春、桜が舞う季節。私は君との待ち合わせ場所で君を待っていた。温かな風に包まれながら、考えごとをしているうちに、いつの間にか眠ってしまう。目が覚めると、待ち合わせの時間を大幅に過ぎていた。慌てて周囲を見渡すが、君の姿はどこにもない。それ以来、
君は突然姿を消した。
私は君がどこへ行ってしまったのか、何が起きたのかを必死に考える。しかし、どうしてもわからない。君がいなくなった理由も、そして、なぜ私が血濡れたナイフを持っていたのかも。
桜が舞う春の日常が、静かに崩れ始める――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 09:22:08
363文字
会話率:0%
機械に命が宿る、馬鹿げた話。手乗り人形の小さな携帯端末であるシパルという機械は、飼い主である占七という素敵な少年の手に渡るはずの日、神灘皐という悪い魔女の策略によって攫われてしまいました。
初期段階ゆえ、データの無いシパルは大慌て。無垢
な人形は魔女の使い魔によって痛ぶられ、ついには泣き喚き、魔女の奴隷となったのです。
奴隷の仕事は二つ。魔女の代わりに重労働な仕事をすることと、魔女達のお世話をすることです。奴隷は機械ゆえに疲れを知らず、しかし大好きで愛しい元の飼い主の所へ行けない悲しみだけは蓄積され、その苦痛に苛まれる姿は魔女にとって最高の楽しみでした。
しかし、奴隷は決意しました。この悲しみを振り切って、奴隷となった身でも占七様と仲良くなろうと。例え醜くとも、私のお慕いする占七様ならば、きっと受け入れてくれると。
これはこれは、面白くありませんよね。しかもナンセンスなのです。だって、占七君には絶対に近付いてはならない秘密があるのですから……。
終と始シリーズ【2】折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-08 08:16:05
9205文字
会話率:45%
「そんなバカな……リスカーティアが、死んだというのか……?」
伯爵子息ヴィーアトロスは婚約者リスカ―ティアのことが気に入らなかった。
薄暗くどこか不吉な彼女のことを疎ましく思っていた。
彼女の子爵家の事業失敗を好機と見て、夜会で婚約破棄を
宣言しようとした。
しかし彼女の姿はなかった。戸惑ううちに会場に届いたのは、彼女が自殺したという知らせだった。
それが、始まりだった。
子爵令嬢リスカ―ティアが自ら死を選んだ理由とは?
伯爵子息ヴィーアトロスが最後に失ったものとは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 06:40:00
23173文字
会話率:22%
主人公――彩音レイナは、ダンジョン配信者として活動している。
「私、才能ないのかな……」
レイナは、珍しいダンジョン食材+癒やしをコンセプトに料理配信をメインで行っていた。
しかし配信が面白くないのか、さてまた題材が良くないのか、同接
一桁でずっと伸び悩んでいた。
そんなある日の帰り道。
次の配信ネタを考えながら歩いていたレイナは、同業者の悲鳴を聞きつける。
一人のダンジョン探索者が、モンスターのスタンピードに巻き込まれていたのだ。
「い、いけない。逃げ――」
「どいてくれる? 今の私は、機嫌が悪いの」
伸びぬ同接、増えぬ登録者。
レイナは、モンスターに八つ当たりし、ボコボコに殴り倒してしまう。
「はぁ。こんなの倒しても食材にもなりやしないのに……」
ため息とともに黙って立ち去るれいな。
その瞳には、倒したモンスターの姿は映っていないのであった。
「イレギュラーモンスターをあんなに簡単に!? いったい何者!?」
――残された少女・望月雪乃は、戦慄していた。
レイナが助けたダンジョン探索者は、実はチャンネル登録者数80万を越えている超人気の配信者。
小さな少女が深層のモンスターを素手で殴り殺す信じがたい光景は、くっきり雪乃の配信に写り込んでいたのだ。
「なんだ今の!?」
「ええい、特定班はまだか!」
その切り抜きは、レイナが眠っている間にまたたく間にバズりにバズり、朝起きたら伝説になっていたのだった。
※ この小説はカクヨム様、アルファポリス様、ハーメルン様、にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 20:30:45
183386文字
会話率:25%
彼は公園のベンチに座っていた。何時間も微動だにせず、ただ上を見上げ、空を眺めていた。その表情からは心に何を浮かべているのかを読み取ることはできない。その姿は、まるでたった一人で時の流れに置き去りにされた者のようだった。
やがて、日が暮れ
かけた頃、彼はようやく視線を下ろした。声をかけられたからだ。
「どうも。隣、失礼しますよ」
「…………おぉ、君か」
「ははは、反応が鈍いですね。久しぶりに会ったというのに」
「……ははは、すまないね。年寄りなものだからねぇ」
「またまた、まだ現役でしょう?」
「……ははは。そう言ってくれるのは、君くらいなものだよ。同世代の友人はどんどん先立ってしまったなぁ」
「ああ、それはお気の毒に……。でもね、僕にとってあなたがその友人なんですよ。元気でいてくださらないと寂しいです」
「…………ふふっ、ありがとう」
「それで、今日は耳よりの話を持ってきたんですよ」
「……話?」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-01 11:00:00
1408文字
会話率:89%
某所。任務中に捕らえられてしまったエリートスパイ、エージェントシックスは眠ることも許されず、拷問を受け続けていた。
「ぐっ!」
「もういい、やめろ」
「フーッ! フッー! フッー!」
「さすがはエリートスパイ。もっとも、噂でしか聞い
たことがなく、姿はおろかコードネームしか知らないがね。でも、君なんだろ? エージェントシックス」
「……さあね。何を言っているのかわからないけど、まず、そちらが名乗るべきじゃないかな? それとも僕もあんたの隣の男のように、女王様とお呼びすればいいかな?」
「女王様?」
「あんたがその趣味の悪いマスクを着けた男の女王様なんだろう? まったく、鼻息が荒くて敵わないよ。マスクの下に口枷を着けさせているのかい?」
「はははっ! ユーモアまである男とは思わなかったよ。君の組織はそんな訓練もあるんだね。さあ、その調子でそろそろ話してはくれないかな。君たちの計画、拠点、仲間の数と特徴、そして配置を教えてくれ」
「いいとも。でも、まずは紅茶を一杯もらえるかな。バターたっぷりにね。あとはふかふかのベッドと、ぐっ!」
「おー、ははは、慣れないことをするものじゃないな。手が痛いよ。拷問は引き続き、彼に任せるとしよう。楽しんでくれたまえ」
「フッー! フッー!」
「ぐ、ううぅぅぅ、ああああ……」
「しかし、そろそろ次の段階に移行しようか。治る怪我はここまでだ。まずは片目から……と、気絶したかな? おい、水を持ってきてくれ」
「…………仲間」
「ん?」
「……数は四人だ」
「ほう、ようやくか。しかし、言っておくが下手な嘘は身のためにならないぞ」
「……」
「どうした、続けたまえ……ん?」
「……」
「……まさか、眠っているのか?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-15 11:00:00
2004文字
会話率:99%
「もしもし」
「え……んん?」
「もしもしとな」
「えっ、えぇ?」
度肝を抜かれるとはまさにこのことだ。足がふらつき、おれは尻餅をつきそうになった。帰り道を歩いていたところ、後ろから声をかけられ振りむくも人の姿はなし。また歩き出そ
うかとした時、再び声をかけられ、振り返った。ただし今度は視線を下にした。足にちょんちょんと叩かれる感触があったのだ。
そして、そこにいたのは……
「私は猫神様なのだ」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-28 11:00:00
1546文字
会話率:66%
1年ぶりに要塞都市シャグリルに訪れた俺は、道端に一羽の小鳥がいるのに気付いた。
その姿は倒れて行った仲間たちの姿と重なり、俺は無意識に呟いていた。
ショートショートです
最終更新:2024-08-31 22:11:14
2083文字
会話率:11%
主人公含め10人の仲間たちが化け物が出る不気味な館から出口を見つけて脱出しようとする物語。
これは夢の中の話ではあるが化け物に襲われても、一晩経過するとまた同じ館の夢へと戻ってくる。奇妙なこの夢から逃れる方法はただ一つ、それは出口を探してこ
の館から出ること。
異質な館から数々の困難に立ち向かい、出口を目指すその姿はまさに異質そのもの。真相の先にあるのはどんな結末…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 23:22:41
5430文字
会話率:57%
前世で魔王と相打ちになってしまい死んでしまった主人公…心残りは「絶対に帰ってくる」と約束した妹を残して死んでしまった事
現実世界に転生してしまい
パティシエとして働いると今世の妹が友達を連れて来ることに
その姿は前世の妹だと?
どうなってい
る!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 22:57:37
3192文字
会話率:58%
※勧善懲悪な諸国漫遊記の時代劇として有名な、水戸黄門。
その姿は江戸時代後期に創作されたもので、実態は隠居後関東から一度
も出ておらず、大日本史の編纂に日々を費やしていたと伝えられます。
本作は創作の方の黄門様を題材とした古典落語・雁
風呂の声劇台本書き
起こし作品となります。
諸国漫遊の途中の黄門様御一行。
遠州掛川の宿までやってきて茶屋に昼食と休息の為立ち寄った。
その際、土佐将監光信の手になる半双屏風を目にする。
しかし、その構図は当時の決まりを大きく逸脱した、「松に雁」であった。
その意味するところを図りかねる御一行。
そこへ大阪風の町人の旅人二人が荷物持ちを連れて入って来て、休息する。
彼らは屏風に描かれた光信の「松に雁」の意味するところを知っているようだが…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 16:26:49
8182文字
会話率:2%
コンビニで立ち読みをしていただけだった。
突然突っ込んできた乗用車に巻き込まれ、即死。
気付いたら幽霊になっていた橘悠人(たちばな ゆうと)は挙動不審な美女に拉致され異世界送りにされた!
赤ちゃんとして転生した彼は、名前をハルト・アーバイン
と改めて異世界の地に降り立つ。
これが噂の異世界転生!とwktkしたのもつかの間。お出しされたのは粗方文明を凌辱された後の世界だった!
どこか懐かしい世界。どこか見慣れた文化。
そして姿は違うが懐かしい友人! 友人は神様で、チートよろしく世界で暴れまくっていた!?
ところで見慣れぬ生き物……生き物はどちら様!?
まるで猫型スライムのようなそれは、ハルトを魅了するのだ!
「俺、この世界をこの生き物で満たしたい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 18:00:00
260777文字
会話率:32%
「そうだ……思い出したぞ。このキャラは……」
30歳の誕生日を迎えたその日。気が付くと、プレイしたことのある、ファンタジーなゲームの世界に転生していた。
転生後の姿は、主人公を追放する悪役小物キャラ……ではなく、彼の召喚獣「スターフラ
ワー」だった。
「召喚獣は、召喚主が死ぬと同時に死ぬ」
悪役キャラに転生したのならば、大人しくしていればなんとかなりそうなものだが、召喚獣に転生してしまったのであれば、そうもいかない。
これは、人間らしさ満載な召喚獣が、”ざまぁ”される運命にある悪役キャラ「ゲイル」を善人(?)に導き、生きようとする物語である。
※この作品は、「カクヨム」様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 17:04:02
90463文字
会話率:46%
昔話をいたしましょう。
人間(ヒト)と妖(アヤシ)の物語。
互いの護りたいもののために足掻く姿は、なんと美しいことか。
さぁ、古語り(いにしえがたり)の始まり始まり――。
※本作は「カクヨム」にも投稿しています。
最終更新:2024-08-23 21:46:47
23212文字
会話率:49%
瑛璃と大喧嘩して家を飛び出した戦姫ユリアはフェンリルの姿に変身してダンジョンに身を隠していたのだが、女の子に襲い掛かるイレギュラーの魔物を発見。
『私の憂さ晴らしの相手になってもらうわっ!』
ストレス発散のサンドバックにするのだが―
―
『なんだあの白いもふもふ!?』
『見た目は子犬なのに、イレギュラーのガルム種を瞬殺なんだが?』
『S級の探索者でもなければ不可能なレベルだぞ!?』
『なんでもいい、紗雪を救ってくれてありがとう!』
『白いもふもふ、可愛い!』
女の子は人気のダンジョン配信者で、ユリアが暴れる姿は配信されていた。このままだとフェンリル=戦姫だと発覚してしまう。それを恐れたユリアは女の子のフェンリルの姿のまま女の子の家に持ち変えられることに。これはモフモフと人気配信者のちょっとズレた物語。
*カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 17:50:00
111177文字
会話率:45%
魔術学校に通う平民の娘、フィーアリーゼは、魔導具のデバイス製作が得意なアリアと組んで、平民の暮らしを豊かにする魔導具の開発を進めていた。
だが、平民でありながら学年主席になった彼女は次席の貴族から嫌がらせを受け、アリアとの関係を壊された
挙句に濡れ衣を着せられ、重犯罪人として封印されてしまう。
そうして、彼女は永遠の眠りについたはずだった――が、なぜか彼女の封印が解けた。
そのことに混乱しつつも、フィーアリーゼはアリアを探そうとする。だが、アリアの姿はなく、学校は廃墟と化していた。まるで何百年も放置されているかのようだった。
もはやアリアとの再会は叶わない、と捜索を諦めたフィーアリーゼは、アリアの想いを継いで、平民に様々な魔導具を広めようとするのだが……
――え? 300年前の事故が原因で、現代の魔術レベルは酷く低下してる? 今のデバイスはこれが限界? それでまともな魔道具が作れるとでも??
かつては誰もが持っていた魔導具がアーティファクトのように扱われており、魔術と関係のない身の回りの品ですら驚かれる始末。
平民のために魔導具を作ろうとする彼女は、完全に異質な存在と成り果てていた。予想外の困難に翻弄されたフィーアリーゼはある日、運命の邂逅を果たす。
ただ友達が欲しかった少女の、波乱に満ちた物語!
――のプロローグ+α 前回の短編と別のシーンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 20:07:10
9762文字
会話率:33%
最終電車で偶然見かけたその姿は、近いようであまりに遠く。
最終更新:2024-08-21 17:27:22
5988文字
会話率:20%
夢だ、と気付く夢で、早桜は、ひとりの少年に「出会う」。風を操る力をうまく扱えないで苛立っている少年、というファンタジィな設定の夢だと「思った」。夢は続き物の小説のように、登場人物や場面を追加しながら、広がっていく。早桜の「助言」をもとに、
男の子は他を圧する超常の力を操るようになり、逞しい青年に成長した。
「これは夢なんだよ・・。」
早桜は夢の中でそう自分に言い聞かせている。
己を見つめる青年の瞳から、目をそらして。
空里は半分透けた、見たことがない奇妙な服装をした少女に出会う彼女の姿は他の者も見れるが、言葉を交わせるのは己だけ。彼女こそ己の運命を導く「風織姫」と見定めた彼の前に、彼女はきまぐれに姿を現す。すっかり自分が大人になっても、彼女は出会った時のままの姿だ。神の姫を手に入れることはできないのか・・・。
これは神の名を預けられ、神と人の狭間で、足掻きながら、誇り高く生きた、最後の「冠」の者と、そのかけがえのない存在となる姫君の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 17:22:05
108016文字
会話率:42%
大陸にある一つの帝国。
その王国を収める暴君王と呼ばれた若き帝王の元に1人の花嫁が嫁いできた。
花嫁は、美しい白銀の髪と蕾のような頬を持っていて、瞳は輝く宝石のようであった。
まるで妖精のような姫君であった。
しかし、その婿はというと残虐な
皇帝で、闇を閉じ込めたような黒い髪。
そして鋭く燃えるような赤い瞳を携えたその姿は悪魔のようであった。
賢者の仲裁で2人は結婚式をあげた。
愛も何もない政略結婚である。
___________________________________________________
政略結婚として隣国から嫁いできた美しい花嫁と、暴君王とよばれるて皇帝。
冷えきった2人の仲をなんとかしようと賢者は日々苦労していた。
だが、皇帝は12歳の舞踏会でバラを送った初恋の少女以外は愛さないと言い、
花嫁は、帝国へ訪問してきた、舞踏会で出会ったという思い人へ夢中。
しかし、2人にはどうやら誤解があるようで……
とんでもない思い違いに気づいた賢者は2人の仲をどうにかしようと並走する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 12:37:46
4441文字
会話率:25%
見た目が毒々しい毛虫を見ました。
ものすごく気持ち悪いんだけど、大人になると、その姿は美しく凛々しい。
最終更新:2024-08-19 22:37:27
200文字
会話率:100%
洗濯物を干そうとしていたら、ヤツがいました。
気持ち悪いけどーー、その姿は必死でした。
最終更新:2023-06-11 23:19:44
200文字
会話率:0%
踊っていたその姿は、まるでブロードウェイでした。
感激したシルエットが、ふたつ。
最終更新:2022-05-18 01:22:52
200文字
会話率:0%
九尾の狐は討ち倒される直前、その姿を消した。
見知らぬ森で目が覚めたとき、どういう訳か姿は人、獣の耳が二つに獣の尾が一つ。
以前のような力を失い、これからどうするかと考える間もなく、角の生えた見知らぬ獣に襲われる。
冒険者であるシルヴ
ァーグは夢を見た。
何かを懇願するように手を握る獣人の女の子の夢。
突然持ってこられた依頼、森に落ちたという流れ星の調査中、森の中から悲鳴が響く。
悲鳴の先、獣に襲われている夢で見た女の子がいた。
そんな偶然のような出会いから始まる、大切なものを取り戻す話。
いつか、九つを物語る元九尾の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 18:00:00
377993文字
会話率:37%
とある王国の王都にて。王都軍に所属する兵士達は、今日も愉快に日常を送る。
・基本一話完結です。
・一つの話が完結するごとに作品を完結扱いとするので、しょっちゅう連載中と完結の間を行き来すると思います。ご了承ください。
・タグは最新話を基準に
付け替えます。
▽現在の最新話
「01戦場の死神は奇声を上げながら目を光らせて狂い舞う」
大声で奇声を上げながら2本の鎌を振り回す軍人がいたら、客観的に見てどう思うだろうか。きっと、誰の目から見てもこう思うだろう。「こいつはヤベェ」、と。しかし、そんな彼も素の姿はこんなのではないらしい。
戦場の死神と呼ばれる男・花神太一の素顔とは?
「素の姿がどうであれ、表の姿がアレだったら結局ヤベェ奴であることに変わりはない」(同僚:談)
※昨日投稿した作品を短編として上げたのですが、連載扱いにしたかったので一度削除させていただきました。評価をしてくださった方、大変申し訳ありません。とても嬉しかったです。
連載に伴い、後半の内容を少し修正させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 11:36:19
11031文字
会話率:25%
コミュ障主人公が贈る異世界無双ファンタジー!
フルダイブ型VRゲーム、Road of Fantasy(ロードオブファンタジー)。
それは剣と魔法に加えて錬金術が発達した世界観を持つMMORPG。
世界的に有名なこのゲームは神ゲーと
評され、衰えぬ人気を博していた。
日本に住む青年、織音出瑠(おりね いずる)もまた、この神ゲーに魅入られた一人。
19歳の大学生。容姿は女の子に間違われる程の美青年。推しはこのゲームのマスコットキャラ。
そんな彼が日夜ゲームの攻略に勤しんでいると、ゲーム内で一通のメールが届く。
不審なメールに困惑していると突然、彼は意識を失ってしまう。
そして目覚めた時、彼は“良く知る異世界”、Road of Fantasyの世界に転移していた……
女の子みたいな青年と可愛らしいマスコットが織りなす異世界冒険譚。
現実とゲームの違いに翻弄されながらも逞しく、彼等は“神ゲーの世界”を渡り歩く。
そこで出会う様々な人々と通じ合い、困難を乗り越えて彼は次第にこの世界で名を馳せる。
廃人ゲーマーらしく攻略知識とプレイヤースキルを駆使して無双する彼等を篤とご覧あれー―!
※本作は前作『転生スペクトラム ~悪役令嬢の英雄譚~』から10年後の世界が舞台になっています。ですが前作を読んでいなくても楽しめるストーリーになっていますので、お気軽に読んで頂けると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 16:33:09
175581文字
会話率:25%