Max Stirner(1844)
『唯一者とその所有(The Ego and Its Own)』
マックス・シュティルナーの著作『唯一者とその所有』は、彼の思想の革新性にもかかわらず、あまりにも無名であると聞く。
実際、私自身が彼の存在
を知ったのは、ほんの数日前のことであった。
幸運だったのは、この書物の英語版が1900年代初頭から何度も改訂され、現在では誰もが自由に読むことができる状態にあるという点である。
一方で、不運だったのは日本語訳が入手困難であるか、あるいは購入するしか方法がないという点であった。
それは、本を愛する一方で、無駄な時間や出費を極力避けたい私にとって、複雑な問題であった。
そこで、私は彼の著作を断片的に読んでみることにした。
英語を十分に理解できないうえに、機械にも詳しくない私にとって、頼りになったのはGoogle翻訳と辞書だけであった。
以下に、私の理解の範囲でまとめた彼の思想に関するメモを書き留める。
もし可能であれば、私のような変わり者のために、将来的に彼の著作を翻訳したいと考えている。
おそらく実行はされない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 01:30:00
6030文字
会話率:8%
シミュレーション仮説について哲学風味で、分かりやすく語ってみました。
若干の暇つぶしにどうぞ。
最終更新:2025-02-20 22:14:01
2721文字
会話率:2%
「生きること即ち結界です」
そう言う先生のもとで結界について学び始める「私」
やがて構造主義、実存主義を通して世界解釈、価値、記号へと認識を跳躍させてゆく。
人の根源の衝動と、その衝動が求めるものについての探求が始まる。
令和最初というよ
り、昭和最後の哲学小説。
私達には、まだ希望がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:00:00
100217文字
会話率:28%
これは、自分の意志ではなく、状況によってその地獄に突き落とされた、やる気のない子供たちに降りかかる軍事的努力の物語である。メインキャストは、激しい政治と無駄な流血の容赦ない世界に真っ向から投げ込まれ、権威、ナショナリズム、実存主義、アイデン
ティティ、そして最終的には自己保存との戦いの中で、世界の残酷な真実を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 14:01:58
2438文字
会話率:33%
1968年から1970年へ向けての安保闘争、全共闘運動、ベトナム戦争、沖縄返還闘争に翻弄され
受験戦争から解放されたはずの若者がその精神を病み、悲恋に打ちのめされながら
経済戦争には勝利するが、犠牲にしてきた青春時代を書き綴る
最終更新:2022-02-19 19:00:00
17706文字
会話率:20%
人間はなんの為に生まれてきたのか。哲学者サルトルの実存主義を引用して語ってみました。
最終更新:2021-01-30 17:24:04
758文字
会話率:0%
気になったなら取り敢えず読め。
最終更新:2020-10-25 22:57:02
9345文字
会話率:28%
春、散歩道にてふと思ったこと
一個人の悶々とした世間考察
最終更新:2019-03-31 18:38:33
244文字
会話率:0%
実存主義というとサルトルのイメージが強すぎるせいか、過去の遺物とみなす傾向がある。確かに現代哲学の主流はポスト構造主義以降、ポストコロニアルやカルチュラル・スタディーズに移ったが、実存主義の方法論自体は死んでいない。というよりは、実存主義以
外の方法論が通用しない状況があり、そこでは実存主義は健在である。そことは他でもない日本のことである。現代日本での実存主義の持つ意味を問いたい。これは南直哉老師の「超越と実存」(新潮社)を読んでから起きた内的変容の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-18 13:43:10
2477文字
会話率:15%
資源が枯渇しつつある地球から月へ行く中でウイルスにより両親を亡くし、自分だけ遺された少女、オリガ。
彼女が月面都市で生きていくためにはハンターとして戦うことだけだった。
ハンターの仕事の中で、違法改造のサイボーグとその闇ブローカーを倒す
シーンから物語は始まる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-09 11:47:52
3976文字
会話率:42%
雨に打たれた道路の花がふわりと光った。
それが、全ての始まりだった。
生きる意味など誰も知らない。だから誰もが一生懸命戦ってる。
_________そこに、咲く意味を求め
レゾンデートル【実存主義】
最終更新:2018-05-31 21:35:34
732文字
会話率:24%
この作品は「月刊おーぷん」にも掲載しています。
最終更新:2018-02-25 03:58:23
25032文字
会話率:1%
キルケゴールのヘーゲル批判と実存主義への道程。 へーゲル哲学には魂が欠けている
キーワード:
最終更新:2017-11-13 07:21:56
3495文字
会話率:5%
西洋哲学の現在。あるいは現代思想の趨勢
キーワード:
最終更新:2016-07-09 21:25:40
1575文字
会話率:25%
彼女は普通の女子高生だ。
しかし、普通とは自己の主観を客観に還元し一般化する暴力的な基準である。
彼女の生きてきた唯一無二の人生を、構造論的に回収し、乱暴にくくり、平板に叩きならす。いかに生きていようと、一切合切の区別なく、ただ一個の人間を
有象無象に埋没させる。
ゆえにこそ、彼女は普通の女子高生だ。
哲学者を美少女化した哲学ガールズの会話集。
(当作は、2011年に開催された飲茶様の小説競作企画「哲学ガールズ大賞」に応募した作品です。本家サイトのほうで見られなくなったようですので、こちらで再公開させていただきました。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-06 00:41:28
7373文字
会話率:38%
僕は「僕の彼女」を愛していた。
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※クロール対策(無視して下さい): 天安門事件/天安门事件折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-04 14:53:47
868文字
会話率:16%
自殺した兄の葬式を欠席した高校生・|富士谷明朝(ふじやはるかた)は
学校での火事に巻き込まれ
生と死の混乱、日常と非日常の混濁、
過去と現在の混在、超現実的な異形の美の展開
によって肉体と精神の危機に晒される。
危機の中において
我慢と沈
黙を信条としてきた明朝は
今まで無視してきた数々の大いなる問いと
否応なく直面し一つの『正義』を証明する。
これは限界状況への勝利を収めることで
他人と世界に心を開く一人の少年の物語であり、
その賛歌であり祭典である。
実存主義文学のライトノベライズがここに完成。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-19 13:12:16
99651文字
会話率:29%
便利になった世の中で、人間は本当に幸せなのだろうか。
最終更新:2016-04-04 15:35:17
1723文字
会話率:2%