宮廷魔術師である伯爵令嬢ミリアは仕事で禁書庫へと立ち入る。そこで魔王の影の干渉を受けて『禁術』を修得、身体を乗っ取られそうになる。
人間が禁術を使えるはずがない――油断していた魔王だったが、元神童ミリアは現代に伝えられる魔術のレベルでは『
無用の長物』と評されるほどの、規格外の才能を持っていた。
役に立たない、報われなかった才能が、今、花開く。
ミリアは禁術を操って魔王を撃退、だが、問題は残っていた。禁術を使った人間は等しく死罪なのだ。
この力は封印しなければ! とミリアは決心するが――
色々やらかす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 20:00:00
105071文字
会話率:38%
回想迷宮ーー人の人生を記した書物。この世界では人は誰しも自分の回想迷宮を持っており、日々の生活の中で体験した出来事を記録していく。
最も恐れられた禁書を持つ少年マルクスはブラッドムーンと呼ばれる大殺戮事件の主犯として国に追われ身となる。そん
な中、ある日路地裏で出会った白髪の美少女クラリスを助けることになる。彼女はこの国の次期王女となる人物だった。クラリスは自身を助けてもらった恩から彼ともう一度会ってお礼をしたいと考えるが、彼の容姿がどういったものか覚えていなかった。恐怖のあまり自分のこと以外考えられなかったのもあるが、男の影に隠れて顔を直接見ていなかった。しかし男の言っていた『黒い回想迷宮』という言葉を思い出し、その言葉を頼りに最も信頼していた彼女の護衛司書官セツナにそのことを相談する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 22:50:44
5735文字
会話率:15%
【完結済み】 亡くなる直前に請けた依頼とは、転生先の世界のどこかにある「禁書」の翻訳で、依頼主は神様、しかもタダ働き!?
剣あり魔法ありの世界で転生したのは「宙ぶらりん」があだ名の男爵令嬢のユディ。
容姿も学問もすべてがそこそこ、中途
半端でうだつの上がらない学生生活に加えて、婚約者にもいきなり婚約破棄を告げられてしまう。
しかし、その直後に知り合った、不思議な仮面をつけた少年ハルとの出会いが、彼女の運命を変える!
魔力の宿ったハルの声を封じるために、神様からもらった不思議なペンと、翻訳者だった前世の知識で魔法の喉飴を改造したらうまくいったけど、あれ……、急に天才扱いされてる……!?
前世の知識で東方風の唐揚げ弁当を作ってみたり。
語学だけが取り柄の真面目な翻訳オタクのはずが、王弟付きの外交官になるために、文官を目指すことになったり。
かと思ったら、魔道士団にスカウトされそうになってる?
あちこち脱線してるけど、禁書の翻訳依頼を忘れたわけじゃないからね、神様!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 11:36:27
250660文字
会話率:38%
主人公である比良山誠二(ひらやませいじ)が夏休みに実家に帰省すると、そこには母親と楽しそうに歓談する見知らぬ女性が居た。
『朱音(あかね)』と名乗るその女性は、どうやら人探しをしているらしい。
なんで人探しをしているのに、我が家で歓
談しているのか。
おふざけ半分で距離を取らされたまま誠二が聞くと、この辺りにいる可能性が高いが、行く当てもなくお金も無く困っているところを母親が『拾った』らしい。
(拾ったとはなんだ、拾ったとは)
そうは思いつつも、母親の頼みは無下にできず。
誠二は、翌日から『朱音』と名乗る居候、と言うよりももはや実の娘に近い扱いになっていた女性と一緒に人を探しに行くのであった。
だが、行った先は警察でも病院でもなく。いや現実世界ですらなく。
この世と一線を画す『本の中』。
明確な『ルール』が存在する未知の世界。
面白みのない人生を送っていたはずの誠二の夏が、今、恐怖と思惑によってうねりだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 22:01:05
105208文字
会話率:31%
高校生の(一ノ瀬)は、突然異世界に召喚された。
一ノ瀬は膨大な魔力を持つが、魔法を使うための(魔法属性)をもっておらず、魔法を使わずに魔力のみで戦っていた。しかし、それは異世界の者達において誰も持たない(無属性)という【最強の魔法属性】であ
った。次第に自身の力を理解していく中で、エルフ、魔族、天使などの様々な種族の者達の過去に直面しながら、禁術の記された数冊の(魔導禁書)を葬り去るための旅にでる。その中で、次第にこの世界における(魔導禁書)の役割を知る事になるが、全ての(魔導禁書)を手にした一ノ瀬は、異世界の旅を通して最後に何を選択するのか?
登場させるキャラクターには、一人一人予想を覆すお話を展開させようと思います。
あと、隙を見つけては、ギャグをねじ込んでますので、次第に覚醒しはじめる遅咲きの主人公の旅を皆様に楽しんで頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 22:04:06
101872文字
会話率:47%
【まったり不定期更新中】
「この限りある人生を『私』はどう生きるべきなのか?」
世界中を旅した『彼』は、最後にそう問いかけた。
見知らぬ森の中で目を覚ました少年『ひだり』は、
近くに落ちていた魔法の杖の持ち主を探して旅をしていた。
道
中出会うは目的異なる四人の仲間。
一人は、一人前の賢者を目指す金髪碧眼の公女。
一人は、自分の夢を探し求めるケモミミの令嬢。
一人は、四冊の禁書の回収を試みる絵描きの青年。
一人は、幻想に囚われた友人を追う魔導具使いの少女。
彼らと行動を共にし、ひだりは“歪み始めた”異世界を巡っていく。
霧と奇病の町では自己犠牲から起きた悲劇を解決し、
帝国では鬼と賢者を相手に己の未来を賭けて死闘を繰り広げ、
境界の向こう側では失っていた記憶と狂気に向き合い、
やがて、魔法の杖の秘密の先で、己と世界の真実にたどり着く。
なぜ自分は大人から子供の姿に変わってしまったのか?
なぜ自分はこの異世界に来てしまったのか?
なぜ自分は賢者と同等の力を持っているのか?
すべての謎を解き明かしたひだりは、
自分が『おれ』であり、『私』であり、
そして『僕』であることを受け入れる。
これは、世界に生きるすべての人に関係する物語。
————「自分を生きていく」、あなたに贈る物語。
. ˚ * 。º 。: * * 作者コメント * * : 。º 。* ˚ .
亀更新です。申し訳ない……。
シナリオは丁寧な展開を意識しているので、
スピード感を求める方にはある程度の文量を一気読み推奨。
総集編にて001〜014までの話をまとめています。
まずはそちらをお読みいただき、
本作の話の概要や世界観を知っていただければと思います。
※総集編は今後も追加する予定です!(時期未定)
※8章〜9章での完結を構想しています。
数年かけて完結まで執筆する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 20:53:56
282203文字
会話率:52%
王国魔術師として名を馳せていてたアンゼルム・クロウリーは魔族との戦争に参加していた。膨大な魔力と最上級魔術で戦果を挙げたアンゼルムだったが最後の戦いで怪我を負ってしまう。
病院で目が覚めたのも束の間、医者から「魔力が失われています」と告げら
れる。
「魔力がない……嘘だ」
更に同じ王国所属騎士であるヴァサーゴから手紙を受け取るとそこには『王国魔術師の解雇。王国からの追放』と記されていた。
満身創痍のアンゼルム。国を信じ、民を守る為に戦った彼が取った行動は、
「旅に出ます」
最低限の荷物を整え、夜更けに病院を後にするアンゼルム。途方もない旅だったが、その途中で奴隷の少女と出会う。なけなしのお金を払い、少女を購入したアンゼルムは奴隷業者からついでに一冊の魔導書『命削り』を譲り受ける。魔力ではなく消費した体力に応じて威力が変わる魔術を習得し、使ってみると、
「……なんか威力やばくね?」
たったの10で災害規模の威力だったのだ。
これは用済みとされた魔術師が可愛い弟子と共に世界を駆ける物語。
(最初の数話は無双どころか役立たずの主人公です。生温かい目で見てやってください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 16:03:50
11193文字
会話率:35%
クラス転移で異世界へ、理系のユヅルはレベルゼロの爆裂魔法使いと鑑定されてしまう。 地下迷宮の攻略には不要と、明朝処刑の運命に。 最後の夜、白喪の少女は爆裂魔法の禁書を差し出しユヅルに取引を持ちかける。 城を混乱させて囚われの姫を救出する計画
の、頼みの爆裂魔法は初級でさえ小さな異形の文字がびっしり――つまり、囮で無駄死にと。 理系脳を絞って夜明け前、呪文の法則にひらめく。 ~ これは、詠唱が長すぎて乱戦には不向きの爆裂魔法使いが、ひらめきの短詠唱の攻撃魔法で王城を脱出、世界とかどうでもいいから辺境でまったりしたいのに、傲慢な連合王国と教会を爆裂魔法であしらい世界地図を物理的に変えてしまう物語である ~ 「カクヨム」に掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 23:12:50
192892文字
会話率:41%
美貌のエルフであり、公爵である青年は王太子から結婚するようにと迫られていた。その美しさから、少年期より女難に苦しんでいた彼は、大の女性嫌いだった。
そんな中で、十年前にある魔法使いと交わした約束を思い出す。それは「娘との婚約を引き換えに、禁
書を読ませてほしい」という取引だった。
当時、結婚相手を探すことが面倒だったので、あっさりと条件を呑んだのだ。
公爵はさっそく、魔法使いの娘を娶ろうと屋敷に向かったところ、とんでもない事実を知る。
娘は、異性に触れられると猫の姿になってしまうのだ。
生意気で気が強い嫁のことは気に食わないが、彼はなんと大の猫好き。
公爵の苦悩の日々が今、始まる。
※予約投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 00:00:00
305072文字
会話率:46%
親から、学校から、国から、これだけは絶対だと教えられることがある。
人という種族には「純血」と「魔血」の二種類が存在している。
純血こそが真っ当で高潔な人間という種族として認められている。
しかし、魔血は忌むべき魔法を使うから危
険。よって人間として認められない種族だ、と。
数百年前から理由も分からず出来たこの決まりごとに純血である人々はなんの違和感も感じず、魔血の人間を迫害し奴隷として扱ってきた。
そんな世界で純血として生まれたカイは、魔血だけが隠れて暮らす国があると信じて探した。
結果見つけた場所、そこは大陸中央近いユグドラシル世界樹の立つ大森林地下だった。
彼は魔法の街ファヴールにたどり着いたが、魔法は使えない。
それで純血であることがバレれば、彼は殺されるだろう。
しかし彼の目的のため、何としても魔法を扱う力を手に入れたい!!
そんな街に訪れた青年のマジックストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 16:43:06
58570文字
会話率:36%
アクアはSランク冒険者パーティーの一員で、錬金術師として参加していた。
だがある日、幼馴染みでパーティリーダーのリノアに「あなたは無能で役立たずなのよ」と言われ、パーティーをクビになる。
クビになったアクアは夜の街で、魔法道具屋の女
店主から禁書と魔法の指輪を授かる。
何でも錬成できる 【万能錬成スキル】を習得。
ギルドで仲間を募集をするが、誰からもパーティに参加させて貰えない可愛い女の子達が集まってくる。
解雇されたパーティを見返すために、アクアは彼女達を最強へと導いていく事になっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 21:02:04
31767文字
会話率:38%
この世界では[人族][獣人族][エルフ族][ドワーフ族][魔族]の五種族いた。
[人族]の中で、(貴族)は欲望のままに生きてしまい、力ある[魔族]に協力してもらい、[獣人族][エルフ族][ドワーフ族]を支配しようとして、(貴族)は最
初いい思いをしたが[魔族]の裏切りに[人族]は孤立して[獣人族][エルフ族][ドワーフ族]に負けて、貴族全員の命を差し出すかわりに許してもらったけれども[獣人族][エルフ族][ドワーフ族]の一部の人たちは許せなくて[人族]を滅ぼそうとしました。
そこで[人族]は[エルフ族][魔族]に遥か昔にもらった(禁書)により、異世界より「野原アキラ」「田中喜美子」を召喚することに成功し、二人は[人族]に無い能力があって、それは五種族の中でも圧倒する力であった為に、良かれと思い協力していたけれども(貴族)がしてきた事が許せなくて(中立)という立場で五種族を和解させました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 03:24:45
145581文字
会話率:30%
下着を穿かない部族、クケル族の生き残りであるマーヤは、代々伝わる召喚魔法によって異世界の住人、儚(はかな) 想太(そうた)を召喚し、助けを求めた。
異世界召喚された者だけに与えられるアカシックレコードの禁書から、【万物を消滅させる力】を手に
した想太は、辱めの部族として王国から命を狙われるマーヤを救おうと、世界を敵に回す覚悟を決める。
しかし、二人がたどり着く先には、皮肉な運命が待ち受けている──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 02:00:00
5428文字
会話率:34%
とある魔術の禁書目録(偽、勝手に)外伝です。
short storyじゃなく、結構長編にする予定です。
side story。
とある魔術の禁書目録側のキャラクターはもしかしたら出しちゃうかもしれません。
最終更新:2020-03-12 21:58:10
3696文字
会話率:21%
ある日悪夢症を患った高校生・影月 春の物語。
その日から毎日悪夢を見るようになる。
夢界とは死後の世界と言われ、既に亡くなった方がそこで生きている。
さらに夢界には瑞夢側(グーター)と悪夢側(ヴィサー)と呼ばれる族(人間のような容姿
をしている者)が存在していることが分かる。その名の通り瑞夢は人間に良い夢、悪夢は人間に悪い夢を見させており、現実の人間にも影響を及ぼし、勝手に族性を与えている。
しかし夢界には瑞夢の王と悪夢の王が交わした禁書の契約により、相手サイドの王を殺せば勝ちサイドの族者は皆現実世界に魂送り生き返ることが出来る。負けた族者は冥界(魂を奪う場所)と言われるところへ送られる事も分かる。
その両族の激しい戦いを夢で見てしまう。そこで同僚の瑞夢族たちの作戦に巻き込まれた瑞夢族の女の子(スイ)を身体を張り助けた。話を聞くと瑞夢は人間に良い夢を見させるだけではなく、永眠を使い多くの悪夢族を冥界送りにしている事を知る。
それに対して嫌気を差したスイはいつか悪夢症を治すことを誓い、春と共に悪夢族へ転身して瑞夢の王を殺す事を決断した。
数々の強敵がいる瑞夢族に立ち向かう春たちの運命とは!?果たして悪夢症は治るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 13:09:40
387文字
会話率:13%
間の図書館……そこは現在、太古の昔、異世界で書かれた有りとあらゆる本が収められている。小説、漫画、同人誌、禁書、魔導書果ては神が記した本─そんな図書館の従業員と本を借りに来た客たちよる物語
最終更新:2019-12-29 23:34:44
6528文字
会話率:41%
異界の住人達を相手とする、客士と呼ばれる者達の物語。
《あらすじ》
明治期に文化の街として発展した菅原市。
この街の大学に通う太一はふとしたきっかけから、人ではないものによる怪異"異界騒ぎ"に対処するための組織「客士院
」の一員となる。
戸惑いながらも「客士院」の一員として様々な出来事と遭遇していきその顛末を記していく太一。
やがて彼は『真統記』と呼ばれる禁書に関わる事件に巻き込まれていく。
《登場人物》
・太一(おおのはじめ)
大学生の身でありながら物書きにも勤しんでいる兼業(?)作家で、少し呪術などに関する心得を持っている。
日々の大半を執筆活動と材料集めの時間に費やしているが、社交的でないというわけではなく、 人並みの愛嬌も持ちあわせている。
今は没落して見る影もないが、彼の家はかつて歴史ある名家であったという。
・天野幸彦(あまのゆきひこ)
菅原市の大学で非常勤講師をしている男。
人を教える立場にあるが、少々卑屈な言動や振る舞いを見せる。
非常勤講師というのは表の顔で、裏では客士院に属しており「異界騒ぎ」と呼ばれる怪異を解決に導く任にあたっている。
ちなみに彼がこの裏稼業をしているのはそこそこ"実入り"がいいためであるらしい。
・望月詠子(もちづきよみこ)
北宮神社で祭宮を務めている女性。
また、客士の一人でもあり一癖ある客士達のまとめ役となっている。
普段は淑やかで品のある女性だが、人を手玉に取ろうとする癖があり、 しばしば天野や周囲の人間を困惑させている。
・弓納小梅(ゆみのうこうめ)
神代に滅びたとされる民の末裔で、客士の一人。
市内にある高校に通っているが、元は田舎の町の出身であり、菅原市へは中学進学に合わせてやって来た。現在は祖母の知り合いである小泉の家に下宿している。
普段は大人しく読書を好む少女だが、それに反して活発な一面もあり、 身体能力に関しては客士院の中でも一番高い。
・たまき
太の前に度々姿を現す少女。
容姿の割には大人と話しているのかと思ってしまうような落ち着いたしゃべり方だが、その目的や真意は謎に包まれている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 09:00:00
382880文字
会話率:64%
舞台は魔法が発展した日本。
各国から最強と称される特殊部隊を率いていた御薬袋 葉《みない よう》は、目的を果たすべく部隊を退く。
脱退後に就いた職業は学校の図書館司書だった。
一方、魔力不全を起こした野々宮 愛宕《ののみや あたご》は、
御薬袋葉の人間離れした強さを目の当たりにし、弟子入りを志願する。
各地から引き起こされる事件を淡々と解決していく主人公の目的とは……。
謎の組織とバトルを繰り広げる御薬袋葉と、自ら巻き込まれに行ってしまった野々宮愛宕の壮絶な物語が始まる。
※1話1000文字目安で書いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-11 12:39:47
7135文字
会話率:56%
低級魔道士の水瀬葵は、支援魔法を鍛えすぎてしまった結果、誰かを強化しようとしたら効果が強すぎて、寧ろ弱体化させてしまうという不必要な支援魔道士として完成してしまう。
支援のできない支援魔道士など誰からも必要とされず、落ちこぼれとして学校
でくすぶっていると、ひょんなことから伝説の秘術書「禁呪書物」を拾ってしまい、目が覚めると水瀬は女の子になっていた!
『だだ、誰だこの美少女は……、オレか? オレなのか!?』
水瀬葵は男に戻るため、転校先で出会った脳筋低級魔道士、灰村竜一と条件付きでパートナーとしての契約を結ぶ。
魔法がほとんど使えない底辺男「灰村竜一」と、支援できない支援魔道士の底辺女「水瀬葵」は、禁呪書物を巡り犯罪組織と対立してしまう。魔道士として、そして一人の人間として、二人の出す答えとは。
第二章終了しました!現在第三章鋭意進行中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-02 20:14:32
287729文字
会話率:48%
少年は毎日を生き抜くことで精いっぱいだった。お金に執着し、依頼主、冒険者、ギルドと数えきれない人々を欺き、だまし、今日も生きていた。ただ、そんな行いが長く続くことはなく、いつしか少年は周囲の人々から人喰らいと呼ばれるまでに嫌われるようになっ
ていた。そんなある日、ギルドに依頼を確認しに行くと、貴族に絡まれ、なし崩し的に依頼を受ける羽目になってしまった。そこで知り合った奴隷の少女と依頼を遂行していくうちに、様々な人が絡み合い、少年の心に影響を与えていく。さらに禁書の悪魔なんてものもあらわれて…。人間味あふれる主人公の葛藤も含めて是非一度読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 20:00:00
26117文字
会話率:34%