西尾実の国語教師論
西尾実の『国語国文の教育』「教師教育論」では、国語科教員の物事に対する態度を次のように3つに分けていました(全集1巻p165〜)。
第一段階
規定を規定としてただこれに従い真面目に実行しようとしている段階。
第二段
階
規定に縛せられることを屑しとせず、自己の主義主張に基いて自由に児童生徒の個性を養い伸ばしてゆこうという段階。
第三
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最終更新:2022-09-11 02:20:49
1289文字
会話率:0%
三作目です。今回は甲州・山梨県のお話です。
前の二作『伊藤とサトウ』と『北武の寅』では幕末外交の物語を書きましたが、今回は趣向を変えて幕末の博徒たちの物語を書きました。
主人公は甲州を代表する幕末博徒「黒駒の勝蔵」です。
むろん、勝蔵のライ
バル「清水の次郎長」も出ます。
そして後半には新選組の伊東甲子太郎が作った御陵衛士、さらに相楽総三たち赤報隊も登場します。
(※この作品は「NOVEL DAYS」「アルファポリス」「カクヨム」にも転載してます)
参考史料は主要なものだけ、ここにあげておきます。それ以外の細かな参考資料は最終回のあと、巻末に掲載する予定です。
『黒駒勝蔵』(新人物往来社、加川英一)、『博徒の幕末維新』(ちくま新書、高橋敏)、『清水次郎長 幕末維新と博徒の世界』(岩波新書、高橋敏)、『清水次郎長と明治維新』(新人物往来社、田口英爾)、『万延水滸伝』(毎日新聞社、今川徳三)、『新・日本侠客100選』(秋田書店、今川徳三)、『江戸やくざ研究』(雄山閣、田村栄太郎)、『江川坦庵』(吉川弘文館、仲田正之)、『新選組高台寺党』(新人物往来社、市居浩一)、『偽勅使事件』(青弓社、藤野順)、『相楽総三とその同志』(講談社文庫、長谷川伸)、『江戸時代 人づくり風土記 19巻 山梨』(農山漁村文化協会)、『明治維新草莽運動史』(勁草書房、高木俊輔)、『結城昌治作品集』より『斬に処す』(朝日新聞社、結城昌治)、『子母沢寛全集』より『駿河遊侠伝』『富岳二景』(講談社、子母沢寛)など。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 07:40:54
424424文字
会話率:24%
今から見たらおかしい表現でも、その時代の時代性ってものが……えっ?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
最終更新:2022-01-23 17:08:04
1491文字
会話率:88%
有名ホラー作家の全集の内1冊を古本で買ってみたら……何かがおかしい。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「GALLERIA」「Novelism」に同じモノを投稿しています。
最終更新:2020-12-18 17:46:55
1094文字
会話率:36%
結構な割合の日本人が読んだことのある文学作品『走れメロス』の読み解き方について、国文学をかじった著者が、烏滸がましくも語ります。
「『走れメロス』って熱い友情の物語だよね!」って思っている人には、ぜひ読んでほしいエッセイです。
※『走れメ
ロス』については著作権が既に切れておりますので、書籍を購入しなくても閲覧することが可能です。
※小説の本文は、ちくま文庫『太宰治全集3』より引用しました。なお、各社の教科書の文言は若干修正されている部分があるようです。引用した部分と漢字表記等が異なることもあるかと思いますが、誤字ではありません。また、底本としたちくま文庫版では、歴史的仮名遣いは使用されておりませんので、その点はご指摘くださらないようお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 08:00:00
8565文字
会話率:8%
恋愛・失恋、一言で、核心を射抜いてみよう。落ち込んでなんかいないで、前向きに。
最終更新:2021-10-18 11:51:49
377文字
会話率:100%
ブローニングの詩集 Dramatic Romances and Lyrics は1845年、「鈴と柘榴」Bells and Pomegranates 第7巻として発表された。本書の前半は Dramatic Lyrics(1842)全部をそっ
くり再録しており、そちらは別に訳しているので飛ばした。だから内容としては Dramatic Romances とするべきかもしれない。とはいえ内容形式に於て Lyrics と何が違うか聞かれると、ちょっと答えられない。抒情詩といってもバラッド(物語詩)に近いものが大半であり、『劇的』と題しつつオペラチックな描写は前作と同様で、詩人の豊かな趣味が窺える。
Robert Browning(1812-1889)は、シャルル・ボードレール(1821-1867)と同時代のイギリス詩人で、上田敏『海潮音』(1905)以来「ピパの歌」一つで知られる有様だが。「アンドレア・デル・サルト」(『男と女』所収)を漱石がネタにし、大作『指輪と本』を龍之介が翻案し、ラフカディオ・ハーンが厨川白村はじめ後進に教えるなど、小説家には崇められた。反面、日本の詩人には必ずしも人気がなく、特に戦後日本現代詩人の態度は冷淡といってよい。それ故にか未だ全訳がなく、この翻訳は訳者自身が読みたかった、原典からの完訳を目指すものである。
訳出に際しJohn Woolfoad と Daniel Karlin の註釈、及び最近に入手した野口米二郎『ブラウニング詩集』(第一書房)を参照した。ヨネ野口の翻訳は詩と呼べるもので、全集ではないこと、絶版して久しいことが残念でならない。
固有名詞のカナ書きは既存の表記及び原産国の呼び方を優先したが、不明のものは辞書の発音を聞き書きした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 23:45:06
126718文字
会話率:2%
断捨離苦手なおばちゃんの独り言です。
最終更新:2021-05-26 20:11:42
468文字
会話率:0%
ユニークスキル『必殺』を持つ
唯一の存在であった俺は、
新たに獲得したユニークスキルで
転生魔法を放ってしまった。
魔法の暴走は抑えたものの、
目覚めた時には最弱の
ユニークスキル『呼吸』を持った村人に。
そこからと言うもの、
みんなは
魔素を吸って魔法を吐いているのに、
俺だけ酸素を吸って二酸化酸素を吐くだけの生活。
「もうどうにでもなれ」
その一心で全集中で『呼吸』をしてみたら、
血液中の酸素濃度が急激に上昇し
意識不明の重体に。
再び魂が肉体と離れようとした途端、
数少ない走馬灯と共に、
前世の記憶も流れ込んできた。
ユニークスキル『必殺』を思い出した俺は
見事意識を取り戻し、
魔素を吸って死言を吐く日々に早変わり。
口癖も
「空気美味しい」
から
「仕事(死言)しますか!」
に変わり、今まで散々バカにしてきた同級生を
『必殺』していく日々。
その過程で色々あって魔王も
倒してしまい、世界には平和が訪れ、
優秀な遺伝子を残そうとする
若い女冒険者達も俺の元へ訪れるようになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 21:02:28
4530文字
会話率:20%
今まで。ホラー色の強い作品を投稿してきましたが、ここらで一休み!
ラブロマンの作品を作り上げてみました。
古本での関わりが縁となって、交際し始めるカップル。
初めてのデート帰り道、夕暮れの公園を歩く中、突然彼が、
個人全集を買うことを宣言す
る。
その話に、期待を裏切られ、少しがっかりさせられた彼女。
二人のこれからは………
、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 00:43:00
5160文字
会話率:13%
普通の桃太郎に飽きた子供たちにどうぞ。
最終更新:2020-09-23 07:07:51
15782文字
会話率:17%
深海魚シーラカンスと人間の少年との心のふれあい
(ブログ「大和田光也全集」にも収録)
最終更新:2020-07-31 14:45:14
17872文字
会話率:51%
平成29年⇒⇒⇒昭和29年にタイムスリップした金髪の美少女、手塚治美!
そこにはマンガもアニメも存在しなかった。
漫画の神様と言われた手塚治虫も戦死していた。
ところが治美のパパは手塚治虫の同人作家、ママは手塚アニメのコスプレーヤー。
両
親は手塚治虫が馴れ初めで出会い結婚したのだった。
このまま手塚治虫のいない世界では、治美は生まれてこないことになる。
治美は未来世界から持ってきた手塚治虫全集をトレースして漫画を描くことを決意した。
治美自身が手塚治虫、いや漫画の神様になるために!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 00:24:28
279777文字
会話率:58%
皆さんから頂いたイラストやSSの紹介です。
私の宝物!全て光り輝いております。美麗なイラストの数々、本当にありがとうございます。
最終更新:2020-06-01 14:22:10
18655文字
会話率:16%
『言語の海と、芥川龍之介、太宰治』
芥川と太宰が、現代でも権威ある賞として、名前を残存させている理由としては、二人の小説家としての、人間的普遍性があるとした。全集を読めば分かる様に、短編小説の異常なまでの量から、二人が言語の海に存在してお
り、そこから、小説が描かれたとする、評論的文章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 04:57:56
795文字
会話率:15%
『文体に関する考察』
文体、つまりフォームが崩れる場合の救済措置として、或る作家の全集を読むことや、外国語を翻訳することがある。文体とは、内容まで一緒でなければ、パクったことにもならないという、評論的文章。
最終更新:2019-10-12 04:31:22
420文字
会話率:25%
幸田露伴「風流微塵蔵」の作品群に先立って書かれた序にあたる部分の現代語勝手訳です。
本来は原文で読むべしですが、現代語訳を試みましたので、興味ある方は参考までにご一読くだされば幸いです。
「勝手訳」とありますように、自分の訳したいように現
代語訳をしていますので、逐語訳とはなっていません。
浅学、素人訳のため、大きく勘違いしている部分、言葉の大きな意味の取り違えがあるかもしれません。その時は、ご教示いただければ幸甚です。
この勝手訳は「露伴全集 第八巻」(岩波書店)を底本としました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-11 08:31:14
868文字
会話率:0%
古いSF叢書について、主にどのような本なのかを書いて行ってみようと思う。各巻の発行年月日やページ数、当時の値段などなど。本そのものについてややつっこんで。
本の中身の小説については、時間があれば読んで書くことができれば書く程度で。
古いSF叢書について、データの書いてあるサイトもありますが、あまり詳しいことは書いていないので。
SF叢書については、次のものをベースにします。
「別冊奇想天外No.12 SFゴタゴタ資料大全集」昭和55年、奇想天外社
最初に載っているのは、室町書房の世界空想科学小説全集。
ここから、スタート。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 17:14:47
4129文字
会話率:7%
日本社会のあるべき姿を考える、提言全集
最終更新:2019-05-08 03:57:38
278文字
会話率:0%
論文を読むのが好きで、昔、批評家の小林秀雄全集を読んでいたら、「好きな仕事はこっち(雑誌「文学界」)でやった」みたいな一行に出くわした、そんなことを今、思い出している。彼にも嫌いな仕事がいっぱいあったわけである。
キーワード:
最終更新:2019-01-21 00:02:20
928文字
会話率:0%
「砂の器」、「黒革の手帖」などで有名な推理作家、松本清張の全集(60冊以上!)が、小倉の図書館からこつぜんと消えました。小倉は松本清張の出身地です。何者かの心ない所業に、みんな怒っています。近くに住んでいた元新聞記者エムさんが、かわりに自分
の持っていた全集を寄贈し、貸し出しが再開できました。本がなぜなくなったか、今でもわかっていません。
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ここまでは各紙に掲載された実話です。ニュースを見て小説を書きました。
初掲 ヤフーニュースコメント欄 2018.12.30折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 00:00:00
2245文字
会話率:39%
スコップ基準は大体50PT以下のもの(私が見つけた時点)を目安にしています。
文章力だけ判断している訳ではありません。
魅力的だなって思える作品で、最低限読ませる力のあるもの(私基準)を発掘しています。
気になって作品あったら
、是非読んで下さいね!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-15 00:45:20
11945文字
会話率:10%