この日、僕が目にした器用な手捌きは、まるで魔神の魔法そのモノの様で僕を魅了した。
美容師と美容業界専門誌をメインにしたお仕事小説!
時蔵が果たす恩返し――必ず僕が魔神の美容を広めてみせる!
↓本篇のネタバレが終わり
まで簡単に書かれています↓
✁『月刊美容スータビリティ あらすじ』✁
時蔵叡智は、美容室『ランプ』で働く花形頭の『魔神の美容』に魅了され、花形の弟子になり美容師になった。高校生から六年間修業をし、美容師として力を付けた時蔵は、スタイリスト昇格試験をして貰える事になった。だが、その試験直前、花形は事故に遭ってしまい、意識が戻らなく、いつ目覚めるか分からない状態になってしまった。
花形を慕っていた時蔵はその現実に絶望したが、昔から好きだった『魔神の絵本』という本を思い出し、自分もその本に出てくる青年の様になろうと『希望』を持った。
その『希望』とは――師である花形の素晴らしい美容技術『魔神の美容』を美容業界に広める事である。時蔵は、花形が目覚めた時に『希望』が叶った世界を見せる事を恩返しと考え、『希望』を叶える手段として、美容師を辞め、美容業界誌を扱う出版社に就職した。
新たな職場で出来た仲間の銀山茜と共に、新しく創刊される『月刊美容スータビリティ』という月刊誌の美容技術連載企画を求めて、時蔵は『グラデーションカラーの権化』の異名を持つ京街空と、『直線切りの鬼』の異名を持つ鬼頭直に連載をしてくれる様に頼みに行く。
素晴らしい技術を持つ京街と鬼頭は実は過去に花形と縁があり、技術を磨いた事があった。時蔵は二人の美容技術に惚れ込み、『希望』を叶えるのに欠かせない存在だと思い、カリスマ美容師で忙しい二人を、銀山の助けを借り、口説き落とし、連載をして貰える事になった。
月刊誌の創刊一周年を迎えた頃、花形が目を覚ましたが美容師ができない腕になっていた。時蔵は、花形に自分が一人前になった姿を見せて安心して貰う為、京街と鬼頭とチームを組み、花形と因縁のある美容室が出場する美容大会に出場し、優勝した。その後、時蔵は『魔神の美容』という美容技術本を出版し、花形の美容を広め『希望』を叶えた。
美容業界を通じて見る素晴らしい光景を人々に経験させる手助けをする夢を新たに持った時蔵は――これからも美容業界専門誌の編集者として生きる道を選んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 01:22:13
173114文字
会話率:41%
――真理せんせい、わたし、せんせいのことが好きです。
とある幼稚園で働く先生、真理はある夜、同じ仕事仲間の美緒から告白を受ける。
同期として仕事を支え合ってきた彼女からの好意に、真理は嬉しさを感じていた。
しかしある理由から、真理には
その好意に応えることができずにいた。
※後編は来週、19日の0時ごろ更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 00:00:00
11066文字
会話率:31%
失恋した19歳の貴旬子は、救いを求めて「クチコミナンバーワン占い師」の元へ行くも、心は晴れないまま、なぜかハンバーガーショップを勧められてしまう。釈然としないながらも、恋に破れたことでろくに食べていなかった貴旬子の足は、自然とハンバーガーシ
ョップに向くのだが……お店には、不愛想で無表情の剛流、お調子者の玲司、性別不明の創也がいて、失恋まっただ中の貴旬子は個性的すぎる彼らに翻弄されるばかり。絶望のどん底から貴旬子は抜け出せるのか!? そして、彼女に訪れる新しい出逢いとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-18 12:43:55
8435文字
会話率:43%
中年も後期にさしかかったサラリーマンの井後さんの日常を切り取ったショートショートです。
井後さんの興味の赴くままに話しは進んでいきます。
なんてことない毎日に、ふと顔をだす狂気。
見てみぬふりで、やり過ごしますか?
事件についての記述があり
、血の表現がございます。
残酷表現ありですので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-17 20:06:02
3515文字
会話率:2%
手は時にその人の履歴書となる。
その人の人柄、生活史。
傷一つない手、白く長い指-----確かにそれは美しいかもしれない。
しかし、苦労を重ね、年を重ねた皹だらけ、皺だらけの手などもまた、重みがあり美しい。
手についてのイントロダクション
・・・エッセイです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-17 09:18:20
700文字
会話率:0%
この世には不思議なもの、ことがたくさんある。
だから、今、砂漠の中から突如遺跡が見つかったとしても何ら不思議なことはない。
ある日、砂漠の砂の中から古い遺跡が発掘された。この発見をしたのが日米の探検チームであったため、合同で発掘作業を始め
ることになる。
京都大学、考古学研究室の考古学者の卵である、桜部甲斐は教授の助手が出発前に盲腸になり、急遽ピンチヒッターとして、砂漠の遺跡に向かうことに。
一方、アメリカの科学研究所からも一人の天才少女が発掘作業に参加することになる---。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-16 00:02:56
235文字
会話率:0%
俺の名前は芥屋次郎。
質・古物商『芥屋』跡取りだ。
心霊写真や呪物といった忌み物の引き取りと販売をしてる。
特に寺や神社に受け取りを拒まれた品が方々から集まってくる。なので、引き取りの際に金を払うどころか、むしろ引き取り金を請求出来
るから、金が出て行くことがない不思議な経営方法で遣り繰りしている。
そして、ここにあるモノは俺を含めてこの世の人間から本当に忌み避けられている嫌われモノばかりだ。
あんたが物好きな野郎だってんなら、いくらでも店を覗きに来てくれてかまわない。
ただし覚悟しろ。
この店の敷居は彼岸と此岸の境界線だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-14 12:32:41
6622文字
会話率:42%
神坂太一(かみさか たいち)22歳。大卒で地元の田岡市に採用された市職員だ。
仕事に対して、これといった情熱や希望はないが、己の知識と学力が活かせる華やかな仕事に憧れを抱く青年だ。
何となくなった市職員。そこに待ち受けていたのは厳しい上
司と先輩、そして市民だった。挫けながらも這い上がり続ける彼は、何時しか市職員としての自覚が芽生えてくる。
そして、田岡市と市民の為に尽力し、能吏として周囲から認められていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-13 00:29:24
4683文字
会話率:26%
神田小介(かんだしょうすけ)35歳、バツイチ子持ち、リストラが切っ掛けで転職した先はヒーロー業!
小介の隣の家に住むのは才色兼備の未亡人蛇神みちる、職業悪の女幹部。
お互いに惹かれあっているのに実らぬ片思いとお互いに思ってしまっている二人。
しかもお互いの職業は知らないので仕事ではお互いに傷つけあう。
どうなる二人の恋!!
中年ヒーローと女幹部のロミジュリ系日常ラブコメディ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-12 15:47:46
15742文字
会話率:32%
魔王討伐の為、王国は禁断の儀式 異世界召喚を施す。一人の若者と四人の美少女が呼び出された。咄嗟の出来事に慌てた勇者候補の男子学生は思わず一人の中年オヤジの腕を掴み彼と共に異世界へと渡り歩く。勇者たちと違って能力が低い中年オヤジは城を離れ見知
らぬ世界の町へ下る決意をした。異文化世界で中年オヤジが如何生きて行くのか?手を貸してくれる仲間は現れるのか?現代知識を小出しにしながら異世界で生活を始めた男の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-09 19:00:00
54027文字
会話率:68%
高橋喜一が務める先はちょっと風変わりなコールセンター。電話を掛けてくるお客は異世界に居る勇者達。異世界と現代を繋ぐ一本の回線を通じて戦う勇者達をバックアップしながら職場で花開く恋物語をチラつかせる物語。
最終更新:2016-05-29 14:05:51
6191文字
会話率:70%
異国の山岳民族の住む村を訪ねた動物写真家。その彼の前に一羽の鳥が現れた。
最終更新:2016-06-07 20:41:34
10165文字
会話率:31%
職場に入社してきた新人の女の子と、40過ぎて独身のおっさんの日々
最終更新:2016-06-06 02:30:37
36894文字
会話率:54%
2015年11月6日に書いた小説。
【第70回フリーワンライ作品】
使用お題『輝く瞳に夜の色』
世間知らずな君と、薄汚れてしまった僕の話。
最終更新:2016-06-05 22:35:48
2787文字
会話率:37%
2015年10月3日に書いた小説。「音」がテーマのTwitter300字ssです。前回はタイミング合わず後だし投稿でしたが、今回はしっかり企画に乗っかる事が出来そうです。//深夜徘徊をする女の人の話。
最終更新:2016-06-05 22:33:26
300文字
会話率:0%
国全体が400年のタイムスリップ!?
他の46都道府県から切り離された
現代と江戸時代が入り交じる国の
馬鹿殿様とそれを支える男、
の歴史的物語。
最終更新:2016-06-03 02:32:04
3708文字
会話率:26%
とある会社の新人君と部長の会話。
200文字小説です。
最終更新:2016-05-31 10:10:38
200文字
会話率:100%
ねぇ、そこの君。売れないホラー小説家の愚痴でも聞いてはくれないかい?
僕は今、スランプに陥っていて、絶望的なんだよ。
最終更新:2016-05-30 21:30:35
3458文字
会話率:0%
「ワタシの世界にきてくれないかな?」
ある日、突然、謎の美人・ウルに言われたこの一言によって始まる創の新世界での人生。
現実世界でのこれまで積み上げてきたことを捨てて新世界でなにをてにしたかったのか?
新世界での創の日常から始まる冒険譚です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-27 04:00:00
786文字
会話率:32%
ヒーローと悪の組織が交戦する世界。正義や世界征服が単なる建て前に成り下がった時代。金や名声を求める者、暇つぶし代わりに力を振るう者。それぞれが己の欲望に従いヒーローと悪とに分かれ戦う現代には、交戦において一人の死者も出してはいけない掟があっ
た。エンターテインメントと化しつつある両組織の戦いの日々の中、悪の組織のエリート・ノットと新入社員で問題児のチェルシーが出会ったことで一つの物語が始まっていく──悪の組織が負ける? 正義は必ず勝つ? そんな常識は時代遅れだ! (以前サイトで連載していたものを転載してお送りしております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-15 23:30:03
75945文字
会話率:47%
大病院というものは、夜でも賑やかなもので、怪異など起こる余地もない、と思っていたのですが。
最終更新:2016-05-14 22:55:46
926文字
会話率:0%
煙草の香りが、俺の眠る頭を覚醒させ、コーヒーの香りが俺の心を震わせる。
窓際にたたずむそんなハードボイルドな探偵の俺に、事件は舞い込む(本人談)。
最終更新:2016-05-14 17:19:21
4845文字
会話率:46%
撮影が終わって楽屋に戻ってきた麻里音とマネージャー。
麻里音にとってはいつも通りの日常のはずだった。
眼鏡がないことに気が付くまでは……。
人が死ぬ(?)のでご注意下さい。
最終更新:2013-12-31 08:37:02
1903文字
会話率:35%