昼夜を分かたず活動する大都会。そんなメトロポリスも明け方は一瞬だけ静かになる。
人が最も少なくなる時間帯に、リヤカーを牽いて街中のゴミを拾い綺麗にする一人の老婆が居た。完全なボランティアなのだが、その裏には人に言えない秘密が隠されていた
――。
〇カクヨムコンテスト10【短編】ファンタジー部門 エントリー作品〇
※この作品は『カクヨム』に2024年12月28日に投稿した作品を移植したものになります。
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16818093091007990256
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 19:00:00
8464文字
会話率:32%
子供の頃から優秀だった徹にとって母親は一番の自慢だった。美人で、頭が良く、人当たりも良くて、料理もうまくその仕事ぶりから雑誌などで取り上げられるほどの有名人、常に凛と堂々としていて自信に満ち溢れた母が大好きだった。しかし突然訪れた母の死が徹
を狂わせる。明るく社交的だった性格は一変し、心を閉ざし周りと距離を置くようになる。そんな徹の下に一人の女性が現れた、坂本志穂。ボランティアをしている二十歳の志穂は心を閉ざしていた徹を励まし親身になってくれた。まだ小学六年生だった少しずつ心を開いていくのだが志穂も突然姿徹の前から姿を消してしまい、それによって徹は完全に人間不信になり心が壊れてしまう。成長し大学生になった徹は正常な心を取り戻そうとする、そんな彼に運命の出会いが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 07:40:00
79524文字
会話率:34%
ハントは公務員として働く青年で、安定した生活を送っていたが、どこか退屈さを感じていた。ある日、恐ろしい嵐が街に襲いかかり、大きな被害をもたらした。その最中、ハントはミナコという強くて、たくましい女性と出会う。彼女はボランティアとして災害救援
活動をしていた。二人の関係は、自然災害が引き起こす大きな試練の中で発展していく。彼らは共に喪失や痛みに直面しながらも、過酷な状況の中で愛と犠牲を見つけ出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 09:01:43
71967文字
会話率:42%
「おい、アザリー!いや待て、速度を上げて立ち去ろうとするな、この地味女が!」
今日も今日とて婚約者が見下すために呼び止めてくる。
私、そんな暇もボランティア精神も無いんですけど。
地味と言われ続ける無機質女子が淡々とザマァするお話です。
最終更新:2025-04-13 20:11:39
11271文字
会話率:20%
数代前の狂王が命じた『魔女狩り』で国から多くの魔女がその命を奪われた。
王は変わり、アンバードナー国、現国王ジオルドは未だに残る魔女達の遺恨を取り除こうと尽力している最中、国で起きている連続魔女狩り事件に頭を悩ませていた。
誓約の魔女であ
るリゼナ・アッシュフォードは王宮の事務官として働きながら王宮図書館に入り浸る本の虫。
本の読み過ぎで視力が悪く、分厚い眼鏡を手放せない。ついたあだ名は厚底眼鏡。
不名誉なあだ名にかつての視力を取り戻したいと嘆く日々。
とある日、仕事を終えて図書館で本を読んでいると、素敵な黒髪の騎士様を見かける。
今までも何度か見かけた騎士様に憧れを募らせるリゼナ。
その日の夕方、ボランティアで行っている孤児院の読み聞かせを終え、帰る途中に現れたのは血濡れの七人の小人達。その小人達に襲われ、助けてくれたのは図書館で見かけた憧れの騎士様だった。
憧れの騎士リム・ヴァイオレットから巷で起こっている連続魔女狩り事件『心臓の白雪』の捜査に協力するよう言われたリゼナは憧れの騎士様の力になれるならと、了承する。
しかし、このリム・ヴァイオレットは王宮騎士団第五部隊長を務め、貴重な男性魔術師であり、功績から爵位を授かったエリートなのだが、武力行使第一主義の騎士団屈指の危険人物。
加えて自分勝手で強引なリムに振り回され、翻弄されるリゼナは事件を解決できるのか―――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 09:39:26
160598文字
会話率:30%
自然の守護者の登場人物、屋根川聖菜。
そんな彼女の過去には、あるもう一つの物語があった。
中学一年の夏休み。
委員会のボランティア活動を終えて帰宅する途中、いつもと違う道に入ってしまった聖菜達。
そこには誰も知らない神社があった。
その神
社にあった石に触れたことにより、聖菜の運命の歯車が動き出す。
聖菜を待ち受ける運命とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 13:15:10
2104文字
会話率:16%
校内をボランティア巡回していたら…
こちらは、カクヨムさまにも掲載させていただいております。
キーワード:
最終更新:2025-03-28 07:08:57
14474文字
会話率:26%
サンタクロースにも、裏方の助力が必要だ。
最終更新:2025-03-22 10:35:38
569文字
会話率:0%
大阪・関西万博のボランティアをする事が決まった作者は、面談のため、東京から大阪へ新幹線で出かけた。しかし、新幹線が発車しない。果たして面談には間に合うのか。
この日の午後は、想定していなかった事がいくつも起こり、まさに作者にとっての長い
一日となる。家に帰りつく最後の最後まで、ハプニングは続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 16:00:00
22957文字
会話率:16%
地球上のあらゆる問題に気づいてもらいたい。その為には発信力を上げるべきだ。その手段として、ある若者がアイドルグループ(STE)を作った。ボランティア活動、激しい歌とダンス。度肝を抜く彼らの手法は瞬く間に世界を席巻する。しかし、それを快く思
わないあるグループがSTEを誘拐してしまう。誘拐されたSTEは逃げられるのか。
地球温暖化、海洋プラスティック問題、核兵器廃絶、アメリカの銃規制。様々な地球規模の問題に立ち向かう彼ら。日本政府やアメリカ社会も巻き込んで大立ち回り。果たして、彼らは生き残れるのか。
メンバー内の恋愛も織り交ぜ、難しい問題をスパッと解決する究極のエンターテインメント!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 15:26:22
117300文字
会話率:52%
定年退職を迎え、故郷に戻って暇を持て余していた山本清太郎は、東京オリンピックのボランティアに応募する。順調に研修を受けていくが、新型コロナウイルスが広がり、オリンピックは一年延期に。やっと活動が始まるかと思いきや、都外在住者は足止めを食ら
う。そんな時に出会ったのがYUKIという人物が書くブログだった。清太郎はYUKIの文章に心を奪われ、YUKIに憧れを抱く。
2021年6月になり、やっと活動が始まった。清太郎はYUKiに会いたい一心で、溜池山王駅で待ち伏せをするが・・・。
*一部事実に基づいた記述がありますが、登場する人物は架空のものであり、この物語はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 16:37:56
24167文字
会話率:41%
日曜日の雨 ーー 七十歳からの挑戦」は、中学2年生だった1967年に流行したザ・タイガースの「雨がしとしと日曜日」という曲をめぐる思い出から始まる人生の振り返りです。
14歳の頃、窓辺で雨を眺めながら自作のゲルマニウムラジオからこの曲を聴い
ていた「私」は将来の漠然とした不安を抱えていました。特に目標もなく、寝ることが最大の喜びだった少年時代。そこから二十代、三十代と人生は進み、社会的には成功と呼べる道を歩みますが、心の奥底では常に「本当にやりたいことは何か」という問いが消えることはありませんでした。
結婚し、家族を持ち、子どもを育て、仕事で成功を収めながらも、真の充実感は得られないまま時は流れます。六十代で仕事から引退した後の生活は予想以上に空虚で、七十歳になっても「本当の自分」を見つけられずにいました。
しかし、偶然始めたボランティア活動での出会いが転機となります。障害を持つ若者との交流を通じて、自分の年齢と経験が他者にとって価値あるものになり得ることを発見。「私」は様々な社会貢献活動に積極的に参加するようになり、そこで新しい生きがいを見出していきます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-16 11:27:44
4318文字
会話率:8%
野村隆介、六十七歳。妻と死別して十年、孤独を仕事で紛らわせてきた彼の心が動き出したのは、ボランティア活動で出会った渚菜緒子という女性がきっかけだった。彼女の柔らかな笑顔や憂いを帯びた瞳に惹かれ、いつしかその存在が彼の胸に深く刻まれていった。
しかし、菜緒子の左手薬指の指輪は、彼女が既婚者である現実を突きつけ、隆介の想いが叶わないものであることを示していた。
それでも、菜緒子と出会えたことは隆介にとって大きな幸せだった。彼女の些細な仕草や言葉が日々の活力となり、夕陽を見ながら彼女を想うことで心の温かさを感じていた。彼女の幸せを願う一方で、自分の心が揺れ動くたびに切なさを覚えた。
ある日、彼女との何気ない会話が心に残る。その後、図書館で出会ったカフカの詩が、彼の心を解き放った。「大好きと思える人がいることは幸せ」という言葉が彼の心を温かく包み込み、彼はその想いを受け入れることを学ぶ。
「出会えたことに感謝する」。隆介はこの恋を人生最大の宝物として胸に抱き、穏やかで清らかな喜びと共に、茜色の空を見上げる日々を大切にしていく。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-16 20:11:59
2773文字
会話率:8%
後藤駿介は3人の娘を育てるアラフォーでイクメン教師。小学校の先生でありながら、退魔師としての裏の顔を持つ。昼は教師で夜は退魔師。さらに子どもの世話、家事、寝る暇もない駿介の日常をリアルに描く。
最終更新:2025-03-09 14:10:57
4766文字
会話率:0%
北原小夜はある日、自身が侯爵家の令嬢ヴェロニカに転生した事に気付く。
ヴェロニカは、小夜がやり込んでいた乙女ゲーム『名探偵は月夜に輝く』に登場する悪役令嬢。
転生に気付いたのは、名探偵であるヒロインに学園での経費横領を見破られ、学園を追放さ
れた後だった。
事態を収拾する為に政略結婚する事になったヴェロニカ。形だけの妻となったヴェロニカだが、毎日書庫にこもり読書三昧の生活を楽しんでいた。
しかし、離縁の危機を感じたヴェロニカは自立するため、教職に就く事を考える。
早速、孤児院で勉強を教えるボランティアに参加するが……。
以前投稿した作品を大幅に改稿しました!
ヴェロニカは無事教職に就く事が出来るのか?
夫であるハルトムートとの関係はどうなるのか!?
是非お楽しみ下さい!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 08:05:02
69287文字
会話率:48%
最近あまり、このような光景を見かけない気がします。人助けはやはり、気分がいいもの。
キーワード:
最終更新:2025-03-06 18:12:16
1306文字
会話率:5%
主人公の翔太は、東京から田舎に戻った青年。
ある日彼は、遠距離恋愛していた彼女に別れを告げられる。
意気消沈の翔太だったが、友達に誘われて婚活に行って、そこで出逢った葵という年上の女に心を惹かれてしまう。
しかし彼女は、恋愛という感情
を否定する。
それでも少しずつ接近していく翔太だが、葵の過去に深い闇を感じ取ってしまう。
同じくして翔太は、先輩に誘われて消防団に入っていた。
初めて出動した火事場は壮絶な光景が広がっていた。
新人の翔太は、延焼を防ぐ為、隣家に続く建物を壊せと命じられる。だが『壊さないで』との少女の頼みを聞き入れ、あろうことか炎に包まれる建物の中に飛び込んでしまう。
連絡の途絶えた元彼女。久しぶりに再会した幼なじみ。愉快な仲間。男勝りな危険な女。県警に在籍する女好きの優男。信頼する先輩。気性の激しい消防団部長。
大自然を舞台にした四季おりおりの出来事を通じて物語は紡がれていく。
しかし穏やかな日々は長くは続かない。
ある日翔太は、真っ赤に染まる西の空を目撃する。そこは大切な人の家がある場所。
災害の前に人はあまりにも無力、希望、絶望、困惑、確執、あらゆる感情の狭間で、翔太は消防団を辞めてしまう。
一方で葵の運命も、徐々に動き出しつつあった。
偶然出会った危険な女、闇で暗躍する謎の集団。
ある嵐の夜、それは突然始まる。そして明らかになる、葵の壮絶な過去……
立ち向かうのは熱風吹き荒れる火事場。その体感温度は摂氏一万度。
光と爆音、怒号と悲鳴が飛び交うステージ。炎は意志を持って荒れ狂い、男達の熱い情熱と激突する。
大災害の前に人は無力なのか?
果たして彼は大切な存在を守れるのか?
※大幅修正するにあたり、別で作成してましたが、友達から「どうせ作り直すなら、今のを作り直してくれ。その方が読み直しできる」と指摘されたので、こっちを作り直してます。(確かにそっちの方が親切だ)
読みやすく、内容も一新してます。
人称も普通の小説らしく、感情移入出来るように。キャラも際立つようにする予定。
エブリスタで公開中のものと同一作品。それを更に煮詰めてます。
感想、ポイント評価、レビュー希望
旧題『あいつ消防団』
災害大国日本、消防団こそボランティア精神、だよね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 12:31:38
169264文字
会話率:33%
近未来。二十四世紀。人口減少にともない、人類にとって不毛な、同性愛は罪になる時代となった。
カズヤとヒロセは海外でよくある受刑者を更生させる社会奉仕やボランティアの一環で、
アルカアディア____理想郷という意味を持つ島に降り立つ。
ここで
、半年間を過ごさなければならなくなったが…………。
罪とは罰とは。
この世は楽園?…………それとも?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:16:37
101320文字
会話率:31%
岩屋健太はボランティアを頑張っている。その理由は・・・
最終更新:2025-02-28 20:00:00
8982文字
会話率:59%
自らの身体を"錬金"で変形させてモンスターをボコボコにする男。
最終更新:2025-02-24 22:25:52
5060文字
会話率:32%
軽度な怪我ならばサッと手を触れることで治せる。そんな、全人類がちょっとだけ癒しの魔法が使えるというだけの、ほぼ現代世界と変わらないお話です。
魔法と書きましたが、彼らは魔法だとは思っていません。生まれつきなので。
自分の怪我は治せません。
大きい怪我も治せません。
治療行為をする際、花火のような火花が散ります。
白色が一般的で、相性がいいと色が変わり、ちょっと効果アップ。
光が強かったり、色が特別に濃かったりすると「強光」と呼ばれ、大きな怪我も治せるが、出会えるのはかなり稀。
相性は一方通行で、AがBを治療した時に強光が出ても、BがAを治療する時にも出るわけではない。
【登場人物】
主人公 栗原睦月。高校一年生。ゲイ。癒しの力が強いっぽい。
親友 立浪悠二。睦月とは小学生から一緒。お互いに普通の相性。
宝田幸介 地域ボランティアを支えている宝田事務所の長男。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 13:49:23
9393文字
会話率:53%
過去より疎まれ蔑まれた存在──《魔法使い》。
その一人である青年ディンゲルと、ひとりぼっちとなった少女との、魔法によるバトルファンタジー!
最終更新:2025-02-08 22:38:15
3455文字
会話率:28%
大学デビューしに美容室に行った大学生、染谷柊吾は美容室のオーナーから特殊な施術を受け、雷の能力が使えるようになる。ボランティアと騙されてヒーローにされた柊吾は無理やり自分を納得させ、宿敵クロゾーメ軍団に立ち向かう。その後髪色で能力が変わるこ
とが分かっていき……?
大学デビューから始まる髪染めヒーローファンタジー!
※アルファポリス様、カクヨム様でも同作品を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 22:27:25
165175文字
会話率:44%