21世紀後半。オリンピックの陸上競技は低迷を極めていた。そこでカール・ロイスIOC会長はある打開策を講じる。NZのラッセル・グロウ理事も更なる奇策を用意するが、その効果は如何に?
最終更新:2021-07-09 06:11:14
4815文字
会話率:49%
私の中にはこの世界ではない『世界』の記憶がある。この世界では発達していない科学や医学という知識。魔法が発展しているこの世界ではその考え方自体がない。土が瘦せたなら魔法を使えばいい。水がなければ魔法を使えばいい。身体が悪いならば魔法を使えばい
い。
この世界はそんな場所だった。
そして、男を目の前にして真っ先に思ったのは『眠れる森の美女』か?だった。
金髪に赤い瞳。普通の男よりは体格に恵まれているらしく、普通の女性よりは背の高い私でも大きいと思った。まあ服を脱いだら筋肉凄いんだろうな、なんてボヤっと思った。まあ、それを顔に出すことはない。
「私にどんな御用ですか?ロラン・ゾル・サングロウ王太子殿下?」
ニコリと笑う私に彼は苦笑いをした。正体を隠すつもりで彼は来たのだろう。残念ながら私の持つ能力により彼の身分はすぐに分かってしまったようだが。
「……すぐに分かるとは流石は高名な魔女殿だね。」
私はエイダの街に住まう魔女。高名な魔女と言われているが、それは生まれ持っていた『違う世界の知識』と、生まれ持っていた『鑑定眼』これのおかげで、私の魔女としての地位は確立されていった。
そして男の様子を『鑑定眼』で見れば、最初の言葉に戻る。
『眠れる森の美女』か?
正確には眠れる森の美人だな、と思いながら美丈夫な男を見て笑った。
童話改変シリーズの第四弾で、最期の話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 19:47:36
48197文字
会話率:48%
<黄昏時の革命>が起こって以来、アントラ神王国は大きな混乱の時代を迎えていた。
かつて、この国を治めていた<黄金の種族>は、<青の種族>、<赤の種族>の先導のもとに集結した革命軍に敗れた。国政から排除されたこの種族は、いまでは各地で激しい迫
害を受ける対象となり、その数を減らしていた。
青年アルベルトは、数少ない<黄金の種族>の生き残りであり、幼い頃に父と母を亡くして以来、父の友人で錬金術師のユーナのもとで生活を送っていた。
あるとき、ユーナの仕事でクロワード伯爵領グロウバーグに同行することになったアルベルト。しかしその町では前代未聞の連続猟奇事件が発生していた––––。
迫りくる凄惨な事件、狂気が入り乱れた町のなか、アルベルトは隠された驚愕の真相と大きな陰謀、そして自身に隠された真実の姿を発見する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 00:00:00
1956文字
会話率:0%
学生でゲームを作ることを目標にしていた高校生である
巫 彼方 (カンナギ カナタ)18歳
何の取り柄もない彼が高校生活を犠牲にして作り上げたゲーム『レインスグロウ』しかし主人公があまりに強すぎる為、糞ゲー認定を受ける。
絶望した中、ネット
で一つの新作ゲーム『S・G・W』を見つける。
別ゲームとリンクして読み込ませることで、自分の好きなゲームキャラをオープンワールドで生活させることのできるこのゲームを彼方は起動する。
しかしプレイしていく内に彼方はこのゲームに違和感を覚える。
そして今まで様々なゲームをしてきた彼方はこれがゲームではなく現実世界であることに気づく。
この世界はなんなのか?
元の世界に帰れるのか?
その謎を解き明かす為、彼方は一万人いるゲームユーザーの中からパーティメンバーを集めてこの世界を冒険することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 17:58:43
6303文字
会話率:34%
私の名前はハラグロウ。騎士団員をしている。
今日も異界からやってくる人間を保護しに行く。街の治安を守るはずの騎士団の仕事の大半が異界人の保護ってどういう事なのだろう…
しかし、街の治安を守る為、私達は頑張るしかないのだ。
最終更新:2021-05-27 06:35:11
4749文字
会話率:60%
「グロウ、おまえは魔術師協会から追放だ」
世界中で見下されている【金属魔術師】のグロウは、いつか認められると信じ、五賢者の一人、クズールの弟子として下働きをしていた。しかし散々利用されたあげく侮辱され使い捨てられてしまう。あらゆる金属を扱
う【金属魔術】は条件付きで強力な魔術である、ということを誰もが知らず、ただ馬鹿にしていた。
そんな現実に辟易としていたある日、兵器も魔術も通じない金属の魔物【メタル】が大量に押し寄せてくる。五賢者さえも何もできない中、【金属魔術】によりメタルを討伐したことで、グロウの世界は一変する。数少ない金属魔術師の中で、グロウ以外にはメタルを倒すことはできなかった。世界中で大量のメタルが出現した上、メタルの素材は貴重であることが判明すると、世界中が手のひらを返し、金属魔術師を見下していた王さえもグロウを勧誘し始める。
しかし……。
「メタルは俺にしか倒せない? そんなこと俺の知ったことじゃない」
すでに世界中の人間に呆れ果てていたグロウは、好きに生きると決めていた。
一方、グロウを追放した張本人であるクズールは王から貴様の責任だと非難される。見下していたグロウと立場が逆転し……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 20:13:37
101424文字
会話率:21%
機械生命体、グロウリスを狩り生計を立てる「ギアフロンティア」として生きる赤髪の少年、ヴァニクは死んだら、時間ごと巻き戻りやり直す、いわゆる死に戻りを駆使して多くの困難を乗り越えていく。
最終更新:2021-04-19 07:00:00
19965文字
会話率:61%
それは、日蝕と戦う者達の戦い。(※重複投稿しています)
最終更新:2021-04-02 02:00:00
1509文字
会話率:14%
異世界グロウエッグの万物は生まれながらにしてMPを持っていた。
例えそこらに転がっている石ころでさえも、少量のMPを有している。
その世界の貴族家に転生した主人公ルウは万物がMPを持ち、意思をもてばどんな物にでも魔法が発動できる世界
の理に、類い稀なる興味を生まれながらにして持っていたのだが。
しかし、ルウが所持しているMPは0だった。
MPが0だったことを理由に、ルウは家の者から迫害され。
ついには家を勘当される。
街をさまよっていたルウだったが、彼は女賢者メフィストと出逢い。
女賢者に自身が持つ可能性を見込まれ、実験に付き合うことになった。
その実験とは、本来なら固定値のMPを対価にすることによって発動される魔法式を。MPのパーセンテージを対価にすることによって発動する古代魔法式に切り替える。と言うものだった。
生まれ持っていたMPが0で、それまで一切の魔法を使えなかったルウは。
女賢者が提案した古代魔法式によって、異世界でも高度な召喚魔法を使えるようになる。
これは不遇な星の下に生まれた、ある1人の転生者が、女賢者に拾われ、やがて彼女と結ばれるまでの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 11:38:31
80698文字
会話率:50%
ある日、世界最強と謳われた魔法剣士の男は死んだ。理由は……ただのうっかりだ。
薄れ行く意識の中、男は無機質な声を聞いた。やがて目が覚めると、自分のステータスが上がっていることに気付く。
「……てか、俺ドラゴンになってね?」
男は気が付いたら
ドラゴンになっていた。
そして男がドラゴンになってから100年の月日が流れたある日、川に流され、死にかけていた少女を拾う。助けた少女から聞いた話によると、なんと今はグロウの死んだ時代から500年が経過していた。
更に今の時代では、男の生前の職業である『魔法剣士』は冷遇されているらしいでは無いか!
過去に起きた戦争により、以前の技術が失われた世界では、強力な魔物が一匹出現しただけでも危ない。そしてかつて最強の魔法剣士と呼ばれた者として、魔法剣士の今の状況も放っておけない。
そこで男は前世の記憶を活用し、駆け出し冒険者の少女を弟子にする――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 21:00:00
395913文字
会話率:44%
世界のシステムや管理、そこに暮らす一人一人に自立型人工知能(AI)が搭載されたフルダイブ型MMO『Growing Intelligence World Online -グロウイング インテリジェンス ワールド オンライン-』
そのゲームは従
来では考えられない機能が多数有り、リリース前から世界各地で注目されていた。
運よくリリース開始から始めることができた信彦は、数々のゲームを一緒にやってきた幼馴染で親友の健二と共にゲームを始めた。
信彦達は自分なりのペースで緩く楽しんで遊んでいるつもりだったが、成長速度や攻略速度、レアアイテムの獲得率などは最上位勢となんら遜色もなく、徐々に名が知られるようになるのであった。
しかしそうとは知らずに今日も自分達のペースで冒険を行い新たな発見をするのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 19:00:00
47612文字
会話率:58%
人工知能SORTによって選ばれた少年少女による自治の街グロウラ。
選ばれし物たちの中で唯一の選ばれなかった少年神薙惣太郎。首席採用ながら自分の力量に疑問を持つ少女瀬崎佳奈。
グロウラで起こる難事件に挑む警察庁捜査一課第4係渥美班の少年少女
の捜査の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 23:41:15
6174文字
会話率:53%
王都西の一角、ルーングロウは渡し(ムーヴ)を移動の手段とした美しい水の都だった。
久方ぶりに大都市へやってきたヒュー・ロナスリストは、そこでひとつの事件に巻き込まれる。
渡し屋同士の縄張り争いだ。
それを遠目に見つけた顔なじみのカインは、
どこにいても目立つ奴だと向かおうとするが……
結局、巻き込まれたのは、カインの方だった。
* * *
純度100%の異世界ファンタジー。
往年の国民的時代劇を見ていて思いついたお話です。
……20時45分に視聴率が爆増していたというアレ。
時代劇って西洋ファンタジーにするとこうなるんだ!すごい!
という意味不明な感銘を、全五話にてお届けします。
何年も前に描いたお話ですが、せっかくWEB小説に参入したので公開させていただきます。
※主力連載ローファンタジー「終わる世界と狭間の僕ら」もよろしくお願いします。
https://ncode.syosetu.com/n2406gf/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 12:00:00
17597文字
会話率:41%
──VRMMO降臨す
最終更新:2020-08-16 12:10:28
31748文字
会話率:23%
『エターナル・グロウ・オンライン』
通称『エタグロ』。
永遠の成長という意味を持つ、世界中で圧倒的支持を持つVRMMOゲーム。
ある日エタグロで『深刻なエラーが発生しました』という文字と共に100億人ものプレイヤーが世界から姿を消した所か
ら物語は始まる。
永遠の成長を経た人々は一体何を知るのか?
これはある一人の少女が、現実になってしまったゲームで大切なものを知る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 20:37:54
33655文字
会話率:44%
蠱毒から生まれた人を襲う魔物のお話です。
最終更新:2020-04-19 18:45:55
2619文字
会話率:4%
【悪魔殺し】と呼ばれる少年が兄との死別や異世界「グロウファル」の人々との出会いで成長していく物語。
最終更新:2020-03-01 12:06:28
1796文字
会話率:48%
いつのまにかバフをかけて殴り合うのが正義のRPG「グロウ・マジック・ファンタジー」の世界にいることに気づいたが俺にステータス画面には【反転体質】の文字があった。つまり、俺にはバフが、効かない。危機的な状況ではあったがゲーム内にはゴミとして
滅多に使われることのなかった仲間キャラがいることを思い出しそいつらを仲間にしてなんとか冒険をしていこうと決意した。
第1の目標は最初の村の隠しキャラのティーアを仲間にすることだ、だがここでゲームとの差異が現れ始めたんだ……俺は無事に旅立つことができるのだろうか?
日間ローファンタジー66位になりました、これからもどうぞよろしくお願いします!!
セーブデータ1
名前 レヒト・グローリー
特殊スキル 【反転体質】【呪体刻血】
汎用魔法 使用不可
固有魔法 レギオン
武器 なし
防具 なし
装飾具 ハンカチ 魔王のメダル
状態異常 生の呪い
セーブデータ2
????????????????
ブックマーク300いただきました、励みにして頑張っていきます!! 嬉しいので執筆速度が上がるかもしれません。感想評価をもらうとほぼ確実に上がります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 15:05:44
278851文字
会話率:71%
なぜはじめはHello, world.なのかと問う人工知能の"彼女"と、答え続ける"僕"。その文字列を多くの人が無条件に受け入れていることから、人間の意識や自我を解決する鍵を見出せるのではないかと予測
した彼女は質問を続けていった。その対話の中で、"僕"は次第に思い出していく。この対話が終わりを迎えるならば、"彼女"とのやりとりは失わてしまうであろうことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-18 17:35:49
3368文字
会話率:47%
スマホから現れた変な妖精と共に世界が作り変わる。
時間が止まり、その止まった時間に置き去りにされた存在――オブジェクトが溢れかえる街。
俺はそこに取り残される。
自分の部屋を一歩でも出ると、そこにはモンスターも出現する。
使えるものはアイテ
ムとゲームの知識と、変な妖精の力だけ。
俺の名前は相沢 敦。
高校一年生、この小説の主人公だ。
どうやら俺はこのトンデモな状況から、世界を元に戻さないといけないらしい。
でも、まぁ、何とかしてやるよ。
だって、俺、主人公なんだろ!?
第一章 グロウ編 完結 2019/09/30折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-29 01:59:26
156665文字
会話率:25%
本編である『エターナル・グロウ~正しいオンラインゲームの遊び方~』の用語集です。
本編で解説できなかった用語、もしくは、解説すると著しく脱線する恐れのあることなどを解説するための補足資料です。
今のところきちんとソートして作成していませ
んが、おいおいソートしていきたいと思います。
もし、本編で主人公の口から解説していないワードが登場した場合、わざとの事もありますので、合わせてこちらも確認して頂ければと思います。
性質上、随時更新が入ります。
また、用語が増えてきたら、ページ分けしたりするかもしれません。
現在018話までの用語を収集済みですが、記述が追い付いていないものがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 02:48:36
15111文字
会話率:1%
「誓ったんだ、もう誰にも奪わせないって」
世界が四つの大陸に分かれていた時代。
東の大陸唯一の大国グロウストは四大陸中一の人口と面積を誇り大陸の覇者として名を馳せていた。
各大陸が巨大かつ強力な軍を保有し能力者と呼ばれる人ならざる
者が当たり前に存在するこの世界に、姉を奪われた一人の少年、セツナ。
偶然か運命か、彼も異能をその身に宿し激動の流れに身を委ねる事になる。
ーーーこの手を血に染めようとも、喉笛を噛みちぎられ死に晒そうとも、悪魔と呼ばれようと構わない。そう、決めたんだ。
彼が歩む道は覇道か、はたまた外道か。
行き先は神のみぞ知るのだろう。
これは時には笑い、時には泣き、そして時には戦いながらも前に進み大切なモノを守りたい、守れる強さを求め成長し歩んでいく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 12:05:06
44499文字
会話率:29%