貧困と暴力の掃き溜めみたいな養護施設で育ったアタシは、非行に走った挙句、バイクで事故って死んでしまう。
もし人生がやりなおせるなら、もう絶対にグレない。ちゃんといい子にして、まともな人生を歩みたい……そう願って死んだら、本当に生まれ変わるこ
とができた。
中世ヨーロッパみたいな異世界で、アタシは前世の反省を生かし、お淑やかで従順な男爵令嬢になる。
順風満帆の貴族生活を謳歌していたんだけど、ひとつだけ不満があった。
それはあたしの生まれた国が超男尊女卑社会であったこと。
女はとにかく蔑ろにされ、馬鹿にされてる。
アタシはずっと耐えていたんだけど、ある日ついに限界を迎えてキレてしまう。
よりにもよってこの国の王子に対して……。
今度こそいい子になるって思ったのに!
アタシの明日どっち?!
**
転生した元ヤンが異世界でも結局尖ってしまう話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 20:49:19
20778文字
会話率:17%
多額の持参金が必要な結婚を早々に諦め、王宮文官になる道を選んだ貧乏伯爵家のエリアーヌ。男尊女卑著しいブラック職場で必死に頑張るも、四年目に第一騎士団に異動になってしまう。しかも配属先は学園時代に天敵認定した男の専属文官だった。
ある晩、残
業のお礼にと高級酒を振舞われ、気が付くと見知らぬベッドの上に裸の天敵と自分がいた。天敵男は何故か求婚してくるが、相手は王女と婚約するとの噂もあり、エリアーヌは求婚を固辞するのだが…
実家を助けるために必死で働く貧乏文官令嬢と、イケメンで有能で王太子の影も務める騎士副団長との、甘くない攻防。
R15は保険です。タイトルはアレですが、直接的な表現はありません。
アルファポリスに投稿していたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 20:00:00
185854文字
会話率:56%
街の片隅で小さなブティックを細々と経営する、元男爵家令嬢のデスリンド。
彼女には“婚約破棄の導き手”、通称――【婚約クラッシャー】という裏の顔があった。
女好きでチャラ男の伯爵嫡男、すぐに手を上げる辺境伯の暴力令息、男尊女卑の思考に凝り固
まった公爵嫡男……。
身分差や人間関係などで断りたくても断れない“望まぬ婚約”を結ばされた、か弱き少女たち。
そのような少女たちに、デスリンドは救いの手を差し伸べる。
あるときは依頼人の姉、あるときは妹、はたまたあるときは母親……。
得意の変装で“ヤバい”親族になりすまし、婚約者との食事会に同行。
ケバい化粧にどぎつい香水、グロテスクな趣味の話などを駆使し、デスリンドは『自分が原因で』依頼人の婚約を破棄させる。
彼女に救われた令嬢たちは数知れず。
自分を慕うイケメン執事の想いに気づかぬまま、デスリンドは今日もまた望まぬ婚約をぶち壊す!
※一部、虫に関する描写(軽めだと思います)があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 18:21:26
11297文字
会話率:35%
武術に秀でたカカシトトー伯爵家、唯一の令嬢として生まれたキスククア。
彼女は男尊女卑の日々でも、父親たちに認められようと幼い頃から必死に鍛錬していた。
だが、スキル授与の日、彼女は<かかと落とし>という謎のスキルを授かってしまう。
即座にゴ
ミ認定され、実家を追放されるキスククア。
失意の中歩いていると、少女がモンスターに襲われているのを目撃する。
とっさに助けたとき、<かかと落とし>の真の力が明らかとなる。
それは、脳天にかかとを落とせば、相手を即死させるチートスキルだった。
幼い頃からの地獄の鍛錬のおかげで、<かかと落とし>は百発百中。
今までの鬱憤を晴らすためかかとを落としまくっていたら、知らないうちに天下無双していた。
やがて、人類最大の敵“魔王”さえ、彼女の“かかと”に崩れ去るのだった。
一方、実家にいた門下生たちはキスククアの無双に魅せられ次々と脱退する。
武術で成り上がった伯爵家としての地位も低下し、父親たちはじわじわと崩壊していく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 12:00:00
101946文字
会話率:36%
男尊女卑のフォールハイト帝国に生まれた、表情筋の死んでいる令嬢ディートリンデ。
自分が悪役令嬢と呼称される存在だと知らずに、真面目に地味に生きていた。
でもある日、彼女の記憶は目覚めてしまう。
50歳オーヴァー喪女のBLへの情熱と共に。
果
たしてディートリンデはお父様の薄い本を作ることが出来るのか!?
※本編「悪役令嬢?何それ美味しいの?」を読まなくても、単体で読めます。
※R15は念の為ですが、BLが苦手な方はご遠慮いただいた方が御身の為です。
※残念ながら?BL要素はまだディートリンデの妄想でしかないです。
※本編合流までの軌跡です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 21:00:00
30095文字
会話率:25%
気づいたら成人男性向けR18ゲームのキャラに転生してしまっていた……しかも、初期配布の中でも使えない肉便器という評価の兎獣人のごみキャラに。
このままでは、よく知らない男(ゲーム主人公)にいいように犯される未来が待っている。
そんなこと受け
入れられない……ごみキャラであるリィズとして生きるために、どうすればいいのか。
しかし女性キャラを犯すことを目的としたゲームの国は、ゆがんでいた。
おかしなほど男尊女卑と女性差別が当たり前の常識として存在し、リィズの存在だけでなく女性の存在、ひいては国をおびやかしている。
そんななかでリィズは、悪魔に弟子入りして魔法を覚え、成長していく。
そして災害に追われるひとに利用されそうになり、なぜか貴族の女の子に恋心をを寄せられ、その過程で国のゆがみの真相に近づきはじめることになるのだが――。
※注意※
エロゲ世界なので、セックスを始めとする性交に関する話題やワードが頻出します。しかしR18シーンはありません。苦手な方はご注意を&期待しすぎにご注意を。
設定の都合上、登場するほぼすべての女性が虐げられ、男性はそれを当たり前としています。どうしても女尊男卑がいいという方は男を女と読み替え、女を男と読み替えてください(?)
その他の注意点はなるべく各話の前に入れるようにしますが、書いてるのが地雷のない雑食なので、気づかなかったら申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 19:37:38
204975文字
会話率:48%
父が玄関で転倒して急死したとの報せを聞いて、私(良子)は家に帰った。母は放心したのか緩んだ表情で玄関に座り込んでいた。車いすの祖父は施設から帰宅して、葬式を差配した。長男の弟は電話で「葬式は出ない。家にも帰らない」と言った。
電話を切
ってから十分ほどして、弟が電話をかけてきた。香典が集まるようだから家に帰る、と言う。弟は香典を盗みに帰るのだろうと考えた私は、銀行から引き出した現金を金庫に移した。
葬式の途中で弟はいなくなり、金庫は空になっていた。弟は香典を盗んだのだろうか。
葬儀が終わると、あらためて誰も父の死を祖父も弟も、そして男尊女卑の家庭で差別されてきた私も、父の死を悲しんでいなかったことに気がついた。
ここで疑問が湧いた。母は悲しんでいたのだろうか。父は、どうして死んだのだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 18:11:12
2126文字
会話率:15%
賢者としての生活にも慣れてきたある日、学園で教員をやってみないかという誘いを受ける。
俺はその話にのり、無事に別世界へと移ることには成功したのだが、俺は男ではなく女にされてしまったのだ。
転移先は男尊女卑が激化した世界。
そこでは
魔女は虐げられ、男性魔法士のみが優遇される。
その中で俺は女として、その世界の優劣に抗う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 20:12:09
362618文字
会話率:43%
何の前触れもなく動けなくなった私。
都合がいい、というだけで私を娶った旦那様。
何かに守られているかのように、ただ寝続けている私をよそに、周囲は少しずつ動き出す。
その呪いは祝福かもしれない。
最終更新:2023-10-06 15:34:10
6570文字
会話率:19%
激しい男尊女卑が当然のものとされる国に、耳長族の女はいた。彼女の生業は喪主。女は道具であり、喪主も葬儀も不要とされる国で、「人として終わりたい」と訪ねてきた女たちの喪主を務める存在だった。
カクヨム様にも掲載
最終更新:2023-10-01 02:44:15
4321文字
会話率:29%
私はあの子を幸せにする。
男尊女卑なんてクソ食らえよ。
弱肉強食で必ずお前らを喰ってやる。
キーワード:
最終更新:2023-08-23 04:36:05
330文字
会話率:0%
ピアドリア国の貴族の間には、妙齢になると繰り返し聞かされる教訓がある。
一つ、婚約期間は最低半年設ける事
一つ、男は伴侶となり得る女性に誠意を持って愛情を示す事
一つ、女はよい伴侶を得るため最大限努力する事
一途な男性と積極的な女性
というのが一般的な国で、カリン・パルッツィは二人目の婚約者からも婚約解消を懇願された。男尊女卑の国で暮らした前世の記憶を持つカリンは、どうしても男性に上手く接する事が出来ないのだ。項垂れる彼女の三人目の婚約者となったのは、国一番の浮気者と有名なエミリオ・ガルディーニだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 18:04:46
88593文字
会話率:40%
アラサーで社畜の山野詩織(ヤマノシオリ)は、連日の出勤が祟って過労死した。
過労死するほど頑張った理由は、〈女子力〉がなくても結果を出してやるという強い意志があったからだった。
そんな頑張り屋の詩織をいつも見ていた女神は、彼女の魂を呼び出
して異世界転生を提案する。
女神は、詩織に強靭な肉体やスキル、魔法の才能というチート能力を授け、〈勇者〉として異世界に送り込みたいというのだ。
詩織は少し戸惑うが、興味もあったことからその提案を受け入れて異世界に転生した。
転生した世界は男尊女卑が激しく、かつ魔王が百体もいる過酷な世界だった。
しかし、詩織は持ち前の強い意志と、授かった強靭な肉体を武器に、そんな世界を生き抜いていく。
自分を〈聖女〉などという女子力が高そうな称号で呼ぶ輩を、彼女は許さない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 13:12:42
16683文字
会話率:42%
卒業式で婚約破棄されたエペキカンセ。婚約破棄した王太子バーカーギース。泥棒猫ハーナ。エペキカンセを想う隣国の王子アーホード。彼等の向かう未来は同じ色をしている……。
最終更新:2023-04-28 22:21:51
9520文字
会話率:13%
王太子は婚約者に婚約破棄を申し付けました。王様は大激怒しました。婚約者の家族は王太子とその浮気相手一家への仕置きを望みました。
最終更新:2023-02-18 18:00:53
5621文字
会話率:38%
前世の記憶を持つ伯爵令嬢アリシアは、どうしても叶えたい夢がある。
アリシアは必死に勉強して魔道具製作士の道を歩む決意をしたのだが、それが原因で婚約者に捨てられてしまった。
男尊女卑思考の強いアリシアの国では、貴族女性が仕事をするなんてもって
の外だと、家からも追い出され——
そして五年。アリシアの職場に、魔道具大国と呼ばれる隣国イエニムールから、スヴェンという一人の男が派遣されてきた。
男性なんてまっぴらごめんだと逃げ回るアリシアに、スヴェンは遠慮なく近づいてきて、何くれとなく世話を焼いてくる。
少しずつアリシアの心は開いていくが、実はスヴェンの正体は——。
男性不信なワーカホリック令嬢を、隣国のトップ魔道具製作士が溺愛するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 22:00:00
68551文字
会話率:43%
異母姉の入内に伴って「侍女」として後宮入りした杏樹。巽家の三女に生まれた杏樹は炎永国において珍しい赤い髪と翡翠の目を持っていた。杏樹が姉についてきた理由は婚約者をもう一人の異母姉に寝取られたためであった。皇帝には既に数多の妃と大勢に子供がい
るが、何故か皇后と皇太子がいない。そのため後宮では日夜女達の争いが勃発していた。しかも女官の変死が相次いでいるという物騒な状況。ある日、書庫で褐色の肌に瑠璃色の目をした失礼な少年と出会った。少年と交友関係を築いていくうちに後宮の事件に巻き込まれていく。杏樹の身を守る措置として彼女には「才人」の位が与えられた。遥か昔に廃止された位を皇帝はわざわざ復活させたのだ。妃でもあり、女官でもある地位。なのに四夫人の次の位に位置付けられ「正二品」となった。杏樹は夜伽をすることが無かったが、周囲から寵妃と思われていた。皇帝は杏樹に多大な権利を与えてゆく中、朝廷と後宮はめまぐるしく動くいていく。
他サイトにも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 07:00:00
90168文字
会話率:50%
バイトで生計を立てるぼっち田舎者のアイザワ ミオは、バイト帰りに身投げの場面に遭遇する。そこでミオは自身の持つ『ヒーロー』の力を使って少女を救い出した。
しかし、助けた少女は自らを不死者だと言い張り、罵倒こそすれど感謝の言葉ひとつ言わない。
後日、感謝の代わりに送られてきたのは学園への招待状だった。不信感を抱きながらもその招待を受けたミオ。彼女を待ち受けていたのは都会の喧騒と男尊女卑のクズ野郎だった。
クズ野郎の罵倒に晒されながらも、クラス分けの測定をこなしていくミオだったが、そんな彼女の耳に悲鳴の声が鳴り響く。
危険にさらされていたのはクズ野郎だった。けれど、そんなクズ野郎でも助けを求めるならばそこへ駆けつける。
だってそれが『ヒーロー』だから……
測定の結果、最底辺のクラスに振り分けられたミオ。クズ野郎にも惚れられてしまった彼女の学園生活は一体どうなってしまうのか……
これは――― すべてを”救う”ための物語――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 08:11:19
9980文字
会話率:55%
卒業パーティーで公爵令嬢リーゼロッテは侯爵令息ブライアンから婚約破棄すると宣言される。
理由は真実の愛を見つけたから。
止まっていた物語が動き出します!
最終更新:2022-12-02 03:32:07
20991文字
会話率:40%
17歳の新人ジョッキーがデビュー戦を戦う。1ターンのレース。ミス1つですべてが台無しになる厳しいレースで黒谷雅美(くろたにまさみ)はどう乗ることが出来るのか。女性騎手がまだ珍しい時代のはなし。男尊女卑がハッキリとしている時代背景と菜七子ル
ールが無い時代。男社会の日本競馬というムラ社会に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 02:06:59
6414文字
会話率:42%
「竹取物語」は平安時代初期に書かれたとされる日本最古の物語とされています。作者不詳ですが、かなづかい、内容などからかなり高貴な方が書かれたと思われます。出てくる人物は、実際に存在した人物をモチーフにしているようです。
「竹取物語」は絵
本や映画などになり、日本人であれば知らない人はいないほど有名な物語ですが、原文を読んだことがある人は少ないのではないでしょうか。(私もその一人でした。映画は見たことがありません)
原文(実際には原文は残っておらず、後光厳天皇の筆とされる写本が最も古い)を読んでもらえば分かりますが、私の翻訳は多少デフォルメしています。
*私の翻訳ではなく、原文に忠実に翻訳した文章がネットで公開されています。そちらは著作権もあるかと思うので掲載できませんが、私の翻訳がおかしい(間違いなくおかしいのですが)と思われた方はそちらを読んでみてください。
当然ですが私がこのように脚色していなくても、「竹取物語」が卓越した優れた物語だというのが分かるでしょう。
さわりだけ読んでみても、一般的な赤子と比べて、竹の中に極端に小さく登場する。竹のようにすくすく育ちすぐに大人になってしまう。生まれたときからすべての素養は備わっており、月から来た宇宙人または異世界転生者です。
このような奇想天外な物語の発想をできる人物が日本には昔からいたということです。
物語の初期から中盤にかけて、かぐや姫は5人の高貴な男性を相手取って立ち回ります。身分差や男尊女卑に対する皮肉と風刺が読み取れます。
そして後半は、帝との恋物語に発展します。
最後は、月に帰るまでの息の詰まるような合戦が描かれており、最初から最後まで様々な要素がふんだんに盛り込まれています。
原文を読む限り子供向けの話ではないような気がします。貴族や民衆の立場や考えを読み解き、時代考証をする上でも貴重な作品だといえるのではないでしょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 16:00:00
31202文字
会話率:13%
「やっばい、うちの子天才だわ。どうしよ? この子、わたしより賢いわ。王女なのに……心配過ぎる」
と、我が母は頭を抱えたのだと、ばあやから聞いた。
我が国は、男尊女卑が強い国と大層な評判だ。
そんな国において、王太子よりも賢いとい
う評判を得てしまい、命を狙われまくっているわたしは、殺される前に子を産もうと決意した。
政治情勢とわたし自身の条件の悪さから縁談相手に四苦八苦していたある日、凶兆と呼ばれる奴隷を拾った。
『虚弱な兄と比べて蔑ろにして来たクセに、親面してももう遅い』のスピンオフというか、番外編。『虚弱な~』に出て来る、某放浪王族キアンの両親の話。
一応、『虚弱な兄と比べて蔑ろにして来たクセに、親面してももう遅い』を読んでいなくても大丈夫な内容だと思います。
※ネイサン達は一切出て来ません。
※『虚弱な~』よりも殺伐。
※インド風な国という設定のため、身分制度、奴隷、男尊女卑などの不快な表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 20:28:11
33746文字
会話率:39%