誰にでも秘密はある。
魔王討伐を期待された人類の守護者であればなおさらだ。知られれば、それは致命的なことになる。
どうしようもない性癖。これが常識から外れた嗜好で、理解されず忌み嫌われるのもわかっている。
それでもどうしようもない。好きなの
だから。どうしようもなく心が揺さぶられるから。
そんな秘密を知られたのは美しい村娘だった。
終わった。そう覚悟した。けど、ちがった。彼女は秘密を公開しなかったし、忌み嫌わなかった。
守護者のどうしようもない、気持ちの悪い秘密を。
秘密は秘匿され、それで終わるはずだった。しかし終わらなかった。
村娘の言葉は守護者の予想のはるか上を行ったのである。
「今日から私があなたの女王様です」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 16:27:37
9114文字
会話率:41%
ストーカーが幼馴染みをナイフで殺そうとした所を庇って死んだ俺は、気が付くと異世界に転生していた。だが、目の前に見えるのは生い茂った木々、そして、赤ん坊の鳴き声が3つ。
そんな俺たちが捨てられていたのが孤児院だった。子供は俺たち3人だけ。そん
な俺たちが5歳になった時、2人の片目の中に変な紋章が浮かび上がった。1人は悪の化身魔王。もう1人はそれを打ち倒す勇者だった。だけど、2人はそんなことに興味ない。
しかし、世界は2人のことを放って置かない。勇者と魔王が復活した。まだ生まれたばかりと言う事でそれぞれの組織の思惑で2人を手駒にしようと2人に襲いかかる。
けれども俺は知っている。2人の力は強力だ。一度2人が喧嘩した事があったのだが、約半径3kmのクレーターが幾つも出来た事を。俺は、2人が戦わない様に2人を守護するのだ。
※この小説はカクヨム、ノベルアップ+、アルファポリス、ノベルバにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 12:00:00
272363文字
会話率:59%
魔王を倒して世界を救うはずだった勇者エルダー。
だが、その偉業は突如現れた厄災によって道半ばで潰えてしまう。
何かを成す前に突如として命を落としてしまった勇者。
世界の守護者を失ったことで世界は厄災に飲まれ、瞬く間に滅んでしまう。
最早取り返しのつかない絶望的な状況。
そんな状況を嘆く者も、悲しむ者も最早存在しなくなった何もない空間。
そんな世界に再び希望の光が灯る。
これは、何もかもが手遅れになった世界を取り戻す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 22:00:00
6860文字
会話率:41%
とある森で蠢く粘液。
スライムに転生していた彼は、しかしスライムにはあらざる知性を有していた。前世と、更にその前。二度の、それぞれ異なる世界での記憶が、彼に知識と、欲を与えた。
──人間の世界で暮らしたい。
人との交流に飢えた元人間は、諦め
きれないその欲を満たすため、勇者パーティの前に飛び出すという、無謀とも言える作戦を決行したのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 20:29:35
13800文字
会話率:41%
魔世界と現世界が繋がってるこの世で二つの世界は向こうの世界のことを知らずに人々は平和に暮らしていた。しかし、その向こうの世界を知ってしまってそれを利用し犯罪を犯すものが現れるようになった。そんな異世界犯罪たちに極秘で立ち向かう、守護神がいた
。その名もGuardians of Another World(異世界の守護者)、またの名を
GOAW
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 22:16:53
3159文字
会話率:36%
別次元から邪神が地球に攻めてきた!
普通の大学生、大星 護 は、ある日、異世界から来た邪神と遭遇し、命の危機に陥る。
間一髪、地獄の女魔神アスタロトと契約することで一命を取り留めたが、その契約は、悪魔の力で地球を護る悪魔召喚師となる契約だっ
た!
テレビのニュースや友人の奇行などの僅かな異変から、日常の裏に這い寄る邪神に辿り着き、魔神の力でこの星から駆逐せよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 18:19:10
151899文字
会話率:50%
この世界には12の神器が存在する。神器はそれぞれが自身の担い手足る『人間』を選び、自身を扱わせる。そして人々は神器に選ばれた者を世界に、神に、選ばれし勇者として尊んだ。
そして神器創造以来、魔族の者が勇者に選ばれた事は一度も無かった。
ある
時、それを許せないと思った魔族達が徒党を組んで蜂起した。「我々は世界から知的生命体と認められていないのか!?人より長く生き知識を蓄え、肉体も頑強だ。魔力の内包量も遥かに優っている!勇者を打ち倒し、我々魔族がこの世界の守護者足り得ると見せ付け神器に選ばれるのだ!」
魔王軍の創設と人魔大戦の始まりである。
私?私はそうは思わないかな。人間はちょっと弱すぎるから専用武器でテコ入れしてあげるくらいで丁度良いんじゃないかな?
じゃないと知らないうちに絶滅してそうだしね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 13:33:30
108559文字
会話率:32%
迷いの森に棲む半妖の少女ジョゼは变化の術が大の苦手。
この世界の守護者である、翼のある一族——天翔族が妖魔討伐に乗り出してくると聞くも、どこにも行き場がない。
おまけに友人の妖魔にまで狙われて八方塞がり。
鬱々と過ごす中、森で迷っ
ていた青年アンリに出会う。
彼はジョゼが幼い頃に都で暮らしていたときの幼馴染み……と思いきや、実は天翔族! た、退治されちゃう!?
「不老の魔術師」という恐ろしい敵に狙われるジョゼは、絶対絶命のピンチに聖なる力を発揮する。
どうやら亡くなった母が聖女だったらしく……?
カクヨムでも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 08:34:44
151724文字
会話率:39%
大規模地殻変動で崩壊した世の中。
その体に『怪物』の因子を宿しているにもかかわらず自由気ままに暮らしていた元少年兵の青年がいた。
そんな中彼は過去に生き別れた幼馴染と数年越しに再会する。
ただの一般人だった幼馴染は生き別れた先で優
秀な兵士となり、二脚機甲(ロボット)兵器の操縦士となっていた。
彼女に運ばれ現代のノアの方舟と呼ばれる海上都市へ向かわされた青年は……。
気がつけばその都市で最底辺の民間軍事会社に雇用されていた!!
そこに同じ『怪物』の因子を持った方舟最強の守護者たる白髪褐色肌の少女も加わり、とにかく生きていくため働く事に。
オーバーテクノロジーが溢れる海上都市でのSFアクションファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 18:12:43
536587文字
会話率:37%
ノルトヘイム。世界の各地から噴出する混沌によって汚染された魔獣が跋扈する世界。
そんな世界の黄昏時、とある廃墟で青年と少女は出会った。
魔獣に追われていた青年シリウスを助けた狩人の少女ミラは彼と行動を共にするようになる。魔剣と呼ばれた
剣の化身セレーネや、ミラの先輩であるスピカ、獣人の青年リゲルとの出会いは2人を英雄譚へと誘って行く。
――――これは後に『竜牙の騎士』『王国の守護者』『 』と呼ばれる者たちの物語である。
※キーワードに異世界転移がありますが、天医者は9章以降に登場予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 00:57:43
200155文字
会話率:43%
迷宮異世界ユグドラシル第二層【幻影ノ森】にて。
Dランクパーティ【鋼の剣】は変異種の襲撃に遭い、食料が入った荷物を失ってしまう。
荷物持ちであったリーンは責任を取らされ、仲間に殺されそうになるが、罠を使って逃げ出す。
リーンのユニークスキル
である《罠師》は、迷宮内の罠を自由に付け外しができるのだ。
そうしてリーンが逃げた先にあったのは、地龍の少女が潜む小迷宮であった。
地龍の少女――フォンは仲間の龍族に命を狙われ片目を失い、片腕は動かない重傷の身であった。
彼女が持つのは母親の形見である迷宮核。迷宮核は冒険者やその他勢力が欲している秘宝。
小迷宮を管理する迷宮核は、他の迷宮核を吸収する事で成長する。
成長した迷宮核は最終的にはユグドラシル最上層の扉を開く鍵となるらしい。
最上層には始祖の魔王が生み出した古代魔術やユグドラシルを支配する管理権がある。
古代魔術には死者を蘇らせるものもあり、
リーンはフォンの母親を蘇らせる為に力を貸す事を決める。
そしてフォンも、リーンの失った家族を蘇らせる事を誓う。
これは、虐げられた者たちが理想の世界を取り戻そうと奮闘する物語。
※主人公の能力は最初は地味ですが、徐々に成長していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 16:26:08
97959文字
会話率:37%
ある日、見知らぬ異世界で目覚めた少年、優。
もう元の世界には戻れない。
彼は失意の底で、一人の奴隷の少女との出会いを果たす。
少年は少女に手を差し伸べ、少女は少年の心の支えとなった。
二人が互いに絆を深めてゆく最中、次第に仲間が増えてい
く。
かつては世界の守護者と謳われ、現代では裏切りの象徴となった死神の少女。
かつては世界を救った四英雄、されどその二つ名は災厄の魔女。その生まれ変わりと呼ばれる少女。
それぞれが手を取り合うその背後では、運命の歯車がゆっくりと回り始める。
神々は遥か三百年もの昔に眠りにつき、最後の女神はその後を記す予言を残していた。
世界の終焉が示唆される大地を舞台に、少年達は逃れようのない運命の大禍に呑み込まれてゆく。
やがて巻き起こるは、現界と魔界、二つの異なる世界の戦争――
そして、少年は選択を迫られる。
自らを犠牲にした上で成り立つ世界の平和か、滅びゆく世界での束の間の安寧か。
その選択を、少女は決して許せなかった。
少女は少年の代わりに犠牲となってしまう。
身代わりとなった少女を救うため、現代で勇者となった少年は過去へ召喚に応じることとなる。
勇者召喚――かつて聖女が行い、呼び出された勇者が救った時代へ。三百年前の英雄へと成り代わるために。
「切符は手にした。だから、もう一度世界を救う。今度こそ願いを叶えるために――」
これはとある少年と、契約を交わした少女達が紡ぐ、心優しい物語。
そして、これは少年達が救世の英雄となるまでの、運命の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 06:00:00
582238文字
会話率:31%
20xx年。平穏な日常の裏側で妖魔と呼ばれる超常の存在と渡り合う者たちがいた。退魔士と呼ばれる彼らは平穏な世界から秘匿されながらも世のためと人のためと戦い続け、妖魔が活発になる50年に一度の繁妖期を迎えようとしている。
主人公である世守政重
(18歳)は退魔士の一族の生まれであり、私立高校に通う高校生としての傍ら、公安所属の退魔士集団「特殊退魔団」の頭領として最強の名を欲しいがままにしていた。
これは妖魔と人が交わる世界に生きる彼らが人のために戦うことに疑問を抱き、己の答えを見つける物語。
リハビリ作です。更新が遅いので、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 16:08:47
783文字
会話率:69%
真山朔也は地下アイドルの追っかけが唯一の趣味という平凡な高校生だった。しかし、ある日『魔法風邪』を発症し、生活は一変する。魔法が使えるようになった朔也は人類の敵である蛟(ミズチ)と戦う使命を与えられた。蛟は人間の血を啜る危険な怪物で魔法以外
では倒せない。朔也は蛟を打倒する技術を学ぶため御子神学園という魔法学校へと強制的に転入させられた。そこで憧れのアイドル、白金色の髪を持つ美少女鶴来みつきと再会する。落ちこぼれだった朔也は魔法学園で少しずつ成長し、一人の強い戦士になっていく。やがて世界の秘密を解き明かしていくことになる。残酷な世界の真実を知らされた時、少年たちはどんな選択をするのか?誰が真の世界の守護者なのか?これは世界の摂理に抗う少年少女たちの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 19:22:17
161247文字
会話率:59%
仕事に追われているOLの小夜子。地域猫のボス猫と関わったことで、ある日異世界転移をしてしまった。
異世界転移は大人の体では順応できず、気が付けば小夜子は10歳の子供になっていた。
アイルーロスポリス(猫の国)の守護者となった小夜子は、この国
でどうなっていくのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 00:00:00
53553文字
会話率:34%
陸の孤島、辺境の地にて、人々から魔女と噂される、薄汚れた少女があった。
少女レイラに対する冷遇の様は酷く、街中などを歩けば陰口ばかりではなく、石を投げられることさえあった。理由無き冷遇である。
ボロ小屋に住み、いつも変らぬ質素な生活を営み
続けるレイラだったが、ある日彼女は、住処であるそのボロ小屋までも、開発という名目の理不尽で奪われることになる。
陸の孤島――レイラがどこにも行けぬことを知っていた街人たちは彼女にただ冷笑を向けたが、レイラはその後、誰にも知られずその地を去ることになる。
その結果――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 17:00:23
4552文字
会話率:22%
舞台は1936年(昭和11年)の大日本帝国、第一次世界大戦にドイツ率いる中央同盟国が勝利した世界。荒れ狂う世界を見つめる男は密かに、しかし着実に、皇国の旗を亜細亜に掲げようとしていた。
第二次世界大戦のifストーリー。野望を持つ日本が見る未
来は繁栄か、破滅か。
「各員、一層奮励努力セヨ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 22:00:00
3061文字
会話率:83%
とある男は光の力を得て、星の守護者になった。数多い世界を巡って、危機を解決するのは彼が背負わなければならない責任。出会いと離別を飽きていた彼はとある世界で、あの世界の魔王と恋をして、そして結婚した。
「ポメラニアンとご主人の奇妙な冒険
」のネタがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 01:17:33
9557文字
会話率:45%
気が付いたら異世界にいた龍川輝(24歳)が、輝をドラゴンの伝説にある『光の来訪者』と呼び血の契約を結んだ赤竜レドリゴスと共に、レドリゴスの領地を国にしていき、領土を広げてゆくお話。
取り敢えずの輝の目標は、レドリゴスに野菜料理を美味いと
言わせる事だが⁈折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 08:42:16
113989文字
会話率:35%
術者…それは特別な力を持ち、人が生まれてからずっと存在する「異形」と契約を結び、
人に害をなす、呪い、怨霊、幽霊、妖怪を祓ったり成仏させたりする者のこと。
術師でありながら生まれつき自らの血に呪われている男子「穂窪 迪紀乃」(すわ ゆきの
)。
迪紀乃が入学した高校は術者、陰陽師、呪術師の学校だった。
呪術師の「埜闇 華爾奈」(のや かじな)
陰陽師の「一条 榊漸輝」(いちじょう さざき)
そして『葛の葉の守護者』候補の「彊蛾 瑠吏」(きょうが るり)
などの個性豊かな人物と出会う。
過酷な任務などを行っているうちにあることに4人は気づきだす。
その「あること」とは一体__⁉
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 02:10:33
649文字
会話率:26%