第9回小学館ジュニア文庫小説賞 最終選考作品
花橋ゆうみは十二歳。志望していた中学に合格し、小学校の卒業式を晴れ晴れとした気持ち迎えていた。卒業式を終えた後、前から好意を寄せてくれていた貴崎涼気に告白する。しかし、涼気には既に好きな人が
出来ていて交際を断られてしまう。てっきり受け入れてくれるものと期待していたゆうみは中学入学までの時間をどんよりとした気持ちで過ごすこととなる。
暗い気持ちのまま、中学の入学式を迎えたゆうみ。道中で酔っ払いに絡まれ、慌てふためき困っていると、同じ中学の制服を着た少年に助けられる。少年は、変な人に絡まれた時の撃退法をゆうみに伝授しその場を去る。
入学式を無事終え、塾で顔見知りだった女の子と交流するなどして中学生活をスタートさせたゆうみ。翌日、部活紹介のオリエンテーションに参加すると、体育館のステージの上でひときわ目立つ少年を見かける。入学式当日にゆうみを酔っ払いから救ってくれた少年その人だった。
「僕が部長を務める失恋ヘッドハンターズでは、そんな傷ついたあなたの心を癒し、そのうえ新しい恋を紹介します!でも、俺一人じゃなかなか仕事が行き届きません!だからお願いです!一緒に活動してくれませんか?入部資格は失恋を経験している事」
五十鈴秀介と名乗る少年の言葉に、ゆうみは涼気に振られたことを思い出して胸を痛める。そのうえ、学校の帰り道に別の中学に進学した涼気が親友と手をつないで歩いているところに出くわしてしまう。救いを求めるように五十鈴のもとへと向かったゆうみは失恋ヘッドハンターズに入部することになる。
☆先週落選したてほやほや作品です。
ほかの文学賞に出し直すことも考えたのですが、また長い間結果を待つよりもたくさんの方に読んでもらうほうが作品として充実するのではないかと思い、こちらに載せました。
「小説家になろう」に参加するのは初めてですので、不手際等が予想されますがお楽しみいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 22:00:00
32508文字
会話率:47%
私がサッカーをしていた頃の理想を描いたストーリー。
ジュニアユースから地元公立高校への進学を決断。
それまでにあった悩みや葛藤を多くの人が関わり解決。
最終更新:2023-09-27 23:12:10
2695文字
会話率:9%
本を一冊出しただけの駆け出し作家が、人生の坂を転がり落ちるようすをリアルタイムでお届け! いや、落ちたらアカンて! なんとかしないと! 小説家になろうオンリー掲載! たまに涙と感動の良いお話もありますが基本的にお笑い系! 泣いて笑ってスッキ
リしてください!
小学館 第6回 ジュニア文庫小説賞 大賞受賞「姫さまですよねっ!?」の作者です。清く正しく美しいお話を書いておりますけれど、作者が清く正しく美しい人物かどうかは、エッセイをお読みになってご判断くださいませ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 16:01:00
177989文字
会話率:1%
僕たちは、涙を拭いて、お互いのピースマークを、空高く掲げた。二つのピースマークに、百点満点の未来を誓った。
最終更新:2023-09-03 14:00:00
15556文字
会話率:62%
都内のホテルで、非日常を楽しむお話
最終更新:2023-04-13 11:25:09
2506文字
会話率:19%
大勢の学園生の集まる卒業パーティーで事件が起こった。イケメンな王子が身分差の恋をして悪辣な婚約者との婚約破棄を言い渡した。曰く「今までのアイリスにしてきた数々の悪事、もう許しては置けない。お前との婚約を破棄する!そしてお前には罰として変態豚
貴族と婚約してもらう!そこで今までしてきた悪事を後悔しながら暮らせ。そして,私はアイリスと婚約してこの国を盛り上げていく!!」この発言を知った変態豚貴族の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 11:21:02
5573文字
会話率:55%
私はゲームの中に転生した。そのことについて突然だが話をさせて欲しい。ゲームの世界は現実ではあり得ないことが多すぎる。あまりに不条理,あまりに理不尽,あまりに配慮がない,そう思ったことはないか?ゲームの中の通貨は何故あんなに多くの人が使ってい
るのか不思議じゃないか?何故殆どの店で通貨の使用上限がない?何故安心して魔物からでる通貨を使える?簡単だ,答えはゲームの中だから。だから,ゲームの中の人達は疑問に思わないし,プレイヤーは考えもしないし,製作者は楽だからとしか思わないだろう。もし,ゲームの中の通貨が現実にあったらどうなるだろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 18:00:00
4638文字
会話率:8%
普通の高校生が唐突に今いる世界とは異なる世界、つまり異世界に転生した。そこでの日常についての話。突然、人とは違うナニカに変わってしまった自分が何に転生したのかをゆっくりと学んで納得していく。
最終更新:2022-09-09 20:00:00
3138文字
会話率:60%
ジュニア向け児童文学です。
主人公は、運動が苦手で、勉強も苦手。
クラスメイト達からいじめられるようになる。
学校から逃げ出したいと考える少年は帰り道、不思議なお店に出会う。
そのお店は、冷たく美味しい冷えたラムネを差し出してくれて……。
そのラムネには、驚くべき秘密があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 11:00:00
17543文字
会話率:31%
群馬県高崎市、フィギュアスケートの名門榛名学院に一人のスケーターが転校してくる。
彼の名前は芝浦刀麻(しばうらとうま)。
北海道での幼馴染、山崎里紗(やまざきりさ)は彼を氷の妖精と恋い慕い、かつて強化合宿で練習を共にした星洸一(ほしこういち
)は再会した面影に氷の神を見る。
一方、彼を指導することになった朝霞美優(あさかみゆ)は放埓な彼に悪魔を重ね、もう一人の幼馴染、スピードスケート選手の荻島雷(おぎしまらい)は彼について「氷は友達」と語る。
誰もが芝浦刀麻に自身の幻想を投影する中、ただ一人、世界ジュニア銅メダリスト、霧崎洵(きりさきじゅん)だけはその正体を捉えきれずにいた。
芝浦刀麻とは何者なのか?
心に渦巻く問いは、いつしか氷上に魔を呼び起こす。
☆ ☆ ☆
※第32回小説すばる新人賞二次選考通過作品です。web小説として再構成した上で順次アップしていきます。原則、毎日更新を予定しております。
※カクヨム(先行掲載、完結済み)、エブリスタ、pixivにも掲載しています。
※カクヨムにて、キャラクター設定等の創作秘話を連載中です。
※エブリスタにて、スター特典としてサイドストーリーを掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 18:34:04
236425文字
会話率:21%
友人女子が通販で購入したリボンに操られてしまうお話です。
※変態的な描写がありますので、ご注意下さい。
最終更新:2022-08-01 17:04:20
3510文字
会話率:23%
22世紀後半の未来、かつて起きた天変地異により世界は魔物が溢れる世界になっていた。
後退した文明を復興させた人類は魔法も使って己の利益と生存圏の拡大のために戦っている。
その最前線にいるのがハンターであり、その卵がジュニアハンターだ。
幼
い頃に崩落事故に巻き込まれた優太はハンターに助けられて憧れのジュニアハンターとなる。
しかし、臆病な性格が災いして仲間のジュニアハンターから馬鹿にされ、学校では嘘告白で傷ついた。
そんな優太は事故以来、夢で美少女に助けを求められて何もできない己の無力さを感じていた。
しかし、再び崩落事故に巻き込まれて落ちた遺跡で電子の妖精と出会って人生が一変する。
その優秀なサポートで圧倒的な実績を積み重ねたのだ。
この結果、嫉妬する仲間を見返し、ジュニアハンターのエースでもある学校のアイドル真鈴も興味を示してくる。
また、優太はふとしたきっかけで夢に出てくる美少女が実在することを知った。
そして、その美少女に淡い思いを抱いていることを思い出し、解放する決意を固める。
自由すぎる電子の妖精と積極的な学校のアイドルに翻弄されながら少年が美少女の謎に迫る物語、開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 00:00:00
426800文字
会話率:45%
ジュニアサッカー大会MVPに輝いた朝丘虹子はある挫折をきっかけに、中学でサッカーを辞めてしまっていた。学校と自宅を行き来するだけの悶々とした高校生活。そんな虹子の目に飛び込んだ、かつての”相棒”橙山華の言葉。
「私には負けたくないライバル
がいます。ニジちゃんと言うんですけど」
ライバル・・・虹子の目の奥が止めどなく熱くなっていく。
「あたし、何やってるんだろ・・・」
虹子の時間が再び動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 13:55:40
149786文字
会話率:52%
聖女を守る騎士ジュニアスに、魔女ネフィレイシアは果敢にも挑み続けていた。
しかしある日、聖女を語るジュニアスにネフィレイシアは自分の心に気づいてしまった。
「聖女様ってどんな人?」
「可愛い人だよ」
聖女を狙う魔女と、聖女を守る騎士の恋
のお話です。
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 20:00:00
63615文字
会話率:36%
モブな団塊Jr世代が、の大学受験の記憶。
現役時のセンター試験で失敗すべくして失敗し、その後1年をどう過ごしたかの記録です。
なんとか駅弁大学へ進学しました。
30年以上前の記憶です。
今の中高生に進めたいことは下記2点です。
・大学を見
学して憧れの志望校を探そう。
・過去問をやろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 18:00:00
18486文字
会話率:0%
<moon crown>
それは多人数が同時に一つのフィールドに降下し、最後の一チームになるまで戦いあうバトルロワイアル形式のFPSとして突如発売され、あっという間に数億本を売り上げ世界のe-sports文化のレベルを数段先へと進めた伝説の
ゲーム
ゲームがもたらす莫大な経済効果に目を付けた各国政府はe-sports庁を新規設立。世界の多くの大企業は自社をスポンサーとするe-sportsチームを結成する他、大会開催に関しての資金援助を行った。
その結果賞金規模数億円の大会一年に何回も開催されるようになり、e-sportsで夢がつかめるようになったそんな時代、ジュニア時代その圧倒的な殲滅速度と病気とも言えるほどの修練時間をもって数々の大会で優勝をおさめ、世界中から刻の魔術師と恐れられた現在16歳の少年、七宮七翔は------
e-sportsをしていなかった
とある事件から人を信用することができなくなり、一線を退いてからは自己嫌悪に浸る日々を過ごしている主人公-――
しかし高校入学と同時に多くの仲間たちと巡り合い、いつしか少年は再び世界を目指すようになる…
これはある事件から世界のすべてを信じることができなくなった少年が少女に出会い成長し、いつか月の王冠に手をかける物語
作者はなろう初心者です。創作経験も少ないですが頑張っていきます
不定期投稿ですが可能な限り投稿していきます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 19:03:18
102288文字
会話率:35%
※去年、あまりにもフィギュアスケートが好き過ぎて別サイトで投稿したものです。
用語が多くて読みづらいところがありますが、完全なる自己満小説なのでご了承下さい。
今年はグランプリファイナルが中止になっちゃったので、寂しいなぁ…と思っていたら、
思い出したので投稿することにしました。
以下あらすじ
フィギュアスケート女子シングルフリー。
グランプリシリーズでジュニアデビューを果たした十四歳の雷華は崖っぷちに立たされていた。
ファイナルの切符をかけて、優勝候補のロシア代表エヴァと闘うことに。
勝者は華か、エヴァか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 21:00:00
5912文字
会話率:10%
【第28回電撃大賞 1次選考突破作品】
スポーツ×異能バトル 空を飛翔し敵を斬れ!
「これが理由です。俺はもう、空を飛べないんですよ」
エバジェリー。
それは生身のまま空を飛び、ゴム製の刀で斬り合うスポーツ。
今年で三十周年を迎
え、ますます競技人気に拍車がかかっている現代日本。
心の働きによって生み出される特殊な能力『識力《シンシア》』を発現させた少年少女は、PACEと呼ばれる装置を首に嵌め、異能の力を制御することで生身での飛行を実現していた。
遠城陽明は中学時代に二年連続でジュニア部門の王者となり、メディアやファンから将来を期待された有名選手だった。しかしその年、彼の姿は大会に見当たらない。とある敗北をきっかけにエバジェリーから逃げ回る生活を送っていたからだ。
空を飛びたい。
エバジェリーをやめた後も、ずっと心の奥で燻っている願い。
それは彼がエバジェリーを始めた理由であり、幼い頃から抱き続けてきた強烈な欲求だった。
ドン底に突き落とされた少年は、それでも翼を取り戻そうと決意する。
全ては、空っぽだった心に『理由』をくれた少女の為に――!
これは地に落ちた少年が、再び頂点へと飛翔していく物語。
◆追記(2021.8.12)
第1章『空からの福音』(全44話)連載開始しました。
8月20日(金)までは毎日更新 それ以降は毎週火、金曜日18:00に更新!
第2章については、第1章完結後にお知らせいたします。
※本作品は第28回電撃大賞に応募した小説を、Web連載用に改稿した物になります。
出版社の新人賞に投稿されている方、ライトノベルが好きな方、少年マンガのスポーツジャンルが好きな方、戦闘シーンにこだわりのある方、異能バトルが好きな方、是非とも読んでみてください!
※本作品はカクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 18:00:00
120766文字
会話率:46%
少し前、まだ皆が携帯電話をパカパカさせていた頃から始まるお話。
幼い時からラケットを振っていた少女は物心がつく頃には大人と打ち合えるほど上手になった。やがて一緒に練習する友達と知り合うとますます腕前を上げ頻繁に試合に出るようになった。
またある少女はようやくそこそこ打てるようになって、試合デビュー前日の夜をテニスクラブで過ごしていた。コートでは少女が何度も試合に出ている先輩にアドバイスを受け、コートサイドでは少女の母親が先輩保護者たちに緊張を和らげてもらっていた。
子供たちはそのプレーに、親たちはその応援やバックアップに励んだ。時にそれは習い事の域を越えると思えるほどに。
苦しいほどの充実を受け取りながら、ジュニアスポーツに取り組む家族とその周りの人たちの楽しく厳しいお話をここに。
*この作品はFC2ブログサイトに掲載していたものを転載しております(なお現在は閲覧できません)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 08:03:43
99859文字
会話率:24%
アリヤ・マリー・ジュニアは、友人ミシェル・J・ポラーとごく普通の学生生活をしていた。
ミシェルにクラスメイトで一番の人気者のバジル・ポーター・ウィルソンが言い寄っていたが、それを断っている事くらいしか大きな問題は無かったはずだった。
三人の前に、一匹の犬が現れるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 22:01:53
20232文字
会話率:7%
山あいの田舎町、星山町、人口が千人にも満たないこの過疎の町の無人駅に怪しげな若い男が降り立った。
派手なパイナップルシャツにサングラス姿のこの男、早原トオルは町の中学生このはとノノをスーパーの駐輪場でいきなりスカウトし、不審者と間違われ町の
大人に確保される。
実はこの早原トオルは、町役場で働くこのはとノノの父親たちに人口を四桁に戻すための町おこしプロジェクトの隊長をたのまれた本物の音楽プロデューサーであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 12:00:00
32301文字
会話率:35%
ユニレグニカ帝国の第八代皇帝が崩御された。新皇帝となったのは”炎龍”と諸国から恐れられている皇帝の長子であった。完全無欠と思われる若き新皇帝”炎龍帝”マクドナルド・ジョージ・ジュニアには、問題があった。それは、婚約者がいないことである。皇
帝になったからには、王妃を早々に娶らねばならない。
”炎龍帝”から勅令が出された。『朕、妃を欲す。未婚の貴族子女は須く王城での舞踏会に参加すべし』
貧乏男爵家の娘で、貴族社会から”氷の魔女”として縁談のこないレイラ・ホーエンハイムも一応、花嫁候補として舞踏会に参加するのであった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 09:33:30
107698文字
会話率:34%