宇宙探査船「スターチャイルド号」の船長レイ・カーターは、未知の惑星ゼフィロスIVに不時着し、突如として女性の姿に変えられてしまう。「異なる視点で相互理解を」という哲学を持つゼフィロスの王子アルテアとの共同生活を通じ、レイは性別の枠を超えた自
分自身の本質に目覚めていく。感情を映し出す花々、光を操る祭典、そして運命の「自己受容の儀式」—— "形は変われど、心は変わらない"という真実に導かれ、レイの人生は永遠に変わろうとしていた。(本作品とあとがきはAIを利用して創作し、加筆修正しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 20:57:51
4837文字
会話率:54%
近未来、初代量子コンピュータ技術の成熟に伴い、AI(人工知能)は爆発的な発展を遂げた。AIが人類の基礎科学を推進するにつれ、人類は徐々に地球を離れ、火星に殖民地を築き上げた。
火星殖民地の設立とともに、新たな産業が興隆を迎えた。それが地
球と火星間の貨物輸送業務である。
そして私は、その中の一隻である武装輸送船の船長だ。
私の名は凌風(リンフウ)。私の父は星際輸送会社を経営しており、傘下には3隻の武装輸送船がある。私と妹の凌雪(リンセツ)はそれぞれそのうち2隻の輸送船の船長を務め、残る1隻は父が船長として指揮している。
なぜ輸送船に武装が必要なのか?それは、火星と地球間の輸送航路の確立とともに、もう一つの産業が繁栄を極めたからだ——星際海賊である。
しかし、最大の脅威は海賊から来るものではない。次第に我々は、運命に引きずられるようにして星辰大海へと向かうことを余儀なくされていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 00:35:46
19385文字
会話率:37%
新大陸視察の船で海賊に襲われ、奴隷として娼館に堕とされた美貌の王太子は時を経てその頸城から逃れ、アレックスという新たな名を得て私掠船の船長、娼館の主人として日々忙しく生活していた。
そんなある日、海岸に流れ着いた若い男と少女を助けたが、少女
は、死んだと風の噂にはずの娘と同じ顔をしていて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 09:14:39
280592文字
会話率:49%
宇宙をまたにかけて旅するさすらいの宇宙ネコ ミャクター船長!
今日もトレードマークの3本尻尾が光る!
助手の人間 トビーを引き連れ、愛船のニャーバスター号は今日も星空をかける!
彼らの行く先には今日はどんな物語が待ち受けているのか
!?
SF宇宙ネコ活躍ストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 16:00:00
284628文字
会話率:39%
空に浮かぶ船。
そんな噂はいつもどおり酒場から聞こえてきた。
リットはゴーストシップも、海賊の正体も知っているので、そんな噂話を話半分で聞いていた。
だが、空に浮かぶ船こそ海賊の船だったのだ。
しかもセイリンの船だ。
しかし、それは『ボーン
・ドレス号』ではなく、川に停めてあるような小舟だった。
セイリンはイトウ・サンとスズキ・サンの二人以外の船員を、ボーンドレス号ごとゴーストシップの船長であるユレインに奪われてしまったのだ。
空から現れた船とセイリンは、酔って寝ぼけているリットを空の上へ連れ去ると、人間の力が必要になるかもしれないと無理やり協力を仰いだ。
ユレインの目的は『一角白鯨の墓場』と呼ばれる水棲種族の魂が供養されている島の破壊であり、セイリンの目的はそれの阻止だ。
しかし、一角白鯨の墓場がある孤島は、墓守に厳重に管理されており、正式に入口から入ることは出来ない。
そこで、ユレインはゴーストの力。セイリンは人魚と人間と仲間の力を使い、それぞれ別の方法で侵入することとなる。
セイリンは新たな仲間と新たな船を作り、ユレインの陰謀を阻止するため動いているが、ユレインの新目的は、ただ供養塔を破壊するだけではなかった……。
1月20日から2月13日まで、毎日22時に完結まで予約投稿しています。
ランプ売りの青年(本編&他外伝)https://ncode.syosetu.com/s3434g/
惑星迷子(更新中)https://ncode.syosetu.com/n2072fs/
2.1チャンネルスピーカーズ(更新中)https://ncode.syosetu.com/n3192ho/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 22:00:00
124467文字
会話率:48%
穴に籠もり、鍛冶を続ける自分の人生は正しかったのかだろうか。
中年の危機に陥ったマグダホンは、なにか新しい風に吹かれたいと、闇に飲まれるという現象を解決した功労者であり、娘が世話になっているリットの元を訪ねた。
そこで新たな世界を見るために
、自分の船が欲しいから力を貸してほしいと頼んだが、リットには軽くあしらわれてしまった。
諦めきれず、それなら自分の力で船を買おうと、マグダホンがリットの工房を借りて仕事を始めたところ、ドワーフの鍛冶屋は大人気。リットが満足に工房を使えなくなるほどだ。
このままでは店を乗っ取られると感じたリットは、マグダホンの頼みを聞き、船を手に入れることにした。
船に心当たりのあるイサリビィ海賊団の元へと向かったのだが、余っている船などあるわけもなく途方に暮れていると、セイリンから南の海を縄張りにしている人魚の海賊団が、船を新調したばかりだという情報を聞いた。
さっそく南の海賊団と取引を試みたのだが、そこで出された条件というのは、昔から人魚に伝わっている、悪名高い伝説の海賊――ユレイン船長がかぶっていた三角帽を手に入れというこというものだった。
船探しのはずが、リットはいつのまにかお宝探しをする羽目になってしまった。
そして人魚の海賊の伝説は、リットを東の国へと導いた。
初めての冒険に心躍るマグダホンと共に、リットは新たな噂の真相へと迫る。
毎日22時に予約投稿しています。
4/29の投稿で完結です。
※本編『ランプ売りの青年』https://ncode.syosetu.com/n2221cp/
※外伝その1『魔女図鑑』https://ncode.syosetu.com/n7854gq/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 22:00:00
135870文字
会話率:56%
19歳の海賊令嬢と17歳の造船技師貴族令息の恋物語。
主人公リスベットはシルア海峡の安全維持を生業とする大海賊ケルピー水軍の頭領夫婦の娘で、海賊令嬢と呼ばれている。
百人船の船長にして鎖鎌の使い手。
リスベットは海賊に襲われていた造船技
師貴族令息のラーシュを助けた縁で、新造船リスベット号の作成を依頼することになる。
完成とともにラーシュの思いを伝えてもらうという約束を交わし、その瞬間を待ち焦がれるリスベット。
だが、元婚約者トルモッドの魔の手が密かに忍び寄る─── 。
※ヨーロッパ風で大砲や銃は存在しない世界の物語です。
魔法等のファンタジー要素、残酷描写はありません。
リスベットとラーシュの初恋を見守って頂けましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:38:36
52793文字
会話率:38%
【裏切りの波間に──王女が海賊になった日】
王の娘として生まれたはずのジョアンナ。
「王としての見聞を広げよ」という母の命に従い、預けられたのは海賊船──そこは自由と裏切りが支配する過酷な世界だった。
冷酷な姉女王・ミリアムとの対立、海
賊船の船長である謎の男、そして血塗られた運命の影──。
王女としての誇りを捨てるのか、それとも新たな力を手に入れるのか。
冒険の始まりは、運命の航海から動き出す。
「全てを奪われた時、私は初めて自由になった。」
──裏切りと復讐の海へ、運命の王女が立ち向かう!
今回はChat GPTにキャプションと添削もお願いしてみました。
AIは賢いですね!セリフ格好いい!(言ってない)
【冬休み期間中は月・金の21:00更新予定!よろしくお願いします】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 21:00:00
42754文字
会話率:34%
クリスタ連邦国海軍特任大佐のネルソン・ドレイクは、功績が認められ、勇者パーティーの船長となる。しかし、これが不幸の始まりであった。死にたがりのメンヘラ馬鹿勇者に振り回される日々。スキルや魔法を駆使し、エルフ、ドワーフ、リザードマンなどの仲間
とともに、勇者を支えるのも、もう限界だ。
勇者のおもり、魔物討伐、紛争の調停、犯罪捜査などなど、これって船長の仕事ですか?
勇者パーティーの不遇な船長にスポットを当てた異色の作品となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 21:09:11
345940文字
会話率:49%
……この世界の海は、陸よりも危険で、余程のことが無い限り勇者達は、船を使用せずに陸路を選ぶ。
いや、勇者達だけでなく、この世界ではそれが常識だった。
だが、名誉ある勇者の船として、国から強制的に選ばれた不運な船長は、その危険な海を休
む事なく走り続ける。
目的はひとつ。
勇者が転移した場所に船を止めておく事。
この理不尽極まりない目的を達成する為に、今日もまた海を走り続けている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 19:40:00
46737文字
会話率:50%
豪華客船で行われるゲームイベントに参加することになったミステリー研究会一行は不可解な出来事に遭遇する。
衆人環視のなか消えた等身大フィギュア。そして船長室には男の刺殺体が……?
天才と天災が交差する冴木&有栖川シリーズの短編最終章。
最終更新:2025-01-03 18:00:00
39425文字
会話率:53%
【改稿版の投稿に当たって】
2012年11月に初投稿した「クリフエッジシリーズ第一部:士官候補生コリングウッド」ですが、私の最初期の小説ということもあり、改めて読み直すと一話当たりの文字数が多く、また、視点切り替えが多いため、非常に読みに
くいと感じておりました。
そのため、読みやすくした上で改稿版として投稿しました。話数は大幅に増加しておりますが、ストーリーは旧版とほとんど変わっておりません。
■■■
人類が宇宙に進出して約五千年後、地球より数千光年離れた銀河系ペルセウス腕を舞台に、後に“クリフエッジ(崖っぷち)”と呼ばれることになるクリフォードの士官候補生時代の活躍を描く。
アルビオン王国軍士官候補生クリフォード・カスバート・コリングウッドは哨戒任務を主とするスループ艦、ブルーベル34号に配属された。
士官学校時代とは異なる生活に悩みながらも、士官となるべく努力する。そんな中、ブルーベルにトリビューン星系で行方不明になった商船の捜索任務が与えられた。
トリビューン星系には宿敵ゾンファ共和国の影があった。
陸兵でもないブルーベルの乗組員たちは敵基地への潜入作戦を強行する。若きクリフォードは初めての実戦を経験し、成長していく。
■■■
登場人物
・クリフォード・カスバート・コリングウッド:士官候補生、19歳
・エルマー・マイヤーズ:スループ艦ブルーベル34艦長、少佐、28歳
・アナベラ・グレシャム:同副長、大尉、26歳
・ブランドン・デンゼル:同航法長、大尉、27歳
・オルガ・ロートン:同戦術士、大尉、28歳
・フィラーナ・クイン:同情報士、中尉、24歳
・デリック・トンプソン:同機関長、機関大尉、39歳
・バーナード・ホプキンス:同軍医、軍医大尉、35歳
・ナディア・ニコール:同士官 中尉、23歳
・サミュエル・ラングフォード:同先任士官候補生、20歳
・アメリア・アンヴィル:同操舵長、兵曹長、35歳
・テッド・パーマー:同掌砲手 二等兵曹、31歳
・ヘーゼル・ジェンキンズ:同掌砲手 三等兵曹、26歳
・ワン・リー:ゾンファ共和国軍 武装商船P-331船長
・グァン・フェン:同一等航法士
・カオ・ルーリン:ゾンファ共和国軍准将、私掠船用拠点クーロンベースの司令折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 12:00:00
1305935文字
会話率:27%
人類が宇宙に進出して約五千年。
三度の大動乱を経て、人類世界は統一政体を失い、銀河に点在するだけの存在となった。
地球より数千光年離れたペルセウス腕を舞台に、後に”クリフエッジ(崖っぷち)”と呼ばれるクリフォード・カスバート・コリングウッ
ドの士官候補生時代の物語。
アルビオン王国軍士官候補生クリフォード・カスバート・コリングウッドは哨戒任務を主とするスループ艦、ブルーベル34号に配属された。
士官学校時代とは異なる生活に悩みながらも、士官となるべく努力する。
そんな中、ブルーベルにトリビューン星系で行方不明になった商船の捜索任務が与えられた。
当初、ただの遭難だと思われていたが、トリビューン星系には宿敵ゾンファ共和国の影があった。
敵の強力な通商破壊艦に対し、戦闘艦としては最小であるスループ艦が挑む。
そして、陸兵でもないブルーベルの乗組員が敵基地への潜入作戦を強行する。
若きクリフォードは初めての実戦を経験し、成長していく……。
――――
登場人物
・クリフォード・カスバート・コリングウッド:士官候補生、19歳
・エルマー・マイヤーズ:スループ艦ブルーベル34艦長、少佐、28歳
・アナベラ・グレシャム:同副長、大尉、26歳
・ブランドン・デンゼル:同航法長、大尉、27歳
・オルガ・ロートン:同戦術士、大尉、28歳
・フィラーナ・クイン:同情報士、中尉、24歳
・デリック・トンプソン:同機関長、機関大尉、39歳
・バーナード・ホプキンス:同軍医、軍医大尉、35歳
・ナディア・ニコール:同士官 中尉、23歳
・サミュエル・ラングフォード:同先任士官候補生、20歳
・トバイアス・ダットン:同掌帆長、上級兵曹長、42歳
・グロリア・グレン:同掌砲長、兵曹長、37歳
・トーマス・ダンパー:同先任機関士、兵曹長、35歳
・アメリア・アンヴィル:同操舵長、兵曹長、35歳
・テッド・パーマー:同掌砲手 二等兵曹、31歳
・ヘーゼル・ジェンキンズ:同掌砲手 三等兵曹、26歳
・ワン・リー:ゾンファ共和国軍 武装商船P-331船長
・グァン・フェン:同一等航法士
・チャン・ウェンテェン:同甲板長
・カオ・ルーリン:ゾンファ共和国軍准将、私掠船用拠点クーロンベースの司令
第1回HJネット小説大賞1次通過!
第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-17 12:00:00
134191文字
会話率:17%
ルシファーが顕現した世界。波乱万丈の人生を歩んで来たマリン船長は倒れ伏したまま動かない。
それでも尚、盤上の駒は動き続け、気付かぬ間に、事は魔王ヤゴー対アキロゼ勇者の構図に躍り出ていた-。
大人気Vtuber「ホロライブ」の二次創作、新
弾第一弾。
短編小説ばかりだった中で、初の連載小説を書かせて貰います。
意気込みは、何処の誰にも負けないぞっと。
〜これまでのあらすじ〜
アキロゼは、口論になるルーナ姫と魔王の間に割って入った。破戒する光魔法では通用せず、魔王の闇魔法に苦しめられてしまう。そんな折、助けに来たのは-。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 04:56:00
186265文字
会話率:35%
この世界、引いてはマリンの世界に対する大きな過ちがある。
爆発四散したと言うのか…あのマリンが。
否。
マリンは生きて居る。だが、とある事件が起きてしまう。
時をかける少女に名を助けられ、永遠に終わることの無い恋という航海に身を乗り
出すマリン。
船長のそして、最愛の人の安否は…?!
今回は、そんな終わり方を迎えます。ホロらいふ〜決定版〜だけに、今までの内容をリニューアルしています。宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 15:15:05
22866文字
会話率:45%
遭難したマリンは過去を振り返る事なく泳いだ。
其の道のりは決して穏やかではなく、荒い潮の様に、マリンの表情を幾度と無く変えた事だろう。
そして、マリンはとある島にまで辿り着いた。
マリンはその島で天災から逃れる一味を束ねる船長を殺して
しまう。
そして、殺した船長の愛娘を奪いに行くのだった。
今回は、そんな所で区切らせていただきますが、短編にしては短篇。どうしても世界は私にホロらいふを"書か"せたくないようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 16:30:00
22026文字
会話率:29%
ワイスコップ船長率いる金属採鋼船マリー・アントワネット二世号は異空間ゲートに飲み込まれ、見知らぬ宙域に跳ばされる。すぐさま近傍の地球型惑星の周回軌道に乗って探査を開始。上陸班の中には旅客として乗船していた惑星免疫学者の佐伯啓介もいる。最初
の異常はその星の猿様生物の死に際して発生する。食糧候補として射殺されたその動物が樹上から落下する際、オニユリに姿を変えたのだ。ついで佐伯が観察していた微生物のコロニーが突如彼を見返してくる。さらに船の機関士に拾われた木の葉は裏に文字が浮き出してくるという奇妙なものだったが、その文字が見る人間によって変化するようなのだ。そして、その文字を見た船員たちが惑星上から消失する。佐伯は専門の惑星検疫理論を用いて現象の解明に取り組むみ、どうやらその惑星が通常の物理法則ではなく、レンマの論理に支配されているらしいと突き止めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 10:30:04
76569文字
会話率:47%
地球に帰還した宇宙飛行士ナナのもとに一通のメールが届く。それはナナに次いで帰還するはずのISS船長ケイからのもので――。
※南雲皋さん主催の「おバカ上司企画」に参加した短編です。
最終更新:2024-10-21 12:14:26
1844文字
会話率:55%
宇宙船フェレニケー号の17年に及ぶ航海。その間、船も乗組員も分子レベルで完全に入れ替わる。
目的地で待っていたのは、想像を超える量子生命体だった。
そして船のAIが、驚異的な能力を獲得する——。
「全ては計算済みで、自由意志など存在し
ない。」
しかし、それは真実なのか?
船長アイザック・クロノスと航法士サラ・エントロピーが直面する、存在の根源的な謎。
自我とは何か? 自由意志は存在するのか?
宇宙の果てで繰り広げられる、哲学的SFミステリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 15:41:40
1976文字
会話率:41%
転生したら“船”になっていました。説明終わり。――――はぁ⁉
ブラック企業に勤め、過労のため駅のホームに転落し電車に轢かれて死んでしまった俺。理不尽な死に方をした俺が転生した先は――なんと、昔ながらの風を帆に受けて走る帆船だった! 乗
組員が居なければ動かせないこの体で、一体どうしろと?
しかし、俺はどうやらただの帆船ではなく、魔法の力で空も自由に飛べる「魔導船」であるらしい。帆船といえば冒険が付きもの! 俺もあの大空へ飛び出して、異世界を自由に旅したい! そう真に願う俺の元へやって来たのは、過去に動乱で両親を失い、奴隷に落ちぶれてしまった貴族の娘ラビだった。
ラビは、もう二度と大切なものを失わないために強くアウトローな女なることを誓い、俺はそんな彼女を乗組員として雇うことに。強い女になるための修行という名目で、俺はラビに船での過酷な生活と労働を強いるのだが、理不尽な目に遭いながらも、ラビは俺の命令にしっかりと応えてゆく。俺たちはやがて意気投合し、協力して大空へ飛び立つことに成功! やがて俺は海賊船「クルーエル・ラビ」号として、そしてラビは伝説の女船長「アズールランナー(蒼空の使者)」として、その名を世界中にとどろかせてゆく――
「私、もっと師匠の下で修行を積んで、強くてアウトローな女性になりたいです! これからも、師匠の乗組員として働かせてください!」
『よし、ならまずは床掃除からだ! それが終わったら、さっさとマストに昇って帆を張れ! 出航するぞ!』
これは、船に転生した俺が、世間知らずな箱入り娘ラビを乗せて、世界最強の女海賊船長へ成り上がらせる異世界冒険物語である――
※ステータス表記など、物語が進むにつれてちょくちょく修正入れるかもしれませんが、あまり気にせず楽しんで頂ければ幸いです。
※「◆」の付いている話は主人公以外の視点、もしくは第三者(神)視点で物語が進んでいきます。
※第3話に主人公「クルーエル・ラビ」号の全体図と各部名称を載せています。参考までにどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 20:00:00
533338文字
会話率:47%
赤子を取り上げ、病を癒し、星を読み、死者のために歌う――そして、海をゆくものに良い風を与える。女神ミセルマの力を持って生まれた〈ミセルマの子〉は、古くから森の賢者としてミゼルカの人々に敬われてきた。
しかし、こんな風聞が連日取りざたされる
ようになった――「数年前の戦争で従軍した〈ミセルマの子〉が、相手国の民間人をその力の犠牲にした」と。
〈ミセルマの子〉であるミカゼは、海軍将校のニルス・パーミリオの勧誘を拒否し、窮地に陥ったところを商船ベルマリーの航海士カツミに救い出される。ベルマリー号の面々の温かさに心を動かされ、ミカゼは彼らと航海をすることに……。
誠実とたくらみがぶつかり合うとき、彼らの勇気が試される。
古代の神の力を受け継いだ子らを巡る海洋ストラテジックファンタジー、開幕!
ミカゼ……………………〈ミセルマの子〉。縄の結び目にあらゆる風を結びとめ、自由に使うことができる。世間の迫害や海軍の追手から逃れるため、ベルマリー号での航海に加わることに。
カツミ……………………ベルマリー号の航海士。鷹のような、精悍な目をした青年。人並み外れた足の速さと怪力の持ち主。奇異の目で見られ続けてきたためみずから素性を明かすことはなく、ミカゼのことを最初は避けていた。
ニルス・パーミリオ……ミゼルカ海軍の提督秘書官。〈ミセルマの子〉と似た力を持っているらしく、迫害される〈ミセルマの子ら〉を救うため、秘密裏に海軍への勧誘を進めていた。アクルという名の鷲を飼っており、アクルに伝令や追跡をさせることも。
マリー…………………ミゼルカの商船ベルマリー号の船長。色白の美女だが、豪快で竹を割ったような性格。気に入った相手なら、誰でも自分の船に迎え入れる。本人いわく、「人を見る目はあるんだ。母親譲りでね」。
トラン・ヴィヴァン………レーヌ・エリス島の農夫。一見気弱で人がよさそうだが、過去に船乗りだったことがあるらしい。
マロード・ヴァイゲル…ミゼルカの隣国、マルテルの海軍提督。トランの親友。実家は農家らしい。
メッケンドルフ一世…ミゼルカ国王。ミゼルカに国教を定めようとしており、そのことが民間の信仰に基づく存在である〈ミセルマの子ら〉が迫害される一因となってしまった。
タルヤム王…………ミゼルカの隣国、バーシュの国王。ミゼルカに国教を定めることを提案した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 11:16:56
80905文字
会話率:54%
からくり職人のドルトン氏が、何者かに殺害された。ドルトン氏の弟子のエドワードは、親方が生前大切にしていた本棚からとある本を見つける。表紙を宝石で飾り立てて中は手書きという、なにやらいわくありげなその本には、著名な作家アンソニー・ティリパット
がドルトン氏とエドワードの父に宛てた中書きが記されていた。
【時と歯車の誠実な友、ウィリアム・ドルトンとアルフレッド・コーディに。 A・T】
なぜこんな本が店に置いてあったのか? 不思議に思うエドワードだったが、彼はすでにおかしな本とふたつの時計台を巡る危険な陰謀と冒険に巻き込まれていた……。
【登場人物】
エドワード・コーディ・・・・からくり職人見習い。十五歳。両親はすでに亡く、親方のドルトン氏とともに暮らしていた。ドルトン氏の死と不思議な本との関わりを探るうちに、とある陰謀の渦中に巻き込まれて町を出ることに。
ドルトン氏・・・・・・・・・エドワードの親方。優れた職人だったが、職人組合の会合に出かけた帰りに何者かによって射殺されてしまう。
マードック船長・・・・・・・商船〈アンメリー号〉の船長。町から逃げ出したエドワードを船にかくまい、船員として雇う。
アーシア・リンドローブ・・・マードック船長の親戚の少女。古書店を開くという夢を持っており、謎の本を持て余していたエドワードを助ける。
アンソニー・ティリパット・・著名な作家。エドワードが見つけた『セオとブラン・ダムのおはなし』の作者。実は、地方領主を務めてきたレイクフィールド家の元当主。故人。
クレイハー氏・・・・・・・・ティリパット氏の甥。とある目的のため、『セオとブラン・ダムのおはなし』を探している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 10:46:08
99636文字
会話率:53%
「ピース フェイズ」は、戦争で人生が打ち砕かれたコリム アージェン マールバーソンの悲劇的な物語です。彼は人里離れたエルドリアの村で妻と子供たちとともに平和に暮らしていましたが、戦争中の国の兵士たちが彼の家に侵入し、子供たちを残酷に殺害し、
彼の目の前で妻を暴行したことで、コリムの世界は引き裂かれました。死んだと思われたコリムは生き延び、家族を埋葬し、すべてを奪った者たちに復讐することを誓います。
悲しみと抑えきれない復讐心に駆られたコリムは、自分の苦しみの原因となった国の軍隊に潜入します。新しい身元を身に付けたコリムは、計画的に情報を集め、彼らの活動を妨害し、内部から彼らの没落をもたらします。任務を遂行するにつれて、コリムの人間性は蝕まれ、冷たく孤立した状態になり、暗い目的だけが彼を導きます。
旅の途中で彼は、戦争に巻き込まれた2番目の国にたどり着き、そこで家族の墓地で弔問を申し出た大尉に思いがけず出会う。今や2番目の国と同盟を組んでいる大尉は、外見が変わってしまったコリムを認識できない。彼らは短い会話を交わし、大尉はコリムが平和を見つけたことを願うが、コリムが今自分が仕えている国の破壊を画策しようとしていることには気づいていない。
コリムの計画が最高潮に達すると、彼は家族への攻撃を率いた兵士と対峙する。残忍で感情的な戦いで、コリムは兵士を圧倒するが、その勝利は彼を虚しく打ちのめす。傷つき精神的に疲れ果てたコリムは故郷に戻り、妻の墓石の横で、自分が怪物になってしまったことへの許しを乞いながら死ぬ。
その後まもなく、大尉が到着し、真実を知る。コリムが破壊の立役者だと悟った船長は、彼を妻の横に埋葬し、両国を代表して許しを乞うた。船長は復讐の空虚さとコリムを悲劇的な結末に追いやった深い痛みを思い返し、その無益さに気付いたときには遅すぎた。
平和が消えれば、破滅が待ち受ける折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 11:51:27
13753文字
会話率:34%
地球が壊れた位遠い未来、オンボロ開拓船ホーガン号は今日も元気であった。
ポンコツ船長ラマンドラ・アシュグレイ。
天使っぽい、フレッド。
野生少女、アクシア
オンボロAI HAL9
彼らの笑いあり、涙ありの日々が始まる。
最終更新:2024-08-19 19:15:33
8886文字
会話率:26%
「僕は人生に、希望など持ってはいない……」
将来を悲観することしかできない高校生、日奈太(ひなた)のもとに、突然宇宙船が現れた。
船内には3人の異星人が乗っており、ある重要な任務を負って地球までやって来たらしいのだが、着陸の際、船長のフィー
モが誤って記憶削除装置『ワズレイ』を作動させてしまい、日奈太の記憶を一部削除してしまった。
「……あれ? なんでこんなところにいるんだっけ?」自分の目的をすっかり忘れてしまった日奈太。
果たして彼は、失った記憶を取り戻すことができるのか!?
この宇宙には、高度な文明が築かれた星が地球以外にも無数に存在している。
その我々の知らない世界では、一体どんなことが巻き起こっているのだろうか!?
『エネルギー資源の不足に悩む星に、優しい異星人たちがある贈り物を届けようとやって来るのだが……』
『原子力発電によって生じる核のゴミ。この処理方法を、自分たちより数段階進んだ文明を持つ星に相談してみた。すると……』
『謎の惑星が近づいてきた。もしかすると、神話に記された文明を授けし神々の住む星かもしれない。しかし、やって来たのは神などではなく……』
『自由とは?』
『幸せとは?』
『恋をするのは、何も人間だけじゃない……』
—今宵も銀河のかなたより、すこしふしぎなお話が届いております—。
そして、またまた彼らが大活躍!?
前作『地平線のかなたで』では語られることのなかった『あの謎』が、少しずつ明らかに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 15:07:22
108021文字
会話率:62%