翔は、ごく普通の高校生。だが、ある日、図書館で見つけた一冊の古びた本が彼の運命を変える。ページをめくるうちに、翔は気づかぬうちに「時の扉」を開いてしまい、気がつくと、彼は現代ではなく、過去の世界に迷い込んでいた。
その世界は、翔が生まれる
前の時代。彼は、どうしてこんなことになったのか全く理解できない。しかし、そこで待ち受けていたのは、自分と同じようにタイムスリップしたという謎の少年・健一だった。健一によると、翔が過去に引き寄せられたのは偶然ではなく、あの本には「過去を変える力」が秘められており、その力を解き放ったことで未来に大きな影響を与えてしまうという。
混乱する翔に、健一は警告する。「君が過去に足を踏み入れたこと自体が、すでに未来に歪みを生じさせている。このままでは、君が帰るべき世界はもう存在しなくなるかもしれない。」そして、二人は過去の世界を元に戻すため、ある「鍵」を探しに旅立つのだが、時間の歪みが次第に彼らを追い詰め、何かが変わり始めていることに気づく。
翔は果たして、元の世界に戻ることができるのか?そして、彼が選ぶべき未来は何なのか?過去を変える力を持った翔の決断が、時を越えて運命を大きく変えていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-31 18:00:00
5506文字
会話率:34%
未来。哲学を学ぶために開発された仮想歴史体験機『アイディア・ノウス』は、人間の五感だけでなく精神にも深く介入する超技術であった。
セントラル大学の哲学学部に所属する青年は、そのカリキュラムの一環として、初めて「縄文時代」への没入体験を与え
られる。
そこで出会うのは、小さな少女と素朴で厳しい自然に生きる集落。
はじめは原始の生活に魅了される彼だったが、やがて“ある出来事”をきっかけに、精神は揺らぎ始める。
仮想空間と現実の境界。自分にとっての「正しさ」とは何か。
青年は問い続ける。
人間とは何か。死とは。赦しとは。
そして、また新たな時代へと、彼の旅は続いていく──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 16:03:57
1132文字
会話率:22%
先日迎えたリアル誕生日。
その日は誕生日というだけではなく、大切な人が亡くなった日でもあり――。
何年経ってもその存在を忘れる事はない。そんなお話し。
※あまりにも酷い感想・レビュー等は削除させていただきます。
最終更新:2025-03-22 22:18:58
3267文字
会話率:0%
高校3年生の 水瀬 和真(みなせ かずま) は、受験勉強に追われながらも、祖父の遺品である古びた懐中時計を大切にしていた。ある日、時計の針が急に動き出し、目を閉じた瞬間――目の前には 平安時代 の京の都が広がっていた。
時を同じくして、幼
馴染の 篠宮 玲奈(しのみや れいな) もまた、別の場所で目を覚ます。彼女は、貴族の姫として宮廷に仕えていた。だが、彼女は何かを知っているような目をしていた――「和真くん、あなたも来たのね」。
自分たちはなぜ過去へ飛ばされたのか。現代へ戻る方法はあるのか。そして、玲奈の隠された記憶の正体とは……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-02 21:25:24
52271文字
会話率:44%
時の塔――それは遥かな時を越えて存在し、無限の物語を紡ぐ神秘の書庫。塔の司書として孤独に生きる少女は、拾い集めた文字で物語を紡ぎ続けていた。それが外の世界に影響を与えているとも知らずに。
ある日、塔に訪れたのは、「大賢者」と呼ばれる一人の
男。世界の真理を求め、時の塔を目指した彼の存在が、司書の静寂な日々を揺るがす。彼との交流を通じて、司書は自らの行為が現実に介入していることを知り、物語の持つ恐るべき力に気づき始める。
一方、外の世界では、帝国が剣と魔法の文明の頂点に達しながらも、死の精霊による闇が忍び寄っていた。禁忌の研究に取り憑かれた姉と、彼女を救おうとする妹の壮絶な戦い――それは希望と絶望、愛と犠牲が交錯する物語の一部となっていく。
塔と司書、そして彼らが紡ぐ物語が、世界の未来をどう変えていくのか――。
すべては選択と運命の糸が交差する、幻想的なファンタジー。
主要登場人物
司書:時の塔の守護者であり、物語を紡ぐ存在。外の世界を知らず、孤独に生きるが、その言葉は現実を形作る力を持つ。
大賢者:若くして魔法の頂点に立った男。塔の真理を求め訪れるが、自らの存在が塔に影響を与えることに気づき、葛藤する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 17:46:48
18781文字
会話率:28%
【ネタバレあり】
2031年。過去や未来を視る力を持つ響介は、音楽室で出会った夏恋に恋をするが、自身の持つ異能の力により、記憶を失ってしまう。
2028年。周りになじめず音楽室でひとり過ごす夏恋は、白木響介と出会う。それ以来、少しづつ距離
を縮めていったふたり。
ある日夏恋は響介に告白されるが、驚いて思わず断ってしまった。告白の返事をやり直そうともう一度会いに行くと、響介はなぜだか夏恋のことを忘れていた。
ショックを受ける夏恋に、響介の妹・詩織が言う。
響介は過去や未来を視ることができるが、未来を視た代償に大切な記憶を失くしてしまうのだという。
真実を知った夏恋は響介と再び友だちになるが、ある日未来を視た響介は大怪我をしてしまう。倒れた響介を前に夏恋が『助けて』と祈ると響介の怪我は消えていた。夏恋自身も、体の機能を代償に願いを叶える力を持っていたのだ。力を知った夏恋は、これからは自分が響介を守ると決意する。
2031年。高校生になった夏恋は響介と再会。再び惹かれ合うがやはりお互いの能力の副作用によって引き裂かれてしまう。異能の副作用により五感のすべてを失った夏恋は最後に響介の幸せを願った。
時は戻り、2028年。
響介は音楽室で夏恋と出会う。その瞬間、響介はとある少女との『未来の過去』を視た。未来を過去として思い出した響介。すべてを思い出した響介は時を越えて夏恋へ告白をするのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 12:05:17
75883文字
会話率:32%
久守唯子は55歳の誕生日前日に命を落としてしまう。
気がつくと、彼女は「ローズ」という名の赤ちゃんとして転生していた。新たな人生のスタートに戸惑いながらも、ローズは自分がどの世界に転生したのかを模索する。
そこは異世界なのか、それとも未来の
世界なのか?
周囲の人々や環境に混乱しつつも、ローズは過去の記憶や知識を活かして、新たな人生に適応しようと奮闘する。
彼女の新しい世界での冒険や成長を通じて、ローズはさまざまな課題に直面し、困難を乗り越えていく。そして、彼女自身が幸せと意味を見出しながら・・・
ローズの転生を通じて、人生の新たな可能性と喜びが描かれる物語。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 15:51:19
116482文字
会話率:16%
リゼット・バルテは生まれつき魔力量が多かった。
強き魔術師になるだろうと周囲に期待され、来るべき戦いに備えてヴィクトル・マニフィカ公爵の婚約者となった。
しかし、リゼットは魔力量が多いだけで魔法はからっきし。出来損ないの役立たずな魔術師だっ
た。
そんなリゼットにヴィクトルは婚約破棄を言い渡す。承諾したリゼットは一つだけ願いを言う。
「私を殺して下さい」
帰る家のないリゼットにはその選択しか道はなかった。ヴィクトルはリゼットの叶える振りをして、ある人物に依頼をする。
そして、リゼットは人形に。それもヴィクトルが英雄と讃えられる伝承を語る人形になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 10:20:00
100622文字
会話率:48%
母と二人で暮らす小春は、ひとりで頑張る母親に反抗的な態度をとってしまう自分が大嫌いでした。
その苛立ちのせいで、友人ともぎくしゃくしてしまいます。
今日こそはお母さんにも友達にちゃんと謝ろうと決心した小春は、ふと気になって会館のある神
社を訪れます。
小春たちが練習している演劇を発表する舞台となるその会館は、ずっとずっと昔に、この地域を治めた大名のお城があった場所でした。
非業の死を遂げた城主の娘である七緒の執念が、四百年という時を越えて小春を取り込もうとします。
小春は無事に逃げられるのでしょうか。
死してなお捨てきれない七緒の思いは成就するのでしょうか。
小さな町の小さな神社で起こった奇跡のようなお話しです。
他のサイトでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-17 20:00:00
26508文字
会話率:47%
年下の彼氏と別れた私。新生活を始めた矢先、事故に遭って死んでしまった。次に意識を取り戻したわたしは前世とは異なる世界で生きていた。
その世界で出会った近衛騎士隊副隊長である、名門貴族のご子息様。初対面で求婚って、どういうことですか!?
*
前編と後編の二話完結です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 12:12:28
10191文字
会話率:27%
物語は、5000年前にすでに始まっていた。英雄の子孫であるテールがある出来事が、元で5000年前の真実が明かされる
最終更新:2024-07-06 19:04:01
43697文字
会話率:0%
十歳だったあの日、僕は何もできなかった。
十八歳になった俺は、今度こそ間違えない。
──このチャンスは逃しちゃいけないんだ。だから勇気を出して、一歩踏み出そう。
*『時を越えて』の前半と後半の間に入るお話。
最終更新:2024-06-19 10:30:00
4375文字
会話率:36%
父の仕事の都合で遠くに行くことになった。
遠く、とはいえ新幹線で一時間半程度。大した距離ではないのだろう。……大人、なら。
小学生にとっては、まるで地の果てに行くかのようだ。友人との別れ、……「彼」との別れ。
──もう、会えない。
*『時を越えて』のサイドストーリーです。陽奈視点。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 10:30:00
4382文字
会話率:13%
小学五年生だった。
たまたま拾ったペンを褒めたら、転校することになったあの子が「あげる」と渡して来た。
確かに『友達』だったあの子。あのとき勇気を出していたら、何かが変わったんだろうか。
──懐かしい、セピアの記憶。
*表紙イラ
ストは、まかろんK@macaronk1120様のフリーイラストをお借りしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 10:30:00
3297文字
会話率:38%
遥かな未来、太陽系全域で殺し尽くされた人類の最後の末裔は、冥王星のはるか彼方、太陽系外縁を漂流する「大陸」で滅びを待っていた。「大陸」を支配する生命体〈貴族〉に仕える暗殺者の青年と、時を越えて甦った人類殲滅者の少女は、お互いを監視し合いな
がら「大陸」の謎を探っていく。
しかし青年には世界の謎より切実な悩みがあった。二人の生活は傍から見ると、ただの初々しい恋人たちの同棲生活にしか見えなかったのである。これは、とある青年が、少女の正体を隠し通しつつ、義姉・義妹・幼馴染、愛人との関係を維持しながら、停滞していた世界を変革へと導き、神話に謳われる英雄となるまでの物語、の予定です。 ※ 修羅場はラブコメと屍山血河のバランスをとり、ありあまる設定語りには可能な限りの知識を詰め込みました。(真面目な方の題名は「楽園観測者と光の王の物語」です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 00:00:00
443852文字
会話率:12%
全てにおいて疲れ切っていた女子高生,美和桜。
唯一落ち着くことができる防空壕。
そこで見つけた一通の手紙からはじまる時を超えた恋。
桜と光太郎の運命は!?
最終更新:2024-02-28 23:35:36
1284文字
会話率:14%
共にいるほど苦しみが生まれ、共にいるほど大切なものが壊れていく。
どんなに好きでも、どんなに愛していても。
共に幸せを得る未来は、絶対的におとずれない。
‘’私‘’が愛した相手は、そんな生物でした。
*****
両親が大切にしていた片田舎のカフェ。
それを1人で切り盛りしている『まな』は、ある日、世間を震撼させる残酷な怪奇事件の被害者になる。
事件によって負った傷から、ある紛争に巻き込まれることになった『まな』。
中でも、特殊な体質を持つ人々、未知なる生物達との出会いは、『まな』の人生や人生観に大きな衝撃を与えていく。
一方、普通の人間とは異なる体質を持つ『青年R』 は、自分と異なる価値観で生きる『まな』との出会いから、抑えきれない感情を知ることになりーーーー
湧き上がる想いや欲望、置かれた環境や定められた運命。
違う価値観、性質の異なる生物達が出会うことによってもたらされるものは、幸福か、はたまた不幸か。
これは、様々な想いや多くの生命が絡み合う、愛と真理の物語。
***************
*この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものらとの関係はございません。
※本作は、R-15作品となっております。
理由は、戦闘などによる残酷描写(精神や肉体を傷つける行為)があるためです。
作者の嗜好(心理描写、情景描写を大事にしている作品が好き)により、細かく描写される場合もあります。
残酷描写に嫌悪感を抱く方、規定年齢に達していない方は、読む事をお控えくださいませ。
*現代ファンタジーのため、現代の要素(生活水準、法律など)を取り入れておりますが、全て準じているわけではありません。
内容に違和感を覚えた方は、フィクション・現代の要素を多く取り入れた物語であることをご理解頂けましたら幸いです。
*話を進める事を第一優先にしている事から、作者の想定よりも簡略化の文章(表現)を基本としています。
簡略化が強いものは、☆マークがつきます。
・誤字脱字や言い回しが変などの至らぬ点、
・☆以外と比べて内容が薄くなっている(雑)と感じるかもしれない点
ご寛容いただけますと幸いです。
*他サイト様(先行)で投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 14:00:00
12187文字
会話率:17%
小学2年生の少年は、まだ雪を知らなかった。そんな彼に親代わりの様に少年を育ててきた祖父は、雪はいつか降るだろうと言う。その冬、数年ぶりの寒波に倒れた祖父は帰らぬ人となった。少年はひとり狼狽する。そんな少年の家に、祖父の古い友人を名のる老婦人
が訪ねてきた。時を越えてつながり続ける人達の愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 23:43:39
5934文字
会話率:50%
【異世界恋愛・ハピエンではありません】
ハイディ・レンベック伯爵令嬢は婚約者のいる男と恋仲になってしまった。
彼は婚約を破棄してハイディと一緒になると何度も言った。
「婚約者は病でね、寝たきりなんだ。良識ある親だったら婚約は辞退してくる
はずだ」
しかし、彼の婚約破棄の話はなかなか進展しない。
「すみません、なかなか先方が断りを入れてこなくて」
「病人をこちらから捨てるのはちょっと外聞が悪くて」
「見舞いは行っていますが、彼女とは何もありません」
「本当に好きなのあなただけ」
彼の言い訳にハイディはすっかり疲れ、人に誇れない不誠実な関係は確実にハイディを苦しめる。彼への愛はあきらめられなかったけれど、ハイディは心に休息が欲しくなって、田舎の領地に帰ることに決めた。
しかし、田舎に帰ったハイディのもとに舞い込んだのは、150年前の親族の遺体が発見されたという報告だった。奇跡的に腐らず若く美しいまま発見された元領主の遺体。元領主の残した秘密にハイディは激しく動揺する。元領主の死は果たされなかった恋の約束そのものだった──。
異世界恋愛、『失恋・微ざまぁ』モノです! ハピエンではありません。
短編(15,000文字超)です。設定ゆるいです。
お気軽に読みに来ていただけたらありがたいです。
家紋武範様主催『約束企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 18:00:00
14571文字
会話率:31%
24世紀。社会の中枢は人造人間によって占められていた。わたしの名まえはエリカ・タウンゼント・東郷。わたしはこの世界を真の人間の手に取り戻すため全ての元凶であるとある科学者を抹殺するため時空転換装置、俗にいうタイムマシーンにより21世紀の地球
に時を越えてやってきた。ミッションが成功した場合、24世紀の存在であるわたしの存在は不安定化し消滅する可能性が高い。失敗したとしても元の世界に戻るすべはない。それでもわたしはミッションを完遂する。カクヨムにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 16:16:04
8004文字
会話率:9%
青年、リィン‐ファン‐ヒュー‐バダムは、深い杜の中で、不思議な水晶柱に遭遇する。それが元で、時を越え、異相の術司、ソーヴェと出会う。
ヒューは、ソーヴェの負った呪術を解除するすべを求める旅に同行することとなった。
ある国で、術司としての仕事
を請け負ったソーヴェは、遂に目的とする呪術司を見出し、戦闘となる。
その戦闘に、ヒューは、その国の第二王子と共に参戦し、ソーヴェは無事に仇を討ち果たす。
旅の中でソーヴェに魅せられたヒュー。だが、その想いを抱いたまま、元の時間軸へと戻された。
ヒューの想いは、時を越えて成就するのか?
初出は、同人誌。1989/12/24、初版発行の話です。完結しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 20:00:00
39921文字
会話率:38%
私は自分のこと人のこと世界のことすべての時を見たい、知りたい。
戦争で自分の感情を失って、自分のこともわからないで、戦ってきた自分を問い。
時を越えて旅するオリビア、感情を表に出せるよう努力し、幸せになれるよう努力する。
最終更新:2023-10-30 21:34:27
4288文字
会話率:55%