霜村涼は偏差値の高い進学校に通う高校一年生。ある日、サッカーボールが頭に当たってから彼の視界がときおりぶれるようになった。
涼が入っている塾で、新しい英語教材が導入された。フェイスディスプレイをかぶって、英語しか通じない仮想世界へ留学できる
というものだ。それを初めて使った晩、涼が仮想世界の中にある扉を開けると、そこは暗い雨の路地だった。
その路地は、涼の世界のパラレルワールドにつながっていた。
そこは、小惑星が地球に衝突して気候が変動し、人々も多数亡くなり、生き残った人間たちが共同生活をしている世界だった。涼は、そこでパラレルワールドの同級生、野見山碧に出会う。
毎晩英語教材の仮想世界からパラレルワールドに行くうち、涼は自分の住む世界の不条理や生きづらさに気づいていく。
パラレルワールドのミドリのことから、涼は現実世界の碧とも親しくなっていく。
涼には兄がいた。兄の洪は反抗的で素行不良と言われ、高校二年のときに更生キャンプに送られている。両親は兄のことを口に出そうとはしない。涼は、兄が反抗した理由や兄の生き方について考え始める。
高校で窓から飛び降りて自死した生徒があり、学校は教室の窓に鉄格子をつける決定をする。それに反対する生徒たちが体育館で集会を開くが、教師たちに暴力で鎮圧される。優等生だった涼は停学をくらい、級長からもおろされる。父は激怒し、母は泣く。しかし、この騒動で涼はひとりの教師と知り合い、そこから兄へとつながることができた。兄は更生キャンプを出て、社会を変えていきたいと思う仲間たちのもとで暮らしていた。
春。涼は兄に会いにいく。現実世界の碧は海外へ行くことを決めていた。
高校二年になった涼のまわりの世界は、これまでとはあまり変わらないように見える。けれど、涼の内には変わったものがある。やがて大きく跳ぶための助走を、涼ははじめたところなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 15:18:24
82628文字
会話率:34%
これは、今ではない時間、ここではない世界の物語。
豊かな大国と言われるミエッカ王国で、女性ながら近衛騎士として勤めるライヤ。
類稀な武術の才能だけではなく、その可憐な姿から、彼女は「花の騎士」と呼ばれていた。
近衛騎士が守る、若く美しい王
ヴァイヌは、ライヤの幼い頃からの憧れの人でもある。
直接言葉を交わせずとも、ヴァイヌの姿を見ていられるなら満足と思っていた矢先、突然ライヤは近衛騎士の任を解かれてしまう。
愕然とするライヤに、ヴァイヌは彼の弟にあたるアルマス王子の護衛を命じる。
「魔導王子」の二つ名を持ち、研究室兼住居の「離れ」に引きこもって滅多に姿を見せないアルマスには、数々の良からぬ噂があった。
戸惑いながらもアルマスの護衛を務めていたライヤだったが、やがて彼らは国を揺るがす事件に巻き込まれて……
※セルフレイティングは保険です※
※この物語の舞台になっている惑星は、重力や大気の組成、気候条件、太陽にあたる恒星の周囲を公転しているとか月にあたる衛星があるなど、諸々が地球とほぼ同じと考えていただいて問題ありません。また、人間以外に生息している動植物なども、特に記載がない限り、地球上にいるものと同じだと思ってください※
※舞台は西洋ファンタジー風の異世界ではありますが「中世ヨーロッパ」ではありません。また文明レベルも「中世ヨーロッパ準拠」ではありません。魔法を使った「ご都合便利テクノロジー」が存在し、都会であれば毎日風呂に入ったり水洗トイレを使うのも普通の世界です※
※固有名詞や人名、度量衡などは、現代日本でも分かりやすいように翻訳したものもありますので御了承ください※
※この作品は「ノベルアッププラス」様、「カクヨム」様、「アルファポリス」様にも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 12:18:01
120110文字
会話率:45%
※冒頭に子供が虐待されているシーンがあります。苦手な方は、ご注意ください※
ここではない世界と今ではない時代の物語。
家族の誰にも似ていないと、取り替え子の迷信により両親から虐待されていた幼女・リューリ。
ある日、頭部を強く打った際に、彼
女は自身が男性であり凄腕の魔術師で、訳も分からず何者かに殺害された前世を思い出す。
実家にいれば、いずれ虐待死するだけと悟り、リューリは逃亡する。
前世で培った魔法の知識と技術を頼みに生きようとしたリューリだったが、幼児であるがゆえ行動に制約が多く行き詰る。
トラブルに巻き込まれていたリューリを保護したのは、気のいい元剣士を始めとする旅の一行だった。
一行に溺愛されながら旅をするうち、他人を信用していなかったリューリの内面に変化が起きる。
やがて前世の自身の痕跡と、殺害された理由に辿り着いたリューリは、同時に世界の危機に直面する……!
※主人公の転生先は生前と同じ世界です※
※この物語の舞台になっている惑星は、重力や大気の組成、気候条件、太陽にあたる恒星の周囲を公転しているとか月にあたる衛星があるなど、諸々が地球とほぼ同じと考えていただいて問題ありません。また、人間以外に生息している動植物なども、特に記載がない限り、地球上にいるものと同じだと思ってください※
※舞台は西洋ファンタジー風の異世界ではありますが「中世ヨーロッパ」ではありません。また文明レベルも「中世ヨーロッパ準拠」ではありません。魔法を使った「ご都合便利テクノロジー」が存在し、毎日風呂に入ったり水洗トイレを使うのも普通の世界です※
※固有名詞や人名、度量衡などは、現代日本でも分かりやすいように翻訳したものもありますので御了承ください※
※セルフレイティングは保険です※
※この作品は「ノベルアッププラス」様、「カクヨム」様、「アルファポリス」様にも掲載しています。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 08:00:00
124986文字
会話率:42%
西暦二〇五〇年。世界では、急激な人口増加に加え、止まらない温室効果ガスの増加で平均気温が上昇。内陸部では、気温が五〇度を超える日が増え、死者が毎年のように出ている。各地で森林火災や砂漠化も起きている。沿岸部である日本では、周囲の海水温度が少
しずつ上昇することによって、熱の逃げ場がなくなり、亜熱帯気候へと変貌を遂げた。天候も毎年のように大洪水を齎す豪雨が起き、陸の生活は以前より難しくなっている。この異常気象に人類は、暮らす場所を求めて月面移住計画や、火星移住計画といった宇宙産業に手を伸ばしていた。しかし、ここ一〇年は、災害の多発で予算が回せず、難航している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 17:02:46
102024文字
会話率:60%
ある日、春が突然消え、人々はその不在に戸惑うが、実は未来の春が「自分の大切さを思い出させるため」に盗んだのだった。気候変動によって失われつつある春は、人々が抱く“希望”を報酬として求め、彼らに季節の移り変わりの尊さを噛み締めさせようとしてい
た。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-23 15:59:45
846文字
会話率:0%
舞台は常夏の南国、島宮県・鳴海市。温暖な気候が特徴のこの地で、県立の鳴海南高校に受験失敗した川名貫太郎は、海風学園高校に入学。クラスは内部進学生と外部進学生に分かれ、貫太郎は外部進学生のε組に配属。担任は公民・世界史の清楚美人、松澤恵美、副
担任にはツンデレな国語教師の牧野京子と、癒し系の英語教師守屋亜衣がいる。貫太郎は苦手な理科の中でも生物基礎と地学基礎を、社会では世界史Aと日本史Aを選択。水泳部では、部員の女子が多く、伝統的な競泳水着を着用し、松澤恵美と主将の高橋美咲のもとで厳しい練習に励む。勉強法として和田秀樹の方法を取り入れ、特に英語に力を入れる。夏休みの自主学習で英検と漢検の資格取得を目指す一方、教師たちとの関係も深まっていく。試験や模試を通じて成績を上げ、最終的には文系を選択。修学旅行ではハワイへ行き、教師たちと楽しい時間を過ごす。来年への決意を新たにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 11:11:19
635041文字
会話率:48%
九月の終わり、隣人の三浦さんが「秋がくたびれてる」と言い出す。夏が長引いたせいで、秋は慌てて季節の準備を進め、無理をしているようだ。昼は暑く、夜は冷え、紅葉もまだらで、まるで帳尻を合わせようと焦っているように見える。
三浦さんの提案で「
焦らなくていい」と秋をねぎらう。すると、涼やかな風が吹き、翌日から紅葉が自然に進み、秋らしい穏やかな気候になっていく。
しかし、季節の調整が続く中、ふと気づく。
「次は……冬ですか?」と。三浦さんは笑いながら、「それは、もう少し先の話だ」と答えるのだった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-10 19:46:27
1079文字
会話率:44%
巨大な隕石の落下による甚大な被害……地球規模の気候変動から復興を目指す日本、そんな世界から分断された我々の前に謎の生物が姿を現わす。
地球外生命体『インセクタム』、昆虫をより巨大化し、より凶悪にした生物……奴らはグングンと数を増やし、次々
と無慈悲に人々を捕食していった。
そんな中、自衛隊もただ手を拱いているだけではなかった。
様々な近代兵器を駆使し、反撃を試みたのだ。だが、地球上に渦巻いた大嵐の中、航空支援も受けられないままの地上部隊は壊滅的な被害を負う事となる。
そう、ここにきて人類は新たな兵器の開発に着手しなければならなくなったのだ。
開発は急ピッチで行われる。そして日本国の防衛ラインが首都東京へと迫る中、遂に『AA-PE』、装甲型強襲用強化外骨格と呼ばれる機動兵器と試作型AIが完成したのであった。
人類反撃が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 12:04:15
374933文字
会話率:30%
春の国チェラズスフロウレス。
とても温かな気候で、一年中桜の花が咲き誇る平和な国。
その国の東に位置する辺境の村には、ミア=スカーレット=シダレと言う名の五歳になったばかりの美少女が住んでいた。
ただ、美少女であるミアには一目……いいや。一
聞きで分かる変な特徴があった。
それは、喋り方がお年寄りっぽいのと、一人称が「ワシ」な事。
容姿に見合って声が可愛いのに、まるでお爺さんの様な喋り方なのだ。
そして、ミアには将来の夢がある。
それは結婚もせずに、のんびりとした引きこもりスローライフを送る夢。
とても残念極まりない夢ではあるが、ミアは大真面目だ。
しかし、そんなミアには、夢を目指す為には隠し通さなければならない秘密がある。
それはミアがTS転生者であり、その昔この世界に平和をもたらした“聖女”と同じ魔法が使えると言う事。
TS転生者の方は隠しても隠さなくても変わりないように思えるが、聖女と同じ魔法は大きな問題だ。
この世界は新たな聖女の誕生を待ち続けていて、もしミアが同じ魔法を使えるとなると、間違いなく聖女として表舞台に担ぎ上げられてしまうだろう。
だと言うのに、とある事件をきっかけにして、ミアは表舞台に引きずり出される事になってしまう。
この物語は、引きこもりしたいTS転生のじゃロリじじい聖女の波瀾万丈な物語である。
※他の小説投稿サイト『ノベルアップ+』様でも掲載している作品です。
※作者更新報告用Twitter → https://twitter.com/kon_guma折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:19:15
1945023文字
会話率:61%
「エンピトリウムを注入」
「はい」
「シトラトセリスも」
「はい」
「……よし、これで完成だ。間に合ったな」
「よかった……早急に手を打たなければなりませんでしたからね」
「ああ、これで多くの命が救われるといいのだが……」
ラウム
星の惑星管理局は、深刻な気候変動による少雨や干ばつで砂漠化が進む惑星を救うべく動き出していた。
彼らの計画は、特殊な薬液を雨雲に混ぜ、広範囲にわたる強力な雨雲を生成し、栄養剤を全土に散布するというものであった。この栄養剤は現地の生命体に一切の害を与えず、大地を潤し、植物を成長させ、水を澄んだ色に戻す『恵みの雨』となる。
ある日、空が不穏な色に染まり始めた。街の人々は天気予報を信じて傘を用意していたが、降ってきたのはいつもの雨とは違っていた。
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最終更新:2025-02-01 11:00:00
1367文字
会話率:32%
人類の目覚ましい発展は輝かしく見える一方、その影では深刻な問題が積み重なっていた。気候変動の激化、爆発的な人口増加、資源の枯渇。これらすべてが現実の脅威として目の前に迫っている。地球環境問題は山積みだった。
科学者たちは解決策を模索し続
けたが、明確な答えは見つからない。そんな中、ある国で革新的なアイデアが浮上した。
「デブを消すことこそが、最も効果的なエコ対策だ」
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最終更新:2025-01-03 11:00:00
1449文字
会話率:8%
ついにタイムマシンの開発に成功した博士は、喜びを抑えきれずに飛び跳ね、自らの成果を自画自賛した。そして、「タイムマシン? ははっ、不可能だよ」と自分を侮蔑した人々を思い浮かべては、口汚い言葉を吐き、さらに世間という無形の相手を罵った。この
ように人間嫌いを深めていた博士だったが、その憎しみを原動力にしたおかげでこの偉業を成し遂げたので、結果的には、めでたしめでたし。終わりよければすべてよしということである。
「いっひっひっひ、人間どもの終わりを見てやるぞぉ」
……と、めでたしには程遠い、邪悪な笑みを浮かべて独りごちる博士。『人間ども』などと敵意剥き出しに言うその博士ももちろん正真正銘人間であるが、これまで人々から受けた冷たい仕打ちと、タイムマシンを開発したという確かに人並外れた偉業を成し遂げたことにより、自分以外の人間は凡、猿、愚民。そして私は神だ、という風にこの時、博士の自己肯定感は極限まで高まっていたのである。
その博士がタイムマシンを使い、まず初めに見ようと考えたのは、恐竜時代でもなく、未来ではあるが、人類の滅亡の時代、つまり荒廃した世界だった。科学者でありながら、車が空を飛ぶような科学技術が発展した未来を見たいとは思わない。そんな未来に行けば、せっかくタイムマシンを開発したばかりなのに劣等感を抱くかもしれないからだ。
「さてと、私の見立てでは、もう千年くらいは今の人類の歴史は続くだろう。気候変動、疫病、人口の増加、カウントダウンはすでに始まっているがな……これでよし。千年後にセット完了だ。二千年後でもよかったかもしれないが、まあ、これで様子を見るとしよう」
タイムマシンに乗り込み、行き先を設定した博士は狙い通り、遥か未来へと飛んだのであった。
「ほほう、これが未来の世界か……」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-17 11:00:00
4261文字
会話率:48%
世界規模の気候変動や地震により人類滅亡に瀕した時、他の星からやってきた生物が荒れ果てた地球にドームを建設。選ばれた人間が暮らし始めたドーム内は安定が保たれ、それから二百年が経っていた。
十二歳のダイズはドームの指導者候補生として暮らしてい
る。だが学ぶにつれ、仲間たちとは違う感覚が芽生え、ドームそのものに違和感を覚え始める。ドームの外への憧れと恐れ、またドームのヒエラルキーにも不信を抱き始めたダイズに何が待ち受けているのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 16:00:00
140195文字
会話率:36%
気候変動により極東ロシアの開発が進み、欧米が寒冷化に襲われたもう一つの世界。ハバロフスクのしがない修理工、アレクは仕事中に感電し、繰り返し霧の夢を見るようになった。「風の音が聞こえるに歩いて」ある夜、夢の中の声に逆らい、アレクは発見してしま
う。法線の入り乱れた、だまし絵の迷宮。「エッシャーの城」と呼ばれるその場所は、全ての人間の意識に繋がるという仮説上の存在だった。やがてアレクは城を巡る共産党の陰謀に巻き込まれ、抗争に身を投じることになるのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 20:01:22
282622文字
会話率:46%
2XXX年。度重なる核戦争や温暖化による気候変動により人間の居住できる土地は極端に減少してしまった。地上に居住可能な土地は残されておらず、人類は地下の巨大なシェルターで暮らすようになった。人類はヘル党という独裁政府に支配され、自由を剥奪され
ていた。限られた優秀な遺伝子のみを残すというヘル党の優生思想により人々には12歳から18歳にかけて命を懸けた学力試験が課された。基準に満たないと判断されたものは排除される。そんな絶望的な世界で史上二回目の早期首席合格を果たした「開闢院現」(かいびゃくいんうつつ)は政府を打倒するべく、独自のアジトやネットワーク、さらに特殊部隊『REVO』を創り上げる。現は政府を倒し、人類の平和を取り戻せるのか。最高統治者「ユージェ・ヘルシャフト」の正体とは。そもそもこの巨大なシェルターは誰が作ったのか。多くの謎が段々紐解かれていく過程をお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 20:37:19
7287文字
会話率:59%
チリ、アタカマ北部にあるコピアポア ソラリスというサボテンの群生する丘。海のすぐそばにありながら、冷たい海流のせいで雨の降らないこの丘にも、数年に一度奇跡のような雨が降る。だが、気候変動でその雨も降らなくなり、ソラリス逹は、休眠して乾きに耐
えながら、静かに死に絶えようとしている。
こんなにも近くに、海が見えるというのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 12:12:57
996文字
会話率:0%
時間によって、季節によって、気候によって、そこに座る人が変わる’’ベンチ’’。そこでの会話からは十人十色、様々な人生を見ることができる。ここでの会話はあなたにはどのように映るだろうか。
最終更新:2024-12-16 01:17:38
377文字
会話率:100%
ー2047年ー
地球を襲った大規模な地殻変動により、5つの気候帯は消え去り、異常気象が世界を支配するようになった。
人々は生き残りをかけ、雷を利用したエネルギー技術を開発し、新たな都市「▼|雷撃都市《らいげきとし》」を築き上げる。
そこ
では、絶え間なく空を走る稲妻が、人々の命綱として重要な電力を生み出していた。
その中で、雷の落下地点を予測し、貴重な電力を効率的に収集する「雷撃ハンター」と呼ばれる特殊な能力を持つ人々が現れ始める。
この物語は、地殻変動が起こってから40年後の雷撃都市で暮らす一人の少年が、人々に支えられ、ハンターたちと共にさまざまな経験を重ねながら雷撃ハンターとして成長し、仲間とともに新たな世界を切り拓いていく姿を描いた記録である。
⚡︎⚡︎⚡︎「▼雷撃都市」をお読み頂ける皆様へ⚡︎⚡︎⚡︎
各エピソードの冒頭に付いているマークが「⚡︎(雷マーク)」になっているエピソードは描写が難しかったり相当私の趣味性が高いです。。。ので、読み飛ばしても大丈夫なように書いてみています。
ちょっと読んで頂いて「長っ」ってなったら、次の「▼」マークのエピソードまで読み飛ばして頂ければと思っています。
また、ストーリー内で主人公が聞いている音楽をYoutubeチャンネルにUPしてみていますので、マイページにリンクを貼っています。
もしよろしければその音楽を聴きながら読んで頂けると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 20:00:00
31377文字
会話率:45%
第二部 現状分析と不測の事態に対応する代替案の準備!
2-1 今回の選挙は衆偶政治なのか?:データの誤用や誇張が目立つ!
2-2 インパクト分析と現状分析をしっかりとしておこう!認知バイアス
2-3 温暖化への影響1:気候変動対策よりも経済
発展を優先する
2-4 温暖化への影響2:世界全体で0.1~0.2°Cの温暖化が進む
2-5 世界の平和に与える影響:国際的な協力関係が後退、強硬姿勢
2-6 中国との紛争の可能性について:南シナ海と台湾海峡
2-7 日米の経済関係への影響(貿易、供給チェーン、投資、金融、為替)
2-8 日本の人々への影響(物価、実質賃金、防衛費、地政学的リスク)
2-9 新大統領と北朝鮮との関係:米中対立が影響を与える可能性大
2-10 アメリカ国内の分断の最近の状況:政治、不平等、報道、人種
2-11 新大統領の再選とアメリカ国内の分断:政府の信頼低下、移民
2-12 新大統領の過去の出来事から学ぶ:人種差別と暴動、米中対立
2-13 二期目は一期目と同じか違うか?:過激化・再燃する対立
2-14 公約による問題:移民、環境、関税、軍事費、医療など多数
2-15 政権が行き詰まる可能性:国際的孤立化、分断、経済悪化
2-16 不測の事態を考慮した複数の代替案を検討せよ!
2-17 中国が民主化する可能性:経済成長、不満の爆発、グローバル化
2-18 今回はミエナの情報に慎重に追加情報を求める!民主化10~20%
2-19 ロシアの民主化のシナリオ:経済不安、
2-20 更なる理解のために
2-21 再び話題はアメリカに:民主党支持層の行動
2-22 交渉で打開できないか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 21:09:25
82677文字
会話率:34%
エイレネたちが地球規模の問題群を学ぶ。
自らも体験型シミュレータで大変な経験をする。
地球規模の問題群とは、次の8つです。
気候変動の深刻な影響、世界の人口増加と食糧不足の危機、戦争とテロ、ジェノサイドによる人道と人権の危機、パンデミック
の蔓延、社会的分断と不平等の深刻化、女性や少数民族への虐待と社会的地位の低さ、権威主義化による戦争の増加と人権侵害の深刻化、AIの進化と大量失業に怯える人々
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 19:10:08
65883文字
会話率:36%
人類が「荒ぶる気候」を避け、ドーム都市「護糧閣(テラス)」に住むようになって数千年後。
とあるテラスに、プラネタロイドという、プラネタリウムのアレイ型投影装置を模したロボットがやってくる。
プラネタロイドは、ドーム都市に暮らすようになった人
々に星を見せるため、各地を渡り歩いていた。
子供の頃、プラネタロイドが見せてくれた星に憧れ、再びやって来るのを待っていた女性ラキは成長して技術者となる。
やがてプラネタロイドが再びやってくるが、それは他のテラスによって略奪のための兵器に改造されている恐れがあった。
ラキはテラスの外でプラネタロイドと再会し、調査を開始するが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 17:13:45
9988文字
会話率:24%
四方を石壁に囲まれた閉鎖空間で意識を覚醒させた主人公は、自分自身に関する記憶の一切を喪失していることに気付く。
そこが独房であるらしいと察するも、呼びかけに応じる声はない。
異常な寒暖差の気候、日に二度ドアの下から差し入れられる信じ難
いほどに不味い食事、何より自分の置かれた状況がまるでわからない不安が、気力と体力を削っていく。
そして、意識を取り戻して十日目、彼は唐突に独房から解放される。
自分と同じ粗末なローブに身を包んだ異形の集団とともに移送されたのは、円形闘技場を彷彿とさせる施設だった。
そこで彼を含むローブの集団は、巨大で凶悪な〝魔獣〟なる生き物との一対一の闘いを強制される。
境遇を同じくする者たちが次々と凄惨な死を迎える中、主人公はどうにか生き残ろうと行動する。
しかし、彼は未だ知らない。
それが、異世界での過酷な生存競争の幕開けであることなど。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 18:17:43
3320306文字
会話率:36%
鳥取砂丘でホームレスをしていた砂漠大好き少年、春成 裸物(はるなり らもん)は本場の砂漠がある海外に行く費用を作るため、臓器のいらなそうな【きんたま】を売ることにした。 しかし手術は失敗し裸物はそのまま亡くなってしまう。
死んだはずの裸物
が次に目を覚ますと、目の前にはずっと憧れていた砂漠の景色が広がっていた。 砂の上を走る鉄の船、見たこともない生き物、経験したこともない気候、知らない砂漠の人達。
裸物の心はワクワクでいっぱいだ。
ーーーーーー
見てくださりありがとうございます!
生暖かい目で見ていただけたら幸いです。
小説は素人なもので稚拙な文が目立ちますがここをこうしたらいいよ〜などアドバイスがあればどんどん送ってきてくれると嬉しいです。ご指導お願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 07:23:48
5370文字
会話率:28%
「コーヒー2050年問題」というのは、気候変動の影響で、2050年までにコーヒー生産に適した地域が最大で50%にまで縮小し、コーヒーの供給が難しくなると言われている問題です。
コーヒーは商品作物なので、これで外貨を稼いでいる国はピンチにな
るし、コーヒー農家は中小規模が多いので、たくさんの農家が潰れます。
コーヒーが飲めなくなる!と一般消費者の我々が嘆くよりもっと大きい問題なのですが、所詮脳味噌が一般ピーポーの私は「飲めなくなる!」というところだけ拾ってこれを書きました。
世界の賢い人たちは早いとこ品種改良など頑張ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 16:59:32
1049文字
会話率:12%