霊獣ゴリラの恩恵を受けたイヴァリース国の姫、ゴル・リラ・イヴァリースはその破壊的な怪力が原因で、人々からゴリラ姫というあだ名を付けられていた。結婚適齢期になっても、結婚の相手が見つからないリラの元に、ある日隣国ゲルタニアから結婚の申し込みを
受ける。
相手は第一王子のリチャード・フォン・ゲルタニア。心優しく寛大な彼はとても美しく儚い印象で、リラは一目で惹かれてしまう。
しかし彼は生まれた時から虚弱体質という、ある意味呪われた運命を背負っていた薄幸の王子様だった。
病弱で、少しの衝撃でも骨折をしてしまう彼との結婚生活が始まるが、新婚の妻に甲斐甲斐しくお世話をしてもらい、迷惑ばかりかけている自分の不甲斐なさに、リチャードはどんどん精神的にも衰弱していってしまう。
そんな彼を憂いたリラは、イヴァリース国に伝わる秘薬の存在を思い出した。彼を救う方法はこれしかない。
お伽話に登場するドラゴンの心臓、それは万病に効く特効薬とされている。
余命数か月と宣告された夫を救う為に、怪力無双のゴリラ姫はドラゴンの心臓を手に入れようとするが……。
※こちらは同名小説が、短編として投稿されています。内容の大筋は変わりませんが大幅に加筆してます。
※この作品は、書籍化やコミカライズの打診をまだ受けていません。ご縁があれば、お待ちしています!
*不定期更新です。申し訳ありません*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 19:48:47
16107文字
会話率:26%
公爵令嬢デルフィーナはロルダン王太子殿下の婚約者だが、ロルダンには他に大切にしている令嬢がいる。
このまま信頼関係の無い『結婚』に進めば、生涯搾取され続ける人生になるとデルフィーナは危惧する。
デルフィーナはお妃教育を終えると選べる、この婚
約を無かったものにする『王妃の秘薬』を所望することにした。
王妃が調合したその薬を婚約者が飲むと、王太子と魂が入れ替わり王太子の身体に入った婚約者は三日の眠りにつく。
目を覚ませば互いの魂は元の身体に戻り、婚約者はすべての記憶を失っているという。
王妃は婚約者令嬢に新たな身分を与え、婚約は無かったものになる。
亡き母の友人である王妃殿下が用意してくれる人生に希望を見出したい。
それほどロルダン殿下に絶望を抱いていた。
デルフィーナはそれまで生きてきたすべての記憶をチップに替えて、
オールチップをまだ見ぬ未来に置こうと決めた──。
*荒唐無稽な世界観で書いていますので、ふんわりお読みいただけるとありがたいです
*約6万字で完結まで書き上がっています
*「アルファポリス」でも投稿しています
*誤字報告を大変ありがたく受け付けておりますが、直さない場合もありますことをご了承ください
*「エピローグ」の次に「最終話」があり本編はそれで終わりますが、その後に4つの「番外編」があります。「番外編」は4人の人物の自分語りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 19:00:00
72176文字
会話率:17%
エリトリットは引退間近の王宮魔術師の老婆。
ゲータイト伯爵家に請われて嫡男ユージアルの家庭教師をしているが、ユージアルは全くやる気がなく、ちっとも成績が上がらない。
そんなある日、エリトリットは持病の薬と間違えて竜の秘薬を飲み、17歳に若返
ってしまう。
ピンチを救った事がきっかけでユージアルに興味を持たれてしまったエリトリットは、弟子のエリスを名乗り、彼の成績を上げるべく家庭教師を始める。
※のついている話には挿絵が入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 13:23:39
96306文字
会話率:39%
閉鎖的で排他的な島国に生まれたアマリリス。
幼い頃は家族や許嫁に愛されて、幸せに生きてきた。
それが一転したのは十二歳の時。アマリリスの肌に竜の鱗が現れたのだ。
竜を忌む国であるがため、アマリリスは途端に忌み子として地下牢に繋がれ、
口にするのも悍ましい程の暴力を受けた。
いっそ殺して――
希望をなくしてそう願っていたある日、アマリリスの元に現れたのは帝国の竜王陛下であった。
彼は竜人の先祖返りであるアマリリスを迎えに来たという。尊き存在であるアマリリスを虐げてきた家族と元許嫁も捕らえられ、一同は帝国へと連れて行かれる。
アマリリスが厚遇を受ける中、彼女の家族は、帝国の秘薬『反転の再現薬』を飲まされることとなる。その薬の効能は、これまで犯した罪がその者の身に跳ね返り、再現されるというもの――アマリリスの家族がこれまで彼女を傷付けてきた行為が、彼らの身に降り掛かる。
◇1万字弱の短編です
◇残虐な表現がありますのでご注意ください
◇タイトルとサブタイ入れ替えたものをアルファポリス様にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 16:32:35
9176文字
会話率:32%
宮廷に聖女として務めているスピカ。
彼女は圧倒的な治癒魔法の才能で国民たちのために尽力してきた。
その成果を認められて第二王子との婚約も決まっていたが、突然転機が訪れる。
「ポーション技術の発展により聖女の力は不要となった。今すぐに宮廷か
ら出て行け」
治癒効果を持つ魔法薬『ポーション』の普及によって、聖女の治癒魔法は必要がなくなった。
そのため別の人を愛していた婚約者の第二王子から解雇宣告と婚約破棄を受けて、スピカは途方に暮れることになる。
それでもまだ誰かの傷を癒してあげたいと思っていた彼女は、流行りに乗って自分でもポーションを作ってみることにした。
すると……
「私のポーション、なんかおかしくない?」
聖女の魔力が宿ったポーションは規格外の効力を発揮! 売り出した途端に大反響! 隣国の第一王子がやって来て高待遇で宮廷にご招待!? やがてスピカの作ったポーションは『聖女の秘薬』と呼ばれて話題になり、その噂は元婚約者の耳にも届くことになって……
短編からの連載となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 22:06:05
103305文字
会話率:30%
連載版始めてみました。
https://ncode.syosetu.com/n8734ih/
【あらすじ】
宮廷に聖女として務めているスピカは、圧倒的な治癒魔法の才能で国民たちのために尽力してきた。
その成果を認められて第二王子との婚約も
決まっていたが、突然転機が訪れる。
「ポーション技術の発展により聖女の力は不要となった。今すぐに宮廷から出て行け」
治癒効果を持つ魔法薬『ポーション』の普及によって、聖女の治癒魔法は必要がなくなった。
そのため別の人を愛していた婚約者の第二王子から解雇宣告と婚約破棄を受けて、スピカは途方に暮れることになる。
それでもまだ誰かの傷を癒してあげたいと思っていた彼女は、流行りに乗って自分でもポーションを作ってみることにした。
すると……
「私のポーション、なんかおかしくない?」
聖女の魔力が宿ったポーションは規格外の効力を発揮! 売り出した途端に大反響! 隣国の第一王子がやって来て高待遇で宮廷にご招待!? やがてスピカの作ったポーションは『聖女の秘薬』と呼ばれて話題になり、その噂は元婚約者の耳にも届くことになって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 22:05:06
23262文字
会話率:27%
伯爵家令嬢ミオーネは、その魔法の才を買われて十歳の時から王立魔法研究所に席を置いている。周囲に流され、新しい魔法や魔法薬の開発に従事していたら、もう三十五歳を超えていた。
「こんな人生を送る筈ではなかったのに」
一念発起し、ミオーネ
は若返りの魔法薬を開発する。十代の見た目を手に入れた彼女は、王家主催のお茶会に参加するのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 19:46:13
7174文字
会話率:45%
『西堀の』隠居のともだちヒコイチは、街を流し歩く商売をしている。知り合った西堀の隠居だとか、死んで黒猫になった乾物屋だとか、洋装のぼっちゃまといると、どうもなんだか、フシギなことにまきこまれる。 ―― 今回はぼっちゃまの知り合いの男に会うこ
とになったのだが、どうにもなんだかおかしなことに・・・。めずらしくいやな寒気がしない、ほっこりした内容になりました。
はなしの時期が合っておりませんが、ご勘弁を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 12:19:53
8863文字
会話率:53%
声劇用
収録等終えたら削除予定です
キーワード:
最終更新:2023-05-11 21:10:40
3685文字
会話率:90%
「そもそも私は、他愛ないおしゃべりというのは好まないんだ」
大好きな婚約者アロイスがそう言っているのをこっそり聞いてしまったルシール。
「けどアロイス様は、お家の事業のためにこの婚約を断れないのね……おいたわしい」
「絶対に何かの間違いで
す」
「これからも仲良しのフリを続けるのか、それとも距離をとるのか……」
「そんなことありえませんて」
侍女のアンにちょこちょこ否定されながらも、彼の真意を確かめるため、ルシールは『魔女の秘薬』を作ってそれに頼ろうとするが――――
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴短めのお話です。初日に数話投稿します。どうぞお付き合い下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 07:17:05
24260文字
会話率:48%
公爵令嬢エミリア・ハイデンブルクには秘密があった。
誰にも言えない、この世界に生まれ変わる前の事。エミリィという名前の前世があったこと。
そんな前世で助けたフランシス少年に恋したエミリィは、病で死ぬ時に、魔女の薬を飲んだのだ。
恋する人の
そばに生まれ変わることができる魔法の秘薬。
しかしその薬には……。
魔女アリエルは言った。
「ただし、絶対に愛した人、希望の人と添い遂げなよ。じゃないと、あんたは泡になっちまうからね、マナの泡になって世界を漂うことになるからね——」
と、そう。
確かにフランシスのそばに転生できたエミリィ。そう、フランシスの姪として産まれた彼女。
年の差なんか気にしない!
絶対に叔父様と添い遂げてみせるんだから!!
童話の人魚姫がモチーフです。
楽しんでもらえたら嬉しいな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 18:39:32
13075文字
会話率:26%
世界で唯一の魔女で、伯爵令嬢のメロリーは、魔女のくせに『役に立たない薬』しか作れないことで、家族から虐げられていた。
そんな中、ロイド・カインバーク──『変態辺境伯』と『冷酷辺境伯』との噂があるその人にから、『天使のメロリー嬢』と書かれた
縁談の書状が届く。しかし、天使と呼ばれているのは妹のラリアだった。
(あら大変! 間違えていらっしゃる!)
──訂正することなく、メロリーはロイドの元へ嫁ぐことになるのだが、本人はそれほど悲観していなかった。
(ふふ、変態でも冷酷でも勘違いでも何でも良いわ! 新しい素材が取れたら、どんな薬を調合しようかしら!)
これは『眠る時間が半分でも睡眠が確保できるけど、いっとき眉毛が薄く薬』や『顔色を悪くする薬』など、少し変わった魔女の秘薬を作るメロリーが、辺境伯──ロイドの溺愛される、序章の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 19:06:21
10136文字
会話率:31%
生まれ変わりなんて、あるか――。現実主義者の傭兵、25歳のゼロ・レクティスは、ある日、生まれ変わりの秘薬【妖精界の秘宝(メロ・ディ・ウェルティ)】によって、魔獣に転生した悪党に襲われ、相棒の妖精シロルとともに命を落としかける。だが死の間際に
、ふたりも【妖精界の秘宝(メロ・ディ・ウェルティ)】を飲み、ゼロは、同じ歳の魔術士、【大賢者】クルス・ディワンへと転生する。
転生の際に、消えゆくクルスの魂と交錯したゼロは、クルスに、近々養子として迎える子を立派な勇者として育てること、そして、その勇者にふさわしい仲間を集めて、ともに、7年後に復活する魔王を討伐してほしいと頼まれる。それが【大賢者】の運命(さだめ)だと。しかし、自由を好むゼロは転生後、それらを無視して、再びゼロとして生き直そうと、クルスの屋敷から逃げ出そうとするが――。
ーーーーー
自分のために生きてきた男が、だれかのために生きることとなり、少しずつ、見えるものが変わってゆく。そんなお話です。
※不定期連載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 01:09:04
55191文字
会話率:45%
「おばば様~!」
王子に馬鹿にされたと泣きじゃくる婚約者の少女。見返してやりたいという彼女に、魔女の婆さんが渡した薬とは?
最終更新:2022-11-05 14:04:31
6621文字
会話率:68%
世界の富の半分を支配するというクラヴィス公国ルエーガー家。現当主には掌中の珠のように大事にしている、絶世の美姫と評判の娘がいた……いたけれど、いまはいない。なぜなら三年前、当人が十二歳の時に自分が女でないのに気が付いたから。父親の趣味で女装
させられていた末弟クリス。ある日、血のつながった三兄弟が集められ、父親から告げられたのは、「ルエーガー家の掟にしたがって、三年以内に十万ゴールドの元金を十倍に増やすこと。その結果で後継者を決める」というものだった。「ルエーガー家の力を借りずに己の才覚ひとつでなすこと。そのために秘薬によって三人とも姿かたちを変えさせる」ということで、秘薬を飲んで昏睡したクリスだが、「な、なんじゃこりゃ~~っ!?」気が付いた時には、ドサクサ紛れに性転換薬を飲まされて、ものの見事に絶世の美姫と化していた。それでもめげずにクリスの金儲けが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 16:54:13
26326文字
会話率:39%
恋愛案内人 あらすじ
弟と姉の関係でありながら、互いに恋心を抱く竜矢と綾子。そんな竜矢の前に出現したのは、奇妙な薬局だった。姉への恋心を封じたい竜矢は、風変わりな主人・諒介に勧められるまま、ある秘薬を飲む。一方、思いを伝えたいと願う綾子も
導かれるようにその薬局へ。彼女もまた、手渡された薬を飲み……。
しかし薬の副作用で、竜矢は「時間の狭間」に落とされる。「恋愛案内人になればすべてやり直せる」と諒介に言われた竜矢は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 20:00:00
87017文字
会話率:39%
若き鷹匠兄弟が父親から受け継いだ秘薬。
その秘薬をめぐり、兄弟の人生が動いていく――――。
※殺人等の描写があります。苦手な方は御注意ください。
閲覧ありがとうございます!
ブクマ、評価、いいね、感想などな
ど、いただけますと、作者小躍りして喜びます(*´艸`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 11:31:10
3630文字
会話率:34%
※キャラ一覧は活動報告の方にまとめてあります。
・第一章
魔物と人間が争っていた世界。
ある日、魔王は勇者達によって倒されて平穏な時代へ移り変わる。
それから人間が繁栄し始める中、孤独の剣士が森林にて住居を構えていた。
しかし彼は国王を暗殺
した濡れ衣を着せられて追われる身となってしまい、勇者達と対立しながらも国王暗殺した組織を追い続ける事になる。
・第二章
国王暗殺事件から一年後のこと。
魔王幹部の策略により、大半の英雄が失踪して生死不明となってしまう。
そして剣士は仲間達を救うべく、最悪な事態を迎える前に死地へと赴いた。
・第三章
ある事をきっかけに、親愛なる少女の命が残り少ないと発覚する。
そのため剣士は秘薬を求めて未知の大陸へ向かうが、大陸には魔法という不思議な力が満ち溢れていた。
更に今までの因縁に加え、謎の超技術と各国の対立によって大きな波乱が巻き起こる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 20:02:52
2391284文字
会話率:33%
古代中国、秦の時代。初めて中華の大地を統一した始皇帝は、不老不死を求めた。人の理を越えた存在―仙人となり、永遠に生きたいと。それに応え、不老不死につながり得る研究を行い、実験薬を捧げる者がいた。仙人伝説の根拠を発見し、必ずや不死の秘薬を開
発してみせると。しかし、その研究の結果生まれた不死は、仙人とは全く異なるおぞましい代物であった……。仙薬の研究により、ゾンビが生まれる研究課程を歴史とつなげて描いてみました。ゾンビは途中まで出てきません。歴史要素がありますが、歴史を知らなくても読めるようにそのつど簡単な説明を入れていきます。誰も研究課程を書かないので自分が書いてみた程度のものです。お気軽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 09:00:00
978161文字
会話率:19%
『奇跡のサクラ』が枯れた。王国の魔力研究の粋を集めた、不老不死の秘薬を使われたはずのサクラが。その原因究明を命じられた「俺」は、やがて予想外の真実にたどり着く。
最終更新:2022-05-07 14:09:43
5922文字
会話率:44%
好きな子に、「海かプールに行きたいです!」と言われ、絶望のどん底に叩き落さ落とされた、頭が寂しい若手サラリーマン、工藤蓮(クドウ・レン)。
彼は頭皮マッサージの最中に、いきなり異世界に召喚された。
「もしかして、ポーションで毛根が復活する
かもしれない!」
彼は一縷の望みをかけて、必死に修行。
冒険者として活躍するが、なかなか事はうまく運ばず。
失意のどん底にいる時、ギルド掲示板に超高難易度クエストが張り出された。
【求む、エリクサー】
依頼主は、ツルッパーゲ侯爵。
エリクサーは『伝説の秘薬』とも呼ばれ、最強の邪竜が守っているという。
レンは、最後の望みをかけてこのクエストを受けることを決意。
”同志二人”と共に、邪竜退治に挑む。
こんな感じの異世界冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 22:32:15
27524文字
会話率:32%