デビューを目指して活動している二人組アイドルユニット〈ナイトドリームス〉の桜乃宵(さくらのよい)と七星夕(ななほしゆう)はある日、移動中に起きた事故によりプロデューサー共々死亡するという悲惨な最期を遂げてしまうのであった。その一方、神々は世
界間での文化的違いを利用し、その世界のアイデンティティを残した上で多様化を図るため、実験的にサブカルチャーの発展が目覚ましい地球から死亡した人間かつ文化に対する貢献を行え得る若い人材を探していた。そんなことで彼女らはそのまま成仏するか、神が行う「異世界間文化向上計画」の一環として異世界へ転生させてもらうかの選択を提示され、転生を選んだのだった。これにより彼女らは踊りといえば酒場で踊り子が行う扇情的なものか民族舞踊程度しかない世界でアイドルとして活動し、夢を届けるため、叶えるために奮闘する。少女たちが異世界の行く先々で起こる問題を努力と愛嬌でなんとかし、地道に活動をしながらトップアイドルを目指して行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 08:22:25
13425文字
会話率:56%
「第十一王子、レオ・ヴェルナー・ヴェックマン。人心を惑わし王位継承に無用の混乱を招いた罪で、国外永久追放とする」
もちろん、レオは無実だった。レオの人気を恐れた王太子の側近が罪をでっち上げたのだ。
母譲りの美貌と人なっこい性格、なによ
りも勤勉で謙虚な姿勢。
そのすべての美徳によって軍部からも民からも廷臣からも、果ては召使いや奴隷からさえも好かれた王子は、結果として故国から永久に追放されることになった。
「レオ様。私はどこまででもお供いたします。たとえ火の中、水の中、ベッドの中であっても!」
「……ベッド?」
「いえ、取り乱しました」
流浪の身になったレオは、献身的に付き従ってくれた元魔法教師のイルザとともに、"迷宮"を目指した。
巨大独立組織、"迷宮管理局"のお膝元、ハインスボーン。
食い詰めた「ワケアリ」が集う街にして、"大入口"を抱える世界最大の迷宮都市。
管理局に登録を済ませ、迷宮冒険者となったレオは、新たな夢に向かって邁進をはじめる。
人の上に立つものとしての天稟を持つレオの周囲には、あっという間に人が集まり、仲間が集まる。レオの名は、瞬く間にハインスボーンのあこがれの的になった。
生まれついての人気者は、こうして輝かしい第二の人生をスタートさせる――。
一方、レオの追放によって人心を失った王国からは、優秀な人材の流出が止まらない。
没落の一途をたどる王家において、王太子テオドアは頭を抱える日々を過ごすのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 23:20:30
269714文字
会話率:48%
劣勢の魔王軍の裏ボスとして召喚された久代ダイチ。
召喚された時に特典として得たユニークスキルによって魔王軍を強くし、世界は魔王軍のものとなった。その直後、褒賞として魔王軍の表ボスからもらったのは、荒野が広がるだけの暗黒大陸だった。
自
分が育てた魔王軍に裏切られたダイチだっだが、暗黒大陸に住む人間たちを見て、その高いポテンシャルに気付く。そしてある可能性に気付いた。
「こいつら育てたら、魔族より強くなるんじゃね?」
聖女の素質がある村娘、無育成の異世界勇者、暗黒大陸を統治する獣人族の娘。
様々な潜在能力を持った人材とともに、ダイチは暗黒大陸を最強領地に開拓していく。
※ 2020/10/30 12:53 タイトル変更しました。
旧タイトル『裏ボスですが、何故か人間に慕われています。 ~好き勝手にしていたら暗黒大陸が最強の領地に~』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 12:00:00
228792文字
会話率:33%
この世界では稀に【スキル】持ちが生まれてくる。
有能なスキルであることを期待されるが、ニグリスの能力が図れる鑑定スキルにSランクパーティーである銀の翼は無能と判断した。
鑑定スキルしか見えていなかったSランクパーティーはニグリスを寄生
虫と罵り、追放した。
だが、彼の神髄は鑑定スキルによって培われた知識や経験。誰よりも仲間を想い、死なせたくないと努力した治癒魔法の二つがあった。
想いが強ければ強いほど魔法は効果を発揮する。この特性のお陰で、ニグリスは怪我を一瞬で治癒してしまう治癒師になっていた。
Sランクパーティーのような、仲間を奴隷扱いし捨てるパーティーではなく、鑑定スキルを使い仲間を想い信じあえるパーティーを作ることを決心する。
潜在能力を見れるニグリスは次第に有能な人材を集め、誰の手にも負えない最強のパーティーを作ることとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 12:04:08
133098文字
会話率:40%
一人の女がいた。
帝国にすべてを奪われた女いた。彼女は希う。その命を燃やす、憤怒の炎を贄に、帝国にあらん限りの呪いを。
一人の男がいた。
根暗で、気が弱く、人付き合いが苦手な、一人の高校生だった。勉学においても、運動においても、特筆
すべき事のない男子高校生。少しだけ、特殊な趣味があるものの、現代日本においては然して役に立つようなものでもない。
生きる時代も、世界も違う二人は、超常の何者かの手によって邂逅する。
あまりにも無力な二人は、それでも帝国との戦いに身を投じる事となる。一人は嬉々として、一人は涙目のまま。
天使に間違えられた男は、生きる為にその知識を駆使し、戦という名の殺し合いに加担する。生き残る為には勝たねばならず、勝つたびに信仰心がいや増していく。その悪循環を自覚してはいても、命のかかった戦いに手を抜くわけにもいかない。加えて、名声が高まれば、それだけ多士済々の人材も集まる。悪い事など、男の心労に対してのみだった。
そして、不滅の英雄伝説が生まれる。
この物語は、西大陸最大の帝国に、先人の知識だけで対抗する少年の苦労譚であり、憤怒に身を焼き尽くされた女の、復讐譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 00:00:00
123009文字
会話率:42%
現実世界でお金があったら何がしたい?
冒険者ギルドを作りたい!
人材を見抜く能力を持っていたおっさんは、ある日、お金を手に入れる能力も得ることに。
人もお金も集められるならと、実家のある田舎に帰って、冒険者ギルドを作ろうと頑張ってみるこ
とに?
○
そんなお話の予定です。
法律や実情など、詳しくないことが多いので、「ここ無理かも?」、「少し変えた方がいいよ?」なとこがあれば、教えて下さい。
元々非現実的なのにさらにファンタジーな方に進むかもですが、ゆるい感じのお話になればと思います。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-06-26 10:14:10
2971文字
会話率:52%
あの飛行機爆破テロはそれからのオレを変えた。
あの地獄の中で見たモノは、守りたいモノが何なのか教えてくれた。
オレが何であるべきか教えてくれた。
この体が何になろうと構わない。
ただの殺人機械になったとしても。
10年前の飛
行機爆破テロ。
それに巻き込まれた須部原要(すべはらかなめ)、識那珂椿(しきなかつばき)、識那珂柊華(しきなかしゅうか)は、世の中の軍隊とはあらゆる人材、装備が異なる極秘組織「摩利支天(まりしてん)」によって命を救われた。
要は命を救われて以来、摩利支天に協力しており、ある日任務を言い渡される。
お前の姉、識那珂柊華がテロリストに協力している証拠を掴め、と。
要は信じられなかった。
柊華は要と同じ飛行機爆破テロから助かった、数少ない生存者であり、テロを憎んでいる。
その柊華がテロリストに協力? 摩利支天に目をつけれるほどの? そんな馬鹿な…………
だが、これは任務。要は必ず遂行しなかればならない。
要は柊華の妹の椿に自分の任務がバレないようにしながら、柊華の動向を探る。
そんな中、要の住む風雪市で建造されていた「風雪ペスキスタワー」の完成披露セレモニーが始まる。
柊華がセレモニーイベントに出るため、要も椿を連れて風雪ペスキスタワーに向かうが、そこで待っていたのは、あの飛行機爆破テロよりも酷い事件だった。
享楽的に戦闘や殺人を楽しむ臥厳、飛行機爆破テロがきっけで得た柊華のノヴァラージュという力が、要と椿、そして風雪市と摩利支天に戦いの風を巻き起こすハートフルバトルラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 19:00:00
118956文字
会話率:44%
「好きな人の傍に行きたい。それが鞄の代わりだとしても」
人もろくにたどりにつけないレベルのド田舎で神官として勤めるルルは、片思いを拗らせている。
類まれなる剣の腕で数多の魔獣を打ち倒し「王国の英雄」とか「白銀の騎士」と年齢身分性別問わず数
多の人々から称賛される正騎士にして絶世の美青年ヴィクトール。
そんな彼への片思いを拗らせているのが、どこをとっても平凡な少女にして神官のルル。
身分差もあれば年齢差もあり、物理的な距離もある。
だがしかし、王族から次々と無理難題をふっかけらて休む間もない上にセクハラ被害にまであっていると聞いたらいてもたってもいられない。
人材派遣業の跡取りである幼馴染に頼み込んで、近衛騎士団の臨時雇いの荷物持ちに無理やりなった。
ところが、ルルが仕事を手伝えば手伝うほどヴィクトールは王族に執着されていき、ついには奴隷に落とされてしまう。
「そうだ。ヴィクトール様をさらってしまおう」
ルルは決意して、一切の遠慮を捨てた。
根性と努力と友情とやたら仲が良い親族一同の力でルルは片思いの実らせることができるのか。
神々につくし、神々に愛され、神々基準で健やかに育った、規格外の少女が腐敗したフラウ王国にざまあをかます。かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 17:37:51
212406文字
会話率:24%
思い出のある神社で階段から落ちて死んでしまった主人公、海堂仁はジン・アトラスという貴族の長男に転生した。
転生した世界には魔法が存在し、ジンは自分に強力な植物魔法の才能があることを知った。心の奥底にある野心を隠しながら、力を増やすことを
考え続ける。
魔法を利用して金を稼ぎ、知識や技術を利用して影響力を高め、人材を集めては心酔させる。
これは、王になることを目指しながら、自分の領地を発展させていく野心家の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 21:20:46
36749文字
会話率:40%
「ワタル、テメェは今日限りでクビだ」
長年一緒に働いていたギルドマスターからもたらされた『解雇通告』にワタルは開いた口が塞がらなかった。
結成当時、C級ギルドの地位に甘んじてはや十年。
雑用係として同じくらいの時を陰ながら支え、ギルドメン
バーの素材を『管理』してきたのにこの仕打ち。
ようやく念願のS級にまで昇格したギルドにもっと貢献しようと思ったのに――
「なんで俺が解雇されなきゃなんないんだ。いままで上手くやって来ただろうが」
「それはテメェの固有スキルが『自己管理』なんて使えねぇものだからだよ!! 素材を管理するだけしか能のない奴にこのギルドにはふさわしくない。だからやめろ!!」
「お前、それでも冒険者かよ!!」
たしかに固有スキル『自己管理』は役立たずのダメスキルかもしれない。
だけど、よりにもよって冒険者が素材をないがしろにするなんてありえない。
雑用だからこそ譲れないプライドがある。
だが横暴ともいえるギルドマスターの言葉によって強制的にギルドから『追放』されたワタルは街を彷徨い、とあるボロボロなギルドの前で立ち止まる。
そこに書かれた『人材募集! 未経験大歓迎!』のチラシ。
そうして拉致されるようにギルドに放り込まれれば。
そこで出会う近距離弓使いの『不良少女』に大盾『獣人少女』に『おっとり聖母』系大剣使いのパーティーが。
ひと悶着あり『ダンジョンを踏破しボロボロのギルドを有名にする』ことを目的とする彼女たちに協力することになったワタルは試験と称してダンジョンに強制的に連れられ『仕分け人』としての能力をいかんなく発揮していく。
そして待ち受けるダンジョンでワタルの『固有スキル』は輝かしい暴走を遂げ――。
これは冒険者に憧れ、ギルドの雑用係に甘んじた青年が『追放』され、手にした『可能性』をもって『我がまま』に全ての居場所を手にしていく逆転の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 20:30:23
178596文字
会話率:34%
いわゆる貴族出身の両親のもとで育ったメアリは18歳で社交界にデビューする。伯父の伯爵の思惑で好色な貴族に嫁がされそうになるが、何とか回避。ところが貧しい実家を救うには裕福な貴族との結婚が近道。と、周りから勧められて、はたと考える。自分はとも
かく優秀な弟は辺境の貧しい領地で埋もれていて良い人材ではない。嫁ぎ先が援助してくれればより良い領地経営が出来るだろう。……弟はいつも資金投資すれば、もっと利益をあげられるのにと言っていた。とわいえ、持参金のない自分にはなかなか良縁は難しい。裕福で援助の期待ができる相手となると、かなりの年配者か、子供がいて後添えを欲しがる男やもめ。そして出会ったのは見目麗しく厭世的で、女を性欲解消の道具としか思っていない公爵閣下だった。「 …… ねえ、俺の愛妾にならない? 」耳元で囁かれメアリは思わず平手打ちを見舞っていた。……全てが終わった。最初で最後の社交界。家族が節約して用意してくれた費用。メアリの頭の中を走馬灯が巡る……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 22:29:17
48237文字
会話率:30%
「元・大神官リヒト・スメラギを国外退去処分とする」
最下層のスラム出身にもかかわらず、若くしてグランアルス帝国の大神官に抜擢されたリヒト。ところが大神官の重要性はいつしか忘れ去られ、ついには皇帝デュオの意志によって役職じたいが廃止されてしま
う。最後まで命令に背き大神官の重要性を訴えていたリヒトは、国家反逆の疑いをかけられ国外退去の憂き目に遭う。
しかし、彼の主張はすべて真実だった。精霊に祈りを捧げるという大神官の仕事は形式的なものではなく、帝都全体を魔力で満たすために必要不可欠な儀式だったのだ。リヒトを失った帝都は精霊の加護を失い、魔力が供給されず大混乱に陥るが、すべては後の祭りだった。
いっぽうリヒトは、行く先々の村で人助けをしたり、帝都からの追っ手を軽く返り討ちにしたりと、気ままな旅を満喫する。精霊の力を自在に操れる彼は、最強の魔法使いにして超一流の騎士でもあったのだ。やがてリヒトは、精霊の導きによって辺境の中立地帯へとたどり着く。リヒトの元には、皇帝での妹でたぐいまれな美少女のナナステラを始め、信頼できる仲間と優秀な人材が続々と集まってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 17:00:00
34483文字
会話率:40%
私たちの住む世界と似た、とある平行世界の話――
その世界には迷宮がありました。
迷宮では特別な力を開花することができました。
異世界への入り口、冒険者のロマン、不思議の国のア○ス……
この世界にはヒトに似た様々な種族が住んでおり
ました。
学校に通うものたちも、見た目はさまざま。
日本とという国でも珍しい、迷宮を攻略するための人材育成機関、盾濱迷宮高校――
そんな特殊な高校に通う、少年少女たち。
今回のスポットは2年生の、ちょっと根暗な彼ら……
(※この物語は同作家の『迷宮世界で男子高生で斥候職で』の世界観をもとに創作されています。前知識として読んでおく必要はありませんが、いくつかのお話はリンクしているので、読めばちょっと面白くなるかも('ω')ノ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 12:00:00
215837文字
会話率:31%
見た目はショタな28歳がひょんなことで死んで、女神のありがたいお言葉を聞いたその先に待っていたのは剣や魔法がありふれている世界だった生まれ変わったユーキは薬剤師て培ったことを使い世界を救う。
最終更新:2021-05-24 00:44:46
11349文字
会話率:77%
冒険者ギルドの評価基準では低評価の、ギルド最強剣士が出ていった。
彼に問題が無かったわけではない。
ただ、冒険者ギルドとは水が合わなかっただけだ。
しかし、そこに改善の余地は無かったのだろうか?
※現代起業に求められるものをナーロッパ
アレンジした作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 00:00:00
4078文字
会話率:21%
付与魔法は偉大である。かつて魔王を倒したとされるパーティーの中には付与術師が存在しており、付与術師が存在していなければ魔王にこの地を支配されていたとされる程の偉業を成し遂げていた。
長く、粘り強く学んだ者であれば扱えるそれは全ての冒険者
の希望となる。しかし、初心者救済の人材にこそなれど、魔王を倒す為のピースとなれる人材に至れる者は存在しなかった。
そこに産まれ落ちた偉大なる付与術師の“血”を継ぐ人物は、付与術師としても低い能力であると判定され、他に特別な何かを出来る訳でもない。
故に、追放された。当然の決断だと納得している。
しかし、勇者との出会いを遂げて自身の付与能力が低い理由が判明し───物語は加速する。
全ての行動には、伴う理由があるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 07:00:00
8286文字
会話率:28%
高校生まで山梨県北斗市で過ごした不二子は、大学卒業後、大手音楽イベント事務所に就職した。
それから彼女は27歳の若さで独立し、音楽イベント会社“Unseen Light”を立ち上げた。
不二子の仕事っぷりは社名の通り、“Unseen Li
ght(まだ見ぬ光)”にスポットを当てた、大胆なマッチメイクにあった。
まだ誰も目を付けていない人材を、誰よりも早く発掘する彼女の嗅覚は、音楽業界の中において一目を置かれていた。
27歳の時、不二子は大手音楽イベント事務所で、一緒に働いていた男性と婚約を交わしていた。
彼と付き合い始めて3年。
不二子が事務所を辞めて、独立起業するという話を恋人に話した。
すると、相手の男性は猛反対した。
男性は不二子に、家庭に入ってもらいたかったのだ。
“俺を取るか、仕事を取るか決めてくれ!”恋人の男性は不二子にそう迫った。
不二子は、それがきっかけで恋人と別れる決心をした。
彼女は自分の夢だった、独立起業の道を選んだのであった。
不二子が“Unseen Light”を立ち上げるまでの、様々な困難を描いた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 23:28:05
14273文字
会話率:49%
王国では近年、冒険者パーティーがパーティーメンバーを追放する事例が後を絶たない。そして追放された冒険者が就業意識を失い、王国の税収減や治安の悪化、冒険者の人材不足と、国にとって非常によろしくない出来事が続いているのであった。
王国もただ手
をこまねいているだけではない。国王フリードも様々な政策を打ち立てるもののどれも上手く行かず、困った国王は王国首席学者であるライオにこの問題の解決方法を考えるように命令を下す。
国王から下された命令に従いライオは冒険者の様子をつぶさに観察し、そして現在の冒険者の形態に問題点を発見する。ある出来事がきっかけで助ける事になった少女ソフィーに数字のセンスを見出したライオはソフィーを助手に指名し、問題解決のために動き始める。
「冒険者のパーティーには格付があるが、個人に対しての格付や能力を知る方法が無い、それならば私が作ろうではないか。冒険者個人の能力を白日の下に晒す指標を」
これが冒険者個人の能力を知るための指標「ステータス」を0から作る事となるライオとソフィーの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 09:00:00
35569文字
会話率:54%
中高一貫校・柘羅学園。
中等部の男子生徒に告白されたが、あまり恋愛というもののやり方が分からず思い悩む高等部女子生徒。
しかしそんな折、彼からある提案が。
「俺という人間を愛せとは言いません……恋愛相手という人材として評価して下さい!」
「えっ!?」
「(じ、人材として?
何だかよくわからないけど……私は言われるがまま、彼を恋愛相手という"人材"としてまずは見てみることにしました。
めでたしめでたし……いいえこれでは終わりません!
ここからが始まりなのです!)」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 20:21:28
4784文字
会話率:42%
神などいない、この世界で。
お前は神の子だと、父は言った。
二〇九五年。日本は北海道をロシア、九州、四国、中国、近畿を中国に占領されていた。政府は武力による正面からの国土の奪還は困難と判断。外交交渉や秘密工作による各国の弱体化を企図
し、そのための人材育成校を設立する。
研究院付属高等学校。
毎年多くの受験生と卒業生を生み出すこの学校に、今、運命の少女が入学する。
舞い散る桜を見上げながら、少女は呟いた。
お父様、私は神の子ではありません――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 23:51:32
14787文字
会話率:25%