夕暮れの帰り道。
また明日と言うように軽く吐き出された告白は、彼女たちを狂わせていく。
これは愛の物語ではない。
これは恋の物語でもない。
これは夢の物語である。
ただ、それだけの話である。
最終更新:2021-12-10 13:37:44
6389文字
会話率:100%
ご注意。
本作品は新撰組について書きながらも近藤勇も土方歳三も沖田総司も斎藤一も活躍しません。
主人公は腹を切らされる隊士だったり中納言だったりします。
隊士がビワの木に変身したりします。
新撰組を題材にした奇妙で不思議でありえないことも起
きてしまう掌編集です。
そんなお話を不定期、可能なら四日ごとに1000から1500字であげていきます。
奇妙で不思議でありえないものを手軽く読みたい方はどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 07:09:02
37630文字
会話率:31%
両親と上手くいかない夕凪(ゆうな)は、ある日父親と喧嘩して祖母の家出して、祖母の家に行ったつもりが、見知らぬ部屋にいた。
そこは謎の空間で凛音(りんね)と言う少年が1人いた。迷い込んだ人々の話を聞いて書き写し、その人の心を軽くしていくのだ。
夕凪は心の赴くまま凛音と交流を重ねるのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 18:55:38
10982文字
会話率:33%
君をいつか助けに行くよ
だから絶対生きててね
薄ぼらな狐につままれたかのようなやんわりと、ほんわりとふわふわした不思議な気持ちの中私は誰かにそう告げられた
ノイズのかかった気持ちの悪い声は私の記憶が薄らとしていることを教えてくれた
手
も足も動かない金縛りの状況、誰かの手で頬を触られた
そのザラザラとした傷だらけの手は驚く程に冷たく悲壮感を漂わせるものだった
そう思いながら軽くなってくる瞼と共に意識を戻す
そこには誰もいない夜の砂漠とただ昼寝をしていた私がいた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 20:07:06
12540文字
会話率:33%
どこにでもいる、ギャルとチャラ男のアベック。
そんな二人の、過去と今。
最終更新:2021-12-04 20:01:38
5482文字
会話率:25%
住宅街のよさ、ビルが建ち並んでない暖かみのある家々の話です。
(初心者ですので軽く見くださるとありがたいです。)
最終更新:2021-11-30 21:58:43
2191文字
会話率:0%
ダンジョン。
それは魔法によって作られた、人知を遥かに超えた迷宮である。
異界と化したその内部には凶暴な怪物たちが蠢いており、時に嵐が時にマグマが噴き出す場所すら存在する魔窟は、脆弱な人間では一日も生存する事が出来ない地獄とされていた。
だが、魔物たちが生み出す魔法の素材。外では決して得られない希少な鉱物。
更にダンジョンを踏破した際に得られるとされる神からの祝福『ギフト』を求め多くの人間たちがダンジョンに挑戦していった。
普通に生きているだけでは一生をかかっても決して得られぬ巨万の富。本来であれば社会不適合者とされる者ですら容易く得られる名声の嵐。
人間は魔物たちと比べられないほど弱い生物だ――それでも人間が持つ底抜けの欲望は神の想像すらも容易く凌駕していく。
そうして、気づけばダンジョンの存在は人々にとってなくてはならないものとなり、ダンジョンの脅威が人の心から忘れ去られ始めた頃――とあるダンジョンの存在が世界から注目を受け始めた。
『天楼バベル』
最も古いダンジョンと言われ人類の歴史を紐解くよりも先に存在していたそれは、外観から頂上を見る事は叶わず、天にすら届くとされている高さは、人類の最高到達階である八十階を遥かに超えており、階数は軽く見積もっても百は超えているだろうと言われていた。
そんな古来より知られているバベルが――どうして未だに人類に踏破されていないのか。
『全てのダンジョンは一度入ったら踏破するまで出られない』
それは、子供でも理解できる、シンプルで残酷な絶対ルールがあるからだ。
成功か失敗か、生きるか死ぬか、前へ進む事しか生を許さないそれは、無知な俗人を勇者へと駆り立ててきた。
そして、元来であれば安易な逃走を許さない悪質な理を、されど人間は受け入れてきたからこそ、人類と言う種は進化し発展を続けてきた。
だからこそ、あるものは輝く未来を、あるものは未知の栄光を、あるものは一発逆転を夢見て、夥しい数の探索者がバベルと言う悪夢に挑戦し続けてきた。
だが、一年が経ち二年が経ち十年が経ち……百五十年が経過しても誰一人バベルから帰ってくる事はなく、結果的にそれはくしくもバベルが人の手に及ぶものではない事を証明する切っ掛けとなった。
今から始まるこの物語は――そんな神の悪戯で作ったとしか思えない悪意の中で生きた人間の英雄譚である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 19:49:35
103433文字
会話率:46%
Twitterでたまにつぶやいている「創作に役立つかもしれない馬知識」をもっとちゃんとした解説つきでまとめてみたもの。
書いてほしい内容、ここが知りたい! などの内容がございましたらTwitterDMなどで書き込んでください。
乗
馬で働いている作家ってやつは結構珍しいようなので、リアルで体験した馬エピソードを交えつつ、自分が学んだ知識などに軽く触れていきます。
自分ならこの辺のことを知れたら創作に役立てるかもしれないな〜という話が中心です。
本当に馬に携わる人としての証明として、自分の撮った馬の写真を多用します。
実体験と自分で聞いた話に加え、できるだけ出典を明らかにしつつ、乗馬教本などからの知識も要点を押さえて書き出していきたいと思います。
Twitter募集で知りたいことなどの質問なども受け付けていたので、そちらの解答もこちらで行います。
少しでも私の馬知識が皆様の創作のお役に立てたら嬉しいなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 23:46:03
38967文字
会話率:1%
「シドロ。君には今日、ここでパーティーから抜けてもらう」―――A級冒険者パーティーで荷物持ちをやっていたシドロは、【軽量化】という手に持ったモノの重さを軽くさせる能力を持っていた。しかし、それはあまりにも地味であり、周りにはあまり評価されず
にいたのだが、一方で魔王を倒した伝説の勇者パーティーの一人、『白光』パーシルには目をかけられていた。だが、パーティーリーダーであるナザンはそのことが気に食わず、ダンジョン内にある『奈落の大穴』にシドロを突き落としてしまう。
突き落とされながらも、何故か生きていたシドロは、ナザンに仕返しをするという意思を持ちながら、地上へ帰ることを誓う。そんな中、彼はとてつもなく重い一本の魔剣を見つけた。
と同時に襲い掛かってくる巨大な魔獣。
絶体絶命と思われたが、しかしなぜかシドロはいともたやすく魔獣を撃破してしまう。
わけがわからず呆然としていた彼に答えを教えてくれたのは、先ほど見つけた魔剣・フール。
『貴方のスキル【軽量化】は手に触れていなくても発動できる。そして、周りのものを羽毛のように軽くさせられる。物理的攻撃において、これほど脅威なものはないでしょう』
フールの助言によって、シドロは【軽量化】の戦闘における使い方を学んでいく。
彼女、物理的攻撃、魔術的攻撃でも破壊されない、まさに、折れず、曲がらず、壊れずといった『最硬の魔剣』であった。
問題があるとすれば、ただ一つ。
「人間の姿の時、体重はどれくらいか、ですか? 女性に体重を聞くとは、やはりマスターはゲスですね」
「そこまで言う!?」
「人間の姿でも戦えるか、ですか? 女性に戦わせて自分は後ろで応援するだけとは。やはりマスターはクズですね」
「誰もそんなこと言ってないよね!?」
「あの扉が上へと繋がっている? 早計ですよ、マスター。あの扉が上に繋がってるとは限りません。そんなだから、マスターは背丈が小さく、頭も悪く、年齢=彼女いない歴なのですよ」
「流石にそこまで言われるような要素皆無だったと思うんだが!?」
想像以上の毒舌に、シドロは毎日のようにツッコミを入れていくのであった。
一方、シドロがいなくなったパーティーは、その翌日からある異変が起初めて……。
これは、一人の荷物持ちと毒舌魔剣が、己の価値を世界に知らしめる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 07:27:32
200484文字
会話率:43%
「今までお世話になりました。色々と見て回って3年くらいしたらまたお土産持って帰ってきますね。」
あと、と彼女は新緑の色をした目を輝かせて破顔した。
「私、まだ自分の知らない世界を見てみたいんです。我儘を言っていることは承知してます。けれど
外を、今までに見たこともない綺麗なものを知ってしまったんです。」
それにもう10年分くらいは働いたと思いますし…
あ、お土産は何か美味しいお酒にしますね。
彼女はそう言って笑うと軽く会釈をし、夕暮れの中に歩いていった。
私たちはその背中が見えなくなるまでじっと眺め、彼女の幸福を願った。
魔王が討伐され平和になった世界で、一人生き残った元聖女は旅に出た。
――――――自分の知らない世界を見る為に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 11:13:01
49570文字
会話率:28%
なにをやっても、うまくいかない。
男は、身を持ちくずした果てに、つまらない泥棒になって、長者の屋敷に盗みに入る。
まんまと捕まったが、暗い、つめたい、こわい、座敷牢から男を救ってくれたのは、長者の娘であった。
その髪は……
真珠を
溶かして、絹の糸を染めて、雨と降らせて、集めて、流して、滝と落ちる。眉の線、肩の上で切りそろえられた童髪は、老婆のようにまっ白で、細く、軽く、首をかしげた拍子に、秋の草の風になびくように、さらさらと音を立て、目のなかでひややかに燃える。
「ととさま、かかさまは、本当のととさま、かかさまではないのじゃ」
と、男を連れ出した。
「わしのととさまとかかさまは、どこか、屋敷の外におって、わしを待っておるのじゃ。かかさまの顔は、はっきりと覚えておるぞ」
男と白髪の「姫」は、「姫」の見た夢を手がかりに、「本当のととさま、かかさま」を探す旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 12:59:50
30769文字
会話率:53%
わたしの友人二人は幼馴染同士である。といっても、マンガにあるような甘いやりとりはなく、二人は本当にただの友達なんだと思っていた。
あるとき、ふとしたきっかけで二人が付き合っていると確信するに至った。
そんな中で二人から相談を受けることにな
る。よく知る友人からの恋愛相談ということに緊張しながらもわくわくもした。
しかし、二人がしていることが自分の想像を軽く超えていることを知るのであった。
注意)この作品にはR18ではない程度のエロネタが含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 12:34:08
3035文字
会話率:60%
道路標識。
あなたは守っていますか? ややもすると軽く見ていませんか?
守らないということは、守られないことにつながります。
たとえどのような理由があろうとも……。
最終更新:2021-11-13 20:00:00
3512文字
会話率:4%
「ディアヌ……? つまり私とオペラを見る事より、アデラール様と二人でお出かけする方が大事だったのかしら?」
「いえ……!その……」
ディアヌは強く首を横に振ったが、その後をどう答えたらいいのか言葉が見つからない。
ロザリーはもういいわ
、と背中を向けて去っていった。
(ロザリー様に本当の事を伝えられたらいいのに……!!)
父親の痔の件とロザリーのイケメン婚約者が余計な気遣いをしたせいでキューピッドにならざるを得なくなったって話
ふんわりなーろっぱ風異世界です
深く考えないで頭軽く読んでください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-09 23:14:52
6266文字
会話率:41%
居酒屋を出るとそこは全くの別世界だった。
男3人がはしご酒の最中に飛ばされたのは現実世界とは違ったゲームのような異世界。
見知らぬ土地に理不尽に飛ばされた男3人はこの世界に順応するためにレベルを上げ
そして肉を食い、酒を呑む。
剣と
魔法の世界で勝手の分からない男3人が周りの人たちを巻き込んで好き勝手に無法する。
剣と魔法の世界に飛ばされた男3人にある程度の力を持たせるときっとこんな感じになるはず。
旅の目的は魔王を倒すことでも世界を平和にすることではない。人生を楽しく生きていくこと。そうは思っていてもやっぱり何かとトラブルに見舞われてしぶしぶメインストーリーを進めるはめに。
そんな3人がバカをしたり無双したりの青春活劇をお楽しみください。
1話1話は若干短め。なので軽く読みやすくなってると思う。
説明文よりも会話が多いかなと思います。
これは自分が長い説明分を読むのが苦手だから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-09 08:00:00
786540文字
会話率:52%
5歳のころに両親が行方不明になったタリルはオクラスの町にある質屋の叔父ジャンに育てられた。タリルは甘やかされて育ち、倉庫にある質流れしたレアアイテムを自由に使うことができた。タリルは幼少のころから質屋の倉庫からレアな魔法アイテムを持ちだし
て、林や森で試していた。右手に勇者のマーリスの剣、左手に爆雷の杖を持った二刀流のタリルは自動防御の妖気の胸当てをつけており、森でコボルトやゴブリンの部隊を軽く全滅させるようになっていた。
15歳になったタリルに叔父のジャンは商人ギルドに登録して依頼人になれと言う。タリルは不服ながら商人ギルドに入ると依頼人としてパーティーを募って外の世界に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 22:08:40
112741文字
会話率:37%
マイペース男子とちょっと異質な照れ屋女子の、一風変わった青春ラブコメ始動!!
普通の日常を変わらず過ごす中学二年生、加瀬琉生。ソフトテニス部に所属するものの、特に突出した能力を持たない平均的で面白みのないただの十三歳。
そんな彼に非日常
な出来事が舞い込む。告白というしたこともなく、されたことも初めての経験。時間があった琉生は、じっくり考えて、色々な記憶も引っ張り出して、芽衣の凄さを見せつけられて。最終的に付き合うという選択をした。
その選択で、灰色とまでは行かないが、味気ない琉生の人生に、色が落とされていく。
感動あり、でも九割笑いの、思わず頬が緩むような微笑ましい青春ストーリー、ここに始まる!
〇登場人物〇
〇加瀬 琉生
いつも冷静沈着でマイペースに生きている普通の中学二年生。男子ソフトテニス部所属。部活、勉強ともに全体の中位くらいの実力を持つ、平均的なスペックの中学生。重度ではないが、軽くオタク趣味を嗜む。
茶色がかった髪の毛に少し癖のある髪。普段はかけないが、眼鏡を使う。
・身長 百六十 ・体重 四十五 ・年齢 十三 ・生年月日 八月十五日
・部活 ソフトテニス部 ・クラス 二年一組(元一年一組) ・役員 放送委員
・好きなもの コーヒーゼリー、ラノベ ・嫌いなもの ナス、虫
〇七瀬 芽衣
明るい性格ながらも、少し照れ屋な一面を持つ中学二年生。その正体は現代を生きる吸血鬼。だが、そうなった理由は不明。普通に歳も取るし、凄いことができるとかも特になし。血を吸うのと、怪我の直りが少し早い、病気になりにくい程度の特性しか持たない。血を吸いたい衝動は他の物を食べれば抑えられるそう。少し自分に自信がない素振りを見せることがある。
赤みがかった髪の毛を肩くらいまで伸ばしている。普段は結ばない。
・身長 百四十九 ・体重 四十一 ・年齢 十三 ・生年月日 十二月一日
・部活 ソフトテニス部 ・クラス 二年一組(元二年二組) ・役員 放送委員
・好きなもの 血、プリン ・嫌いなもの キノコ、虫折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 23:21:02
161897文字
会話率:59%
不惑 勇(ふわく ゆう)はプロレスラーを目指す高校三年生。
周囲の者達が就職や進学の進路を目指す中、毎日ハードなトレーニングに明け暮れていた。
そして勇の親友、暮石 柔(くれいし やわら)
チャラい外見だが、高校生ながらにプロデビューを果
たしているMMA選手。
しかし柔は
「格闘技はモテる為の手段に過ぎない」
そう言い切っている。
そんな中、勇からほぼ一方的にだが、ある約束を交わす事となった2人…
熱く真っ直ぐな勇と、軽くてチャラい柔…
そんな対照的な2人が繰り広げる、格闘技青春物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 01:33:03
496958文字
会話率:38%
タイトルのような事を書いています。
最終更新:2021-11-02 20:18:28
3256文字
会話率:0%
身長250cm ベンチプレスは軽く1000kgを挙げることができるウルトラマッチョの主人公 熊剛 健は強すぎる筋肉とそれに比例するように大きな見た目をコンプレックスにしていた。
中学までは自身の特徴的すぎる身体のせいでイジメられたり避けら
れたりしてきた健だったが、とある高校に入学したことによって健の運命は変わり始めた、それは学校の生徒・先生たちが健に負けないぐらい個性的で変わった人間が多く、そんな彼らに健が巻き込まれていったからだった……。
※以下 今作の特徴です
・一話目の前半は少し暗いですが、それ以降は基本的に明るいです
・学園生活、恋愛、バトルが中心です
・過去話以外は気落ちする話はないと思います
・週一回 土日のどちらかに更新します
・モンスターは出てきませんがモンスターみたいな人は出てきます
・難しい話は避けながらも『未来や謎の正体』が気になる作品にしつつ、最後には全部分かる作品にしたいです(願望)
・会話文多めで地の文が少なめかもしれません
・一人称です
・多少の打撃描写や中学レベルの下ネタが出てきます。
どうか温かい目でみまもってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 20:43:49
94144文字
会話率:42%