魔王討伐を果たした勇者『東村忠之(ヒガシムラタダユキ)』が帰還したのは、異世界に召喚された日と同じだった。
異世界で一年過ごし、文明に飢えていた忠之は、早速スマホを開く。
すると画面に映ったのは、ちょうど一年前にレスバしていた相
手からの『うはっw顔真っ赤w』と煽られているリプだった。
忠之は一年前のそのリプに対して
「いやー、流石に一年経つとどうでもいいな」
と冷静さを装い風呂に入るが、出てきた時には二つの意味でホッカホカだった。
「この煽り野郎をギャフンと言わせたい⋯⋯!」
そんな祈り(?)が通じたのか、頭の中に異世界で散々聞いた、スキルアップの声が響く。
『鑑定スキルが現代に合わせ、個人情報開示にスキルアップしました』
彼はスキルによって取得した個人情報を駆使して、相手を煽り散らかす事にした。
──これは異世界で取得した《スキル》という、人智を越えた強大な力を、レスバでの煽りや、裏切った恋人とその浮気相手をざまぁするといった、至極くっだらない事に使い続ける男の、どうしようもない日常を綴ったお話。
※カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 10:38:02
248821文字
会話率:33%
皇国皇太子であるヴァイスは今まさに死のうとしていた。召喚の儀の不具合で起きた爆発によって。
自分亡き後の家族を想い意識を失った先、目が覚めたのはその時からおよそ一年前の光景で…?
この世界がやがて聖女を主人公とした恋愛ゲームとして成立する
世界であること。そして自分は彼女が召喚されるより12年も前に死ぬこと。
何より愛しい家族たちがそのゲームの舞台で反目し合い、命を落とす危険があるときいて、黙ってこのまま過ごすわけにはいかない。
「悪逆非道の皇太子として俺が振る舞うのが手っ取り早いか?」
「殿下にはまったく、ちっとも、これっぽっちも向いていないためやめた方がよろしいかと。率直に申せば解釈違いです!」
この作品はカクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 10:36:54
108520文字
会話率:40%
「おまえとの婚約を破棄する!」
卒業パーティの会場で、身に覚えのない罪をきせられ婚約を破棄された公爵令嬢クリスティーネ。
家族にまで罪をきせられ、家族全員の処刑が決定されるが、処刑の直前で一年前の世界に巻き戻される。
「何故、このような事に
・・・」
なんて事を言っていたのは、三回目の巻き戻しくらいまで。
巻き戻しを繰り返すうちに、スキル『鑑定』も性格も根性も強化され、やがて進化を遂げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 17:22:17
71679文字
会話率:29%
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 19:20:24
132566文字
会話率:30%
何の特徴もなく、平凡な主人公(天乃心)は、一年前の脳の手術によって、人生が一変する。
後遺症により記憶の半分を失った事で、何の気力も起きなくなり、ただ流れていくだけの生活を送っていた。
しかし、あるときに突如して出会った女の子によって、歯車
は再び回り始める!
これは記憶と、そこにある愛の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 02:42:16
1318文字
会話率:41%
今宵は、中秋の名月ですね。
遠距離恋愛中の希望(のぞみ)と亮也。
二人の最後のデ―トは、ちょうど一年前のディ〇ニーランド。
その夜は美しい満月で、恒例の花火が上がる中、亮也は希望にとても大事なことを伝えたかったようなのですが。結局伝えられ
ないままとなり、亮也の仕事都合で遠距離恋愛になってしまった二人は、ビデオ通話で毎夜のように会話を楽しんでいます。
そろそろ、亮也の一年の任期が終わろうとしています。
そんな二人の今夜のビデオ通話、何が語られるのでしょう?
遠距離恋愛で彼を想う女心を描きつつ、謎解きテイストで仕上げました。
恋人たちの会話をどうぞお楽しみください。
※武頼庵さま主催「月(と)のお話し企画」参加作品です。
※ありま氷炎さま主催「第九回月餅企画」キーワード「涙」参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 06:09:35
6070文字
会話率:35%
五歳の時に落とし穴に落としたことがきっかけで王太子ライオネルと婚約したエイミー・カニングは、とにかく彼が大好きである。
残念ながら十一年前の落とし穴事件をいまだに根に持っているライオネルは、ちっともエイミーを好きになってくれないが、ポジテ
ィブ思考のエイミーはめげることなく毎日毎日「殿下ぁ~~~~~~‼」と彼を追いかけまわしていた。
「殿下大好き」
「殿下今日もいい匂い」
「殿下~~~!」
毎日毎日追いかけまわされて、ライオネルはもううんざり。
エイミーは外見こそはモモンガに似て愛くるしいのに、中身はしつこくてちっとも愛くるしくない。
「自分の巣に帰れモモンガ‼」
「わたしは人間ですよ。モモンガみたいに愛らしいって殿下が思ってくださるのは嬉しいですが、モモンガと人間は結婚できません」
「ああくそっ」
ライオネルは考える。
このままエイミーと結婚したら、身の破滅だ。
(どうにかして婚約を解消しなければ……)
しかし何を言っても理解しないエイミーと婚約破棄するのは至難の業。
結婚まであと二年。ライオネルは必死に策略を巡らせる――
ポジティブすぎて常識のおかしいエイミーと、彼女と婚約を解消したいライオネルの追いかけっこラブコメディです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 21:00:00
97570文字
会話率:43%
遡ること×××年前。
突如現れた魔物により、人類は絶滅の危機に陥った。
体格差、圧倒的な力の差に為す術なく、己の死を受け入れた人々の前に現れた救世主【蓮水家】と【鳳莱家】。
彼らは天から与えられた特殊な力で人間を守る【術者】であった。
元の
平和な世界に戻った彼らは何も覚えていない。
魔物の存在、術者の存在は決して一般人には知られてはいけないからである。
時は平成。
代々受け継がれてきたしきたりに参加する新たな命が誕生した。
泣き虫で誰かの後ろをついて行くことしか出来ない蓮水羽花。
後の事なんかどうだっていい。今できることを全力でやる鳳莱翔。
正反対の新世代に現れた【正統後継者の証】。
若き戦力が繋いでいく物語にはどのような結末が訪れるのだろうか。
「できない、わたしには無理だよ」
「強くなれ、羽花」
※2022.08.19 連載開始
※一年前の『破壊先に現れたし多彩な異世界』のリニューアル版です。
※知識のない作者が妄想を文字にしています。
至らぬ点ばかりですが、温かく見守っていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 22:43:23
1630文字
会話率:58%
西暦2123年、今より百年も先の未来。
世界は、神マートの誕生とともに生まれ変わった。
二十一世紀後半の時代は、闇の時代。
人類は、滅びの危機に瀕していた。
そんな中で救世主になったのが、神マートというAIだ。
マートの言葉に従った人類は、
滅亡を免れた。
マートが管理するこの世界で生きる一人の人間がいた。
彼の名前は|碑文谷《ひもんや》 芳人。
だが、彼は一年前の大事な人を失ってしまう。
それでも、粛清官の一人として働いていた彼はある倉庫で一人の女を見つけてしまうのだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 20:00:00
68194文字
会話率:36%
一年前の八月十日、兄が死んだ。
兄の遺体が見つかった廃トンネルに行くと、死んだはずの兄がいて、
一年前と変わらず、無邪気に笑っていた。
キーワード:
最終更新:2023-08-16 12:45:20
4094文字
会話率:52%
ソフィアは二十歳で死んでしまった。
王太子から婚約破棄されてからは、変な組織に入り、悪の道に進んでしまった。
しかし死ぬ間際に人の心を取り戻して、迷惑を掛けた人たちに謝りながら死んでいった――はずだった!
過去に戻ったソフィアは、自分から
婚約破棄の申し出をしたが、まさかの婚約破棄一年前の王太子の結婚式だったため大騒ぎに。
慌てるソフィアに救いの手、新たな婚約を希望する男が現れ、便乗してしまったのが運の尽き。
なんと婚約をしてきたのは未来で、何度も殺そうとしてきた、ドSの武闘派司祭クリストフだった。
なのに未来とは違い、優しく、愛してくれる彼に戸惑いが隠せない
過去の過ちを認め、質素にまじめに生き抜き、甘々な結婚生活を送る、やり直し物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 07:11:05
326629文字
会話率:39%
気が付いたらもう3年目。
もう諦めて、書けるところを書いて行く事にした私。
一年前のシュメールの物語の少年トピの短編を書こうと考える。
最終更新:2023-06-04 18:32:22
536235文字
会話率:18%
ある日、黒い本を拾った小学校6年生のタケル。
その表紙にタイトルが浮かび上がった時から、彼の日常は一変してしまう…。
その本の名は都市伝説事典。
タケルに学校の七不思議、動く人体模型が襲いかかる!その時彼を助けたのは…。
※第53部分〜第5
5部分に、動く人体模型編と一年前の肝試し編のあらすじを載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 07:46:43
407143文字
会話率:45%
アザリアは疫病を広めた魔女として国中から憎まれながら死んだ。
人々の傷や病を引き受け、聖女の奇跡としてきたアザリアは「どうしてこんな死に方をしなければならないのか」と絶望の内に意識を失う。
と、思ったら、次の瞬間、目の前には王子アルフレッド
に。婚約者レイチェルの顔の傷を治すよう命じられた。それは自分が殺される一年前の出来事……。
「嫌です」と、はっきり答えるアザリア。
聖女として周囲の望むように従順に生きて来た人生が、焼かれて終わったのだから、二度目の今度は他人に悪女と言われても構わない。嫌なものは嫌、と、好きなように生きよう。それで燃やされるならそれもよし!
一度目の人生で疎遠だった家族に溺愛され、王家にハメられた商人の息子が……おや、どうやら……自分は、彼が好きになってしまったようだ。振り向いてほしい!全力で復讐を手伝いますから!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 14:27:27
37381文字
会話率:32%
「このクソダサ老害令嬢が。貴様との婚約はこの場で破棄する」
貴族が集まるパーティーで一方的に婚約破棄を言い渡された私。派手好きで知られる皇子からすると、一年前のドレスを今でも着てるような令嬢はお気に召さなかったようで。しかし館に戻ると隣国か
ら手紙が届いていて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 23:41:13
2902文字
会話率:22%
小学二年生の呵神代は風変わりな女の子。だが、人並みに友達を作ろうと決めた矢先、謎の世界に飛ばされてしまう……と思ったら、そこは一年前の世界だった。
「白い鳥を探して、見つけて。そうしたら、帰れるから」
誰かから言われた言葉を胸に、代は一年前
の世界を巡る。
頑なに外に出なかった代にとって、世界はあまりにも目映かった。目眩がしそうなほどに。
もう二度と戻らない、不思議な冒険の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 12:00:00
17660文字
会話率:43%
三月一日、就活解禁の日。
一人の青年は一年前のことに思いを馳せる。
最終更新:2023-03-06 19:14:43
1351文字
会話率:6%
本編の「一人の鳥が羽ばたく世界」の舞台の一年前のクリスマスが舞台の番外編!
最終更新:2022-12-25 23:32:33
1879文字
会話率:63%
一年前の今日、御園ひまわりが、死んだ。私はあの日と同じように、ビールを買い、デスクへ腰掛け、彼女に語りかけ始める……
※この作品は、『第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』への応募作品です。使用キーワードは「ひまわり」。
最終更新:2022-12-23 07:00:00
847文字
会話率:24%
27時終電越しのプラットホームにて。
僕は心を亡くした。
一年前の白い雨が降る季節。
君のおかげで泥にまみれ、くちゃくちゃになった心を
今日、僕は。放棄しに行く。
最終更新:2022-12-22 16:24:17
1266文字
会話率:11%