画家である木下浩介がある日突然、線路に落ち、電車に轢かれて死んだ。
目が覚めた時、異世界に転生している事に気付いた。だが、色覚が無く、白と黒しか色を認識出来なかった。両親はすでに死んでおり捨てられていたのを拾った司教によって、ハワード・ミリ
オスと名付けられた。
そこから、色覚を治し満足に二度目の人生を生きるため、色覚の不自由の治療に奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 00:09:14
27012文字
会話率:54%
(空色杯500文字以上の部応募作品ー5000字以内)
(第十五回お題:白露×スカイグレー)
―――9月中旬、台風が迫る街で、一つの恋が始まり、そして終わろうとしていた。
―――今晩は台風が来るかもしれないって、桜井君は帰らないの
?
窓ガラスの外には灰色に染まった空が広がっている。
それは桜井海人にとって”いつもの空の姿だった”
『登場人物紹介』
桜井海人《さくらいかいと》
色覚異常を持った視覚障がい者で、中でも珍しい|全色盲《ぜんしきもう》を患っている。
直射日光などの眩しい光に目が弱いためサングラスのような遮光眼鏡を着けている。これにより信号の変化などコントラストがはっきり分かりやすくなる。
美術部に所属しており、同じく美術部員の深愛と親交がある。
深愛の想いに気付かぬまま、美雪の優しさに惹かれていく。
人並み以下しか絵は描けないが、遅くまで部室に残る。そして気付いた時には部長に指名されている。
内向きな性格で才能あふれる深愛に嫉妬している。
能登深愛《のとみあ》
物静かで口数の少ないミステリアスな少女。
人付き合いが苦手で美雪に対しても心を開かない。
唯一、美術部で遅くまで残って描き続ける海人に密かな好意を抱いている。
甘いものが大好き、特にアイスクリームが好き。
プロ並みのデッサン力と表現力を持ち合せていて、デジタルでもその実力は変わらない。
前田吾郎《まえだごろう》
海人とは小中学校の頃からの友人。
だが、高校生になってから人が変わったように勉学にもスポーツにも打ち込むようになり、海人と遊ばなくなっている。
近本美雪《ちかもとみゆき》
海人や深愛と同じクラスの委員長で面倒見が良い明るい女性。
栗色のロングヘアーが特徴。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 21:40:48
4997文字
会話率:35%
日常をテーマとしたショートストーリー。
アパレル業界を目指して就職活動をしていた僕には、実はハンディキャップがあり…
最終更新:2024-07-05 12:52:58
1050文字
会話率:0%
日常をテーマとしたショートストーリー。
僕は、色覚検査で必ず引っかかる。
あなたの見ている空と、僕が感じている空は、
実は全く違うのかもしれない…
最終更新:2024-02-21 13:03:19
1592文字
会話率:0%
起
女子高校生の想田光は美術の補修をしに美術室へと向かった。
そこで同学年の「カガミ」と出会うことになる。
カガミの絵を見たことがきっかけで、絵を通じて二人は仲良くなっていく。
承
カガミは全色盲であることを想田光に打ち明けた。
自身の知
らない世界に戸惑いながらも、カガミにできることはないかと想田光は奔走する。
転
ちょっとした手違いで入手した絵の具は全色盲のカガミにも色を認識できるものだった。
その絵の具を使用して絵の作成を続ける二人だったが、完成を前にして絵の具が切れてしまう。
途方に暮れる想田光の前に、アスモデウスと名乗る悪魔が現れる。
結
アスモデウスによって、想田光の色覚を代償に再び絵の具を手に入れた。カガミと想田光は納得のいく形で絵を完成させる。
するとアスモデウスが二人の前に現れ、強い想いが込められた絵画をおさめれば、奇跡を起こせる魔法の額縁を勧めた。
完成品を額縁に収めると奇跡は起こり、カガミと想田光は色彩を取り戻した。
完成品はアスモデウスに持っていかれてしまったが、晴れて二人は恋仲となるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 19:45:36
22598文字
会話率:39%
男の子でありながら可愛い格好が好きな主人公“三日月永無”。
親が居らず歳の離れた姉2人に育てられるが、小学校の頃で親のいないことと女の子の様な格好のせいでイジメられてしまう。
ストレスから色覚を失いモノクロ世界で生きることになった永無。
自分とは何か、らしいとはなにか、障害とは。
高校生になった今、いろんな問題を乗り越えハッピーエンドを迎えることができるのか。
・「Thanks20th」参加小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 17:07:13
2384文字
会話率:40%
生まれつき青色が見えない少年・夏目伊織はその日転校してきた藤沢夏澄の髪が青く染めてあることに気づかず、きれいな黒髪だと褒めてしまう。そのことで伊織の秘密を知った夏澄は、放課後公園へ伊織を呼び出した。他愛ない会話をした後、伊織は夏澄に一目ぼれ
をしたと告白され、お試しで付き合うことになる。しかし、伊織は青色だけでなく、他の色や音も徐々に見えなく、聞こえなくなっていることに気づいてしまい、半分無気力で過ごすようになった伊織に夏澄は_
モノクロに染まった少年に差した、澄んだ夏の色折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 07:00:00
42201文字
会話率:38%
私は色盲、この世界は私だけ?
最終更新:2023-08-15 21:20:28
984文字
会話率:45%
タイトルは事実です。
最終更新:2023-05-31 20:30:47
1741文字
会話率:11%
てんびん座のβ星、「北の皿」はエメラルド色に見える不思議な星です。その秘密に迫って見ました。
私は「北の皿」のことを、逢乃 雫 様の詩「星の旅には、エメラルドの風」に登場する星から知り、とても興味を持ちました。逢乃様、ありがとうございます。
最終更新:2023-05-25 11:00:00
428文字
会話率:34%
少年・ナルミの初恋の話。
色覚異状のナルミは、耳も聞こえず、言葉も話すことができない少年です。そんなナルミを理解してくれたのは、とある少女でした。少女といるときだけ、ナルミは色を認識することができました。ナルミは少女のことを大切に思い、少女
にとってもナルミは特別な存在です。
そんな関係が変わってしまうきっかけは、成長に伴って生まれた、認識のずれでした。少女はまるで、ナルミが見えていないように振舞います。
甘酸っぱいような、残酷なような、そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 00:38:45
6209文字
会話率:9%
色弱な人のお話です。
最終更新:2022-08-30 01:23:30
2525文字
会話率:5%
心因性要因の後天性色覚異常をもつ紗知と、
その親友瑠夏。
___そして、忘れられない君との話。
私は紗知の「苦しさなんてない」みたいな、必死に耐え続けるような笑顔が嫌いだった。
最終更新:2022-08-29 15:12:08
2676文字
会話率:31%
私、色覚異常です。私!色覚異常ですから!
どうやら他人と色の視え方がちがうようなのです。不思議な感じがします。
そんな私のモヤモヤーッとしたものをお伝えするエッセイです。
最終更新:2022-07-19 21:49:33
3374文字
会話率:18%
色覚障害をもつ多賀 憂樹(たが ゆうき)と絵を描き生計などをたてている隈江 理帆(くまえ りほ)とのちょっとした青春のような現代の怖さなどが刺さるようなお話です。
最終更新:2022-03-19 04:34:28
551文字
会話率:10%
ある理由から美術部を去った高校二年の航は、色弱であることを周囲に隠しながら生活していた。誰からも好かれる自分でいるため、笑顔で物腰柔らかに人と接していたものの、ある日突然現れた新入生・清により、調子が崩れていく。航の絵を見て同じ高校を志した
、と語る清。しつこく付きまとう彼女にうんざりしながらも、航は少しずつ本来の自分をさらけ出せるようになる。しかし、彼女もまた色覚障害を患っていることを知り――。
トラウマや過去と向き合いながら痛みを分かち合った二人の青春ドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-03 20:41:46
97460文字
会話率:41%
主人公のリョウはお気に入りの場所で一人の少女に出会う、しばらくして、その彼女がリョウの学校に転校してくるのだが、リョウは彼女のことをあまり覚えていなかった。しかし、あるタイミングで、あの時あった人は私なのとカミングアウトされると同時に七日後
に世界の時間が止まってしまうのだと告げられる、最初は、中二病をこじらせたのかという、哀れみの目でみているリョウだが、彼女が言うことが次々と現実になっていき、7日後のことを信じる始める。様々な事実が明らかとなっていく世界で足掻く、高校生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 23:52:41
1127文字
会話率:17%
随分前に書いていて忘れてたのを出します。
最終更新:2021-12-11 20:11:45
582文字
会話率:39%
仕事で嫌な事があり、気分転換に入った名もないギャラリー。
そこに描かれていたのは、自分にしか見えない「世界」の絵。一見すると理解できない、しかしそれは確かに「彼ら」が見ている世界なのだ。
貴方には、世界はどんな景色に見えるのでしょうか。人に
理解されない苦しい世界?それとも、自分には見えなかった新しい世界?
この作品はエブリスタにも載せています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 08:11:37
4636文字
会話率:6%
色覚障害でイロの見えないシグレは、ある日死神と出会い、契約を持ちかけられる。
その契約の内容は、
『三ヶ月かけてシグレの視力が回復し、三ヶ月後の7月31日に色が見えるようになる』
『その代償として、
三ヶ月かけてこの世界の誰かの視力
が低下し、三ヶ月後の7月31日にその誰かは失明する』
というもの。
シグレは死神と契約するも、なんと生贄はシグレの幼なじみの無邪気な女の子、ナギサだった。
シグレはすぐさま契約の解消を求める。
が、死神はシグレに契約の解消条件は告げる。
その解消条件は、あまりに惨たらしいものだった。
※以下ネタバレ(契約の解消条件)
第四章1『契約の解消条件』で出てきます。
解消条件は、
『ナギサがシグレの眼球を潰す』
というもの。
そして、この契約を死神はナギサとも交わした。
こうして、眼球を潰させたい男と、眼球を潰したくない女の、残酷なジレンマが始まった。
果たして、シグレとナギサの『色の彩られた同じ海を一緒に見る』という約束は叶うのか?
タイトルに込められた意味とは?
そして、この二人の結末は?!
※全32話で完結します。
もう既に書き終えているので、7月31日に最終話を投稿したいと思っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 11:26:52
111504文字
会話率:36%
僕は色覚異常。みんなに見えている色が見えない。
父さんも母さんも病気の僕が嫌いなんだ。
妹も、この病に触れてこなくなった。
何で僕の空はこんな色をしているんだろう、、。
最終更新:2021-05-07 18:34:05
358文字
会話率:0%