僕の世界には色がない。 別に色覚異常とかでは無い。
何も変わらない毎日、かといって変化を望まない生き方
頼り頼られる存在もいなければ、愛し愛される人もいない、何をするにしたって本気で楽しめない、本気?なにそれ、そんなことすら考えてしまうほ
ど暇で退屈で窮屈で色のないモノクロの世界にただ一人ぽつんと立っていた。 俺はこの人生という長い生涯でなにをすればいい?途方に暮れていた僕の目の前に 「一筋の光が差した」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 00:19:45
12605文字
会話率:67%
先天性の視覚障害で、生まれてこの方、色を知らない主人公、一色千尋。
彼は他の人々が知っている、この世界の「美しさ」を知りたい。
でも見える世界は白と黒だけ。
他人に共感できない一色は、孤独を感じて内向的な性格をしている。
そん
な彼に、とある転機が訪れる。それは、生まれて初めて色のついた絵を見て「美しい」と思える作品に出会えたのだ。
それを描いた作者は自分と同じ高校に通う同級生の水無月虹という少女。文化祭で見た彼女の作品を見て、一色千尋は感動を覚える。
そして自分に色の美しさを教えてくれた水無月のことを知りたくて、彼女が所属する美術部への入部を決意した。
いざ入部をしてみると、その瞬間から彼の世界は一変した――……
この物語は、色を知らない主人公が、絵を通して色や心。そして大切な絆を知る。
そんなお話。
本作品は自分の大学の卒業制作で作っている作品です。
少しでも読んでもらって、楽しんでいただけたら嬉しいです。
ほぼ毎日投稿です。物語は1〜2章は導入編で、3章以降から物語は動いていきます。
最後までお付き合いできたら、嬉しいです!
【本編は完結いたしました。これより先の更新は完結編となります】
※注意事項※
本編では視覚障害についての表現があり、そこでは「色覚異常」と書いていますが、これは年代を表すためにあえてそうしています(本編の時代背景は2000年初頭~2006年台とお考えください)
その言葉は差別用語であり、現在では「色覚多様性」という言葉に変更されております。
障害を扱うことは非常にナイーブなため、あらすじにて注意書きとさせていただきます。本編を読んで気を悪くされる方には本当に申し訳ございませんが、そういった仕様であることをご了承ください。
また本編では挿絵を時々はさんでおります。こちらは友人であるラヨクくんに描いてもらっています。https://23015.mitemin.net/
それでは、拙いところも多々ありますが、本作をお楽しみくださいませ!
感想評価、お待ちしております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 13:32:59
633237文字
会話率:46%
僕は物心ついた頃から、劣等感を抱えて生きて来た。少なくとも、その原因の一つには心当たりがある。僕には色覚異常があるんだ。普通の人の目は三色感じ取れる。ところが、僕の目は二色しか感じ取れない……
最終更新:2020-12-19 12:09:06
3515文字
会話率:22%
物心ついた頃から色が見分けられない高校1年生の糸巻彩葉は、その影響が無さそうな音楽科でフルートを専攻している。2年に進級間近の3月、雪が積もった横断歩道で足を滑らせた彩葉は、東京から来た音大生・貝原朱雀に助け起こされる。外見も言葉も軽い朱雀
にうんざり気味の彩葉だったが、学校での副科・ピアノ実習に朱雀が講師として現れる。
朱雀は彩葉の中学時代からの親友で同じ高校の看護科に通う高倉翠と「彩葉に色を見せたい」と意気投合、「音の色」を教え始め、期末演奏会では声楽で彩葉の伴奏をしたいと申し出る。最初は反発していた彩葉だが、朱雀の才能と気持ちを認め、練習を重ねる。しかし朱雀の持病を見抜いた翠が演奏に反対し、彩葉と気まずくなる。
その期末演奏会で、翠の予想通り、朱雀にアクシデントが発生し、同時に彩葉は赤色を認識できるようになる。しかしそれを朱雀に告げられないまま、朱雀は東京へ去り、代わりの講師として朱雀の姉・瑠璃がやって来る。
瑠璃は彩葉の色覚状態を見抜き、やがて彩葉が思い込む色覚障害の「先天性」に疑問を抱く。瑠璃は朱雀に作曲を勧め、彩葉の色覚復活を目論むが、それによって彩葉と翠を巻き込んだ予想外の家族の関係が暴露された。
朱雀が作り上げた「彩葉主題」は効果があるのか。そして瑠璃が思い描く家族のためのポリフォニーを彩葉は演奏できるのか。北都・金沢で、J.Sバッハの調べに隠された思いを汲みながら進んでゆく、音楽とハートの物語です。彩葉と瑠璃が奏でる七つの音色を感じて頂けたら幸いです。
なお、本編はエブリスタサイトにて先行公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 08:00:00
92176文字
会話率:68%
幼い頃から警察官を目指してきた桐島 貴乃。
そんな彼がなぜ、消防士という道を選び、多くの人の生死や沢山の考え方に出会い人生とは何かを見つけ。その中で再度夢を追いかけることにした青年の想いを書いたもの。
最終更新:2020-08-10 23:41:05
10668文字
会話率:14%
1人の女神と少女の話,
「色」の無い世界に迷い込んだ少女(その子は色覚障害なので元から色が見えない,「世界に迷い込んだ」というのは産まれてきた,という事,)その女の子に女神が「音色」という名の「色」を教える物語
キーワード:
最終更新:2020-08-04 00:58:05
671文字
会話率:84%
江戸末期の浮世絵師、喜多川広重の末裔・広亜。
彼には、異常な色覚が備わっていた。
その能力を持つために、ある不可思議な組織から、広亜に手紙が届く。
一方、女優を目指す、幼なじみの林檎は、衝撃的なデビューを果たすが、彼女にある悲劇が起きる
。
広亜は、不可思議な組織との関わりを周囲に隠しながら、日常をおくるはめになる。
そんな中、林檎と林檎にひそかに思いを寄せる親友の祐太の間で、複雑な気持ちを抱きつつ、恋とは何なのかを感じとっていく。
結局、日々迫りくる『パンデミック』の脅迫から逃れられず、組織に協力することを考える。
また、実は、広亜には、幼い時から隠してきたある秘密があった。
林檎に起こった悲劇や、自分以外誰も知らない『パンデミック』の危機がせまり、自分らしく生きることの大切さを感じる。
次第に、自分の秘密を打ち明けること、
愛する人々のためにパンデミックを止めることなどを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 17:24:54
2043文字
会話率:28%
ピンク色の世界。
綺麗な世界。
くすんだ世界で見える
ぼやけた私の心。
注、この作品は色覚異常を取り上げた内容が書かれています。一部の方に不快感を与える内容になっているかも知れません。
大丈夫だという方は引き続き、お楽し
みください。
作品の内容に関しての文句はいくらでも受け付けますので、万一言いたいことがありましたら、遠慮せずどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-04-20 08:20:42
3467文字
会話率:28%
「杆体一色型色覚です。
いわゆる、【全色盲】というものです。」
知らなかった。 この世界にまだ知らない色があるなんて。
でも、僕の世界はいつも、灰色だった。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
色盲の画家+先輩
― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
「ほら萩原。早く俺を描いて?」
「そんなに俺ばっか描いてて飽きないの?」
「モデルは黙っててください。」
最近よく話す大学の先輩がいる。
「君、萩原 海斗君だよね?
あぁ、やっぱりそうだ。」
彼は二つ年上の永里 結さん
家族や友達のいない海斗を支えてくれたのはいつも結だが、
ある日、そんな結から告白されてしまって...
なんとも思ってなかったはずなのに、無理やり意識させられてしまう...
※男女の恋愛ではありません。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 10:56:19
2031文字
会話率:37%
12月25日。街は、クリスマスムードに浮かれている。あちこちに散在する、クリスマスカラーの赤。それを見て、ひよりは中学生の頃に経験した『初恋』を思い出す。
色覚障害をもつ先輩は、たった三色しか色を識別できなかった。青と緑と黄色だ。
最終更新:2019-12-17 21:09:39
17800文字
会話率:40%
建国の祖であり、現国王を排出しているアルトルージュ家の次男ノア=アルトルージュは剣と魔法の異常な才能の代わりに感情と色覚がない状態で生まれた。父親には兵器にしか思われず、兄には嫌われ、唯一愛してくれていた母も病気で亡くしてしまった彼が、幸せ
になるために努力するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-04 12:00:00
2464文字
会話率:29%
高校一年生の宮野空はかつて天才少年画家と呼ばれる程の存在だった。
しかし突然の色覚障害により絵を辞めてから半年後、母親の亡き親友夫婦の娘、金木鈴野が宮野家に居候する事になった。
白黒な世界でも美しい鈴野の容姿に、恋愛感情にも似た何かを抱く空
。だが同時に、鈴野が抱えている「人には言えない理由」についても、薄っすらと感づいていく。
鈴野について何も知らない、しかも自分の抱えている「色」という問題すら解決していない自分が勝手に彼女の事情に首を突っ込んでもいいのか。
はたまた、彼女の問題について知ったところで、自分に何ができるのか。
数々の腑に落ちない点が存在する中で、しかしながら、少年宮野空は自分にできる事を模索し始める。
小学校以前からの付き合いの親友、桜木燈と峰岸純義。そこに新たに加わる金木鈴野。
空を含めた四人の人間関係とそれぞれの止まっていた時間が、空の成長と共に変化を開始する。
目には見えない色を見た少年が、その正体に気がつくのは最後の最後だった。
恋愛×感動×悲恋×ヒューマンドラマ。早期完結型の長編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 10:00:41
22656文字
会話率:39%
国王が出奔した。色を認識できない宰相・スヨンは、対策を立てるため、外交に出かけている太尉・リンフェイを呼び戻すことにする。このリンフェイは出奔した王の従姉で、異国の血を引く娘だった。
色の消えた世界で生きるスヨンと、周囲から外見の異質さを指
摘されながら生きるリンフェイの話。
※一回り以上の年の差。
※ヒーローに色覚異常があります。不快を覚える方がいるかもしれませんが、そういう仕様なのであらかじめご了承ください。
※珍しく色物。
異常を許せる心の広い方のみ、お進みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 07:00:00
76842文字
会話率:52%
僕は恋をした。美しい仮装世界に。僕には、林檎と梨の区別がつかない。それは僕が色覚異常という病気を持っているからだ。これは、モノクロームの世界で生きる僕が美しい仮装世界に恋をする物語。
最終更新:2019-03-25 19:31:43
2694文字
会話率:33%
「春の詩企画」って表示したくて「はるのしきかく」って打つとね、「春の色覚」って変換されるの。
__________
本作は「春の詩企画」参加作品です。
企画の概要については下記URLをご覧ください。
https://myp
age.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1423845/blogkey/2230859/(志茂塚ゆり活動報告)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 08:00:00
225文字
会話率:0%
色覚異常者でした。wwwwww
最終更新:2019-02-24 04:14:02
1699文字
会話率:0%
あなたの話している相手は一体どのような思考の持ち主なのか、考えたことはありませんか?
この世界はその思考が色として見える世界のお話
最終更新:2019-01-16 21:22:17
271文字
会話率:0%
高校生になった大木色羽(おおきいろは)は、
「一色覚(いちしきかく)」という、目に映る景色がモノクロに見えてしまう特性を生まれながらに持っている。
「私は他人より劣っている」
そう考えている色羽は、そのことと、元から少し人見知りなこ
ともあり、人と話すことが苦手だった。
しかし、それではこれ以上自分の世界が広がらないだろうと考え直し、高校からはそんな自分を変えたい、と思っていた。
入学式翌日の自己紹介で、色羽は初めて家族、先生以外である〝新しいクラスメイト〟という存在に色覚異常のことを打ち明ける。
冷やかしや同情の声がヒソヒソと飛び交う中で、
不思議な雰囲気を持つクラスメイト、谷崎虹(たにざきこう)が、今までの色羽の考えを変えてしまう一言を言う。
───深い灰色(グレー)の瞳は、それが冷やかしでも同情でもないということを物語っていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
自由奔放で不思議な雰囲気を持っいる虹に振り回され、
色んなことを知った。見た。感じた。
私のモノクロの世界が少しずつ色づいていく。
そんな気がした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-08 00:42:44
11586文字
会話率:31%
宮田茜――彼女は赤色しか知覚できない
名城葵――彼女は人よりも多くの色を知覚できる
人よりも世界の色が少なく見えるインスタグラマー女子高生と人よりも世界が色鮮やかに見える天才女子高生絵師
二人は各々の眼を活かして溜めた印税を出し
合ってなんと共同生活をすることに!?
はたして、対照的な二人はどんな青春を送るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 00:01:15
12379文字
会話率:30%
色覚に障害をもつ女子高生の水無月みしろは、その障害故に人との関わりを避けて過ごしてきた。
そんな高校生活でクラスメイトから言われた言葉が、彼女に人との関わりを持つ決断を促す。
『色に惑わされない君は、普段から揺るがない本質を見ているのだと
』
ならば、ちゃんと前を向いて進んで行こうと。
顔を上げて歩んで行く勇気をもらったのだから。
※短編『モノクロームの世界』を加筆し、連載に仕立て直した物語です。
※カクヨム版に合わせて加筆しました。(〜2018/8/29)
※本作は、障害を持たない者が文献等を参考に描いた作品です。
不適切や不快感を与える表現がありましたらご連絡下さい。
訂正または全文削除等の対応をさせて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-28 06:00:00
98945文字
会話率:47%
色覚障害の女子校生と、白黒写真にこだわるクラスメイトのちょっとした物語。
※ 不適切や不快感を与える表現がありましたらご連絡下さい。訂正または全文削除等の対応をさせて頂きます ※
最終更新:2018-02-06 20:24:45
5410文字
会話率:43%