僕はJKの姉ちゃんと2人暮らしの中学生。
父さんの海外転勤に母さんが着いて行ってしまったせいさ。
そんな僕の日常は姉さんとその友達のせいでてんてこまいまいなんだ。
家は無料宿泊所じゃない。
声をあげて主張したい。
そんな姉さんとその友達の相
手だけでも大変なのに夢に現れた女神様が僕を勇者だとか言うんだ。
勇者だから異世界へ行って戦えだって。
勘弁してよ!
僕は平和に暮らしたいんだ。
でもそんな僕の想いは叶わないらしい。
そして僕の物語が始まるんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 11:00:00
36699文字
会話率:24%
筋肉を鍛えるために、どんな犠牲も厭わないボディビルダーがいた。彼の名前は、城之内 力(じょうのうち りき)。
あらゆる無駄を削り、ひたすらストイックに筋トレを続けている彼の筋肉は、どんなボディービルダーも思わず感嘆の声をあげてしまうほ
どだった。
しかし、そんな彼もボディービルの大会では万年2位。彼を上回る存在がいるのだ。そんな第1位の名は、細貝 粗田(ほそがい あらた)。
どんな大会でも細貝の筋肉には、あらゆる名声がつけられる。
「彼が持つのは神の筋肉だ。」「私はこの筋肉を永遠に忘れない」等々あげればキリがない。
そんな細貝を憎み、日に日にトレーニングの負荷を上げていく力。
ついに彼はある結論に辿り着いた。
普通のトレーニングでは意味が無い。なぜなら、それは内側から筋肉を破壊し、超回復を起こしているに過ぎないから。
なら、どうすればより効率的に筋肉を鍛えられるか?
答えは、簡単だ。外側から壊せばいい。
この時点で彼は自身が壊れている事に気づくべきだった。力は、すぐさま台所から出刃包丁を持ってくると、自分の腕にぶっ刺した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 20:10:45
1371文字
会話率:28%
とても鮮やかで、息を呑むほどに美しい赤色の月が浮かんだ夜。
世界に存在するありとあらゆる全ての占者、予言者、先見師達が、皆、異口同音に同じ言葉を、人々に告げた。
人々は静かに、その言葉に耳を傾けた。
《もうすぐこの世に、ありとあらゆる災
厄を孕んだ一人の赤子が、産み落とされるであろう》
《この世で最も古き血を抱く者。おぞましい金を持つ者》
《人の形をしたその災いが生き続ければ、この世には悲しみと憎悪、そして絶望が満ち溢れ滅びの結末を迎える》
《けれど、案ずることはない》
《滅亡の申し子が産み落とされる時、栄光の申し子、始まりの英雄となるべき赤子も、その産声をあげている》
《そして、災厄の中にこそ希望はある》
《英雄が災厄を滅ぼせば、希望は解き放たれ、この世界には、永き安寧と平和が訪れる》
《そして、数多の人々よ。あなた達もまた、無力ではない》
《あなた達は信じることが出来る》
《英雄が災厄を滅ぼすことを心から信じよ。ひたむきに信じ続け、祈りを捧げよ》
《その心が、その祈りが、その想いが、英雄の力となり、災厄を滅ぼす剣となるのだから──》
──そんなもの、俺は、絶対に認めない。
これは祈りと願いの物語。
ただ、共に在りたいと。一緒に生きていきたい、生き抜いていくんだと望み、臨んだ、二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 17:49:47
201771文字
会話率:42%
私が大人になるまでの話をしよう。幼い“わたし”は未だに私のなかで泣き、耳の奥で声をあげている。これはそんな“わたし”への慰めであり、弔いのために書いている。
名前を付けられずに漫然と積み上げ続けた感情の上に成り立つ自分は、なんて正体不明なん
だろう。これはわたしの回顧と再出発の物語。
暗い話が苦手な方はお避け下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 14:00:00
688文字
会話率:0%
あれ?私は32歳の独身OL、でもこの産声をあげているのも私?目の前には美男美女の両親、ここは私の知っている世界ではない、転生!異世界!精霊、魔獣、このファンタジーな世界を楽しみます。えっ家族に呪いが?私の家族に手を出した事を後悔させます。
夢みるOLが死んでしまったことを嘆くより新たな人生をより幸せに生きていこうと頑張るお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 00:23:59
3022文字
会話率:40%
アダムには特殊な能力があった。会話した相手にのりうつる能力だ。
精神だけが飛びうつり、肉体を支配する。
そんなアダムだったが、ある事件をきっかけとし、奇妙な海底都市に閉じこめられてしまう。
――狂人都市。
鉄のつうろに鉄のとびら。窓のそとを
優雅に泳ぐ深海魚。逃げ場のない中、奇声をあげて襲ってくるのは狂ってしまった住人たちだ。
住人はなぜ狂ってしまったのか?
パンデミックの元凶はなんなのか?
わずかな生存者を渡り歩くうち、アダムは謎にふれていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 09:05:05
101812文字
会話率:9%
平凡な毎日。何も変わり映えしない日々。それで、僕は満足していた。
そんな日々の中で、僕にとって波紋となる彼女が現れる。彼女は、僕にとって色そのものだった。
燃えるような想いの赤、静かに見守るような目をする青、大きく声をあげて応援する姿の黄
――
まぶしい彼女はカラフルで僕の世界の色を変えた。
そして、僕は色のある世界もない世界も知り大人になっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 11:53:14
407文字
会話率:0%
高椿ありすは三十路の誕生日を目前に、我が人生の不運を嘆いていた。
幼い頃から真面目だけが取りえで取り立てて褒められる部分もなく、才色兼備な姉との雲泥の差に開き直って生きてきた。幼い頃から本が好きで、いつしか趣味で小説を書くようになる。
殆ど誰にも読まれる事もなく、コンテストに応募してみても箸にも棒にも掛からなかったが、妄想を書き連ねる間は現実逃避が出来て楽しかった。唯一の癒しの時間だった。私立の文系大学を卒業後、人と接する事は嫌いではなかった為、ドラッグストアの販売員として就職。三年間勤めて副店長となる。
それから五年ほど月日が流れ、明日で三十路の誕生日を迎える日となった。副店長のまま、彼氏無し、取り立てて良い事もない……けれども、自分が趣味で書いていた小説を仲間だと思っていた一人に盗作され、何食わぬ顔でコンテストに応募、受賞した事を知ってしまう。設定はそのまま、世界観とキャラの名を変えただけのもので、文章も殆どが剽窃されたものだった。しかし、声をあげても、殆ど誰にも読まれてもいない自分の事など、擁護してくれる人がいる筈もなく……。やり切れない思いを抱えながら自宅でヤケ酒を煽っていると、そのまま意識を失い……
気がついたら異世界(?)にいた。そこはファンタジー的な魔法に満ちた特殊な世界らしい。ありすは前世(?)の記憶があるまま、生まれたばかりの赤子に……。それもセレスティアラと名付けられた、|彩光界《さいこうかい》を束ねる王族の長女として生まれたようだ。最高の地位、魔術、才能、知能、教養、マナー……ありとあらゆる事に秀でていたが、たった一つ、難点があった。顔が醜かった。その部分を隠しかつ補うべく、ありとあらゆる教育が施される。
一方、妹は姉ほど多才ではなかったものの、格別に美しい容姿に生まれ付いた。よって、地位を目当てにセレスティアラに近づく男達も、妹を見た途端心変わり。だが、前世でも姉妹格差だった上にモブキャラだった彼女は打たれ強さを武器にその地位を確固たるものにして行く!
隣国、|花緑界《かりょくかい》の王子とセレスティアラは幼馴染だ。秘かに彼に恋心を抱いていた。嬉しい事に彼は婚約者候補となった。けれども彼は浮かない表情で……。更に追い打ちをかけるように、父王の愛人に男の子が生まれる。その子に王位を継がせようと、魔の手が忍びよる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 21:00:00
5446文字
会話率:31%
江戸時代のこと。「玉屋ぁー、玉屋ぁー」と声を張り上げて、シャボン玉売りがやってくる。
彼が葦の茎の先っちょにシャボンの液をつけ、反対側から息を吹くと五色をにじませるシャボン玉が中空に飛んでいく。
周りの子供たちも「わっ」と声をあげて、我先
にとシャボン玉を膨らませはじめた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-03 21:00:00
3971文字
会話率:4%
十八歳の令嬢はワガママ放題。
当たり前の様に平民への侮蔑を吐き、権力を傘に取り巻きを従え、恋した王子を手にする為に画策し、学園に現れた恋敵を蹴落とす為に暗躍した。
が、ついには全てが露見し、王子に婚約破棄を言い渡される。
分かりきっていた結
末。既定路線の破滅。追い詰められて、必死に声をあげても断罪は避けられない。
けれどその時、彼女の呪いが解けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 13:14:38
14497文字
会話率:36%
歴史ある緑豊かなミキューネ王国。平穏の中にあった国はある日突然地下から現れた異形の者達によって滅亡へと追いやられた。難を逃れた若き王子アーサーは生き残った仲間を集め、祖国を取り戻さんと剣を握る。
一方、平成も残り僅かとなった日本。下手
の横好きでゲームを趣味とする会社員真里は、ティザームービーを見て一目惚れした渋い騎士セオのために、とあるSRPGを購入した。食料を買い込み準備万端。ゲーム三昧の週末を過ごさんと、ビールを片手にコントローラーを握る。
祖国の復興を夢見る若き獅子と、ぐうたら生活を夢見る駄目OLの、あったら嫌な世界リンク。
「また戦いの前に戻った。一体、何故なんだ……」
「ふざけんな、このクソ王子。死ぬ気でセオを守れよ!」
※注意。基本コメディですが、王子からするとホラーです。アーサーに感情移入し過ぎると胸糞になります。アーサーが死ななくても一定の条件を満たすと戻ります。真里は奇声をあげているか、ひたすら口汚く罵っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-28 20:00:00
3940文字
会話率:39%
”わたしたちがおばあちゃんたちと同居する理由。それは家族ごっこをしたかったからじゃない。そうしなければ、生活できなかったからだ。”91歳のおばあちゃんの危篤を知り、どこか肩の荷が下りたように感じる加奈。これでやっと虚しい生活から抜け出せると
確信する彼女だったが、おばあちゃんとの面会は、彼女の幼い記憶を呼び覚ます。果たして彼女が下す決断は。/”おぎゃあと産声をあげて生まれ落ち、冷たい棺で見送られる人の一生。その命の炎を管理するおれたち医師に、いったい、なにができるか。”古典に明るく思い遣りの心を持った医師の赤崎のまえに、91歳の心停止患者が運ばれてくる。なにが患者のためか。苦悩する赤崎のまえに浮かびあがる想いとは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-29 21:25:28
19949文字
会話率:47%
◆ナンシー・エレヴィート
――吾輩は猫でありたい――
彼女の名前はナンシー。
夏休みの後に日本に来た、ロシア人の少女。美しい灰色の髪と、眠たげな青い目が特徴的。
ナンシーは日本の文化に興味があった。歴史、文学、食、建築など・・・、
様々な文化がナンシーのハートを鷲掴みにした。
特にナンシーは、文学に興味津々のご様子。彼女が日本に来た理由も、一冊の本にあった。
◆理祐ミノ
――私にはよく分からないし、それでいい――
目の前のナンシーは、灰色の髪を乱れさせ、机の上に寝転んでいる。
ナンシーは「ニャァ―」とか「ブニャッ」とかいった奇声をあげている。まさに猫。
ミノはナンシーのことを、よく知らない。理解していない。それでも、ミノはナンシーのそばにいる。学校内だけではなく、帰宅後もほぼ一緒にいる。
それは、ナンシーとミノが同居しているから・・・・、というだけではない。
ミノはナンシーのことを恋愛対象として見ていた。
■文学倶楽部
・文学倶楽部は【とある町】の【どっかの高校】にある。
・ナンシーとミノが1からつくった倶楽部。活動内容は、日本文化の研究。
・活動場所は【とある町】全体。
そして、文学倶楽部は今日も活動している。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-05 00:03:29
1240文字
会話率:50%
その日、帰り支度をしていた2年A組の教室に、突如として謎の光る魔法陣が現れ、気がつけば彼らは女神を前にしていた。
邪神に襲われる世界を救ってほしいと懇願する女神に、クラスで1番の人気者が答えた、「俺たち全員、力を貸します!」と。
勝手に意見
を決められた事にクラス委員長が抗議しても、彼は聞く耳を持たず、委員長を擁護する為に主人公が声をあげても、その声は黙殺された。
転生する事は決まってしまった……しかし、だからといって戦わなければならない道理はない。自らは戦う事に同意していないのだから。
これは、そんな気持ちで、毎日をのほほんと過ごす気満々な、降りかかる火の粉は振り払っても自ら戦いに赴く気はさらさらない主人公と、天の采配によって何故か集まってくる個性豊かで優秀な仲間たちが、最終的に邪神を打ち倒してしまうまでの、旅の記録の物語……になる予定である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-07 21:00:00
42110文字
会話率:34%
開拓村では鶏は放し飼いで飼っていました。
一羽の雌鶏が卵を産むところを探していました。雌鶏は子育てを考えていました。
小窓から家の中に入った雌鶏は、カヮア、カア~と大きな鳴き声をあげていきおいつけて布団の上に飛び移りました。雌鶏はそこへ卵
を産みました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-02 07:22:17
1865文字
会話率:0%
ある日、エフ博士はついにタイムマシンを完成させた。
喜びの声をあげていたそのとき、地球が一週間後に滅亡することがわかって……。
原稿用紙3枚分程度のショートショートです。
最終更新:2017-05-03 03:43:00
1176文字
会話率:31%
気付くと俺は再び産声をあげていた。日本とは全く違う、本の中の世界のようで、でもほんの少ししか変わりのないこの現実に。後悔するような最後じゃなかった。ならこうして再び生を受けたからには、この世界を満喫しよう。よく言うチートでもあれば儲け物だ。
……ない。何もない! チートはおろか才能すら! 運動神経も一般的。勇者でもなければ魔法を使えるわけでもない。俺にある力……? それは【会話術】だってさ。
まぁ無ければ無いなりに、少しだけ足掻いてやるさ。
評価してくれるとめちゃくちゃ嬉しいです。泣いて喜びます。ボロ泣きします。
第55話「勇者シュワルツ2」にアレクのイラスト追加しました。
第40話「何か言えと言うのなら」にシィルのイラスト追加しました。
第15話「始まりの終わり」に誰か追加しました。
第25話「大人の話」にイラスト4点追加しました。
第71話「荒廃キャラの登場」にハムリンのイラストを追加しました。
第72話「寄生事実」に新キャラのイラストを追加しました。
第70話「リア充」にイラストを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-05 13:00:07
278801文字
会話率:68%
「彼女がほしい!それもCカップくらいの胸がある女の子!」と思っていた男子高校生、立花俊樹に事件が起こる。
目の前の知らない美少女は、ニコッと笑ったかと思うと「ひさしぶりっ!、俊樹っ!」と抱きついてきた。
「ええっ!」と驚く俊樹の鼻を甘い香
水の匂いがくすぐる。そして、少女のやわらかそうな胸の膨らみが自分の体に当たっていることに気づき、もう一度、「えっ!」と声をあげて戸惑う俊樹だった。
知らない間に性転換して美少女になった親友はCカップ!しかも俺の嫁候補?どうする?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 06:05:33
86584文字
会話率:21%
とある神様の力により伝承・伝説・神話に記された武具は道具としてではなく人間として現実世界に転生した。
高校二年生の少年、神代(かみしろ) 勇矢(ゆうや)もまた例外なくその一人である。
ある日のこと、そこらのロリコン集団であれば声をあげて
喜びそうな圧倒的ロリ属性を併せ持つ金髪ゆるふわ少女と夜の街で出会った勇矢。
いかにもわけありな感じの彼女は実は“神造兵器”という世界を統べるために作られたチート級の最強最悪の兵器だった!?
転生少年とチート少女の愉快(?)な生活が今幕をあける!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-21 11:00:00
133286文字
会話率:30%
両親を交通事故で亡くしたばかりの主人公。ある日、道端に人だかりを見つけて近寄る。すると、み~ず~と声をあげている銀髪・赤と青のオッドアイの少女に出会う。
いつもなら、関わらず避けるこの場面を自ら関わっていく。そして、彼女の生い立ちと家柄を聞
くと、鬼と吸血鬼の混血だと彼女が言うのだ。冗談に思っていた主人公は、成り行きで彼女を助けることに。
彼女の家へと向かい鬼に囚われてしまう主人公。そこで命を落とすが彼女の血で復活し、人間ではなくなってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-15 19:00:00
23664文字
会話率:38%