あの子を守るためなら力が欲しかった。そのためなら何でもできると思って王太子妃候補として日々勉強をしてきた。だけど、聖女である男爵令嬢を迫害したという冤罪をかけられて。
処刑される事が起こるのは覚悟してきたが、それはあの子を守ってのことだと
思っていたのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 13:00:00
6030文字
会話率:40%
婚約者のいる王太子に恋をしてしまった。
遠くから見つめるだけ――それだけで良かったのに。
王太子の従者から渡されたのは、彼とのやり取りを行うための通信石。
「エリック様があなたとの意見交換をしたいそうです。誤解なさらずに、これは
成績上位者だけと渡されるものです。ですがこの事は内密に……」
話す内容は他国の情勢や文化についてなど勉強についてだ。
話せるだけで十分幸せだった。
それなのに、いつの間にか王太子妃候補に上がってる。
えっ?婚約者さんは?
こちらで書かれているキャラは他作品でも出ています。
アナザーワールド的に見てもらえれば嬉しいです。
短編です。
カクヨムさんでも投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 18:28:38
22321文字
会話率:38%
大学卒業後、結婚したが、夫の借金と浮気により離婚し、挙句の果てに病気を患い「神様なんか居ないんだ!」と自暴自棄になりつつ、前向きに生きることを決心し、少しづつだが社会復帰していたある時、突然異世界に転生する。
公爵令嬢に転生したエレナは「今
度こそは平凡で安定した幸せな生活をつかむぞ!」と奮起する。元の世界の記憶を元に、食に美容に経済にと新しいことを提供していくエレナ。
ファーストフード店や、100円ショップ等を開店していく。「人生何が起こるか分からないんだから、お金は大事なの!」と公爵令嬢にもかかわらずパートとして働く。
そんな一生懸命なエレナの姿が王太子カインに目にとまる。
「王太子妃なんか嫌!」「私は平凡で安定した生活を送りたいの!」とカインから逃げる毎日。
だが次第にカインの優しさや国を想う気持ちにエレナも惹かれていく……。
王太子妃候補となってもパートとして働き続けるエレナに王宮の王様や王太子は日々頭を悩まされるが、エレナの「平凡で安定した生活の為」の奮闘記は続く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 21:23:17
131693文字
会話率:30%
次期王太子妃候補として名高かったベネット公爵家の長女、レイラ。
しかし彼女は七歳になったその日、目が覚めると魔術を使うことが出来なくなっていた。
その代わり手に入れたのは、神も魔法も架空の存在だとされている異世界の知識。そして、……その世
界にあるとされる『乙女ゲーム』の“とある世界”と、自身の生きる世界が酷似しているという信じられない夢物語だった。
そうして彼女は夢の中で出会った神様から、彼女にしか出来ないという重要な“使命”を与えられて……──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 22:41:19
1273文字
会話率:34%
旧題:王太子争いに巻き込まれた婚約令嬢(仮)は、今日も運命の出会いを求めて宮仕えを頑張ります!
公爵令嬢クララは、内侍(王族の秘書)として城へ出仕することに。ところが内侍は、未来の妃に箔を付けるための役職だった。
おまけに、この国の王
太子は未だ定まっておらず、宰相の娘であるクララは第3王子フリードの内侍兼仮の婚約者として王位継承戦へと巻き込まれていくことに。
けれど、運命の出会いを求めるクララは、この婚約を受け入れるわけにはいかない。憧れだった宮仕えを諦めて、城から立ち去ろう。そう思っていたのだが。
「おまえはおまえの目的のために働けばいい」
フリードの側近、コーエンはそう言ってクララに手を差し伸べる。これはフリードが王太子の座を獲得するまでの契約婚約。その間にクララは城で思う存分運命の出会いを探せば良いと言うのだ。
クララは今日も、運命の出会いと婚約破棄を目指して邁進する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 12:02:32
131226文字
会話率:35%
伯爵家の令嬢シルヴィア・ディ・バルジーニは王太子の呪いを解くため王城に呼び出され、解呪条件が「真実の愛」と聞かされる。
しかし王太子エルベルト・ディ・グリタニアは「君を愛することはない」と冷たく言い放つ。
本人に拒絶されても王命のため
王太子妃候補として王城で過ごすしかなかったシルヴィアの、王太子妃候補から外されるまでと、その先の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 19:30:57
6287文字
会話率:31%
「王太子妃の座を手にしたいが為に私の側近にまで近づき色目を使うなど、令嬢として恥ずかしくはないのか!その様な者にはここにいる資格などない!君には今すぐここから出ていってもらう!」
そう言われて、王宮から追い出されたのはメディス伯爵家の令
嬢のエリーゼだった。
エリーゼは、ただ普通の幸せを手にして生活したいだけだった。
しかし、ある日を境にそんな思いが一変させられる事になったのだ。
王命により、王太子妃候補となったエリーゼはの人生は大きく変わろうとしていたのだった。
王宮から追放されたエリーゼは、伯爵邸に帰る途中で盗賊に襲われ記憶を失ってしまったのだった。
自分が誰なのかも思い出せないエリーゼ…
一方、王太子であるカイゼルは過去のある事件により人間不信気味にになっていた。
そんなカイゼルは、その事件をきっかけにある少女を探していた…
【王都の天使】と呼ばれている心優しい記憶を失くした令嬢エリーゼ✖人間不信気味のこじらせ王太子カイゼル
エリーゼの記憶喪失がきっかけで二人を結ぶ糸が再び繋がろうとしていたのだった……
そんな二人の恋の物語です………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 21:32:02
302515文字
会話率:42%
「竜王の契約者」スピンオフ。
竜と魔法の王国リヴィアニア。
筆頭公爵令嬢であるユーリア・リリエスタは幼い時に王宮内で見て聞いた宮廷楽団の音色が忘れられず、両親を説き伏せてヴァイオリニストを目指している。
16歳となり成人したあとも夜会やお
茶会などは『病弱』を理由に断り、宮廷楽団に入るため「姿変え」の魔法を使い「平民のアイル」として日々練習を重ねている。
公爵令嬢という肩書のため、王太子妃候補でもあるが、いかに断り、ヴァイオリニストとして生きていくか、を考える日々。
そんな中、宮廷楽団で弾けるチャンスが巡ってきたが………。
長編連載中の『竜王の契約者』の主人公の義姉上の話となります。
この話だけでもわかるようには仕上げてありますが、『竜王の契約者』本編も一緒に読んでいただけると、より一層楽しめるかと思います。
是非とも本編『竜王の契約者』の方もよろしくお願いいたします。毎日21時過ぎに更新しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 20:37:25
21044文字
会話率:41%
「お姉様は、私が王太子妃になるのを横で指を咥えて見てるといいわ」
妹の趣味、姉を虐める事……。
姉アレクシアは、妹エルヴィーラの自尊心を満たす為だけに、侍女として付き添う事に。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
侯爵令嬢のア
レクシアには、エルヴィーラという妹がいる。
「お姉様に、私が劣るなんてあり得ない」
妹の口癖だ。
妹は優秀で美しく、姉アレクシアは平凡で普通だと周囲からは言われた。
だが、それには秘密がある。
両親から溺愛される妹より優秀である事は許されいアレクシア。
妹よりも上手くダンスを踊れば、折檻される。妹よりもヴァイオリンを上手く弾けば、折檻された。
アレクシアはその為に、全てにおいて妹より劣って見えるように振る舞ってきた。
そんなある日、この国の王太子の妃を選ぶと伝令が出される。
妹は、王太子妃候補に選ばれ城へと赴く事になったのだが。その前夜アレクシアは、両親から衝撃の話をされる。
「エルヴィーラの侍女として、貴女も城へ行きなさい」
やがて、どうしても王太子妃になりたい妹は自滅して破滅の道を辿り、それに反するように姉アレクシアは、沢山の人望を集めて人々から愛されるようになり……。
*この作品はアルファポリスにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 11:27:12
59364文字
会話率:35%
侯爵令嬢エヴェリーナは未来の王太子妃として育てられたが、突然に婚約破棄された。
王太子は真に愛する女性と結婚したいというのだった。
その女性はエヴェリーナとは正反対で、エヴェリーナは影で貶められるようになる。
そんなある日、王太子の兄とい
われる第一王子ジルベルトが現れる。
ジルベルトは王太子を上回る素質を持つと噂される人物で、なぜかエヴェリーナに興味を示し…?
※アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 07:00:00
46882文字
会話率:19%
ジルベルトは王の第一子として生まれ、優れた資質を持ち、次代の王として育てられた。
しかし弟ジョナタが生まれたことによって、ただの第一王子になる。
やりきれぬ思いを抱え、弟が得た婚約者の少女に嫉妬と羨望を抱きながらも歳月がすぎた。
そしてある
時突然、ジョナタが婚約破棄したという知らせを聞く。
ジルベルトは衝動に突き動かされるまま、王都へ向かい…。
※R15は念のためです。
※これ単品で読めますが、「婚約破棄された王太子妃候補は第一王子に気に入られたようです。」とあわせてお読みいただくといっそう楽しめると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 19:00:00
9377文字
会話率:7%
『大募集! 王太子妃候補! 貴女が未来の国母かもしれないっ!』外伝
『大募集! 王太子妃候補! 貴女が未来の国母かもしれないっ!』あらすじ
シエラとの不貞により、ラビオナに婚約破棄された王子メーデル。それに巻き込まれて婚約破棄された
ウデルタとノエルダム。
両陛下は、メーデルの新たな婚約者を求人した。約一年かけて様々な試験をして婚約者を決定する。
メーデルの新たな婚約者は……
ゼルアナート王国の面々の様子の外伝です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 07:00:55
27365文字
会話率:42%
ゼルアナート王国の王都にある貴族学園の玄関前には朝から人集りができていた。
女子生徒たちが色めき立って、男子生徒たちが興味津々に見ている掲示物は、求人広告だ。
なんと求人されているのは『王太子妃候補者』
見目麗しい王太子の婚約者になれる
かもしれないというのだ。
だが、王太子には眉目秀麗才色兼備の婚約者がいることは誰もが知っている。
学園全体が浮足立った状態のまま昼休みになった。
王太子であるレンエールが婚約者に詰め寄った。
求人広告の真意は?広告主は?
中世ヨーロッパ風の婚約破棄ものです。
毎日朝方更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 07:05:48
102208文字
会話率:38%
「ハア、ダルい……メンドい……」 「エ・ミ・リ・ヤ!」 「失礼いたしましたヴェロニカお姉様。『ダルい上に面倒でございますわ』」 「よろしい……って、そこじゃない!言葉遣いの問題じゃない!王太子妃を決める舞踏会への出席を『ダルくて面倒』とは何
事よ!」 王太子妃なんかにならずに自力で領地を豊かにしたい自立系令嬢エミリヤの婚約の顛末とシンデレラカップの秘密 全5話完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 14:41:12
13741文字
会話率:46%
第8回ネット小説大賞、二次通過作品です。
王太子妃候補を選ぶための舞踏会に、伯爵令嬢レミーナは、もう無理、足いたい……と思いながら壁の花となっていた。
王太子であるアルフォンス殿下とは面識もほぼ無いし、どちらかというと庶民的な性格の自分
が婚約者になるはずがないよね。
そう思っていたのに、一晩たったらいつの間にか婚約者になっていて、しかも承諾した記憶もない!
え、なにがあったの?
どうやら王太子には、レミーナに隠していることがありそうです。
肥前文俊先生主催「第七回書き出し祭り」に参加作品です。
連載するにあたり、タイトルを「謎解きなんてできないし、王太子殿下は苦手なので結婚なんてもっとできません!」から「謎解きなんてできないし、王太子殿下と結婚なんてもっとできません!」に変更しました。
また、冒頭を加筆修正しています。
*不定期更新です。
*無断転載を禁じます。
©️なななん2019折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 08:15:35
257379文字
会話率:48%
※凌辱を示唆する表現があります、ご注意ください。
『娼婦の娘は娼婦』
そう言われて、男爵令嬢マリアは第二王子に陵辱された。
その事件を皮切りに、多くの貴族令息たちに淫らに玩ばれ、彼らの婚約者や想いを寄せる令嬢たちからは憎まれ、蔑まれ、謀ら
れる。
王太子妃候補の公爵令嬢を暗殺しようとしたという冤罪で断罪されたマリアは、王太子の怒りを買い断頭台の露と消えた。
…はずだったが、目覚めたマリアは七歳の頃に戻っていた。
十三歳まで平穏に育ったマリアは、初恋の人だった王太子―――第一王子に自邸の庭で再会する。
どうせいつか不本意な相手に穢される躰なら想い人に純潔を捧げたいと思い、一夜の慰みにして欲しいと懇願したのだった。
※今回の短編にはざまぁはありません。
※実際の貴族社会に則した世界観ではありませんのでご注意ください。
※あくまでも架空の王政・架空の貴族社会です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 18:41:54
7299文字
会話率:23%
ある日突然聖なる力が判明し、王宮に聖女として迎えられることになった酒場のウェイトレスの少女、ミリヤ・ノーレン。王宮では王子により手厚い歓迎を受けるも、王子にも王宮暮らしにも興味が無いミリヤは役目を果たしたらすぐに帰ろうとする。しかしそんなミ
リヤに実は女嫌いの王子アルフォンスが興味を持って——?あれ?何故か中々帰れない?いやいや役目は果たしたので早く帰らせてください、いや本当に、あの、本気で帰りたいんですけど。王太子妃候補?誰が?そんなことより酒場の常連さんで気になる男の子とデートの約束があるんで!本当に!帰ります!…そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 20:26:15
61506文字
会話率:58%
「あら、ご存知ありません?」
この言葉の後に続くのは全て嘘八百……だけれど、ソニア・ヘイドルム侯爵令嬢の言葉にはその場にいる誰もがそれを分かって耳を傾ける。
その場にいる人を幸せにする『嘘』を吐くのが彼女であり、それは王太子妃として諸外
国と渡り歩くための社交性の一つとして評価されていた。
しかし、当のソニアは『王太子妃、引いては国母なんてなりたく無いわい、嘘吐き女として精々振る舞ったるわ!』という、王太子妃候補からふるい落とされたい一心での振る舞いだった。
王太子妃候補は5人。そして王太子であるランドルフ・ディ・ヴァレンティヌは紺の絹糸のような髪に黒曜石の瞳の美丈夫であり、『氷の貴人』と呼ばれる無表情、無感情な男だ。見た目と帝王たる威厳、知識と知性はあるが、愛される、とは程遠い。
そんな彼を支える妻として王太子妃を選ぶべく、1ヶ月の間離宮を与えられた王太子妃候補『リリィクイン』たち。
ソニアは平和に、平穏に、誰の家とも不和を起こさず、実家に帰る事を目的にしていたが、何故か他の候補が勝手に身を引いていく……?
※感想の取り扱いは活動報告を参照してください。
※アルファポリス 様でも別名義で掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 19:00:00
31735文字
会話率:32%
王太子妃候補の令嬢の暗殺を企んだ悪の公爵令嬢ジリアンは、その企みを目前で阻止され、捕らえられた。公爵家の取りつぶしに、財産没収と嫉妬に狂った女一人の愚かな振る舞いで大貴族が消えたと人々は噂し合う。
街は王太子と命を救われた令嬢がめでたくご結
婚されると華やぎ、誰もが二人を祝福している。
そんな中、捕らえられた公爵令嬢は街の中央にそびえ立つ塔に閉じ込められた。街の人々は塔を見て、「あの中にいるのが、国一番のばか女」「自分のことばかり考えていると高い塔に閉じ込められてしまうよ」そう、子供に教える親もいる。
王太子夫妻への祝いの言葉を投げる口はそのままに、塔の馬鹿女への罵倒やあざけり、生ゴミを投げつけはやし立てる者たちは尽きなかった。
高い塔の格子の上から令嬢が顔を覗かせることがあれば、汚物を投げつけてやろうと狙う者もいた。
幽閉された令嬢は、捕らえられたその時から、ただ一度も本心を語らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 17:36:41
21114文字
会話率:25%
これは、ブラスト書記官とテルゴード書記官二名による、聞き取り調査の記録である。
回答者名は、女官長サマンサ・ベルティバ子爵夫人。
内容は、歴1213年4月に起こった、春の園遊会で起こった一連の騒ぎについてである。
事件の発端である、一年前よ
り始まった王太子妃候補選定のお茶会開催から春の園遊会での結末までを女官長から聞き取り、書き記した。
尚、該当事件は、王家と関係各家並びに教会責任者との話し合いで解決されている。
そのため、聞き取り内容がそれらに影響を与えることはないと、判断される。
重要度【丙】
ーーー
春の園遊会で起こった騒動についての指令書
我が国の王太子殿下、エドワード・フォルト・フェゼン殿下のご婚約者を取り決めるため、約一年を掛けて貴族令嬢方々との交流会が設けられた。
その最後の会となった春の園遊会にて、問題行動を起こしたご令嬢方々が複数いたため、会が一時中断となり、該当のご令嬢とご家族、そして王太子殿下が途中で退席される事態に陥った。
これらの事件に対して、他方の目から見た園遊会の状況を把握し、より正確な情報を掴むように。
宰相 ベルマルク・オーネスト
ーーー
※R15指定、残酷な描写等、該当部分が無いと認識しておりますが、万が一該当する箇所がございましたら、お知らせください。キーワード設定させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 16:18:46
14375文字
会話率:10%
リリカルレイン王国はミスト教と呼ばれる一神教を国教としていた、その神の名は銀翼の女神ミストアライア、そのミスト教には聖女にだけ伝えられる秘密がある。
それは聖女の魔法はお尻からと言う恥ずかしい秘密、神具『銀翼の女神のパンティー』を履くこと
ができる者こそ選ばれしミストの聖女の資格。
甘い利権の蜜に誘われるように罠に堕ちたルシタニア公爵令嬢のマリーレインはミスト教の聖女になってしまう。
だがそのリリカルレイン王国に宇宙的脅威が迫りつつあった。
光の聖女はその脅威を退ける事ができるのだろうか。
『わたくしリリカルレイン王国ルシタニア公爵の長女のマリーレインでございます。
ついに聖女&王太子妃候補に最後まで勝ち残りましたわ、この神殿の正門をくぐれば私には約束された未来がまっていますのよ!!』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 12:10:16
14136文字
会話率:17%
コーセリア帝国は国王ゼファールによって、大陸一の強国となった。そんなコーセリアの憂いといえば、未だに定まらない王太子の存在であった。国王には正妃の他に4人の側妃が存在し、正妃以外に王子が生まれている。王太子妃候補の筆頭とされたヴィレンテー
ル公爵令嬢レオーネは、王室のいざこざに巻き込まれない様に注意してきたが、城の書庫で出会った貴婦人から刺繍を教えてほしいと頼まれてしまう。
…………正直、大変断りたかった。けれどそれは叶わないのもわかっていた。その貴婦人こそ、ゼファール国王の正妃マリオンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 00:00:00
2674文字
会話率:44%