同級生に振るわれた暴行によって瀕死に陥っていた佐々木真菜を異世界に呼び出したのは、吸血鬼の女王アルヘラ・ヴァン・グランベルグだった。
アルヘラの望みをかなえる代わりに命と生きるための力を与えられた真菜。
期せずして二度目の人生を得ることがで
きた真菜は、今度こそ自由に生きることを決意する。
人間の世界に潜り込み冒険者としての生活をスタートした真菜は、アルヘラの力を使いこなせるようになっていく過程で自身の地位を盤石なものにしていき、順風満帆な生活を手に入れることに成功していた。
真菜は誰にも文句を言われず、誰からも搾取されない自立した生活を手にした。それを失わないよう努力する日々を楽しんでいた。
そんなある日、この世界が異世界と繋がったという情報を耳にする。最初は「ふうん」と興味すらわかなかったが、繋がった先が日本だと聞いて驚愕する。
面倒になると理解した真菜は、関わらないように立ち回ることを決めた……その二年後。たまたま帝都を歩いていた真菜は、異世界と交渉に来ていた日本人外交使節団の一人に日本人であると特定されてしまう。
冒険者として積み上げた実績がそのまま信頼に置き換わり、真菜は否応なく日本と関わることになる。
日本と異世界の交流として開かれる学院の仕事。
異世界から依頼される仕事。
日本――地球からの仕事。
過去の因縁、手に入れた日常。心残り。
元日本人にして元人間となった佐々木真菜が送る日々の一時を切り取って、追っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 05:50:11
170017文字
会話率:24%
獅子翁王国では、神獣王国の親善使節団を歓迎するパーティーが行われた。場違いな宣言で、突然婚約破棄される、ゆっくり御令嬢ビアンカ。英雄王子ネロの長広舌は、情報量が多すぎて、脳内処理が追い付かない様子。
最終更新:2020-09-04 00:00:00
7788文字
会話率:37%
人口爆発の結果地球を捨て、宇宙移民が一般化した未来
当初、居住に不便であっても移民を強行し続けたが(棄民策の意味もあったため)
開発可能な惑星が多数見つかり、むしろ開発に必要な人資源が不足しだした。
居住環境劣悪な旧移民星から、新規に開発
中の惑星への再移民が活性化され
再開発ラッシュも一段落、地球側は棄民された星に再度目を付け
使節団を送り出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-18 22:33:38
3187文字
会話率:8%
孤児院で育ったレネは、ユレイア公爵家に侍女見習いとして引き取られるが、女の子のいない公爵夫人に可愛がられ、教育を受ける。公爵家の3人の息子達の中でも嫡男のジルディークに身分違いの恋をする。15歳になった時に、敵国ハヴェイと和平が成立し、友好
使節が訪れる。そこからレネの出生が分かり、ユレイア公爵家から離れることになる。実の親元に引き取られたレネは、それでもジルディークを諦めることが出来ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 00:00:00
119652文字
会話率:25%
空を見上げれば広がっているのは青い海と緑色の大地。不思議なことにこの世界は球体の内側のような空間に存在しているのだ。
この宇宙もなければ水平線もない、そして空間の中心には光の玉があり、強く輝けば昼間の太陽それが弱まると夜の月となる。
これはそんな不思議な世界へと来てしまった日本の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-12 00:40:58
13297文字
会話率:33%
名門として名高いトルニリキア魔法学園に在籍するマナは、若干13歳にして特別に優秀な魔法使いに与えられるベルデグリの称号を得るが、未だ使い魔を持っていないことを周囲は不思議に思っていた。
ある日、マナは不思議な子猫と出会う。その子猫は本来使え
ないはずの魔法を使いこなし、マナと対等の勝負をして見せた。そして、それを機に意気投合した1人と1匹は契約を結び最強のコンビとなった。
そんな折に持ち上がったのが親善使節の一員として来た隣国の貴族とマナの試合だった。2人は過去に少なからぬ因縁があり、試合は開始の合図を待たずに過熱していくのだった。
この小説は、「俺は猫×あたしは魔女」のリメイクです。
【2018年8月】投稿再開し、4000ポイント到達しました。記念挿絵→『第3章「デビュー」 - 01』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-29 23:00:00
160036文字
会話率:54%
「城郭巡り」という位置情報ゲームアプリのユーザーオフ会が、仙台城で開催された。オフ会の目的は支倉常長の秘宝を掘り出すことだった。集まったのは5人。5人は秘宝を発掘する前に常長のゆかりの地を巡る。ところが、最後の地に行く前に参加者の一人が殺害
された。老刑事が乗り出し、捜査が始まる。秘宝は見つからないまま終わるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-17 12:00:00
32537文字
会話率:49%
全世界を巻き込み、二億もの人々が死んでいった大戦より四年が経ったある日、南方に位置するオーストラシア連邦にて王政復古のクーデターが勃発する。
クーデターは成功し、オーストラシア連邦王国国王として、ウィリス、マーセイドおよびカフカース大公
であるウィリアム三世が即位する。そのつかの間、二世紀前の版図を失われた旧領とし再統一運動(リソルジメント)を開始した。
ウィリアム王は、再統一の為に首都コンスタンツァにおいて「連邦再統一のために行われる全諸侯同盟並びに正教会共同宣言による公会議」を開催した。しかし、王国領が諸侯領として分裂し独立してからおおよそ一世紀半も経っており、また諸侯称号も形骸化していた為に会議は、会議としての体を為していなかった。
そんな中、極東の島国に外交使節として派遣されていた王国海軍第三機動艦隊が、共和制復古を目的として蜂起すという一報が全世界に伝えられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 00:00:00
358文字
会話率:58%
王宮勤務をし始めた私は、かつて留学していた隣国に外交使節として行くことになりました。そこでも色々ありますが、私は相変わらずなので、私らしく参ります。
※「それでも彼が好きなので」の後日談になります。オマケです。そちらの作品を先に読んでいただ
くことをおすすめします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-01 22:18:39
4422文字
会話率:46%
地球とは異なる剣と魔法のテンプレな異世界ガイアードル、例によって人族と魔族との諍いが
続くところである。そんな中、魔界の王ワンゲル14世は人族なぞ放っておいて自国の国力増強
に力を注ぎたいのだが、すぐに戦争を主張する脳筋な重臣たちに、毎日キ
リキリと胃が痛む生活
を送ってきた。そんな日常を送っている中、彼らと国交を結びたいという人族の使節がやってきた。
その人族はガイアードルでは絶滅したはずの黒目黒髪だった。彼らは自分たちの国を”ニホン”と
名乗った・・・・
これは、次々と起こるイベントに振り回される、苦労人な魔王様を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 06:00:00
91330文字
会話率:45%
江戸城を訪れた琉球王子の語る言葉は……。
※monogatary.comのお題「殿様!それはなりませぬ!」からの創作です。
※他サイトとの重複投稿です。
最終更新:2019-01-29 19:33:53
1625文字
会話率:53%
次元から復活した使節を封印するために勇者が旅する物語で最後の闘いの後には衝撃の真実が明かされます。初めての投稿なので、疑問な所やもうちょっと足したら良い所などの、指導をお願いします。
キーワード:
最終更新:2019-01-20 19:11:32
895文字
会話率:23%
豊かな穀倉地帯と良馬の産地を有し、無敵騎士団を率いるオルドラン王国は、大陸北部最強国家の名をほしいままにしていた。
しかし相次ぐ干ばつによる不作と、海洋貿易によって台頭した北方諸国の強大化で、その栄華は斜陽の縁にある。
起死回生の策
として、南への交易路を開拓するため派遣された使節団は、自然の猛威によって壊滅しようとしていた。
獣の牙にかかろうとした王国の姫、ソラリスを救ったのは、巨大な杖、゛キャリバー゛を背負う異相の狩人。
百年前に流れて来たという、異世界の一族の銃師。
銃火が走り、剣が閃く時。大陸を揺らす戦史が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 16:35:51
11215文字
会話率:44%
織物職人の瑠花は使節団として大国へ渡る。その事が運命を変えてしまう。
靴職人の子晏は彼女のことを思い、仕事に没頭する。大国が倒れるとき、周辺の国にも余波があるのは必至。皇太子や少数民族の長が入り乱れる中華風歴史ファンタジー。
この作品はエ
ブリスタにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 17:00:00
5956文字
会話率:26%
「先日は王太子殿下の頭にお花畑ができてしまったのではないかとご心配申し上げておりましたの。ふふふ、花は頭の上ではなく横に咲かせるものだとようやくお気づきになったようで安心いたしましたわ。」
気位が高く、少しキツめの美貌のせいで少しばかり棘
があるように見える侯爵令嬢ロザリンド=ウェジントンは社交シーズンのはじめ、白々しい台詞で口説いてきた王太子をすっぱりお断りした。それからしばらくして、次は王太子から、近く訪れる隣国の使節団との交流会に、パートナーとして参加してほしいとお願いされる。
今回はバカな愛の囁きではなく、仕事として持ちかけられた話に満足して頷いたロザリンドは、その役目を謹んでお受けした。
情勢不安を抱えた隣国の使節団を前に、胡散臭い王太子とロザリンドの攻防がはじまる。
*軽め、ふわふわの恋愛物です。コメディ強め。
*「妖精姫の幸せは」と同じ舞台ですが、単体でも読めるようになっていると思います。
*目次下にイラストがありますので好まれない方はご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-29 22:00:00
240053文字
会話率:34%
異世界からの親善使節兼留学生である天野あやめこと「鷲の戦士」サイキと、たまたま関わって世話係となった岡谷楓のドタバタ学生生活は続いていた。仲間も増え、ライバルを自称する者たちとの「精霊の力」を使った闘いもまだまだ続く。そんな中、近づいて来る
学園祭に向けてさまざまな思いが交錯して騒動はさらに大きくなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-11 04:49:30
64145文字
会話率:58%
重複 他のサイトにもあります
子供に戻ってしまった黒の国の王 火竜王(サラマンデイア)アーシュラン(アーシュ)に
愛された 白の国のオッド・アイの王女エルトニア(エイル)
彼女は 白の国の使節(人質)として黒の国の王宮で暮らしていた・・
記憶をなくし子供の姿になってしまった彼(アーシュ)黒の王に愛され
廻りの人々にも愛されて‥穏やかな日々を送っていた・・
雪花祭りの日に彼女はアーシュに誘われ女官長ナーリンとともに 王都に祭りを楽しみに行くのだが・・
そこで待ち受ける大事件とは・・?
その事件で出会う 10年前に黒の王宮陥落の戦いで殺されたはずのテインタル王女(アムネジア)との最悪の出会い・・
同じくその戦いで
当時 白の国の使節(人質)として滞在していた行方知れずとなったエイルの実の母親エリンシア姫(羽琴の姫君)・・
祭りの劇場に 奴隷商人にさらわれた娘達を救う為に 踊り子に変装したアルテシア姫
まわり全ての人々を巻き込んで・・事件は幕を開ける・・。
関連作品あります 特に 羽琴の姫君 湖畔の月の城 白銀のケンタウロス・シリーズ
その他 多数・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-19 23:39:26
50606文字
会話率:63%
重複投稿作品です^^;
アーシュやエイル達より一世代前の御話・・
(関連作品・白銀のケンタウロス 解放の刻 湖畔の月の城など)
10数年前・・黒の国と白の国は平和条約を交わす・・その証として それぞれの王族の一人を平和使節(人質)として送
る事・・
白の国は まだ幼い子供・・エイル(エルトニア)を人質として選ぶが・・
エイルの叔母にあたる姫・・エリンシア姫 羽琴の姫君と呼ばれる女性が自ら望んで 身代わりになる・・そして
彼女は黒の国で 類まれなる美貌の黒の王妃アリアンや金色の瞳の黒の王(竜王)や黒の王子アーシュランや王女テインタル姫
貴族のリュース公とその娘アルテシア姫 ヴァン伯爵達と出会う・・
黒の王子アーシュランとは 黒の国からの人質として すれ違うように出会い 別れる・・
運命は 彼女を故郷である白の国に戻る事を許さずに・・
黒の国・・そこでは穏やかな日々が続くが・・
やがて・・悲劇がエリンシア姫を襲う事となる・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-05 20:33:35
32524文字
会話率:63%
幕末、遣欧使節団の一員としてエジプトの地に降り立った福沢諭吉は、考えていた。
日本人の心の底に横たわり「自らを縛(しば)っているもの」についてである。
一般的に「道徳」と呼ばれ、社会的規律や治安を保つ働きをしていた一方、身分や男女の
違い、個人の権利や自由を束縛(そくばく)していた。
なぜ考えていたか?
先年、遣米使節団の一員としてアメリカへ渡航した際、日本と西欧諸国との文化や倫理観の違いを痛切(つうせつ)に感じたからだ。
欧州へ向かう船旅の途中で立ち寄ったアジア各地の港では、差別と過酷な使役の実態を見た。
カイロでは、イギリスやフランスの食い物になっているエジプトの現状を知り、さらに危機感を募(つの)らせた。
外国勢力と結託(けったく)した王侯貴族や大商人などの権力者が豪奢(ごうしゃ)な宮殿に住み、豊かな生活を営む傍(かたわ)らで、アリの巣のような「土を盛り上げただけの家」に住む貧しい人々が群れていた。
滞在中、観光のためモカッタムの丘にある城(じょう)砦(さい)へ向った。
そのテラスで、スエズ運河の立案と設計をおこなったフランスの技師、レセップスと出(で)遭(あ)う。
レセップスは、「偉大な事業を達成するためには、多少の犠牲はしかたがない」と弁舌を振るう。だが、この壮大な事業のために数万人ものエジプト人が苦(く)役(えき)に駆り出され、病やケガによる死傷者は、数千人にも及んでいた。
諭吉は反論を試(こころ)みるが、うまくいかない。
なぜなら自分の心の中にも、そうした考え方が潜んでいたからだ。
「藩や主君のためには、命を惜(お)しまない」というのが、江戸時代における武士の在り方であった。子どもの頃から、そうした考え方に疑問を感じていた諭吉であったが、武士の家に育ったため、すべて振り捨てることはできなかった。
(個人の生命や意思よりも、国家や組織の継続及び繁栄の方が大事なのか?)
深く考え続けながら、遠くに見えるピラミッドを眺める。
「ハッ!」と気付いた。
これまで思い考え続けていた問題の「構図と、解決への糸口」が、見えた。
ここで福沢諭吉が得た「個人の独立」、さらには「個人の独立なくして、国の独立なし」といった考え方は、明治初期の若者たちの心に深く浸透(しんとう)し、日本の近代化を進める上での礎(いしずえ)となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-19 10:29:38
45684文字
会話率:19%
地球との連絡が完全に途絶。月政府は地球に向け使節団を送る。
しかし国連宇宙軍によって撃墜され、さらに月に対する国連宇宙軍による意味不明な攻撃。
1000年先の地球を舞台に月と国連軍が戦火を交える。
人が人であるため…… 男は人を越
え、青年は人を外れる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-16 01:15:05
24104文字
会話率:49%
シルチス王国へ大国スワト帝国から持ち込まれた縁談。すごく魅力的な申し入れに国益を考えて大臣たちは諸手を挙げて賛成した。しかし国王バルガスは最終段階になってもこの話を渋っていて……。なんで王は嫌なのか? 臣下の突き上げに国王は苦悩する。そう
こうしているうちに帝国の使節団も到着してしまい……結婚まで持ち込ませる気満々の帝国使節団をバルガスは追い返せるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-15 17:03:11
7560文字
会話率:63%