世界が崩壊するとしたらそれは、それは何の前触れもなく起こるのだろう。バベルの塔の崩壊で意思疎通を阻まれる時代が始まった様に、我々の信じる確固たる世界はほんの一手で全てが泡沫に帰す脆い絵画であったことを悟るだろう。だが、本当にその時が訪れたと
したら、我々は、もう我々ではないのだ。
......だが、彼の人生は我々の人生と如何程の違いがあったのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 06:34:27
6693文字
会話率:0%
星汰は目が覚めると別世界アルカディアにあるギルドに迷い込んでいた。セルという名の人物と瓜二つであることから、ギルドメンバーからセルとして扱われてしまう。さらに、目の前に居たのは幼馴染の絵吏と瓜二つの少女エリスだった。突如現れた王国騎士により
、セルとして記憶裁判にかけられた星汰は、星騎士によって王国へ連れ去られてしまう。
一方、星汰の居なくなった世界では、星汰の幼馴染の絵吏が星汰と瓜二つの少年セルと出会っていた。セルは元の世界へ戻る手掛かりとして記憶干渉能力(メモリー)と呼ばれる力を使い星汰の行方を追う。星汰の記憶を辿ったセルと絵吏は、セルの居たもう一つの世界アルカディアへと星汰を探しに行く。
ギルドメンバーから星汰が記憶裁判のために王国に捕まったことを知った二人は、他のギルドメンバーと共に星汰を救い出すために王国へと向かう。
アルカディア――それは記憶が最も大切な世界。大陸の繁栄をもたらした英知の塔バベルは、厄災と争いをもたらし、記憶干渉能力(メモリー)と呼ばれる記憶を扱える特殊能力と、星の力を宿した星剣を選ばれし者たちに与えた。
記憶によって構成され記憶のやり取りが行われる世界で、欠片を全て集めればバベルの塔を支配することが出来ると言われる星の記憶(メモリーアストラリア)を巡る戦いに、星汰と絵吏は足を踏み入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 04:20:42
137361文字
会話率:50%
天にも届く塔・バベルの塔を建築した業を背負わされたという物語。
共通言語を奪われたという物語。
あれは真っ赤な嘘だ。
地球に飛来した「言語」という生命体。
人間は異星人に寄生されていた。
言葉に支配された人間だったが、転んでもただ
で起きないのが万物の霊長。
人間は寄生生命の「言語」を武器として利用する手段を身に着けていた。
人間の歴史の裏で、はるか昔から繰り広げられている光と闇の戦い。
現代も続く言語戦士たちの戦いを描くハードコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 14:11:10
2251文字
会話率:27%
突然だけど、俺の名は天使レミエル。天使といえば聞こえはいいが、ようするに天界の雑用係だ。さて、今日も上司からのムチャぶりが来た。「バベルの塔がもうすぐ崩壊し、世界は混乱に陥る。おまえは、神が温情として残した『救世主』を悪の手から守れ!」こう
してバベルの塔へと向かった俺を待っていたのは、予想をはるかに凌ぐ困難な任務だった。なぜならその救世主…はHPが「1」しかなかったからだ…。
この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 14:19:21
8431文字
会話率:29%
昔、高慢な人間たちは神を恐れず天に届く塔を建造しようとした。
その行為に神は怒り罰を下し、共通だった言語を違えさせた。
人間たちは混乱に陥り塔の建造は頓挫した。
そう歴史には記載されている。
最終更新:2020-10-04 07:00:00
1179文字
会話率:18%
マルデクの正体は白龍だった。龍の正体――螺旋模様――宇宙に充満するプラズマ、宇宙空間を螺旋状に流れる電流、その形状した姿が龍。
大きなものでは銀河宇宙、地球上では台風、微小な物では生物のDNA,龍は螺旋の象徴である。太古マルデクは太陽系
惑星内に新しい惑星として侵入してきた。マルデク星として侵入して、巨大な土星と木星に囚われて、巨大惑星マルデクは分裂する。月や地球などを産む。やがて火星と木星の間に入ったマルデク星は2つの星の引力に引き裂かれれ、小惑星になる。太陽を恒星としてプラズマを発光させて地球を育んだマルデクの目的は人類を誕生させて、自らを人類の創造主となることだった。
2032年の冬までに地球は生物が生存できる環境ではなくなっていた。洞窟や地下室などに避難した人間はすべて死亡。
マルデクに率いられて白光の世界に入った人間は2千年後、原始人として再生する。黄金の異界に避難した人間は神々として成長して、フォトンベルトを脱した後に太陽の住人になる。
2033年春から地球は火山の噴火や台風、地震などで揺れに揺れる。陸地は陥没して、海底が陸地となる。2千年間、地球は揉みにもまれるのだ。人類の創造した文明は跡形もなく崩壊して、大地に吸い込まれて消えていく。フォトンベルト突入後、ポール・シフトが頻繁に起こり・南極が北極に、北極が南極に瞬時に入れ替わる。
2032年12月22日、ついに太陽の灯が消える。人間の脳内物質メラトニンが分泌されなくなり、人間はこの日をもって、発狂死する。
2033年春、日奈子と共に地下室から抜け出した陽中公平の前に、自分の家や中部国際空港、遠くは四日市、鈴鹿山脈が霞のように消えていくのを見る。代わりに黄金色に輝く世界が広がる。妻の佐江子、両親、黄金の異界に避難した人々が姿を現す。その数、地球規模で7千万人。彼らは2千年かけて、人間から神々に進歩していく。
7歳の子供から成人に、一瞬の内に成長した日奈子は結婚する相手と共に、銀河宇宙の中心に行く。そこで子供を産み育てる。2千年後、地球に帰ってくる。そして神々となった者たちを太陽に送り込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 09:02:21
44486文字
会話率:2%
2023年、陽中公平は30年ぶりに生まれ故郷の飯田市阿智村陽中部落に行く。故郷の手前で、喫茶店に入り陽中部落の事を聞くが、部落民200名が忽然と消えて今は存在しないと聞かされる。
そして隣町の兄妹2人が当時の詳しい経過を知っていると言わ
れ、2人の住所を聞いて訪問する。角田兄妹は今は恵那市大井町のラジュウム温泉郷の近くに住所を移していたのだ。
陽中公平は角田家を訪問する。そこで陽中部落についての驚愕の事実を知らされる。住民が消えた後、部落の建物は全て破壊される。この事実は新聞やテレビ、週刊誌などには一切報道されることがなかった。陽中部落は昔から無かったかのように消滅していたのだ。そして、この事を調べようとする者はことごとく異常な死に方をしている。
角田が語るのは、この事は2032年12月22日に人類が滅亡と深い関係があるという事だ。太陽系惑星がフォトンベルトにすっぽりと覆われて太陽が光を失い、地球の生物は滅亡するというものだ。
この事実は全世界の政府は知っているが、厳重な箝口令が引かれて、国民に知らされてはいない。
後日、角田の妹佐江子と陽中公平は結婚する。兄妹共々陽中の家に引き移る。
2025年、陽中夫婦に子供が生まれるが、この時、常滑市民病院の分娩室室内の12名の赤ん坊が時限爆弾によって殺される。この事件はテレビ、新聞などで大々的に報道され、世界中に大きな衝撃を与える。
これは暗殺者、大山京一がXなる謎の人物から依頼されて殺している。
Xは大山に、自分は人類の創造主で、太古シュメールの神マルデクであると宣言する。2032年後、80億いた人類は1億人を残して死滅するが、陽中夫婦から生まれる女児は将来の人類の生存にとって脅威となる。
そして、陽中佐江子が陽中部落の住民と同じように消える。その子供日奈子が7歳になったある日、父公平と共に美濃市のサンバークランド大鍾乳洞近くの本覚寺にドライブする。2人は車を乗り捨てて、散策するが、突進してきた車に体当たりされる。公平は即死。車にはね飛ばされた日奈子は傷も受けずに立ち上がり、微笑を浮かべて、血だらけの父を見詰めるのだっが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-20 09:47:41
46941文字
会話率:4%
いきなりゲームの世界に飛ばされた武本夏樹〈たけもと なつき〉はオンラインゲームで最前線で常に戦ってきた人間だった。
夏樹の他にも3人飛ばされたが持ち前のゲーム脳とも呼べる思考で迷宮塔《バベルの塔》を登っていく事にした。
夏樹にとって現実世界
よりもこのゲームの世界の方がよっぽど魅力的で開放的であったのだ。
「ここの世界の住民バカばっかりだ…。どうしようもない。」
そう言いながら首を左右に振りつつ今日も搭を登る夏樹だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 09:00:00
43921文字
会話率:44%
前世では片思いの女性と共にストーカーに殺されたカムイは神無球と呼ばれる天動説が具現化した世界に転生した。
魔法のある世界とされていたが実際には魔法ではなく一般の人には見えない「精霊」とその「精霊使い」によって不思議な現象は起きていた。
左官屋の真似事で生計を立てていたカムイは小学校の先生であるハルナギとついにデートまでこぎつける。
だがデート先に突如現れた精霊によってハルナギは圧殺される。絶望の淵にあったカムイの許にユユリと名乗る精霊が現れる。その後現れたリュウシュウハという長身の女とジジという老紳士によってハルナギを復活させる事が出来ると知ったカムイは彼らと共に神無球の中心にあるバベルの塔へと向かう。そこにある失われた過去の技術によって死者復活を試みる為である。
神無球とは?
精霊と精霊使いとは何か?
様々な謎を解明しながら旅をする異世界異能バトル。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 20:00:00
101893文字
会話率:40%
旧約聖書の創世記部分にある「バベルの塔」について、描いてみました。
最終更新:2020-05-05 20:07:20
750文字
会話率:24%
近未来の2128年。主人公の桐島秀一は独身税を支払いたくないがために、ネット世界で偽装結婚してくれる相手を探すことに……その後、鈴鹿峰子という女性と知り合い、デートを重ねますが、彼女にはある秘密が。一見、交際のほうは至極順調であるかのように
思われましたが、実は彼女はある極秘組織に所属しており、秀一は事件に巻き込まれてゆくことに。にわかには信じられないながらも、世界は本当に終わってしまうのか、また、もしそうならその後の世界をどう生き抜いていったらいいのか――近未来サスペンス!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-20 21:42:12
258139文字
会話率:47%
不慮の事故で財閥の御曹司を轢き殺してしまったトラック運転手の主人公、川霧大河。
青年の遺族に凶悪犯罪者に仕立て上げられ、妹を殺された大河はその復讐をした後、トラックと心中をする。
再び目を開けると、目の前には天使がいて、異世界で好き勝手をし
ている他の転生者どもを始末することで妹を生き返らせると告げられる。
転生を決意した大河は天才的な頭脳と最強の死に戻り能力で、他の転生者たちを無慈悲に殺していく。
異世界を蝕む悪意の存在。バベルの塔の謎。邪神教団。存在しないはずの新たな転生者。
大陸間の冷戦。国家間の戦争。種族間の争い。犯罪者組織と奴隷商。魔法の原理。過去と未来。
弱肉強食、優勝劣敗の世界で生き残るのは誰だ?
緻密に練られた設定と数々の伏線。
――従来のなろう小説を一新する、新時代の冒険譚がここに始まる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-26 14:06:13
359194文字
会話率:37%
俺たちは危険な肉食恐竜から身を守るため、城壁に囲まれた邑(むら)に住んでいた。
ある日、地上と天界のヴァルハラを結ぶ「バベルの塔」から、少女ミリアムが現れる。
彼女は俺たちの知らない武器を使い、一人前の戦士でも倒すことが難しい肉食恐竜
を次々に退治した。
しかも、彼女は、その天界の武器を惜しげもなく俺たちに授けてくれる。
しかし、天界の武器を運用するためには「火薬」というものが必要で、火薬の原料の一つである「硫黄」は巨大な恐竜が闊歩する北の大陸に行かないと手に入らないという。
俺たちは硫黄を手に入れるための特別班を編成した。
メンバーは俺の他、長剣のアーロン、槍のメトセラ、強弓のイサーク、そして、ミリアムだった。
旅の危険は凶暴な肉食恐竜だけではなかった。
何故かミリアムが度々トラブルに巻き込まれ命の危険にさらされたのだ。
明らかに事故ではなく、彼女は何者かに命を狙われていた……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 21:56:56
80218文字
会話率:28%
霧が覆う世界、霧に飲まれると理性を失ってしまう。
人は皆、遥か大昔に建てられたという、伝説の建物、バベルの塔。
そこには霧も侵入できないという、人々はそこに向かって旅をする。
最終更新:2019-03-23 22:04:08
1322文字
会話率:52%
幾度の戦場の最前列にいるのは呪いをかけられた少年ユーリ・ラース
彼の率いる部隊にいる黒い形のない化け物のお陰でユーリの部隊は剣一つで幾度の戦場を超えて不敗を誇り、最強と知らしめていた
そんなある日戦争が休戦し歴史が変わる
今までの剣で戦う
事を捨て、新しくする為にユーリを処刑する事を告る
だから言った彼は呪われていると。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-22 02:05:27
3369文字
会話率:32%
この世界には《バベルの塔》と呼ばれるものが存在していた。《バベルの塔》と呼ばれているそれは天まで高く続き、未だかつてその頂上を見たものはいない。そして、今では頂上を目指して《バベルの塔》を探索する者たちを探求者、シーカーと呼んだ。
そして今
最弱と呼ばれた探求者、シーカーが誰よりも早く頂上を到達することを目指して《バベルの塔》へと臨む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-25 23:42:45
7721文字
会話率:47%
バベルの塔を描いてみた。
最終更新:2018-09-24 12:35:58
251文字
会話率:0%
宮崎市郊外に、およそ一平方キロに渡るポリカーボネートの巨大な屋根で覆った住宅地が建設されることになった。遮熱効果で夏は涼しく、紫外線カット。雨が降らないので、バルコニーのある平屋根造りに最適という。
一戸建てのプランで悩んでいた主人公は
話に飛びついた。彼の勤めるスーパーもそこに出店し、業績好調につき、屋根の高さを越えた高いビルに建て替える。主人公はそこの6階フロア長を任されるが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 17:18:29
25943文字
会話率:20%
生まれてからずっと飛行船で暮らす少女ミリーの夢は、いつか地上に降りて、友達とお花畑で遊ぶこと。
だが、そんなささやかな願いさえもあざ笑うかのように、悪夢が飛行船を襲う。
そこに空から落ちてきた(?)カエデの目に映ったのは、自分をぐるりと取
り囲む化け物の群れだった。
「ここって地球?あ、もしかして異世界?」
『残念だが、君のよ~く知っている地球だ』
「マジで?」
『マジでだ』
だが、これは始まりに過ぎなかった。
この戦いが、後に全ての人類の運命を渦のように引き寄せ、やがてそれが地球の、いや、宇宙そのものの存亡をかけた戦いの始まりになることなど、この時はまだ誰一人として、そう当のカエデ自身知る由もなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-04 09:37:12
194007文字
会話率:35%
100年前、突如、空から白色の灰が世界中に降りはじめた。
その正体は、死した人間の魂で神様が創った‘シガレット’と呼ばれる神様の葉巻から生み落とされるもので、それには、灰を取り込んだモノの命を削るという特質があり、人間達は、やがてその灰のこ
とを、‘死灰’と呼んだ。
死灰が降りはじめてしばらくした頃、天から超巨大な光の柱が落ちてきた。
やがてその光の柱は物質となり、形を成して、天まで至る超巨大な塔‘バベル’となった。
バベルの入り口には神からのメッセージが刻まれていた。
'これが君たち人間に与える最後の神罰であり好機となる。私に、人間を創造したことへの正否を魅せてくれ。バベルの塔の最上階で、君たちの真価を待つ’
争いと憎しみ、歪みと破壊ばかりを生み出し続けてきた人間、そんなどうしようもなく愚かな存在を創造したことに神様は酷く後悔していたのです。
この物語は、神様が、自身と人間に与えた最後の審判に、人間達が真価を導き出すまでの長い長い物語......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-27 14:13:55
1079文字
会話率:0%
「全智」の存在バベル。人間に失望した彼は自らの手によって世界を混乱へと返そうとしていた。 そしてバベルの塔にいた少年「ノア」、彼には大きな秘密が隠されていた。
最終更新:2018-04-07 20:00:00
922文字
会話率:53%