背景は令和時代。新型コロナウイルスや不況などの社会情勢が悪化、京都は衰微していた。ある日、仕事を失った底辺が電車に乗っていた。底辺は仕事を失い、いっそこのまま生活保護までになろうかと追い詰められたほどである。男はいろいろと「やる気」が出ない
。そして、とある電車で起こった事柄に感情が湧いて、彼はとある老婆といさかいを起こすのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 14:24:58
4779文字
会話率:50%
全ての母、世界樹の中に生まれた精霊の少年は、存在が定まらないまま世界の情勢を教わる。人間は富を求めて他種族に手をかけ、その魔の手は世界樹にも届こうとしている、と。人間だった頃の記憶が微かに残る少年はなんとか争いを止めようとするのだがーー
最終更新:2021-01-11 16:28:25
5872文字
会話率:46%
その四方を海に囲まれる海軍国家、オケアノス皇国。2680年という想像しがたいほど長い時間を生き延びてきたこの国は、大陸からのかつてない侵略の危機に晒されていた。産業革命による目まぐるしい速度での新兵器の登場、複雑に交差する同盟関係、台頭する
新興国、AIによる戦闘。現実世界でも起こり得るIF未来史、そしてなによりも、日本人である読者の皆様が「現在の国際情勢に重ね合わせて読むことができる」をテーマにして作った現代戦小説です。冗漫で説明的な文章も多いですが、しっかりと戦闘描写もございますので、どうぞお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 17:42:13
19281文字
会話率:44%
東の果てに向かって旅をしているオルフェとアドル。
旅先で出会う人々と大陸の情勢を見て、オルフェは何を思うのか。
ファンタジー旅行記。
最終更新:2020-12-19 09:33:12
12898文字
会話率:44%
一人暮らしの大学生音無零士はある日、夢を見る。
その夢の内容はなんと、死んで異世界に転生しないかというものだった。
趣味はゲームとラノベ漁り、彼女居ない歴=年齢の零士はこの世に未練はないとその内容を快諾。
創造神リアスが創った新たな肉体と
精神体に結びついている必要のなかった膨大な魔力を無事継承した零士は自身の名を「ゼロ」として異世界―ウェルバスフに転生し二度目の人生を謳歌することにするのであった。
その世界は剣と魔法を使用できるありふれたファンタジー世界なのだが・・・ラノベでしか見たことの無かった世界にゼロは興奮を隠しきれず・・・!?
そんな異世界転生したゼロのミッションは創造神リアスの代理人として、ウェルバスフの世界を見て回ることだった。
世界の情勢は安定していた。しかしそれは同時に停滞を意味しており、創造神リアスは自らの魔力を犠牲にして魔物に力を与える。
急速に力を得た魔物を相手にウェルバスフの住人たちはどのように抗っていくのか、ゼロはどうすごしていくのか。そんなお話です。
会話成分が多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-15 12:00:00
53214文字
会話率:55%
9月10日
『現在、世界各国のあらゆる場所で…』
ピッ
『さあ、今日の星座占い!第一位は獅子座のあなた!』
僕はいつも見ている星座占いにチャンネルを変えた。
「ああ!お兄ちゃん!なんでチャンネルを変えたああ!」
「何でって。いつも
見ているからに決まってるじゃないか」
と、当たり前のように答えた。
現在は夏、午前7時を過ぎたぐらいである。
一戸建ての二階で妹とニュースを見ている。
「私はニュースを見て情勢を学ばなくちゃいけない年頃なんだよ!」
「何を言ってるんだ。お前は」
僕は藤山葵、18歳、このよくわからないことを言っているのが妹の葵京(キキョウ)16歳。
「リモコンを返せ!」
そう声を上げながら飛びついてきた葵京を一歩左に行き華麗に避ける。
避けられた葵京はそのまま身を翻し左腕を伸ばして取ろうとしてきた。
その腕を右手で払いのけてそのまま足を引っ掛け葵京を転ばした。
「くそっ、何でいつもいつもこうなるんだ!」
「それが僕の日常だからかな」
「お兄ちゃんの日常はおかしいんだよ!」
「そう朝から大きい声を出すなよ。近所迷惑だろ」
毎日このようなじゃれあいがこの家では行われている。
決して仲が悪いとかではなく、ただの兄妹喧嘩であり微笑ましい日常である。
葵は星座占いをしっかりと見たので、学校に出かける準備をし、家を出た。
学校に向かう途中に長い上り坂がある。ここの道は季節ごとに色々な顔を見せてくれる有名な坂道、夕日裏坂と呼ばれている。
「藤山〜おはよう」
「おお、音守。おはよう」
毎朝この夕日裏坂で会うこいつは音守潤。
こいつは普段から色眼鏡をして、それなりに顔もいいからなぜかモテる。
「あれ、葵京ちゃんは、おらんの」
そして関西人なのかはわからないが関西弁である。
「兄妹だからっていつも一緒にいるとは限らないんだよ」
「ええ、残念。あんなかわええのにな〜」
そうありふれた会話をしながら夕日裏坂を登っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 19:00:00
62999文字
会話率:44%
第一次世界大戦を気に、航空戦力として戦闘機と共に登場した魔女
箒に乗り、小銃を手に、魔力を込めた弾丸を放つ彼女らの戦闘力に注目した各国は、魔女を本格的に配備し…それも当たり前になりつつあった1940年
かねてより不安定だった世界情勢はついに
第二次世界大戦の勃発を招く
ヨーロッパの列強国、プロイセン帝国に生きる魔女の一人、レギーナ・フィッツェンハーゲンはこの戦争に従軍する
彼女は、この大戦を戦い抜くことができるのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 23:51:05
11494文字
会話率:20%
器用貧乏……何事もそつなくこなせるが、特に突出した才能がない。
神城瑠夏の器用貧乏は、あまりにもその言葉を凌駕するほどのものだった。
何気ない日々に退屈していた主人公神城瑠夏は、ある日を境に、『異能力が存在する世界』へと迷い込んでしま
う。
海外との異能力戦争がいつ起こるかわからない情勢の中で、日本もまた、異能力の研究、強化を進めていた。
異能力を持つ人々の中にはその力を悪用するものも多くいる。
そんな『異能力犯罪』の取り締まりや『異能力戦争』の最前線に立って活動する組織。
日本異能力管理軍 通称 天道軍
そして、天道軍に入隊する異能力者を育成する高校。
私立天元異能力科高校。
神城のポケットには、二年三組 九番 神城瑠夏 異能力名『覚醒屋』とかかれた手帳。それは紛れもなく天元高校の学生証だった。
数ある任務を追求し、真実を追い求め戦う高校生達と、秩序ある世界を創り出そうとする大人達の超異能力戦争が始まる。
目を覚ませ。覚醒せよ。若き異能力者達―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 05:14:27
6307文字
会話率:54%
昔書いたラノベの連作です。大規模な地殻変動によって半ば衰退した未来の日本が舞台ですが、内容は十代半ばくらいの少年少女たちの青春ものという感じです。
(この下の概要文は興味があれば読んでもいいですが読まなくてもいいです。)
1996年の大
地殻変動により日本列島は激しく沈降し、わずかな山間部を残して海底に消えた。海抜の低い都市部と工業地帯を全て失った日本は、以後、「日本ってまだあったの」という扱いの小国になり、世界情勢から忘れ去られる。どさくさの中で、新しい金鉱の利権をめぐって中央政権と対立していた北海道が、「風波(かざなみ)国」を名乗って独立。それから80年あまりが過ぎ、風波の首都には「闇町」と呼ばれる無法地帯が完成し、よく分からないヤクザ組織の集合体による治外法権がまかり通っていた。……そんなこととはあんまり関係なく、首都近辺で暮らす普通の中学生や高校生の少年たちが、それなりの青春を過ごします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 17:00:00
291360文字
会話率:61%
架空の日本が異世界に転移する。銃と魔法のファンタジー世界。
「戦略」の観点から、日本及び各国の戦争政策・外交政策を描く。
本作は、既存作品に不満を持つ著者が「ほならね理論」に基づき執筆した。
本作は、戦略の成功と失敗を追体験する。
主題:
戦略の観点から、異世界の国際情勢を描写する事
更新:不定期
分類:政治小説・架空戦記
文字数:428,000字(2020.11.07.現在)
②カクヨムの連載
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886189561
③作者・作品の公式ツイッター・アカウントを開設しました!!
原稿の状況などについて開示する予定です。
https://twitter.com/Order_Reiwa
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 05:00:00
442967文字
会話率:24%
1946年 世界初の人類宇宙飛行に成功、つづいて
1949年 初の月面着陸に成功し人類は、はじめて他の惑星の地を踏みしめた
これから先、人類は広大な宇宙に資源を求め彷徨うこととなる
って感じなのやりたいなって思いたってやってみ
ました。
語彙力が残念なのでほぼ自己満足です()折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 15:54:58
1013文字
会話率:6%
エジプトの第2代大統領,ガマール・アブドゥル=ナーセルの生涯について,エジプトが取り巻く社会情勢を踏まえつつ概説した小説.
最終更新:2020-11-13 21:44:27
17974文字
会話率:25%
【序章追加】【1章、大規模改稿済】【2章完結】
目が覚めるとすぐ眠くなる。何度も起きては寝ての繰り返しで、やっとまともに起き上がれたら知らない場所だった。
クーデターの折、ひとり逃がされた少女は隣国で匿われて育つ。しかし情勢はそれを許
さず、少女は捕虜として牢で過ごすことになる。4年間、記憶や情緒、行動を制限されて――――。
自身の魔力量の増大によって術を破った少女は、周囲の協力を得て少しずつ自由を獲得していく。
ちょっとシリアス設定なので、主人公がくよくよしますが、一周回ってポジティブな彼女を応援して下さい。
序章 完結
1章「牢の中の少女」完結 なぜ牢にいるのか自分は誰なのかを知る章。魔力放出頑張ります!
2章「北の森の魔術師」完結 街の者達と交流しながら、勉強したり虫を育てたり、糸を引いたりする章。魔力の使い方も学んで頑張ります!
気に入って頂けましたら評価・感想等お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 23:57:52
550503文字
会話率:49%
ある日、世界中に隕石が落下した。
その影響か、人類の歴史が一気に動く。
世界の情勢、能力者の存在が世界へと大きな傷跡を残す。
さあ、国を守ろう。友を守ることこそが、国を守ることに繋がるのだ。
最終更新:2020-10-21 21:00:00
15385文字
会話率:43%
戦争で家族を失った公爵令嬢リーザは、王太子レオンの義理の姉となる。 辛い境遇ながらも周囲に笑顔を振りまくリーザ。 そんな義姉の姿にレオンも心を惹かれていく。 お世話好きでちょっとやきもち妬きのお義姉ちゃんが、ひたすら義弟を甘やかし、時には暴
走しながらも、お互いを支えあって成長していくハートフル姉弟ストーリー。 しかし、大陸の情勢はそんな二人の幸せを脅かし始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 11:00:00
142827文字
会話率:58%
【星が躍る花園で君に花束を贈る】[異世界純愛ストーリー 片思い男主人公→ヒロイン]
侯爵家の長男として生まれ音楽を愛する少年アルベール。彼の奏でる音楽は美しく、華やかではあったが音楽の道を歩るくことは容易ではなかった。そんな茨の道を歩む彼は
ある公爵家主催のお茶会にてある少女と出会う。少女の名前はリリアナ。事あるごとに彼女と再開し、言葉を、時には音楽を交わす。そんな些細なやり取りだが確実にアルベールの心は救われていった。お互いに意識するまでには時間がかからなかった。バラが咲き誇るような微笑む彼女とずっと隣にいられるように、そして音楽が常に彼らを祝福してくれるよう、茨の道を彼はひたすら進むことを決意した。
【赤と黒の世界の果てに】[異世界恋愛ストーリー 女主人公→ヒーロー]
国境を管理する領地の長女として生まれた主人公。幼い頃から武道を収め、兄弟もなく領地を継ぐことが決定事項であり、領地を、国を守ることが彼女の運命だった。敵を排除するため、国を守るために彼女は殺伐とした年少時代を送った。緊迫する国際情勢、国内の権力争い、逃れなれない戦いの日々。彼女の世界は赤と黒の色で満ちた殺伐とした世界だった。そんな中、美しい少年と出会う。彼が奏でる音楽は不思議と彼女の心を落ち着かせた。そして彼が笑えば花が色付き、彼が音を奏でれば世界が色彩にあふれた。初めての感覚に戸惑うものの彼女はそれを「恋」だと自覚する。戦争の足音がすぐそこまで聞こえる世界で、彼女は彼を守ることを決意し、剣を握った。
異世界恋愛ファンタジー。2本立てのお話しになりますが、どちらも同じ展開を追うと思います。男主人公メインの方がほのぼの、女主人公の方がシリアス展開の予定です。どちらもハッピーエンドになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 17:16:14
6228文字
会話率:35%
王都ヴァルハラにて冒険者になるために旅に来た2人。芳しくない噂も聞く近年の情勢に苛まれながらも2人は冒険者として暮らせるのだろうか。
最終更新:2020-09-29 09:04:39
8967文字
会話率:51%
人間って偉大ですよね。
様々な生物を食べ、電気を操り、物を動かし、翼もないのに空を飛び、地下から資源をも吸い上げられて……
だけど考えてみて下さい。むしろ優っているところなどほとんどないのです。
それほどに私達は小っぽけな存在
なのだと。
地球に暮らす我々ですが宇宙には我々からしたらまじかよっていう星ばかりです。
硫酸の雨がふる星、真横に雨が降る星、質量の3割ダイヤモンドでできていたり、光すら出られなかったり捻じ曲げられたりする世界がそこには存在します。
そう考えると人間が成したことは意味を持つのでしょうか?
考えてみてください。今コロナで何千万もの人が命の危機に晒され実際何百万人もの人がなくなっています。
だけど小っぽけなコロナとは生物ですらないのです。
世界情勢はウイルスを抜きにしてもかなり不安に立たされています。
どこの国でも犯罪なんて減りません。
アメリカ、韓国、日本、これらの国では与党と野党が知能の低い争いをしています。
保身にしか走らない与党と批判しか出来ない野党。
その他の国では中国やロシアでは弾圧が過激化しています。
反対意見の者は捉えたり殺したりしています。
考えて下さい。小っぽけな私達にすべきことは何なのかと。
醜い争いの間にも目に見えぬ小っぽけな者は私達の命を奪っていきます。
小っぽけな者に奪われてしまう小っぽけな私達はどうあるべきなのか。
これを読み一度で良いので考えてみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 14:37:08
2925文字
会話率:0%
伝説の大陸アトランティス。海に沈む悲劇的運命を知らないまま、人々は荒れ狂う戦乱の中を生き抜きます。
アトランティスの東の島国ルージ国の繊細な心を持ったアトラス。彼は神に対する反逆者、虐殺者、破壊者など、ありとあらゆる罵声を浴びせられなが
らアトランティスに平穏を取り戻そうとしますが、信頼できるものの死、様々な情勢の周囲との対立など、孤独感を深めてゆきます。そんな彼をたった一人、支えたのは敵国の姫エリュティアでした。
この作品は第二部からでもお読みいただいても分かるように書いています。戦いなどに興味がある方は第二部からお読みいただくとよいかもしれません。
もし、第一部から読んでやろうという方は、次のURLからお願いします。
http://ncode.syosetu.com/n5340bs/
第二部からお読みいただく方のために、簡単に第一部のあらすじをまとめてみました。
第一部あらすじ ◆第二部からお読みいただく方のために◆
歴史書にも描かれない太古の昔、アトランティスという大陸があり、小国が興亡を繰り返しつつ、やがて9つの王国が宗教都市シリャードに集う形でまとまった。そのアトランティスは海外への進出を始めたが、国力の衰退と共に、アテナイを主力としたギリシャ諸部族の軍に敗れ、いまは宗教都市シリャードにアテナイ軍を駐留させることを条件に講和していた。
第一部は、そんな情勢の元で生まれ育った主人公のアトラスと、大陸中原に覇を誇る大国シュレーブの姫エリュティア、フローイ国の姫リーミル、希望と好奇心に満ちてアトランティスにやって来たアテナイ軍の若き武将エキュネウスが出会いと一時の別れを経験します。
第二部では、繰り返される戦の中で、彼らが再び出会いを果たします。アトラスとエリュティアどちらも未だ堅い殻に閉じこもっていた二人が、第二部では自分の本当の姿に目覚めてゆきます。
でも、それは苦難の道のりでした。相次ぐ戦場で、アトラスは自分を支えてくれた者たちを失ってゆきます。その者たちが託した平和や統一の思いをトラスは背負います。神に対する反逆児、殺人鬼、破壊者、数知れぬ憎しみや蔑みの言葉がアトラスに投げかけられる中、たった一人、敵だったエリュティアが彼を支えることになります。
そんなアトラスとエリュティアを物語の最後まで見守ってやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 20:55:10
1457243文字
会話率:42%
現代にアトランティスとして伝説に残る王国があった。9つの王国が長らく覇権を目指して争っていたが、戦乱で疲弊した彼らは、彼らが信仰する真理の女神ルミリアの元、リシャードという宗教国家を作り上げて、その下に9つの王国が所属し、各国の国王はシリ
ャードに設置された議会に集い、アトランティスを治めるという仕組みを作り上げた。しばらくは平和を享受していたが、やがて彼らの覇権の欲望は海外に向かった。しかし、ここでも戦乱に疲れ果て、アトランティス大陸はアテナイを中心としたギリシャ部族連合軍に破れ、今は、アテナイの占領軍がシリャードに駐屯していた。
この物語は、そんな情勢の元で、アトランティスの新たな覇権を巡って争う国々の中、大陸東部の島国ルージのアトラスと、大陸の中央で栄華を誇るシュレーブ王国のエリュティアが出会いと別れを経験し、戦乱の中で互いに成長果たして再会を果たします。
しかし、二人を待っていたのはアトランティスが沈みゆくという悲劇的運命でした。
社会が織りなす欲望の濁流と、避けられぬ自然の猛威の元で、若者たちはその生き方を通して私たちに何を見せてくれるのでしょう。
この作品は、魔法のiらんどで掲載していたものを、連載再開と併せてこちらのサイトでも読んでいただこうと考えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-24 22:37:34
105452文字
会話率:40%
大学生スタニフワフ・レムが同級のアイザック・アジモフと知り合ったのは、ロケットつくりに勧誘されたせいだった。
1938年キエフ。第一次大戦後20年存続し続けたIFのウクライナ共和国を舞台に、SFとロケットづくりに青春をかける若者たち。キ
エフ工科大の技官コロリョフ、軍研究所の研究者グルシュコらとの液体ロケット開発の日々。
我々の知る巨匠SF作家も、世界で最初に人工衛星を打ち上げた男も、この1938年の幻のウクライナでは己の夢を語り互いの手を取り合う。しかしやがて、政治情勢が彼らの運命を変えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 21:22:16
53729文字
会話率:22%