エブリスタ超・妄想コンテスト参加作品、『目を開けると、そこには』
優秀作品をいただきました!
幸せだったはずなのに、開いた目は見てしまった。
――生まれてこの方、俺は泣いたことがない。
医大に現役合格した俺は、本家の所有している屋敷
に引っ越してきた。
それなのに、そこにはどうやら何かが憑いているようで……。
……なんだこれ、これもある種のボーイミーツガールじゃないか?
これは、幽霊に恋した青年の短くて長い恋の話。
※この作品は同名作者の短編小説であり、エブリスタからの転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-10 18:04:55
8049文字
会話率:31%
新聞記者の佐々木さんは、震災直後の三陸沿岸に現地入りし、そこから原稿を本社に送るため、徒歩で遠野を目指します。その途中、古い日本家屋に迷い込み、そこで不思議な女の子に出会います。無事、遠野に辿り着いて、記事の原稿を本社に送った佐々木さんは、
現地の年配の人から「迷い家」と「座敷童」の話を聞かされます。佐々木さんは亡くなったおばあちゃんとの懐かしい思い出の中に、その話があったこと思い出します。遠野に古くから伝わる民話をモチーフにしたお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-03 22:46:44
9018文字
会話率:23%
堀井小鳥は、気弱で男の人が苦手なちびっ子OL。
しかし、ひょんなことから社内の「女神」と名高い沙羅慧人(しかし男)と顔見知りになってしまう。
それだけでも恐れ多いのに、あろうことか沙羅は小鳥を気に入ってしまったみたいで――!?
「女神様とい
ち庶民の私に、一体何が起こるっていうんですか……!」
「ずっと聴いていたいんです。小鳥さんの歌声を」
小動物系OL×爽やか美青年のじれじれ甘いオフィスラブ。
※本家HPにも投稿されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-30 12:00:00
126971文字
会話率:51%
ラロシェルでレストランを営む新婚夫婦、ロジェとプレヌは、パリのデージェル座の引越公演を観た帰り、泣いている少女に出会う。ふたりは言葉を発することのできないらしい少女をひとまずひきとることにする。ある日夫婦は少女が書いた物語を発見する。それ
は素人が書いたと思えない雪の一生を描いた物語で、夫婦は少女の正体に思い当たる。その晩、普段は仲睦まじい夫婦が言い争う声を聞き、悲しむ少女はレストランの料理長、ミランダに宥められる。ふたりの喧嘩はあんたにはなんの関係もない、あんたのようなものを良く考える子は大人になるにつれて楽になっていくものさ、と。
クリスマス当日、少女をもといた場所に返そうと少女と出会った場所に出向くロジェとプレヌの姿があった。そこで少女の正体が、そして少女が夫婦に思いがけず残したクリスマスプレゼントが明かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-25 00:00:00
3657文字
会話率:44%
あるドラマの監督と脚本家。第四話のシナリオが決まらない。
利害関係者の意見も取り入れながら、台本を書き換えていくハメに。
最終更新:2017-11-14 20:05:49
13983文字
会話率:77%
いづれの御時にか、橘ゆかりというごくごく普通の女の子が女子高生をしておりました。
そんなゆかりがある日突然迷い込んだのは、
平安時代?!
いや、よくよくみるとこれって……
『源氏物語』の世界!
ゆかりは、『源氏物語』宇治十帖のヒロイン・
浮舟になりかわってしまっていた!
運命に流され、土地を転々とする中で、薫・匂宮という二人の貴公子に求婚されるゆかり。
三角関係も、浮気も、絶対にしたくない!私の手で『源氏物語』本編の浮舟物語を変えてやる!
意気込むものの、イケメンたちのアピールをかわすのはなかなか難しくて……。
薫と匂宮、二人の貴公子……あなたなら、どちらと恋をする?
「貴女のお姿をちらりと拝見したその時から、ずっとお慕い申し上げておりました……。」
「……名前教えてもらえるまで、俺、ここから動かないから……。」
浮舟として『源氏物語』に転生したゆかりの運命は?『源氏物語』の筋書きは変えられるの?
源氏物語奇譚、巻き始めでございます。
・・・・・
※【微エロ】作品の性質上、若干の性的な描写を含みます。苦手な方はご注意ください。
※【古典】浮舟の性格は全く違いますが、ざっくり大筋は本家『源氏物語』に擬えられています。本作を読むことで、『源氏物語』宇治十帖の概ねの内容を押さえることができます。古文に興味のある方はお試しください。
※【超訳】本作は完全に個人の解釈です。不快に思う方はすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-08 20:00:00
35207文字
会話率:30%
近代日本の京都を舞台に織りなすヒューマンドラマ(を目指したが後半ただのハーレク○ン)
混血の母が縁を切られた名家から縁談の話が舞い込んだ。早くに亡くなった母に似た自分を疎んだ父が勝手に了承してしまったらしい。
主人公、呉川みちるは縁談破棄を
求め、縁続きの本家である黒田家を訪ねるが次期当主の黒田龍一郎により全く話を聞く余地もなく却下される。
さらには住み込みの花嫁修業をさせられることになり、馬の合わない龍一郎と火花を散らす日々。
そんな中、偶然にもまだ珍しい海外からの留学生と出会うことにより、彼女の運命の歯車が回り始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-04 21:31:17
47706文字
会話率:47%
一九四六年ハリウッド。白い薔薇と称えられる子役スター、ドリス・ハートは大人の女優への脱皮に悩んでいた。そこに一歳下の妹ローズが映画界入りを発表する。ローズ・へスターの裏には名門トッド家の息子にして新進脚本家のルイス・トッドがいた。
ルイスと
ローズは似た者同士だった。家族に受け入れられない苦しみを、互いに知っている。二人は共犯者となり、互いを利用し、銀幕デビューする。白い薔薇の妹、として、ローズは一躍、脚光を浴びる。
青い薔薇と謳われるようになるローズとドリスの舞台裏での骨肉の争いは観客を巻き込み、二人は大スターとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 16:57:33
136102文字
会話率:38%
人は中身だ、と誰かが言った。
でも俺は、それが全てだとは思わない。
これは、義理の姉弟となった姉貴に、俺が一目惚れする話。
俺は知らなかったんだ。
まさか姉貴も、ちょっと変わった人であるということを。
***
全6話完結予定。
毎日
更新。
カクヨムにて重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-17 18:00:00
31572文字
会話率:39%
これは、私立フィロソフィー学園で繰り広げられたある日の麻雀大会の記録である。総勢二十名の哲学ガールズたちがめいめいの個性を炸裂させて麻雀で戦いあう24時間! ソクラテスが! ソシュールが! パスカルが! ニーチェが、孫子が、アダムスミスが!
熱く牌を闘わせる!
※ギャグです。
(本作は、2011年の飲茶さんの小説競作企画「哲学ガールズ小説」企画に応募した作品です(優秀作品賞を頂きました!)。本家サイトのほうがダウンしてしまったとのことなので、こちらに投稿し直させていただきました。)
(また、それから約五年を経て、哲学ガールズたちが活躍する4コマ漫画「てつがくフレンズ」(原作:飲茶さん、絵:MAKO)が発売されたそうです! ほんわかした絵柄ながら、飲茶さん独特のわかりやすい哲学の解説と後半盛り上がるストーリーが見どころです。 ))折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-11 20:07:54
84172文字
会話率:58%
私立フィロソフィー学園の古代クラスに通うエピクロスは、いつもおにぎりを食べている楽天家の女の子。ある日、その広い学園の森の中で不思議な青年ドルトに出会う。彼は同じ古代クラスのソクラテスを好きだと言うのでその呼び出し役を引き受けることに。ちょ
っとばかり人を殴りがちなソクラテスと彼の恋路はいかに。(本作は、2011年の飲茶さんの小説競作企画「哲学ガールズ小説」企画に応募した作品です(短編部門の大賞を頂きました!)。本家サイトのほうがダウンしてしまったとのことなので、こちらに投稿し直させていただきました。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-20 18:00:00
37704文字
会話率:64%
彼女は普通の女子高生だ。
しかし、普通とは自己の主観を客観に還元し一般化する暴力的な基準である。
彼女の生きてきた唯一無二の人生を、構造論的に回収し、乱暴にくくり、平板に叩きならす。いかに生きていようと、一切合切の区別なく、ただ一個の人間を
有象無象に埋没させる。
ゆえにこそ、彼女は普通の女子高生だ。
哲学者を美少女化した哲学ガールズの会話集。
(当作は、2011年に開催された飲茶様の小説競作企画「哲学ガールズ大賞」に応募した作品です。本家サイトのほうで見られなくなったようですので、こちらで再公開させていただきました。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-06 00:41:28
7373文字
会話率:38%
某AV制作所勤務、山門千鶴(26)。
-特記事項-
・とにかく地味
・処女
・彼氏いない歴=年齢
・ファーストキス←未遂
だけど主に女性向けAVの脚本を書いています。
え?何か問題でも?
最終更新:2017-09-30 07:00:00
42212文字
会話率:29%
贅沢三昧、何不自由なく暮らしている王様を描いた問題作。
最終更新:2017-09-20 02:18:32
3504文字
会話率:36%
脚本も小説も書いたことがなく、全く文才の無い弱気な人間が、たまたま知り合った人の押しの強さに負けて、成り行きに任せて流されていたら、なぜかハリウッドの脚本家になってしまった話です。
最終更新:2017-09-01 00:02:36
1877文字
会話率:0%
主人公 角田 鉄治 32才・職業:解体工 …
さて、今回の解体現場は、
消息不明になった家族が
暮らしていた古い日本家屋 …
鉄治と仲間達を襲う、
この家の呪いとは …
短編の前話に続き、
今回は連載をお届け致します。
どうぞお楽し
み下さい… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-29 08:28:41
100193文字
会話率:40%
一家全員ゲーマーな榎本家四兄弟の次男、優介は話題のVRMMO「Myth World」を始めるがサービス初日にいきなりデスゲームの勧告をされる!?
クリア条件は不明、運営からのヒントは「神」の一文字。
自分の『力』とスキルを駆使してこのデ
スゲームを攻略する!
※途中で一部シリアス
※MWはMyth Worldの略称です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-28 19:54:23
114138文字
会話率:31%
主人公である糸杉伊織は、地主の本家の息子ということで、一年生でありながら、生徒会に入ることになる。
今年の生徒会長は、生徒会で行われている“ある行事”を廃止するという発表をする、
その発表後、学校内で不信な失踪を遂げる者がでる。
※B
L要素がありますがそれがメインではありません。
「なんでお前そんな女……!」
和泉もなぜか怒っている様子だ。でも関係ないのに、どうして?
「なんでって、言われても」
小夜子はこちらを見て、カメラ回してるか確認する。
そして、すぐに夏実から離れてこちらにきた。
「ふざけんな! そんな女にデレデレして。許さない……もう、許さない」
「和泉、違うんだ。これは、こいつが……」
「うるさい! もういい、死ぬ。俺が死ねば、全部うまくいく」
撮影してる? と再び振り返る小夜子。
まさか自殺の現場を撮れというのだろうか。というか、なんで死ぬんだ。理論が飛躍しすぎていて、ついていけない。
というか、小夜子はこうなることを予測していたのだろうか。
「やめろって、お前、どうしたんだよ」
夏実が、狼狽した様子で和泉に近づく。
「もういいんだ。今までありがとう」
「ざっけんなっ!」
夏実が叫ぶ。なにこれ、よくわからないけど修羅場、ってやつなんだろうか?
「お前どうしたんだよ」
もう完全に二人の世界だ。自分たちのことなんて目に入っていない。
※BL要素がありますがそれがメインではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-08 15:10:57
75456文字
会話率:53%
高校生の私は恋人の蛍君に誘われて、ある映画を観に行く。その映画のタイトルは、『藍の灯火』。その日のデートの間、蛍君はずっと様子がおかしかった。そしてその翌日、彼は悲劇へと身を投げてしまう。芸術家としての血の滲むような努力と、運を賭けた罪悪の
記憶。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-08 20:01:15
26265文字
会話率:35%
※更新は不定期に行います
人類文明が崩壊した。
その後数百年かけて人類は、新たな超常の力『仙気』を手に入れる。
その力は人類の文明を新たに発展させ、国を繁栄させる。
時代は流れ、ごく一部の才能ある人間しか使えなかった仙気も、『汎用仙気伝達
機械』通称『伝機』が開発されたことにより、万人が扱える『仙機術』となった。
~気現歴343年、12月の出来事である~
アムテリア合衆国立軍営仙機術学園、通称『アムテリア学園』の第二学年であるイースフォウ・ヴァルリッツァーは、振るわない成績の為に補習授業を受けることとなった。
しかし仙機術の伝統を重んじるヴァルリッツァーは、補習を受けるイースフォウを良しとせず、彼女に一つの試練を与えることとする。
それは本家の跡取りで初代の再来と言われた天才少女、スカイライン・ヴァルリッツァーとの公開模擬戦闘をさせるというものであった。
その戦いが終わり、イースフォウは自分が逃げ出した時に親身に話に付き合ってくれた少女に再会すべく、彼女と出会ったとある公園で毎晩待ち続けていた。
そしてついにその少女と再会を果たす。しかし少女はあろうことか、イースフォウに無言で襲い掛かってきた。
少女の狙いはイースフォウの持つ『旧文明の遺産』。一度は撃退するものの、数度の襲撃でそれを奪われてしまう。
所持すら罪に問われる『旧文明の遺産』。しかしそれはイースフォウとしては掛け替えの無い物、それを取り返すべく敵の本拠地に乗り込む彼女だったが、そんな彼女に仲間たちは手を差し伸べる……。
そして、戦いが始まる。イースフォウの目の前に立ちはだかったのは、彼女の宿敵であるスカイライン・ヴァルリッツァーであった。
少女の最終決戦が、幕を開けた。
※2013~同人誌で各イベントにて発表済みの作品に加筆修正を加えています。
※他サイトに重複投稿を行います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-06 13:00:00
87169文字
会話率:38%
※更新は火・木・土にて定期的に行います。
人類文明が崩壊した。
その後数百年かけて人類は、新たな超常の力『仙気』を手に入れる。
その力は人類の文明を新たに発展させ、国を繁栄させる。
時代は流れ、ごく一部の才能ある人間しか使えなかった仙気も
、『汎用仙気伝達機械』通称『伝機』が開発されたことにより、万人が扱える『仙機術』となった。
~気現歴343年、12月の出来事である~
アムテリア合衆国立軍営仙機術学園、通称『アムテリア学園』の第二学年であるイースフォウ・ヴァルリッツァーは、振るわない成績の為に補習授業を受けることとなった。
しかし仙機術の伝統を重んじるヴァルリッツァーは、補習を受けるイースフォウを良しとせず、彼女に一つの試練を与えることとする。
それは本家の跡取りで初代の再来と言われた天才少女、スカイライン・ヴァルリッツァーとの公開模擬戦闘をさせるというものであった。
その戦いが終わり、イースフォウは自分が逃げ出した時に親身に話に付き合ってくれた少女に再会すべく、彼女と出会ったとある公園で毎晩待ち続けていた。
そしてついにその少女と再会を果たす。しかし少女はあろうことか、イースフォウに無言で襲い掛かってきた。
少女の孤独な戦いが、幕を開けた。
※2013~同人誌で各イベントにて発表済みの作品に加筆修正を加えています。
※他サイトに重複投稿を行います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 22:12:02
78317文字
会話率:39%
※更新は火・木・土にて定期的に行います。
人類文明が崩壊した。
その後数百年かけて人類は、新たな超常の力『仙気』を手に入れる。
その力は人類の文明を新たに発展させ、国を繁栄させる。
時代は流れ、ごく一部の才能ある人間しか使えなかった仙気も
、『汎用仙気伝達機械』通称『伝機』が開発されたことにより、万人が扱える『仙機術』となった。
~気現歴343年、12月の出来事である~
アムテリア合衆国立軍営仙機術学園、通称『アムテリア学園』の第二学年であるイースフォウ・ヴァルリッツァーは、振るわない成績の為に補習授業を受けることとなった。
しかし仙機術の伝統を重んじるヴァルリッツァーは、補習を受けるイースフォウを良しとせず、彼女に一つの試練を与えることとする。
それは本家の跡取りで初代の再来と言われた天才少女、スカイライン・ヴァルリッツァーとの公開模擬戦闘をさせるというものであった。
今のままでは一方的になぶられるだけの話。だがイースフォウは何事にもやる気を見いだせない。ただただなすが儘に時を過ごしていくのであったが……
※2013~同人誌で各イベントにて発表済みの作品に加筆修正を加えています。
※他サイトに重複投稿を行います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-14 11:53:23
111630文字
会話率:42%
ぺーぺーのシナリオライター、鈴木一子は限界を迎えようとしていた。
寝ても覚めても付きまとう締切の二文字に頭のネジが飛ぶ寸前だった。
たまたま筆が乗った乙女ゲームのファンディスクと番外編の二作が思いの外評判がよく、同シリーズの十五周年記念作品
のメインシナリオを任されたのだ。
売り上げ次第で針の筵になるメインシナリオライターなんてなりたくない!
本家さんに書いてもらったらいいじゃん!
そうだ、悲劇ものを書いてメインシナリオを本家さんに押し付けよう!
そのとき一子の頭のネジが吹っ飛んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-06 00:00:00
7060文字
会話率:36%