空から降ってくる神様からの贈り物を、この世界では「天降り」と言う。
十年前、天降り人としてこの世界に降ってきたセトは薬師として生活し、保護してくれた養父の代わりに戦争へと赴き、治療兵として戦場にいた。
その戦場で敵国の騎士団長が捕虜として
捕まり、セトが治療を引き受ける。敵も味方も関係なく、命を助けたいセト。捕虜となった騎士団長ディオニージを治療しようとした時、敵国の奇襲にあい、ディオニージ救出のどさくさで今度は自分が攫われてしまう。
攫われていった先で、セトの境遇を又聞きしたディオニージは何やら勘違いしたようで。
「俺がお前の父になってやろう!」
「養父が心配してるんで、帰してください」
災難続きの異世界生活。
それでもセトは、新しい家族を築きあげていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 19:00:00
139927文字
会話率:41%
「――さて、そろそろ全員黙ろうか」
入隊してわずか一ヶ月の少女は、最高権力者に安物の剣を向けた。
とても新人とは思えない、生意気で凶悪な笑みを浮かべて。
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不正と暴力が横行する腐りきった騎士団で、懸命に生きぬく下級騎士の少年少女たち。
そこに紛れこんだのは、若冠17歳にして中央州騎士団の一部隊を率いる、かの有名な中将だった。
抑圧された環境で隠れチートの少女が暗躍して、下克上を果たすまでの物語。
///
理不尽な暴行・殺人ありの重い話です。ハッピーエンドですがキャラ死にます注意。
挿絵あり、非表示可。キャラが多いので紹介ページをお供にどうぞ。
本編51話+番外編19話。完結済み。
◆2023/12/31 番外編 「来訪編」追加。
それまでずっと黙っていた男が、ぽつりと言った。
「大将殿でいらっしゃいますか」
少女がいたずらじみた笑顔を浮かべて振り向く。と同時、門につながる塀の上から、小さな舌打ちの音が鳴る。
「はええよ」塀の上から赤毛の青年が降ってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 23:32:48
432268文字
会話率:49%
極度の不幸体質だったOLが異世界でのんびり旅をする話です。
ごく普通に暮らしているはずなのになぜかトウコには不幸な出来事ばかりふりかかる。街を歩けば鉄パイプが降ってくる。両親の蒸発から、会社の経費の横領疑惑、婚約破棄に至るまで日々を普通に生
きているだけで笑えるぐらいに次から次へと嫌な目に遭う。
そんな日々を悶々と過ごしていたある日、不幸の原因を知ると同時に別世界で生きることになったが、送られた場所は破滅寸前の世界だった。
幸運のバランスを正常に戻してもらったからもう大丈夫!まったり破滅寸前の異世界ライフを満喫していきます。
最強のスキルを与えられた本人は人柄の良さから知らず知らずに様々な人を助けて破滅寸前の世界を変えていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 17:13:50
100611文字
会話率:35%
お空の上から
誰かが手を振ってるよ
流れ星は空から降ってくるけれど
空へ昇ってくあの光は
一体何処へかえるんだろうね
キーワード:
最終更新:2023-11-23 20:55:27
227文字
会話率:0%
自然現象を除いたら
空から降ってくるものなんて
ろくなもんでもないだろ
黒森 冬炎様主催『標語まみれ』参加作品です。
最終更新:2022-08-23 23:22:08
201文字
会話率:50%
「師匠、人は死んだら、どこに行くの?」
「うーん……『お星様になるんだよ』っていうのが、昔々からの定番かしらね」
「星って、この空いっぱいの星?」
「そう。だからいつでも一緒ってこと」
「でもそれって、見えてるけど、離れてるよ。それじゃあ
嫌なの」
「そうねぇ……でも、100年……300年先に流れ星は落ちてくるから、また会えるわよ」
「師匠は、また会えたことがあるの?」
「ええ。だから、元気だして。私の可愛い魔法使いさん」
「……師匠がそう言うなら……。私も、流れ星を待つよ」
「遠い時の先、あの子の魂が、またこの地に降ってくる。……迷わず生きなさい。あなたの存在をかたどるものは、あなたの魂、そのままなのだから」
「……うん、ありがとう。師匠」
300年前。巨大な羽根蛇に乗った魔法使いが、戦争の地を水で沈め、2つの国を滅ぼした。
小さな戦争には魔物を、大きな戦争には洪水をおこす、災厄の魔法使い。
やがて、人々は彼女をこう呼ぶようになった。『世界を支配する魔女』――と。
星を見上げ続けた魔女は長い時間に飽きて、別の人間として世界に紛れることにした。
記憶を封じて性別も変え、普通の人間として生きる時間。
しかしその間に、待ち望んだ流れ星はすぐ近くに落ちてきていた。
遠くない未来、魔女を倒すことになる、少年の姿をして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 22:22:34
358083文字
会話率:31%
地球のある世界とは別の場所にある、機構術に長けた惑星レヴェリー。
ある日空を見上げると、赤紫色の結晶や形を成していない泥の生物が雨のように大量に降ってくるようになった。
空から降ってきた異物は人を殺し、環境を汚染するエネルギーを持っていた。
それは世界を破壊していくことを意味する恐ろしいものだった。
人々は破滅に抗うため、異物のエネルギーを浄化する力を持つ少年リアンを創った。
しかしリアンはその力を発揮できずに悩んでいた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 12:55:43
108837文字
会話率:27%
読み専スタートからの目線は、どんなに書いても、やはり読み専なのだなあと思う、今日このごろ。
ちょっとくじけそうなあなたにも、星はきっと降ってくる。
最終更新:2023-11-14 12:54:19
230文字
会話率:0%
1人の少年の帰り道、突然雨が降ってくる。
雨宿りのために入ったのは小さな映画館で…
最終更新:2023-10-28 11:15:01
846文字
会話率:5%
京都の某所にて神社を発見した中に命と本来の祈りと、願いを探し伝説を生きた彼方の意思にして最大の約束を果たすべく、本殿に入ろうとしたその瞬間空から大量の箱が降ってくる。その箱に近づくと中から異界の者が目を覚ます。
最終更新:2023-10-27 13:00:00
3771文字
会話率:0%
あらすじ
この世界は、丁度半分、男と女に別れ、御三家と呼ばれる武将の家がそれぞれ領土を支配していた。
そして、相容れない男と女は、いがみ合い持ち得る武力にて、互いの領地を奪いあい戦っていた。
ただそれも、厄災が天から降ってくる為。そ
う、この地は呪われ、それにより人々は苦しめられ、住める領地が少なく生きるためには仕方なかったのであった。
そんな世界で男の御三家筆頭となった織田信長は、己の手で世界を統一して更には厄災を全て滅し、安寧の地を手に入れようと奮闘しようとしていた。
ただそれも一人の男により裏切られ、夢叶わず、天下統一には至らなかった。
何故裏切られ、何故呪われたのか、裏切られたその先に、信長は知る。
信長を基に物語は様々な人間と複雑に絡み合あう群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 21:57:50
19819文字
会話率:33%
元殺し屋メイドと血飛沫大好き男爵の主従話。
月を隠していた雲が流れ、月明かりが照らしたのは、木の上で艶やかに揺れる黒髪と、丸い猫目。それに、銃口。
その瞳がひとつ瞬いたのを見て、地面を蹴ると、サイレンサーから鉛玉が硝煙をあげた。
銃弾を避け、間近に迫った私の動きが予想外だったのか、彼女はわずかに瞠目し、ナイフを掴んだ。
確実に急所である頚動脈目掛けて切先が降ってくるのを、細い手首を掴んで防ぎ、背中で捻ってやると、高い位置から地面へとナイフが突き刺さるのを視界の隅で確認する。
それでも身体を前傾させ、自ら木から落ち、彼女は私を振り解いた。
落ちた衝撃を前転で受け身を取り、落ちていたナイフを持ち直す手腕に、私は思わず片頬を上げてしまった。
この子、使える。
***
全11話。
アルファポリス、カクヨムにて完結済み作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 08:00:00
37121文字
会話率:28%
昭和99年の7の月、空から恐怖の大王が降ってくる。
人生に絶望した中学3年生の日妹零一は、そんな終末を待たずに死んでしまおうと首を吊ろうとしたが、失敗して2階から転落した。
しかし死ねずに苦しんでいる零一は「私」に遭遇し、体を共有する
ことで新たな力を得ることになる。
そして「私」と同化した日妹零一はこれまで自分を虐げ見下してきた奴らに復讐をはじめるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 06:46:12
349847文字
会話率:33%
お星さまが、たくさん降ってくるお話です
最終更新:2023-09-29 06:00:00
251文字
会話率:0%
空から声が降ってくる──
毎朝、天声の巫女の元気な声が響き渡る街、セイントヘイブン。
そこで、魔導具屋として働く少年アルは物や人の記憶を読み、自分の力にする能力をもっている。それでもアルは英雄や勇者には憧れず平穏な生活を望む。
ただ、アルが恋する幼馴染の少女フィーネは元気溌剌な声を毎朝届けてくれる天声の巫女であり、重大な秘密を抱えていた。
平穏を望む少年アルが恋する少女の為に無くした勇気を思い出し、本当の強さを見つけ成長する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 10:47:35
24670文字
会話率:41%
17歳にして、物理学、化学、生理学・医学の三つの分野からノーベル賞の候補となっている越前泡(えちぜんばぶる)は、数々の海外の大学の進学を断って、普通の高校に進学していた。
そんな彼女は、科学で説明することのできないオカルトを心底嫌って
いた。そんな中、彼女はファフロツキーズ現象という魚や蛙が空から降ってくる異常気象について語っているオカルト部を科学の知識で論破する。
彼女は論破し終わった後、窓を覗くと、魚と蛙が空から降ってきた。その現象は彼女の理論を真っ向から否定するものだった。
彼女は自身が理解できない現象に頭を悩ませていると、機械いじりが好きな幼馴染の古畑一茶が魚と蛙を降らせたのは、僕自身だと主張する……
ワープ装置をめぐるSF作品になっています。所々、物理学の理論の解釈が間違っているかもしれませんが、作者の理解不足と言うことでご勘弁ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 13:11:13
78127文字
会話率:51%
学園ラブコメ ギャグ の練習作です。
主人公新桔平の元に聖女を名乗る少女、クリスティア・フォン・ベレーが降ってくる。
魔王を追ってきた彼女を手伝うことになった矢先、所属する部室が没収だとか!?
誰だ俺の平穏な高校生活をめちゃくちゃ
にしたのは………。
※更新頻度超遅。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 18:34:28
10044文字
会話率:43%
雨野アメは、誰にも負けないくらいに”雨”が好きだ。特に日が暮れてから夜に降ってくる小雨が。……そんな日には、不思議と傘をさして散歩に行きたくなる。そうだ。次に雨が降ったらツユネちゃんもさそって夜の散歩に行ってみよう。
最終更新:2023-08-06 22:53:17
771文字
会話率:19%
空から面白いことが降ってきた。
最終更新:2023-06-26 20:31:26
200文字
会話率:59%
神への信仰がすっかり廃れた国で、底辺聖女のフレイヤだけは毎日熱心に祈りを捧げていた。
そんなある日、彼女は【ライブ配信】という謎スキルを授かる。
いくらイジメても平気な彼女が妬ましかった修道院長は、裏で不貞していた国王と一緒にフレイヤ
を悪女と吹聴。
平和ゆえに退屈していた国民たちは「ちょうどいい暇つぶしができた」と石を投げつけた。
しかし、荒れ地に追放されたフレイヤが神に祈りを捧げたところ、空から食べ物や薬が降ってくる。
実は、彼女が生きていたのは巷で大人気のオープンワールドゲームの世界だった。
【ライブ配信】は現実世界とチャンネルを介して繋がり、登録者が増える度にボーナスも貰えるというチートスキルだったのだが、信心深いフレイヤは神に祈りが通じたと大喜び。
国も追放されたことだし、ずっと憧れていた祈祷の旅へ出ることに。
各地の超難関ダンジョンを訪れては、困っている人を助けるため最深部目指して突き進む。
攻略情報を教えたりして応援してくれる視聴者たち。
フレイヤは『視聴者=神様』と全てを勘違いしたまま無自覚に無双する。
一方、フレイヤを追い出した王国。
本当にいた神の加護が弱くなり、国内に異変が起き始める。
大飢饉に始まり、疫病の流行、魔族の侵略……。
国民たちは国王と修道院長のせいだと石を投げつける。
取ってつけたように、今さら神に祈ってももう遅い。
王国は一歩ずつ着実に破滅へと向かって行くのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 17:04:49
106267文字
会話率:36%
呪われ姫シリーズ第2弾
『ときめき』は、忘れた頃に降ってくる。
他サイトでも投稿しています。
【あらすじ】
寿命以外では死なない呪いにかかっている『呪われ姫』ことベロニカは、陛下からの命令で常に命を狙われている。
これはそんな状況を楽し
みつつ、自身の暗殺を成就させるため、巻き込まれたお人好しの伯爵と共に色んな暗殺に取り組む、ほのぼの日常ラブコメディ……なのかもしれない!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 19:32:10
4519文字
会話率:43%