突如起こったプレート地震によって、世界情勢は大きく変動した。
各国は資源を巡り内戦や紛争が頻繁に起こるようになり、特にアメリカとロシアは武力による抗
争をギリギリ踏みとどまって水面下での睨みあいを続けていた。
一方イギリスは激化する戦争、それに追随する更なる経済悪化、二国の冷戦の巻き添えを懸念し、武力弾圧を視野に入れてある特殊部隊を設立した。
イギリス軍最強戦力でありながら、記録上は存在しない部隊。『形無き軍隊』と呼ばれた彼らは世界中でイギリスが飼い慣らした狂犬と恐れられた。
国はこの形無き軍隊を『ゴーレム』と名付け、各国の紛争に駆り出して暴動を鎮圧させていった。
しかしロシアとの睨み合いは激化し、とうとうある事件をきっかけに世界を巻き込んだ二国の戦争が始まる。
『ゴーレム』の隊員であり、15歳の中学生の少女、唐湊煌子(とそ こうこ)は国同士の戦争に巻き込まれながら、人として成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-25 14:11:26
3479文字
会話率:29%
これはこの物語の全ての登場人物一人一人の物語を描いた前代未聞の物語である。
最終更新:2015-10-22 23:40:55
926文字
会話率:22%
「不自由」というものが徹底的に排斥され、幸福に彩られた都市#CB2300。そこに住む人々は、幸福一色の単調な日々に飽き飽きしていた。
この町にはある噂がまことしやかに囁かれていた。不幸になることの出来る薬、"特効厄"。そ
れを売り歩く厄剤師がこの町に来るのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-22 22:48:15
526文字
会話率:54%
「こんにちは。気分はどうですか?」
私は月で、彼らにそう尋ねる。無意味に、無慈悲に。
彼らの管理。それが私の仕事だ。
大学の無料部誌に載せていただきました、私の作品を転載したものです。
最終更新:2015-10-22 01:53:49
14633文字
会話率:41%
「この世界には、黒いものと白いものともう一つ『灰色のもの』がある」
かつて〝日本〟と呼ばれていた国、アルメリア王国には闇の執行機関がある。
悪を許すのではなく、犯罪者を殺害することで罪を根源から滅ぼす。
悪性滅殺を理念として掲げる私設武装組
織〈灰絶機関(アッシュ・ゴースト)〉
その構成員は誰もが〝二十歳の誕生日に必ず死に至る〟呪いを受けた少年少女達であった。
限られた命でありながら殺人の罪を背負い、罪を滅する。
罪業を積み上げ、命を吸い続けた果てには何があるのか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-18 21:27:04
819352文字
会話率:36%
あなたの夢を守る少年のお話。
夢「を」見る君と
夢「の」中にいる少年シャドムの奇妙な夢物語
最終更新:2015-10-14 10:56:22
2227文字
会話率:31%
「続いてのニュースです。
自衛隊と魔法少女との共同で行われた包囲作戦で戦死した、
魔法少女の宮沢つばきさん14歳の告別式が昨日、世田谷区で営まれました」
そんなニュースが報道される日本……。
突如出現した闇淵(やみわだ)現象に対抗するた
め、
政府公認の魔法少女たちと自衛隊が投入されるが、敗戦を繰り返していた。
このままだとやがて地球は丸ごと闇に飲み込まれる……
そして、全ての魔法少女を総動員した最後の総力戦が開始される。
そんな中スクープを狙っていた一人のカメラマンが取材を終えて避難しようとするとき、廃棄された人型戦闘車両の上でラッパを吹いていた少女を拾う。
二人を乗せた車は高速道路を走り、避難先へと向かうが――
世界は闇に飲まれるのか?
本当の敵とは?
マスメディアの形を問う、ロードムービー的ヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-14 02:42:45
16274文字
会話率:43%
[ふわふわが出て殺す!]
大福製造の大手企業である粉好製菓は大きな秘密を抱えていた。それは企業内でも上層部だけが知る機密事項であり、世の常識をひっくり返しかねない事実だった。
それは、ある存在。
<ふわふわ>
彼の存在だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-04 18:00:00
8693文字
会話率:22%
その時代、地球に人はほとんど住んでいなかった。
汚れきった地球が回復するまでの間、人類は地球から離れて長い眠りについたから。
地上に残っていたのはごくごく少数の、奇特な研究者たちだけ。
僕は亡くなった博士との約束を守りながら、たったひとり
地球の片隅で生きていた。
それなりに穏やかな日々。だけど、終わりはすぐそこまで来ていた。
10/1:改題しました。(旧題:君だけが知らない)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-25 20:00:00
15273文字
会話率:27%
暗黒の王が世を支配して千年。
世界は多少の戦乱を見ながらも、おおむねうまく続いていた。
そんななか、元コマンドという経歴を持つ私立探偵ガッシュは、
いくつかのマフィアが根城としている巨大な複合建造物、暗黒塔に潜入する。
そこに隠されたある
ものを奪還するのが依頼だったが、
暗黒塔から脱出する途上、思いも掛けず、硝子の棺に閉じ込められていた少年を救出した。
少年の名前はリドリ。
彼は千年を閲する月光族の皇統に連なる魔法使いだった。
☆なお、本作はアルファポリスとの併載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-23 18:47:42
15214文字
会話率:36%
22世紀に出現した優秀かつ慈愛に満ちた新人類「エターナル」。彼らは、その美しさと多産性も相まって瞬く間に増殖し、社会にこれまでにない混乱を招く。人口爆発による飢餓と戦が続く悪夢の1世紀を経て、ついに彼らは抹殺の対象になった。文化も衰退した
23世紀前半「エターナル」狩りが続く中、高村真一は仲の良かった少女、荒木早苗が「エターナル」だったことを知らされる。
以前Qbooksという投稿サイトで連載していましたが、充分に書き切れず悔いの残った話です。今回はじっくりと腰を据えて書いていきたいと思います。(不定期更新です、すみません)以前とラストは変えようと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-21 08:00:00
14998文字
会話率:29%