空には昇ることを諦めた月と降りることを忘れた太陽
永遠に黄昏のみの世界
薄明の大地
その大地は、まるで美しく切断したかのような綺麗な三角形、その世界の最も最南端に一つの小さな村がありました
リドリー一族。
彼らの村のすぐ近くの絶界
と呼ばれる断崖絶壁の崖があり、その崖の下には墨汁で塗りつぶしたかのような真っ暗闇。そこは全てを滅ぼすことを願う闇の神『ソワール』の住まう地
双子の兄であり光の神ソレールは、弟の暴挙を止めるため三人の巨人を呼び出し大地の侵食を防ぐため三つの楔を打ちたてました。
彼の侵食を防ぐための楔。
リドリー一族は何百年前から封印の楔の力を衰えさせないために、最も法力の強いものを長としていました。
そうして、何年も何代も楔を守り守護の力を衰えさせぬために、法力を注ぎ続けていました。
少年ユナは、代々続く楔の守り人の息子であり強い法力を持っていたために、次期当主の候補となっていましたが、父母や友人達のお陰で穏やかに過ごしていました。
しかし、彼の4歳の誕生日の日。
突然、村を盗賊に襲撃され、父を叔父を次期当主の座を、そして生まれながらに持っていた法力の力を失ってしまいました。
それから、更に数年。
盗賊の襲撃時にユナを守って亡くなった叔父のリーゼを失ったことによる逆恨みが少年に牙をむきました。
彼の元婚約者のルーナ、親友であったマルディン。
彼らによる理不尽な仕打ちにより、ユナは囚人ようの地下牢に閉じ込められていました。
彼らは、幼いユナに勝手に抜け出せば母や、親友の誰かを殺すと脅して外に出ることを許しませんでした。
ユナは自分さえ暴れなければ誰も危害が加えられないことを、理解し、いつか、この地獄が終わる日がくることを祈って、時が流れることを待っていました。
そんなある日、幼馴染みのシンとリノ兄弟に、自身の母が疫病にかかってしまったという事実を知らされ、彼はこの冷たい牢獄を出ることを決意します。
ですが、長らく閉じ込められていたユナには一人で外に出る力がありません。
それでもどうにか出ようとするユナ。
ボロボロになっていく彼を見て、ユナの母の為に薬を見つけに村を出ることを決めていた兄弟は、村の掟を破り、ユナを牢屋から連れだして、万能薬があるとされる風の精霊の住まう森へと向うのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 23:35:07
169125文字
会話率:47%
異世界人が発見されたと報を受けたエルドラ王国。
数十年に一度現れる異世界人が、統一歴1631年現在にも現れた。
しかし、エルドラ王国女王と一部の騎士はとある計画を実行していた。
そのとある計画とは、『神殺し』。
この世界で神と崇められ
ている、光の神への反逆だった。
かつて破滅寸前のこの世界を救った異界の英雄が人々の希望であったように、彼の死後も世界を希望の光で照らすため神へと昇華した。
その世界を救った神を殺さんと、女王と一部の騎士によって着々と準備が進んでいく。
突如、タイミング悪く現れた異世界人は神の使徒か、ただの迷い人か。
何故、人々を救った神を殺そうとしているのか。
その全ての鍵を握るのはこの世界に5人しかいない魔導師の一人。
この計画の主導者でもある、金を冠する魔導師。
名は公表されておらず、エルドラ王国にいるということ以外謎の人物。
この作品は、「神となった異世界人は、異世界の知識を持って世界を繁栄させる。」の現世界人視点です。↓↓↓
https://ncode.syosetu.com/n1480go/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 09:00:00
2539文字
会話率:52%
『異世界ストライズには、二人の神が存在した――』
それは、誰もが知る昔話。光と闇、二人の神が存在する世界の物語。世界を呪う《闇の神》の眷属である魔物から人々を守るために《光の神》から特別な力を与えられた、《光の守護者》と呼ばれる少年少女の
物語。
風の力に目覚めた少女はある日旅立つ。忘却の痛みと過去に交わした約束を胸に抱いて。風の少女と任務に向かうことになった炎の少年は、彼女に誰かの面影を重ねていた――
『……少女よ、お前は何を望む?』
「力を。あの人を守れるだけの力が欲しい」
――これは、守り守られるモノ達のモノガタリ。
※フォレストページで公開している作品の加筆修正版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 00:24:27
27053文字
会話率:59%
人類が知る神とは、なんらかの信仰及び伝承によるものであり、実際には存在しない。
しかし、それは違う
人知れず人間に姿を似せ、現世へと足を運ぶ神も多い
しかし、そんな神々にも頭のかたい神も存在する
それらは、原初の神と言われる存在であ
る
一人は神々すら恐れる闇の神
一人は神々も崇める光の神
これはそんな正反対な二人の冒険譚である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 18:11:50
313文字
会話率:0%
遠い時代には、神と呼ぶ7つの強力な存在が現れ、世界と多くの種を作り出します。その七つの強力な存在の一つ、人生の女神は死すべき人間と恋に落ちましたが、彼女は嫉妬のためにプロットされ、殺された7つの強力な存在から2人の男性の後に彼を失います。彼
女は禁じられた呪文を実行することによって彼を取り戻すことに決めたが、彼女が持ち帰られたことは真の不滅だったので、彼女の人生を犠牲にして、彼女が持ち帰ったことは、彼の種の最初の、あまりにも強力な(彼らよりも)、人生の女神は彼の最初の犠牲者となった。
その後、プライムは妻に生まれ変わりの呪文を実行し、ヌイの女神。彼はその後、復讐のために自分のレース、吸血鬼を作成しました。
2000年後、世界は新種の目覚めで完全に変化しました:ミュータント。
人間の帝国では、美しい双子の女の子(生命の女神エメアの生まれ変わり)新年の到来のために天国マナーアカデミーに行く準備をします。
グリムとルミの名前を持つ双子の悪魔、闇の神の生まれ変わり、光の神も天国マナーアカデミーに向かっている他の多くの皇太子は、双子の女の子の心を勝ち取ることを念頭に置いてアカデミーに向かっています。
空隙の中でプライムはまた、エサーナシアの方向に移動し始めました, 彼は彼の妻生命の女神エメアのために戻って来ています.
嵐は全世界を席巻する恐れのある醸造をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 22:12:34
14014文字
会話率:0%
この世界がまだ光と闇に分かれていた頃
『【光の神 アリアロッド】』と
『【闇の神 ムラカタ 】』と云う2柱の神が居た。
2人の父にしてこの世界を築き上げた神
『【リザローテ】』の死後ー。
突如世界を闇に染めようと
ムラカタが
動き出し
光の民を守ろうとしたアリアロッドもそれに対抗する形をとった。
この2柱の神が起こした戦争を
『【ロストレイン 】』と云う。
この戦争によってこの世から雨と云う存在が消えた。
これは失われた雨を取り戻す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 19:26:18
12275文字
会話率:44%
この世界には、”神子”という者が存在する。
毎年十五夜になると、”神子”に選ばれし者はその瞳が黄金に輝く。”神子”である唯一無二の証が金色の瞳なのである。
ここは『楸界』。楸(きささげ)という花が沢山咲くことからついた名前だ
。人間や妖怪などが住んでいる。
他にも数多の世界が存在するが、弱き者たちが住む楸界は何度も他の界からの侵略に遭っていた。他の界に乗っ取られれば、自分たちは奴隷として使われることは目に見えている。知能を持つ人間は、神子という名の生贄を神々ーー他の界の者たちであるーーに捧げることで今まで何とか持ち堪えてきた。
そして現在、年に一度、十五夜にその身を捧げる契約が続いている………
更新とても遅いです。不定期です。申し訳ありません。4月になったらきちんと落ち着くつもりです。
感想、レビューは4月から受け付ける予定でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-30 01:06:11
1137文字
会話率:29%
光の神々より、50年ぶりに人類へ人型兵器・騎神兵が下賜されることになり、世界は湧きたっていた。騎神兵をもたらすのは、神々の代理人たる聖女メイベル・リンク。その彼女が下向する地・ラーグリス王国ベリュン領の従騎士ウォルは、領主の令嬢アティアナ
の護衛として、メイベルを迎える式典に参列することになった。しかしこの期を狙らった大きな陰謀が、静かに動きだそうとしていた……
〈挿絵あり〉の回には挿絵があります。illustrations by UZEN折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-17 21:08:58
192499文字
会話率:41%
下田陸、落ちこぼれ高校生。
今日もいつものように、学校にも行かず家にこもってゲームをしている。下田にとって学校なんてどうでもよかった。ゲームができればそれで十分だ。
そんな下田にいきなり悲劇が襲う。高校の同級生、肉麻呂が原因で命を落とし
たのだ!
下田はこの世に未練を残したまま死んだ。そう、楽しい課金ライフを満喫するという望みを果たせずに!
このことをかわいそうに思った光の神の計らいで、下田は課金ワールドという新しい世界で新たな人生をスタートさせる。
非常にざっくり書いたので、?な部分が多かったと思います。そういった部分も本作を読み進めていくとわかると思います、多分。
僕の書いた小説第1作です!未熟さが出まくってますが、温かい目で応援してくださると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-16 20:09:38
15706文字
会話率:44%
光の神々の陣営と闇の神々の陣営の勢力争い、地に生きる者たちを用いた代理戦争、それは永遠に続くかに思えた。
だが、古代魔法文明の王により召喚された異世界からの侵略者、魔神により崩れる。
神にも等しい力を持つ者さえいる魔神たちに対抗する
ため、やむなく光と闇の陣営は手を結んだ。
古代魔法文明の王の死後、制御を逃れた邪悪な魔神との戦いは、長き時と多大な犠牲により、かろうじて勝利を収め、魔神を異界に追い払うことに成功する。
疲弊した両陣営は境界山脈を勢力の境とし、大陸の西を光の陣営、東を闇の陣営と分け、争いは小康状態となった。
大陸が二分され、およそ200年、かつてない長き平和を享受する世界。
平和な時代に生まれた好奇心旺盛な少女は、その飽くなき欲求で神を愛し、渇望のままに冒険者になる。知識の為なら破壊も厭わない、知識の神の神殿の愛すべき異端児。
世界の平和が如何にして保たれているか、そんな彼女の目を通して描くファニーな仲間たちとの冒険譚。
――
リプレイ小説ではないのですが、TRPGでのエピソードが盛り込まれています。話の進行もTRPG的なものとなっておりますので、興味のある方はどうぞよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 20:00:00
60247文字
会話率:30%
地球に転移してきた、夜の神の使途、ヴァンパイアの王:ルナ。
居場所もよくわからないが、とりあえず先に転移してきたであろう、光の神の使途:アニムと会うために移動を開始。
そのエピソードだけです。
そのうちに本編で出てくる予定です。
よろ
しくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 08:00:00
7112文字
会話率:29%
宮司の息子「皆本頼光」は、幼馴染で彼に想いを寄せる「吉田香澄」と「明芳学園高校」に通い始めて約一か月が経った。そんな頃、彼らの街「鴻池市」で猟奇的殺人事件が起きる。
その事件を追っている「鞍馬鬼狩衆・玄昭」が頼光の神社「源綴宮」に「退魔業」
の協力を要請に来た。事件には「妖」が絡んでいると言う。
その事件の目撃者で友人でもある「有松美幸」を護るため、また玄昭が提示した「亡き母」に関する報酬のために、頼光は事件の犯人の居所への潜入を図る。
事態は「探偵ごっこ」の枠に留まらず、頼光の「半妖」という特異な出生を起因にした妖たちの思惑により、頼光の想定よりも別の方向に動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 12:00:00
182098文字
会話率:52%
主人公まさとは親に買い物を頼まれスーパーに向かう途中雷に打たれて死んでしまうそして異世界転生を果たした。
その世界には5人の神々がいて火・水・土・風そして光の神様達がいた、それぞれの神様達は属性を持ち自分の国を作り自分の賢者たちに恩恵を与え
その恩恵はそれぞれの属性の魔法を使えるというものだったがそのどれにも当てはまらない、世界に一つしかない属性を受け取ったのだ。
そして13歳になると魔法学校に入学するのだった...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 01:29:55
1886文字
会話率:55%
アッシュ・ヴァイスヴァルド
光の神に転生された元金融会社員。
前世は1男1女家族持ち。
伊丹 東吾 35歳で飛行機事故で死亡。
今世では女の子大好き。温厚温和な美男子。
光の神より大運と剛力風魔法の特性を受け取る。
取り敢えず彼が偉く
なる様、多分神様は動くと思うんですよね、きっと?
よろしくお願いです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 09:18:16
2129文字
会話率:40%
光の神と闇の神が争う世界、両神々は強大な力を持つ勇者と魔王を誕生させた。だが、勇者は被害妄想で、魔王はおおぼら吹きだった。両陣営はぐだぐだの戦いを繰り広げる。結果、勝敗は付かず世界は混沌としていた。
そこで、二柱の神は戦いを終わらせるべ
く、万のスキルを持つ最強賢者を人の手によって誕生させる。賢者の思考はまともだった。だが、持っているスキルは強力だが発動条件が残念なスキルばかりだった。
賢者は残念スキルを使い、勇者に肩入れしたり、魔王に協力したり、時には調停を試みる。果たして残念スキル使いの最強賢者の元で世界は平和になるのか、それとも世界は終わるのか、全ては賢者の活躍次第。あと、季節によっては日常パートもある予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-15 06:00:00
27871文字
会話率:42%
冴えないおっさんの主人公、天符玲 王道(あまふれ きみみち)はオタク仲間達から【テンプレ・王道】とからかわれているがラノベでよく見るハーレム生活に内心憧れていた。ある日、王道は久しぶりに秋葉原の地を踏む。しばらく来ない間に様変わりしている街
並みに驚き立ち尽くしていると課外授業で訪れていたお嬢様学校の生徒と引率の教師のグループ6人に遭遇した。
すると突然地面に魔方陣が浮かぶのと同時に空にも大きな穴が開き王道達7人は空の穴に吸い込まれ落ちてしまう、落ちた先はなんと6柱神と呼ばれる神達が治める異世界で別の世界より渡ってきた邪神からこの世界を守る為に神の力を収められるだけの器を持つ6人の女性を召喚したのだそうだ。そこで王道の顔を見た、6柱神のリーダーであり光の神のライアは言った。
「あなたは何でここに居るのですか?」
召喚に巻き込まれてしまったおっさんの夢と希望に満ちたハーレム生活の幕が上がる!?
仕事中の空いている時間に物語を考えているので、更新は不定期です。
この小説はアルファポリスでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 09:03:30
125287文字
会話率:63%
かつて、光の神と闇の神が戦い、光の神が闇の神を封じ、宇宙は創造された・・・
しかし、闇の神は何度も繰り返しよみがえり、光の神と争った。
やがて、地球人をはじめとした「人類」さえも巻き込み、光の神を棟梁とする「創造神族」と「破壊神族」と分かれ
て戦い続けていく・・・
「ハーフエルフ・アドベンチャー」シリーズ、とりわけ「猫耳王女」に繋がるシリーズで、地球出身の狐の神様の子孫なんかも出てきます!
「銀河連邦」成立なんかも取り上げていきたいと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-21 23:17:08
8277文字
会話率:39%
そこはこの世界とは違う、魔法が存在する別の世界。人々はこの世界をグランティエラと呼ぶ。グランティエラには、古くから語り継がれるおとぎ話がある。太古の昔、聖なる光の神と、邪悪な闇の神が存在した。闇の神はグランティエラを悪の力で覆い、グランテ
ィエラを荒廃させ、魔物の世界を作り上げようとした。それを阻止するために、聖なる光の神は、稀有な力を持つ「光の子」とその仲間とともに、邪悪な闇の神に勝負を挑み、勝利して、世界に光を取り戻した。しかし、その勝負で大いなる痛手を負ってしまった光の神は、その姿を止めることができなくなってしまった。そこで、光の神は荒廃しきったグランティエラの緑、海、大地となり、この世界に輝きを取り戻した。そんな光の神の姿を見て、光の子たちは彼をこう呼んだ。万物の源「オリフェン」と。その後、光の子たちは何処ともなく姿を消したが、世界は平穏となり、今の豊かな世の中がある。このような話を聞いて育った主人公、自然豊かな辺境の村、ナタル村のレオンには、光の子と同じく稀有な力があった。魔法が使えたのだ。レオンはその力を正しく使ってナタル村の害獣駆除や警察を司り、村に貢献していた。レオンは未だ17歳ながらも村長をはじめとする村人たちからの信頼を得ていた。幼馴染としていつも一緒に育った、村長の孫娘であるフロールからも友人以上の関係となっていた。そんなある日、村長が何者かに殺されてしまう。どう見ても魔法が使われた痕跡があったために、真っ先に疑われてしまうレオン。村中の人々だけでなく、これまで長い時間を共に過ごしてきたフロールからの信頼も揺らいでしまったレオンは単身村を飛び出し、真犯人探しの旅に出るのだった。村長の死が、迫り来る闇の世界の予兆であることも、レオンの旅がそれを止める大冒険になることなど思いもよらないままに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 00:24:26
7472文字
会話率:64%
日和はある日人の世に呼び出される。六葉という陰陽師は、彼女をもののけ扱いしながら、ある事件について真相を調べに出かけ…
最終更新:2018-01-22 12:00:00
118405文字
会話率:57%
高橋神也は親にも見放される程の不細工だった。
そんな神也がある日に目覚めると、自身がプレーしていたゲームに似た世界で、勇者として召喚されていた。
世界を救う伝説が今、始まったかのように思えた。
だがーーそこにもう一人の男が召喚される。
その
男は神也と違いイケメンで、本当の勇者だった。
醜男の神也は勇者でないことが判明し、魔族と疑われて死刑の宣告を受けることになる。
神也を召喚した者たちは知らなかった……彼こそが世界を救う力を持つ者だということを。
醜男が牢獄から奇跡を起こす伝説が、今始まる。
《一章》・神也はスキル【擬似天使化】を得て、ライチ村で奇跡を起こしていく。更に銀光の神鳥を手にし、順風満帆に続く異世界生活。だが、突如ライチ村を襲う魔物の群れが現れ、住民を虐殺していく。神也は魔物の群れを一瞬で壊滅させるが、時すでに遅く、生き残りは一人もいなかった。絶望の淵にあった神也は、世界の理を変えることで、村の人々を蘇らせた。
《二章》・神也は強さを求めて、ヴァルハラ迷宮都市で新人冒険者として活動を始める。正体不明の神也に対して、担当してくれるギルド職員は皆無だった。最後の望みをかけて向かった先は、死神と呼ばれる少女のもと。少女の過去と現在、そして未来は血塗られた世界だったが、神也と神鳥の規格外の成長力で、少女の未来を変えていった。世界の理が変わった世界で、神也は成長を続けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 21:03:24
461039文字
会話率:25%