かつて、召喚された勇者によって、魔王は討ち滅ぼされた。
彼を支えた聖姫と結婚し、平和を勝ち取った国を繁栄させ、幸せに過ごしましたとさ。
めでたしめでたし。
これは、それから数十年後の話。
「フェンイザードの貴族に惑いは不要。この通
り、我が身は不死身である」
勇者と聖姫の孫であるアリアナは、たった一人の王家の生き残りとなっていた。
弱冠十四歳で戴冠、女王となったアリアナは、襲撃、毒殺――暗殺により窮地に陥るが、その度に生還。彼女は『不死身の女王』と畏れられた。
しかしアリアナの不死は、人族の敵――魔族の少年、ライの能力による虚飾であった。
大きな秘密を抱えながら、アリアナは女王を続ける。
『アリアナ、王族の一人として国の奴隷になりなさい。――正当な後継者へ、王位を繋ぐために』
たった一つ、どうしようもない願いを叶えるために。
「絶対に死なない体にしてください! 何でも差し出します!」
「言ったね? 後悔しても遅いから」
そして十五歳の誕生日、アリアナは再び毒を盛られ、生還する。そして――。
「今回殺意を向けたのは、どこの誰で、何が目的だったのかな?」
*過激表現あります。
*セルフレイディングは念のための保険。
*異世界設定ゆるいです。
*推理要素ないです。
こちらはカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 20:20:00
55555文字
会話率:38%
勇気へ
一体、何がしたかったんだろう。多分、プライドが高かったんだ。
プライドが無ければ生きていけない。
でもプライドだけで生きてはいけない。そうだろ。
俺は人を殺した。
なぁ、知ってるか?人を殺すって、本当に気持ち良いん
だよ。なんていうか、生きているって感じ。
1番好きなのは、人の腹を切って苦しみに悶える顔を見るとき。あの感触。たまらない。お前にも味わってほしい。
勇気。本当はお前も、人を殺したいんだろ?でもできない。名前は勇気なくせに、お前には勇気がないんだよ。でも俺にはあった。
ただ、遂に妻を手にかけちまったとき、思ったね。あぁ、俺は一体、何をやっているんだろうって。
妻は俺を愛していた。心から、そう思う。俺も勿論愛していた。心の底から愛していた。妻のためなら死んでもいいって思ってた。いや、今も思っている。俺は優しいんだ。
妻が風邪で寝込んだとき、俺は一生懸命、看病した。彼女が食べたがってた菓子をコンビニで買ってきて、家で渡してやったさ。嬉しそうだったなぁ。
でも、そのときだった。俺が妻を殺そうと決意したのは。勿論、その場ですぐ殺すなんてことはしてない。じっくり計画を練って、どうやったら1番、妻が苦しんで死ぬか、考えた。自分が世界で1番信じている人を殺す。世の中に、これほど辛いことってない。
言っておくが、俺は妻のために妻を殺した。神様仏様に誓って言うが、決して俺が殺したくて殺したんじゃない。大義のためだ。
もし信じてくれないなら、お前に誓ってもいい。もし俺が嘘をついているんなら、勇気。お前との友人関係を解消してもらっていい。俺は正直に、ただありのままに語っているだけだ。
信じてくれるよな?
覚えてるぜ、子供の頃、お前と遊んだこと。俺が人生で1番幸福だった時代だ。お前と、小学校から帰ったら、近所の裏山で秘密基地作って遊んだ。あのとき作った基地、今どうなっているんだろう。
愛する友より
追伸
今度、長野にスキーしに行かないか?
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-01 10:29:26
811文字
会話率:0%
日本に住む黒崎凪は、目を覚ますと見知らぬ場所にいた。
部屋の中を見渡しても、見慣れたものは何一つない。混乱したまま鏡を見ると、そこには自分ではない、知らない少年の姿が映っていた。驚きと不安で心が乱れる中、彼はすぐにこの世界で「記憶を失った」
と家族に嘘をつき、新しい生活を始めることにする。
見知らぬ家族、見知らぬ街、そして新しい自分。戸惑いとともに始まった新たな日々の中で、黒崎凪はこの少年の過去や自分がここにいる理由を探りながら、やがてこの世界の秘密に触れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 07:11:37
13457文字
会話率:15%
伯爵家次男であるアルチュールの婚約者であるガブリエル。
ある日彼から、『他に好きな人が出来た。婚約破棄してくれ』という手紙が届く。
その手紙を読んだ彼女は、アルチュールの下へと向かいこう言った。
「ねえ、私に婚約破棄を突きつけて、今
幸せですか?」
その言葉を聞いた途端、アルチュールは泣き出した。
これは、一つの小さな嘘が、ガブリエルの持つ秘密によって暴かれるまでの話。
※設定はゆるゆるです。
全5話執筆済み。順次公開予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 13:58:03
34155文字
会話率:43%
世に溢れた謎を解き明かす探偵、通称『ミスティック・ディテクティブ』の最知真理(さいち・まこと)の元には日々様々な依頼が舞い込む。
とある動画サイトにアップロードされた、乱数放送を思わせる奇妙な暗号動画。
歓楽街の寂れたホテルに実在するという
、監獄を彷彿とさせる一室『ROOM‐324』。
秘密組織がネットの電子書籍として販売する、彼の有名なヴォイニッチ手稿にも似た奇書。
最知の体験した事件簿を、嘘八百と一蹴するのは容易い。
だがしかし世界を見渡せば類似した不可思議な恐怖は、現実や電子の海の至る所に存在し、深みに嵌まれば見た者を底なしの奈落へと引きずり込むだろう。
現実と非現実の狭間が曖昧になる、ミステリーホラーを貴方に……
以下、作者(?がらくた)からの注意書き
現代が舞台の世界の不可思議な謎や都市伝説、オカルト等の要素を作中にふんだんに盛り込んだ短編ミステリーホラー集。
この小説はFC2ブログ、小説家になろう、ハーメルン、noteに投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 19:44:52
4822文字
会話率:30%
百瀬春人の隣の席には学校一可愛いと噂の桜井美玖が座っている。いろんな生徒と分け隔てなく接する彼女に人気があるのは当然のことだが、春人は彼女に困らされていた。
「百瀬君、教科書忘れちゃったから一緒に見せて?」
「ああ、いいぞ。わか、った……
」
机からはみ出している教科書に視線が止まる。美玖は嘘をついているのだ。これは今に始まったことではない。高校に入学してからというもの美玖の嘘に振り回されている。だけど嘘をつく相手は春人だけで他の生徒にはいたって誠実な対応である。
そんな美玖と春人には何か秘密があるようだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 20:02:41
490680文字
会話率:55%
ヒトと竜が共存する世界に暮らす、2人の若者。
人づきあいが苦手で不器用な木こりの青年、セイル。
軟禁生活をこじらせ引きこもりオタクと化した王女、フィールーン。
まったく異なる境遇に生まれながらも、ふたりには共通する秘密があった。
それは
大昔に滅んだ悪しき種族――“竜人”であるということ。
地味系な両者はついに出会い、似合わぬ救世の旅へ出ることに……!?
*
・男女タブル主人公で進行するファンタジーです。
・ストックあり、頻繁に更新予定。
・カクヨム様、ノベルアップ+様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 03:52:27
425819文字
会話率:59%
秘め事につつまれ、不吉な湖と密な森に囲まれた人里離れたレイヴンウッドの町で、ローラ・ホイットモアさんの遺体発見がコミュニティに衝撃を与えました。 自分の過去に悩まされている女性刑事のサラ・ベネットは、ローラさんの死の背後にある真実を解明する
任務を負います。 サラが事件を深く掘り下げるにつれ、嘘の網、隠された思惑、そしてレイヴンウッドに何世代にもわたって長い影を落としてきた秘密結社が明らかになっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 10:50:00
100073文字
会話率:34%
四月。八尾時生は通う高校の並木道、桜の木にキスをする一ノ瀬海里に出会う。時生は思わず、手にしていたカメラでその光景を撮影した。そしてそのシャッター音に気づかれて、彼女に逃げられてしまう。海里は高校の新入生で、まるで気位の高い猫のようだった。
入学式を終えた一ヶ月後のある日、時生は海里の落とし物を拾う。それは演劇の台本だった。
台本を届けに来た劇団の練習スタジオで、時生は斉藤海咲に声をかけられる。
「これからも、海里ちゃんを見守ってあげてね。」
海里の姉のような海咲は時生が一人暮らしするアパートの上の階、上田喜一の恋人だと後に発覚する。
台本を届けたことをきっかけに、時生と海里はゆっくりと打ちとけていく。
授業をサボって逃げた先の、野良猫の集会場。
海里が初主演を務める演劇の開幕。
海咲と喜一のカップル、海里と時生の四人で行った海水浴。
そして、それは夏祭りのこと。キスを、した。
だけれど、海里と恋人同士にはなれない秘密が時生にはあった。
喜一に相談に乗ってもらう海里に嫉妬する、相反した自分がいることに時生は気づく。それは暴力性を孕んだ感情だった。
次の演劇の主演を得て喜ぶ海咲に、喜一は言う。
別れよう。
海里ちゃんを好きになった。
…ごめん。
突然の決別に、海咲の感情が弾けた。
「死んでいますね。」
喜一を殺めた海咲を、時生は冷静に見つめていた。
「私も死ぬ」「死ぬまで、傍にいてくれない?」
海咲の最期を、時生は見守った。
連絡の取れなくなった海咲を心配する海里と劇団の団長に向かって、時生が口を滑らせた。
「海咲さんなら、アパートの上階で死んでますよ。」
「僕と一緒に、逃げてくれる?」
時生にはもう会わないと言う両親との約束を破り、海里は彼と電車に乗って逃避行に向かう。
終着駅に着き、疲れた二人はラブホテルに宿をとった。ベッドで寝ながら、愛について語り合う。
「大嫌いよ」
微笑む海里の嘘が朝日に溶けていった。別れを決意した二人の、それは愛だった。
了折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:08:17
106262文字
会話率:52%
時は大正。
公爵令嬢である綾小路みつきは文通相手の令嬢・猿渡うららとの逢引きのために、海岸沿いを走るタクシーに揺られていた。自殺の名所である断崖絶壁を目的地に指定されて訝しがるタクシー運転手。
みつきの目的はうららとの【心中】
高等女学院の卒業と同時に隻眼の海軍少尉に嫁ぐことが決まっていたみつきは、うららとの【純愛】を貫くために断崖絶壁の展望台に登る。
そこで待ち構えていたのは見たこともない女性で・・・?
♡大正時代の女学生の密やかな【エスの世界】
♡夢見がちな公爵令嬢【みつき】と謎の美人令嬢【うらら】の秘密とは?
♡公爵令嬢みつきと隻眼の海軍少尉との恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 22:52:39
76843文字
会話率:35%
異世界転生した少女・エコーキャットは、誰かに呼ばれる夢を見る。
隣国の警備兵と嘘つく父の秘密に気付き、調べていくうちに、自分の始祖のことを知る。
ワンナという名は、隣国を救った神の名前だったが、どうやら人間で自分の始祖だったらしい。
――自
分の転生は、何か理由がある。
姫君とワンナが創設した組織【カエルム】を探るべく、隣国イターリへ行く。
事件に巻き込まれた最中、始祖から受け継いだ特殊能力が覚醒し、自分を転生させた神ワンナとまた会う。
「君は、これからどう生きたい?」
問われたエコーキャットは――――……。
300年もの間、約束の場所で、龍と精霊と吸血鬼が待っている――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 05:50:57
109178文字
会話率:38%
現在売り出し中の若手俳優、三條伊織。
突然のオファーは、話題のBL小説『最初で最後のボーイズラブ』の主演!しかもW主演の相手役は彼がずっと憧れていたイケメン俳優の越前享祐だった!
衝撃のBLドラマと現実が同時進行!
俳優同士、秘密のBLスト
ーリーが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 20:45:32
100570文字
会話率:43%
《世界一”残酷で優しい嘘”をついた少女と家族の7年間の物語》主人公・武藤裕史は幼い頃暴力的だった性格のせいで周囲の人から「悪魔の子」と呼ばれていた。妹の咲良や同級生に手をあげてしまい、罪悪感の中で生きてきた。そんな裕史も最愛の妻・実花と結婚
し一人娘のヒナが生まれる。三人で幸せな家庭を築いていたが、三人を乗せた車が事故に遭い、ヒナの記憶が失われてしまう。
絶望の中なんとかヒナの記憶を取り戻そうともがく裕史。
実はヒナが抱えているとある秘密に気づくことなく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 21:29:45
124751文字
会話率:36%
「――つーわけでさ、お前の彼女……ああ、もう元か? とにかく遊花はこれから俺の女だから、そこんとこヨロシクな」
大学二回生の柏木慧はある日、三回生の八雲拓哉に彼女の更科遊花を寝取ったと宣言される。しかも柏木を貶めるためだけに、二人は他の人も
いる前で嘘を吹聴した。
「――他人事ですし口を挟むのは行儀が悪いと思いましたが、見ていられません」
しかし、それを咎めたのは二回生の美女『銀姫』こと銀鏡皐。何の接点もないはずの彼女が自分の味方をしてくれたことに驚きながらも、もう関わることはない――はずだった。
だが、柏木はその日の夜、鬱憤を晴らすために訪れたバッティングセンターで、酔っぱらいに絡まれている銀鏡と遭遇してしまう。
昼間助けてもらった分の偽善も悪くないと銀鏡を助けた柏木は、
「わたしが呼んだら一も二もなく駆けつけて、一緒に遊んでくれるだけの都合のいい存在になって欲しいんです」
彼女から持ち掛けられた契約を結び、奇妙な関係が始まるのだった。
ざまぁ要素は一区切りの最後予定ですが、そこまで強くするつもりはないので期待しないでください。本筋はヒロインと楽しく遊んでイチャイチャしようってとこなので……
カクヨムでも投稿しています(カクヨム先行)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 07:10:00
128993文字
会話率:42%
相手から、しっかり話を聞いて、正しい判断をくだして下さい。注意点としては、誰が嘘をついているか、とか考えないことです。人間が、恐怖に勝てない生き物なら、最終的に何が本当なのかは自然と分かります。真実は最後に必ず手に入ります。だから…ボクは彼
女が言ったことを信じます。
「今度は、誰をヤりますか?」
自分が裏で行っていることの全てはバレないようにしましょう。秘密は秘密のままのほうが幸せです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 02:31:37
1747文字
会話率:53%
深山先生みたいになりたいならboo。
キーワード:
最終更新:2024-07-02 14:11:17
257文字
会話率:0%
高校入学を機に、自ら進んでぼっちになった少年、望月友情。友情は中学時代に友人関係のストレスで体を壊した経験があり、高校生になってからは敢えて友達を作らない生活を送っていた。
そんな生活も一年が過ぎた頃、ある日友情は担任である紺野蒲公英に
突然呼び出される。その内容はいつまでも経ってもぼっちを心配してか、指定した期間内に友達を作って紹介してほしいというものだった。
当然断る友情だったが、なかなか聞き入れてもらえず、最終的には親御さんに連絡するとまで言われ、友情は渋々承諾する。
仕方なく、適当に嘘の友達を作ってやり過ごそうとする友情。しかし、ろくに同級生と接してこなかったのが仇となり、自分から率先して話しかける勇気が持てず、思いのほか苦戦してしまう。
そうこうしている内に期日が来てしまい、足取り重く紺野先生のところに向かう友情だったが、その途中でとある少女とぶつかってしまう。その少女は友情のクラスメートであり、学校一の美少女と言われているほどのギャル、小日向綺麗であった。
実は綺麗はアニメオタクで、周囲にはオタクである事を隠していたのだが、友情とぶつかった際に鞄の中に入っていたアニメグッズが散らばってしまい、友情にオタクである事を知られてしまう。
幸い、周りに人はいなかったが、もしもオタクだと皆にバレたら学校に通えなくなるという言う綺麗に対し、友情は嘘の友達を演じてくれるのなら秘密にしてもいいと交渉を持ち出し、協定を結ぶ。
こうして綺麗との嘘の友達付き合いが始まったのだが、会話を重ねていく内、綺麗が人気者である自分に重圧を感じている事を知り、友情はぼっちのなり方を指南するようになる。
*全話執筆済み。
*カクヨムにも掲載していますが、内容が少し異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 12:00:00
134608文字
会話率:40%
現代の日本、七人の兄妹がある館に招待された。それは「騙しの館」と呼ばれる、招待された者は誰一人として戻ってこれない、という噂の館だった。七人兄妹の末っ子、七夏(なつ)は六人の兄・姉たちと共に、両親が残した多額の借金を返済するために館からの招
待を受ける。館の主人であるウルフが提示した館を出る方法はただひとつ。ウルフが開示する情報に「騙されない」こと。その情報は嘘なのか、それとも真実なのか。七夏たちは兄妹の秘密や過去の真偽を見抜き、館から出ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 20:59:32
7997文字
会話率:53%
警視庁任命の諮問魔術師エレン・ディグビーの事務所に一通の封書が届いた。
やたらと立派な封蝋つきの封書の送り主はスタンレー卿エドガー・キャルスメイン・ジュニア。
三か月前の事件で偶然知り合った、連合王国でも指折りに富裕な大貴族コーダー伯爵家
の嫡男だ。
エドガーはエレンに「身分ある知り合いからの秘密の依頼」のために、王立劇場の自分の桟敷に来て欲しいと頼んできた――
そんな具合に始まる、19世紀初頭のイギリスをイメージした異世界舞台のファンタジック・ミステリーです。
シリーズとして書いている『令嬢諮問魔術師の事件簿』五作目に当たりますが、単独でも読めるはず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 13:16:15
42746文字
会話率:45%
浄化し損ねた魔物に子を孕まされたローズ・アストリッドは、穢れた聖女として人々に疎まれながら暮らしていた。愛娘プラムをアカデミーの初等部に入学させるため、多額の報酬が出る討伐遠征に名乗り出たローズは、そこで女たらしの騎士フランと出会う。
軽
々しいフランの態度を適当に躱していたローズだったが、面白がった騎士団長が二人に一緒に住むことを提案してきて……
◇シンママ聖女x訳あり騎士
◇ゆるゆる異世界(魔法あり)
◇他サイトでも連載中、完結確約です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 17:12:33
102019文字
会話率:50%