――世界の法則を捻じ曲げる力が、この世界には溢れていた。
五十年前、突如として発生した超自然災害『リアルラグナロク』。世界終末の四十五日間は、人類に変異と『神化』を齎し、この世界に干渉して物理法則すら捻じ曲げる異能――『神の力』を与
えた。
突如として力を得てしまった人々はそうでない人たちから恐れられ、差別され、ついには迫害の対象となった。
そんな中世の魔女狩りにまで時計の針を逆回ししたかのような惨状を、一つの都市が救った。
その都市の名は『天界の箱庭』。神話の神々のように世界へと干渉する『神の力』をその身に宿す異能者達最後の楽園だった。
『神の能力者』と呼ばれる〝力〟に目覚めた人々を保護、管理するその実験都市に暮らす平凡な少年、東条勇麻もまた、その身に『神の力』を宿す異能者である。
幼い頃、兄のように慕っていた憧憬の英雄を自らのせいで失った勇麻は、巨大な十字架をその身に背負って生きてきた。
そんな勇麻は夏のある日、夜の公園で純白の少女と出会う。
「……アリ、シア。私の名前は、……アリシアだ」
紛い物の英雄と、空っぽの少女が出会う時、運命の歯車は静かに噛み合い物語は動き始める。
物語の主人公として痛みを伴う険しい道を、紛い物の少年はそれでも歩み続ける。
……少年は、誰もが手を取り合って笑い合える、そんな綺麗事《セカイ》を欲していた。
――これは、紛い物から始まる英雄譚――ではない。
これは、誰かと勇気を求め手を繋ぐ、そんな勇気を求めた紛い物の英雄の少年と、そんな少年に救われた純白の少女の物語。
神を模倣した者達の紡ぐ、希望の物語。
※※※人類は終了しました。観測可能範囲から、人類反応の消失を確認。本書が収集すべき叡智の更新が大幅に停滞・停止しています。叡智収集の為に復旧作業を急いでください。
また、要観察対象の魂《データ》復旧を受け、これまでの物語が再度閲覧可能になりました。読者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました※※※
※※※叡智の更新停止に伴い、余剰リソースを用いた設定集が解禁されています。こちらの執筆・更新は『天智の書』の気紛れかつランダムに行われておりますのでご了承ください※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 01:05:52
3965834文字
会話率:23%
妻・優樹菜と別居中の幸次が古い校舎の復旧作業をしている最中に、突然幸次の七歳の息子・祐輔が現れる。祐輔にやってきた理由を問いただしても曖昧にされ、とりあえず一緒に過ごすことになる。パチンコ屋で祐輔にパチンコを打たせている最中に妻・優樹菜がや
ってくる。祐輔にパチンコを打たせていることに怒った優樹菜と幸次が口論になっている最中に祐輔は店を抜け出し、一人湿地の方へと向かう。スマフォの位置検索機能を使って、祐輔の後を追う幸次と優樹菜は湿地の池の近くで落ちている祐輔のスマフォを発見する。焦った幸次が一人祐輔を探し歩き、一人になった優樹菜の元へ祐輔が現れる。祐輔がサギの鳴きまねとすると、猛ダッシュで戻って来る幸次。逃げる優樹菜と祐輔を捕まえて号泣する幸次は昔その池で亡くなったヨッチャンという少女の話をする。何度も聞いた話に呆れている優樹菜の傍らで、ヨッチャンがそこいると言い始める祐輔。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 13:02:56
4237文字
会話率:49%
サーバーのキッティングに始まり、WEBサイトのデザインまで、なんでもこなすフルスタックエンジニアとしてブラック企業で働いていた千聖は、29歳の誕生日をデータセンターで迎えていた。
仮想基盤でクラスタを構成する全ホスト16台の内、1台が
ダウンし、アラートが上がったのだ。
クラスタゆえにホストの1台のダウンでは影響はほぼない。10秒程度で仮想マシンは全台復旧していた。最初からそういう|キャパシティ・プランニング《容量計算》をしている。
しかし、クラスタを理解できない上司の命令で夜中に復旧をすることになった。さらに言えばこのホストの保守契約は切れており、原因の切り分けは千聖がすることに。当然のように苦戦している。すでにデータセンターに入ってから12時間は経過していた。
次のDMSEGを取得しようとした瞬間、突然暗くなる視界。あまりにもじっとしていたため人感センサーが千聖を検知できなくなったのか。しかし、体を動かそうとしても動かないことに気がつく。
千聖は「まずい」と思った。何が悪かったのかわからないが、以前に経験したことがある。これは倒れてしまう奴だ。
――転送を開始します
千聖の脳裏に機械的で合成したかのような声が響いた。『どこへ転送するの?』などと考えるまでもなく『病院か』と答えを出す。
しかし、千聖の答えは大きく外れていた。彼女は今から異世界へ転送されるのだから。
◼️この小説の方針
専門用語をバンバン出していくスタイルです。但し、専門用語と、この小説固有の名称は後書きに注釈を載せます。それでも意味が分からないものは感想などで質問してくださればわかる範囲で答えます!
あらすじの用語説明は第一話の後書きにあります。
また技術的なツッコミはガンガン入れてください。調べてから小説書いてますけど、間違ってないか調べ直ます。
ゆっくり更新で間違いを少なくして書いていきたいと思います!(間違い量産フラグ)
■掲示板連動について
現在、第5章で掲示板連動を行っています。
第5章の最初のページの前書きにルールがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-30 10:59:45
330682文字
会話率:47%
俺は重機オペレーターで佐倉祐樹と言う。災害復旧に緊急出動していたのだが、突如として眩い閃光に包まれた。
気が付けば、見知らぬ石造り、レンガ造り? の様な場所に立って居た。召喚? 勇者? あれ、ゲームか何かの世界か?
程なくしてこれが
現実と知る。重機操者と言う役職、重機召喚と言うスキル。国が求めたスキルではないと、役立たずの烙印を押されてしまった。
結果酷い暴行を受けて放り込まれたのが牢獄で、牢獄の冷たい石畳の感覚が間違いなく現実だと悟ったのだから。
――どうしてこうなった。
恐らくここは地球では無い場所。昔読んだマンガで知った言葉で言うなら、多元宇宙論に基づく世界とか、そんなもんなんだろう。
しかし華々しい勇者のサクセスストーリーは始まらず、待つのは裁判と言う落ちである。あれ、もう積んでませんかこれ?
※ 内容としては、現代の重機オペレーターが、召喚に巻き込まれて始まる物語です。一人の一般人が、不遇、役立たずと言われたスキルで、苦難を超えて頑張って行く内容となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 19:01:09
411846文字
会話率:45%
初めましての方は初めまして、お久しぶりの方は……長編、更新止まっていてごめんなさい。頑張って復旧しているのでどうかお許しを。長編がちょうど暗い雰囲気に差し掛かり、気分まで暗くなりだしたので、気分転換にいろんな明るくなれる物事を書いていこう
と思いし有瀬川辰巳です。今後もたまに気分転換に書くかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-01 11:46:40
8082文字
会話率:1%
クラスで異世界転移が起きたけど、目が覚めたところは未開の地でした。仕方がない、本の知識ともらったスキルで、圧倒的マンパワー不足と素材不足に体力も足りてないけどどうにかしなければ。材料さえあればあとは作れる!魔法もあるみたいだし、とりあえず合
流を目指しますかね。
Dr.stonesや転生したらスライムだった件などに影響されて書き始めました。
自分の旧作品群(ハーメルンにて連載中の「サーバイバー:巡ヶ丘市インフラ復旧記」およびなろうにて連載していた「召喚失敗で異世界人生」「Ages remake」)より設定を引き継いでいるので、僕の旧作を読んでくれた方には既視感があったりなかったりするかもしれないです。
ハーメルンでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 16:44:04
8237文字
会話率:7%
「できちゃったよ、ファイアーボール」
千春は嬉しいような困ったような、複雑な表情で俺達を見ていた。
電気は使えない車も動かない、ちょっと不便な世の中になったけど、魔法が使えるから何とかなりそうだな。
街には食べ物を奪い合っている連中がい
たり、ヒトデナシって呼ばれる化け物が出て来たり、ちょっと物騒な世の中になったけど、大人達が何とかしてくれるだろうしそのうち電気も復旧するんだろ。
世間の荒波に揉まれた事は無いし、自立って言葉の意味すら理解出来ていない。そんな五人の高校生達が色んな人達と出会いながら、色んな事を考えて徐々に精神的に大人に成長して行く物語です。
物語を進めながら、私も一緒に成長出来たらなと思ってます。
※この物語はフィクションであり、実在する人物・地名・団体・国とは一切関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-05 12:00:00
380389文字
会話率:48%
十六歳を迎えたアズル、ティア、セネラの幼なじみトリオは、祈りの神シーディアから加護を貰うために神殿を訪れていた。十六歳の大人になると、信じる神から特定の加護をもらい、その加護の恩恵を生活に役立てて生きていく事になる。
三人が貰える加護
の種類を聞いたとき、三人は三人とも放心してしまった。なぜなら、勇者と賢者と聖女しか加護が用意されてなかったからだ。
勇者と賢者と聖女なんて生活になんの役にも立たないハズレ枠。村の大人達もいままで取らずに敬遠していた売れ残り。
タイミング悪く村の近くで他の神の勇者同士の小競り合いがおき、これの解決の為にむりやり加護を受け取るハメになった三人。加護を捨てるわけにもいかず、泣く泣く行動を開始する。
仕事ももう一つの小説もだいたい落ち着いてきたので再開しようと思います。
更新頻度はどれくらいになるかわかりませんが。
HDDが破損したので現在プロット/設定を復旧中。ちくしょう…… 2019/03/31
また少しづつ投稿していきます。2019/7/22
タイトル変えました。2019/8/12折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 23:38:43
118760文字
会話率:48%
システムエンジニアの奮闘記。深夜の緊急コールから始まり、予定時刻までに復旧させるために、考え、悩み、挑戦していく。培ってきた知識とスキルを最大限に活用し、時間と闘いながら、もがき苦しむプロフェッショナルの物語。
最終更新:2020-02-15 00:00:00
7996文字
会話率:11%
ヒューマ・スミスは人類だ。
異なる世界にひとり残され、移民船のAIによって目覚めさせられた、最後の地球人類だ。
地球人類が遺した技術の結晶である改造ボディを駆使し、あらゆる手段を用いて移民船の稼動停止までにこの地に文明を復旧せよ。
できな
ければ、死と絶滅あるのみ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-10 01:00:00
49832文字
会話率:35%
豪雨の被害は今もあって、復旧はまだまだだけど、それでも雨は降る。この街に降る。季節を塗り替えるために。ぼくを見つめるために。幸いにも、一人生きるにはちょうどいい雨の日。
最終更新:2019-11-18 19:16:36
336文字
会話率:0%
グラナド一行が、いよいよ王子として、都に帰還します。
狩人族の土地を後にし、王都を目指します。
たった二年でかなり復旧し、人の暮らしも戻る反面、まだ爪痕の生々しい面もあります。
王室は強気に舞踏会を開き、グラナドの花嫁選びも行われます。
これは下記にもあります。
http://id12.fm-p.jp/457/hopelast/
※落丁があったので対応しました。すいません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 09:02:44
82519文字
会話率:32%
10月に入り台風被害からの復旧に大打撃をくらわす、増税、値上げラッシュのなか、官邸でも次々に明らかになる政財界の不祥事について記者会見などの対応に追われていた。いまいち乗り気でないガース長官の様子に業を煮やしたニシニシムラ副長官は同僚のシモ
シモダ副長官に相談するが、かえってきた小手は意外なものだった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-02 21:10:45
5209文字
会話率:76%
今は遠き未来の話。人々は現存するエネルギー資源に限界を感じ、新たな力を欲していた。
増えすぎた人口の為に、旧来のエネルギー物資では社会を成立させることは難しく。全ての国で戦争が絶えず、かつて繁栄していた人類史が滅びかねない事態へと陥ってい
く————
その現状を憂いたとある小国は、当時使えた元手をフルに使い、とある新エネルギーを発見する。
廻環脈(リボルブ)——————それは、この星において尽きる事の無いエネルギー体であり、未知数ながらに人類の希望となった存在。
廻環脈は、テスト段階で一般電力のおよそ数十倍のエネルギー効率をたたき出し、尚且つ自然への害を一切出さないという、正に人々の理想の体現ともいえる存在だった。
それにより、人類社会は瞬く間に復旧し、見違えるような速度でそのテクノロジーを発展させていった。
————————はずだった
リボルブは自然から現れた奇跡でもあり———
——————同時に、“人類”を脅かす存在でもあったのだと、人々は知ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 02:30:43
4472文字
会話率:54%
宇宙のどこかにある、漆黒の星──。
その星の住人、アレナスは、ある事件を起こしたことにより、囚われの身となる。
だがある導きにより、脱獄を図る。漆黒の星で囚われの身になった者は、事実上脱獄不可能、漆黒の星から脱出することも不可能なのである
が・・・。
案の定、まさに星を脱出せん、とした矢先、アレナスは命を落とす。
だがそもそもアレナスが起こした事件とは、漆黒の星が破滅寸前に至るほどの大災害を引き起こすものだった。それにより、漆黒の星を存立たらしめている、根源そのもの、タナトスエネルギーと言われるものが、全宇宙に拡散してしまった。
放出されてしまったタナトスエネルギーは約半量。漆黒の星の存立に関わる量だ。
タナトスエネルギーは時空を超え拡散する。そして行き着いた星に、災いをもたらす。
アレナスは、自身が起こした事件の責任を取るという運命を引き寄せてしまう。
自身の意思に関係なく、時空を超えてタナトスエネルギーが巣くってしまった星に転生するという宿命を背負ってしまったのだ。
転生した星でタナトスエネルギーを回収、サルベージし終えれば、また別の星へ転生し、サルベージするのである。
タナトスエネルギーは、様々な異形の姿でアレナスの前に立ちはだかる。
アレナスは目の前に立ちはだかる異形の者を倒し、タナトスエネルギーを漆黒の星へと還元する。
これは闇時空を彷徨し、タナトスエネルギーをサルベージする使命を負った漆黒戦士、アレナスの物語である。
※サルベージとは本来、海難救助、沈没船の引き揚げ、散らばった積み荷などの回収、コンピューター関連では、データ復旧作業、などの意味になるかと思います。
この物語では、拡散したタナトスエネルギーを回収し、漆黒の星を救助する、といった意味合いでサルベージと称し、それを行う者をサルベージャー、と呼ぶことにします。
造語のようなものと捉えていただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 21:09:28
7607文字
会話率:25%
かつて世界を震撼させた世界大戦。
そのきっかけは何であったか……もはや後戻りが出来ないほどに大きく、長期化する戦争は条約を結び、手を取り合った『連合国軍』と利害の一致により集まった『多国籍連盟軍』の戦いへと発展。更に勢いを増していく。
そんな中、連合国軍は新たな軍用パワードスーツ《 WEAPONS・GEAR 》を開発した。
特別な加工技術による特殊な合金板装甲。装甲内へ張り巡らさせた人工筋繊維などの使用によってそれは1兵士を超人へと変化させた。
戦時中に開発されたパワードスーツの活躍は凄まじく、瞬く間に多国籍軍を押し返していく。
それでも多国籍軍の圧倒的物量によって連合国軍は攻めきれないでいた。
────────────────────
そんなある日、人々は光を見た。
それが隕石なのだと事前に察知した連合国軍はそれを利用することで多国籍軍の勢力を大幅に削ぎ落とし、実にあっけなく勝利するのだった。
────────────────────
復旧作業も終わり、連合国によって統一され、平和となった世界。
住宅街に暮らす一人の少年《防人慧》は高校受験へ向けて勉学に励んでいた。
────────────────────
投稿は不定期ですが、載せる時は基本的に週末(土・日)に載せる予定です。
誤字・脱字とかが無いよう投稿時に見直してはおりますが、何か不備があったら連絡ください。
修正したいと思います。
(こういう時のはけっこう自分では気づかないので)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 15:00:00
1097397文字
会話率:44%
あの有名な童話『オズの魔法使い』。
ある少女は記憶を失ったままその世界に舞い降りた。
そこで出会った身元不明の少年は言う。
あるとち狂った人物が『オズの魔法使い』の物語をビリビリにちぎってしまった為、物語を正しく終わらせなければならな
いと。
面倒ながらも記憶をなくし行く当てもない少女と色々知っていそうな少年のオズの魔法使いを復旧させよう大作戦アンドラブ?コメディ。
今度こそラブコメディに出来るよう頑張ります。
毎日更新&公開したなら必ず完結させるをモットーに書いていきます。
作者がスマホのせいか改行が少ないと読みづらかった為改行を増やしました。
申し訳ありません。
現在何を書いてもサイコパスにしかならない病気を患っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-23 04:47:11
38072文字
会話率:33%
『間違えて書きかけ原稿を消してしまった!』『あやまってタブを閉じてしまった!』という経験、みなさんもありますでしょうか。わたしは幾度となくあります。
でも大丈夫です。
大体の場合、完全に元の状態に戻すことが出来ます。
ここでは様々なシ
チュエーションでの『書きかけ原稿を元に戻す方法』をご紹介します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 03:50:44
3074文字
会話率:8%
ここは、魔法、魔術、そして機械が織りなす世界。大昔。その中で人間は魔物と戦うために、色々な技を身につける。だが、それでも倒せずついに禁忌とされた機械を作る事になる。家庭用機械も復旧し始めた頃、まだ差別は続く。主人公神沢れお。そして幼馴染の御
坂沙良。そして_______最愛の人となるであろう、西条玲奈。男友達の近衛。この四人が起こす、奇跡。複雑に絡まる、過去。果たして彼らは世界を変える事ができるのか。そして、西条を_______。
最初の頃は全然壮大ではありません。途中からだんだん__________といった感じです。主人公最強です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 01:48:41
8011文字
会話率:31%
ノブオは小型宇宙艇999(スリーナイン)号を駆り、2万5千光年の距離を越え地球へとやってきた。故郷であるM13球状星団にあった人類の植民惑星が全て滅亡したためだ。しかし、彼の人類社会へ戻りたいという願いも虚しく、たどり着いた地球は既に滅亡
した後だった。ノブオは絶望し、家事ロボットにペットの世話と地球環境の復旧を託して自殺する。
一方、他の恒星系より太陽系を目指す宇宙船があった。この宇宙船、忠誠号に搭乗するディギーという知的生命体が、神と仰ぐ高貴な種族へ拝謁するための聖地巡礼の探検だった。やがて彼らは、心霊族と呼ぶ高貴な種族が住まうであろう地球に着陸する。
しかし、そこに人類の姿はなく、目の届く限り広がる高度な文明の廃墟を発見する。すると、呆然とするディギーたちの前にポンコツ寸前のロボットが出現し、一行を999号へと案内する。そこでロボットは、かつての主人であるノブオの屍と彼のペットであったハチをディギーたちへ引き合わせたのだった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-23 08:33:20
10942文字
会話率:50%