ジルモネア王国の第五王女として生まれたアマリリスは、幼いころに母を失い、離宮に閉じ込められ居ない者として扱われてしまいました。
そんな中、自分をいつか大きくなった時に守ると約束してくれたシアンという少年に出会いました。
それだけ
を希望に幼い彼女は懸命に生きます。
たとえ悲しい運命が待ち受けようとも。
悲しい境遇の美しいお姫様が、徐々に家族の愛情を知り、歴史の動乱に巻き込まれていくお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 16:17:38
29035文字
会話率:26%
アマリリスの両親が亡くなり、伯父一家が侯爵家の後継者となった。
伯父は優秀な弟一家であるアマリリスたちを嫌っており、双子の兄は養子に出され、アマリリスは使用人同然の扱いになる。
アマリリスには公爵家嫡男の婚約者もいたが、従妹に悪女
だと吹き込まれ婚約破棄を宣言されたうえ奪われてしまった。
そこで思い切って悪女だと便乗し、国外追放をもぎ取り自由を手に入れるアマリリス。
兄とも音信不通なのでひとりで生きていこうとした矢先、なぜか騎士に連行され王城へ向かうと、国王陛下と王太子ルシアンが現れた。
「其方に頼みがある。ルシアンの教育係になってほしい」
「……私、稀代の悪女と呼ばれていますので、なにかの間違いでは?」
素直すぎる王太子の腹黒教育係として王命まで下され、アマリリスは断れず新たな生活がスタートする。
ところが——
「……ずっと前から君がほしかったと言ったら、信じる?」
「——はい?」
素直すぎる(?)王太子と悪女の才能あふれる令嬢の物語。
※冒頭に少しだけ暴力表現があるためR15と残酷描写を設定しています。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 20:07:43
96375文字
会話率:48%
アマリリス連邦のデビュタントに参加した、ナンフェア国第一王女テトラ。
彼女の目的はただ一つ。裕福な王子や公爵令息と懇意になり、貧乏な自国を豊かにする玉の輿婚であった。
しかしテトラは半お見合いパーティーで、自分の場違いを痛感する事になる。
デビュタントに集まった王女や、高位貴族の令嬢たちは、綺麗に着飾り誰もが美しく、派手やかだ。
対する貧乏王国筆頭王女のテトラは、彼女の主観通り、侍女服に毛が生えた程度の小綺麗さなのだ。
扇子の内側で笑われ、王子や令息たちからは遠巻きにされ、前向きなテトラも流石に打ちのめされた。
早々に婚約者探しを諦め、彼女は会場を抜け出すと、今度は主催国の王城があまりに綺麗で感銘を受け、目が釘付けになってしまう。
「調度品の配置や、食事の配膳も勉強になるわ。シャンデリアの装飾も趣味がいい! 侍女服もわたしのドレスより立派だわ!」
何を隠そうテトラは、故郷があまりに貧乏で侍女一人いなく、彼女自身が母の侍女役を買って出ているほどなのであった。
ウロウロ彷徨っているうちに、テトラは連邦内でも大富豪と名高い、ギンゴー帝国の第三皇子リナンに呼び止められる。
リナンはテトラの境遇を周囲から聞き、婚約者とは名ばかりの、第三皇子付き侍女にならないかと提案してきて──?
「身の回りの世話を一手に引き受けてくれる女が欲しかった。男女の愛? 要らんわそんなもん」
「ご覧ください、この優良物件を! 今なら金鉱山もついてくる!!」
訳あり無気力王子とポジティブ侍女王女の、一攫千金婚約ラブコメディ!
*書き溜めしないで書けたら更新。
時代考証がぶっ飛んでるふんわり設定ですので、気楽にお読みいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 17:08:38
88457文字
会話率:30%
優秀な兄と姉を持つアマリリス王女は前世の記憶を思い出す。真面目系クズで無駄に行動力のあった学生の記憶は、責任感のある真面目な王女を根本から変えてしまった。
「国王の婚約破棄のせいで傾いた国と心中するつもりはないし、王族とかかったるいし、い
っそ逃げるか!」
『凡愚王女』と罵られていた王女は、周囲の無責任な期待や押し付けを振り払い、全てを捨てて自由を選んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 22:59:26
14347文字
会話率:25%
閉鎖的で排他的な島国に生まれたアマリリス。
幼い頃は家族や許嫁に愛されて、幸せに生きてきた。
それが一転したのは十二歳の時。アマリリスの肌に竜の鱗が現れたのだ。
竜を忌む国であるがため、アマリリスは途端に忌み子として地下牢に繋がれ、
口にするのも悍ましい程の暴力を受けた。
いっそ殺して――
希望をなくしてそう願っていたある日、アマリリスの元に現れたのは帝国の竜王陛下であった。
彼は竜人の先祖返りであるアマリリスを迎えに来たという。尊き存在であるアマリリスを虐げてきた家族と元許嫁も捕らえられ、一同は帝国へと連れて行かれる。
アマリリスが厚遇を受ける中、彼女の家族は、帝国の秘薬『反転の再現薬』を飲まされることとなる。その薬の効能は、これまで犯した罪がその者の身に跳ね返り、再現されるというもの――アマリリスの家族がこれまで彼女を傷付けてきた行為が、彼らの身に降り掛かる。
◇1万字弱の短編です
◇残虐な表現がありますのでご注意ください
◇タイトルとサブタイ入れ替えたものをアルファポリス様にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 16:32:35
9176文字
会話率:32%
学院では知らぬものなどいない悪女・アマリリス。
アマリリスは国の至宝たる聖女を虐げた罪により婚約破棄されてしまう。
─── けれどこれは彼女の望んだ通りの結末だった。
※細かい設定などはしてません!頭を空っぽにして読む
ことをおすすめします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 13:00:00
10641文字
会話率:53%
アマリリスは政略結婚の相手ゼーレから婚約破棄を言い渡される。その失敗を元に次に選んだ婚約者は非常にアマリリスに合っている相手だった。
最終更新:2023-07-16 17:11:02
6057文字
会話率:25%
「わたくしは悪役令嬢。あなたに振られて破滅するのが運命です。だから、だから――婚約者になったからって、あなたを好きになったりしないんだからっ!」
アレックス、ヴォルフェンハルト国の王太子が、婚約したアマリリス家のご令嬢エレナに言われた言葉
である。そして、そのセリフを聞いたアレックスは思った。
彼女はなぜ、自分が悪役令嬢であることを知ったのだろうか? ――と。疑問に思ったアレックスは、自らが持つ特殊なスキルを使い、異世界のネットに接続を開始した。
そうして見つけたのは、異世界の某配信サイトで生配信をするエレナの姿。彼女は自らをITuberと名乗り、自分の私生活を異世界に配信し、リスナーに様々な意見を求めていた。
どうやら、彼女はその配信スキルで、自分が乙女ゲームの世界の悪役令嬢であると知ったらしい。
そうして破滅することを恐れるエレナを見ていたアレックスは、ふとした思いつきにより、一人のリスナーとして彼女に助言する。
振られて破滅するのなら、婚約者を自分に惚れさせてしまえばいいのでは? ――と。
これは、破滅を回避したいが一心で必死に惚れさせようと迫り来る、悪役令嬢の可愛らしい姿を鑑賞して楽しむ王子の物語。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 13:33:52
6869文字
会話率:34%
八歳のときに池に落ちて前世の記憶を思い出したティアット公爵家のご令嬢アマリリス。前世の妹が嗜んでいた乙女ゲーム『精霊神の愛し子――君と創る世界――』の悪役――悪女に転生したことを知り、悲惨な運命を辿ることになる未来を回避するべく侍女とともに
奮闘する。そして美しく成長したアマリリスに襲い掛かる悲喜劇?
*子ども時代は一瞬です。ちょっとダークなおとぎ話風を目指しました。残酷な表現あります。でもハッピーエンド。乙女ゲーム転生ですが恋愛を主軸とはしておりませんのでハイファンに置きました。
*元原稿は完結済みです。全21話予定。10万文字強。一話5000文字前後。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 16:25:17
104822文字
会話率:58%
ラベンロット伯爵家次女のモリリナには双子の姉のアマリリスがいる。よく似た可愛らしい顔だちの双子で幼い頃はとても仲が良かった。7歳の誕生日の朝、アマリリスは階段から落ち、彼女は変わってしまう。目立ちたくないと言いながらドレスではなく乗馬服を普
段着にし、レッツ!スローライフ!と意味不明な事を叫び野菜を庭に植える。沢山の男性に好意を寄せられているのに気づかないふりをしている楽しげなアマリリス。元のアマリリスが大好きだったモリリナのモヤモヤイライラはつのり、性格の悪い子として知られていく。そんな彼女の恋の話。
この作品は別名義でアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 17:00:00
148087文字
会話率:38%
明るく元気な少女、字原文。
彼女は文字以外を理解するのに少しだけ時間がかかる以外は普通の女の子。
そんな字原さんに、何となくノートの切れ端を渡した。
『アマリリスって知ってる?』
ちょっと不思議な関係が、その筆談から始まった。
最終更新:2023-05-04 07:16:44
11868文字
会話率:52%
記憶のない少女マリーは見知らぬ花畑で喋るカエルと出会った。カエルの言っていることから察するに、少女の名前はマリーでこの世界にはアマリリスの創った《想いの力》、通称ソウルという特別な力があるらしい。マリーがカエルに連れて行かれた所は、全人類6
割を統べる王国の宮殿であった。マリーは王女だった事実を知る。
記憶を思い出すために、マリーは王女として振る舞うが、次の日には、王国の学院の生徒でもある事実を知る。
はて、記憶のない間に何をやってたんだろうか。
少女は記憶を取り戻して、世界の真実へと辿りつく。
*この作品は『一輪の花』のリメイク作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 17:07:49
133275文字
会話率:46%
ある日突然、アマリリスは婚約者である第二王子ルシアンから婚約破棄を告げられた。その理由は真実の愛を見つけたから。ルシアンの隣には男爵令嬢フォンティーナがぴったりとくっついていた。あっさりと婚約破棄を了承するアマリリス。もう城に来ることもない
だろうと思った。しかしその予想に反してアマリリスはルシアンの母である王妃に呼び出され、城へ行くことに。そこにいたのは幼児化した元婚約者ルシアンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 21:50:50
32980文字
会話率:42%
【童話のような異世界恋物語】
凶暴なドラゴンが人々を虐げている世界。牧草地にひっそりと咲いているアマリリスの精は、勇敢な騎士に命を救われたが、しかし代わりに騎士はドラゴンの餌食となってしまった。けれど小さなアマリリスの精は、騎士の骸から流れ
た血によって「紅の騎士」となり、復讐を誓う。紅の騎士は王城に向かい、ドラゴン討伐に名乗りを上げるが、城で指揮を執っていたのは「白の王女」と呼ばれる美しい女性だった。初めは反発し合う二人だったが、いつしか二人の心は結ばれ、共にドラゴンと戦うことになったのだが……
※本作は別名義・別サイトに投稿したものを、リライトして再投稿したものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 06:09:38
18596文字
会話率:31%
なぜ彼女は―――アマリリスは憎まれていたのか。
彼女はそれに気づいていなかったのか。
最終更新:2022-09-30 17:54:25
1026文字
会話率:50%
アマリリス・メルローズ公爵令嬢は、母が亡くなった後、離縁して公爵家に戻ってきた父の実妹とその娘に家に閉じ込められ、外に出してもらえなかった。
王立貴族学園の入学を楽しみしていたが、行かせてもらえないことがわかり、アマリリスは、
2年前、王宮
で開催されたお茶会の時、怪我して倒れていたところを助けた小鳥のぴーちゃんと
公爵家を出ることを決意する。
アマリリスとぴーちゃんは毒蛇が生息する森にある洞窟を見つけ、そこで暮らす。
そこは、森の恵みがあり、飲食にはこまらない不思議な場所だった。
そして、そこには、幻の「命の葉」という万能薬がつくれる植物が生えていた。
アマリリスは、その幻の「命の葉」を使い、薬をつくり、民の為に安価で売ったり、森にいるけがした動物たちの治療に使っていた。
アマリリスは、なにより知人に見つかり、連れ戻され、また閉じ込めらるのが怖かった。
そのため、身分を隠し、メルと名乗り、平民を装って、薬や野菜や果物、きのこ、木の実などを市井で売って生活していた。
そんな時、この国の第一王子レオナード・サンパチェンスと出会う。
2年前の王宮で開催されたお茶会の時、見初めたアマリリス嬢とメルが同一人物ではないかと思う。
レオナードは、メルの美しさと優しさに好意をもち、妻にしたいと思う。
レオナードは、メルが平民だと妻にできない。アマリリス嬢なら申し分ない。しかし、それを聞くことが怖く、確認をできないでいる。
メルは、レオナードが高貴な方だと立ち振る舞い、服装、容姿から感じ、自分の身分がばれるのではと距離を置く。
レオナードは、メルに会いにきて、距離を縮めようとする。
メルは、平民を装い続けられるのか?
レオナードは、メルを妻にできるのか?
メルとレオナードの関係は・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 08:00:00
113285文字
会話率:38%
英雄ラインハルトは一年前、魔王との戦いの果てに魔王の娘を託された。
色々あり、魔法使いのミセラセレナと共に東の果て、アマリリス共和国を目指す旅の途中に彼らはとある町に立ち寄った。
そこで、魔王の娘が迷子となった。
最終更新:2022-07-28 13:31:13
11210文字
会話率:56%
「これより、クリステラ=アマリリスの処刑を行う!」
罵詈雑言の中に死の宣告が響き渡る。喜び、狂乱、憎悪、嘲笑が入り混じる中、処刑人が斧を振り上げる。
クリステラ=アマリリスは謂れの無い罪を着せられて、罰を受ける。筈だった。
処刑の瞬
間、彼女の持っていた時計が動き出し、落ちた首は浮き上がり、時は巻き戻っていった。
何故か時は巻き戻りましたの!
さぁ、やり直してレッツハッピーエンドですの!
チャートがガバる→別のバッドエンドへ。
「どーしてこーなりましたの~!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 14:05:05
15598文字
会話率:13%
「これより、クリステラ=アマリリスの処刑を行う!」
私、クリステラ=アマリリスは今まさに処刑されるところでしたの。
ですが、一族に伝わる巻き戻しの時計の力で過去に巻き戻る事が出来ましたの。
ですので、あの最悪の未来を変えるべく、過去
を変え、明るい未来へレッツゴー!
何故か別の悲惨な未来へ→どーしてこーなりましたの―⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 22:10:45
999文字
会話率:36%
とある町、弥生町。そこではJK殺人鬼なるサイコキラーが残虐の限りを尽くしていた。
そんな中、鳥鬼(ちょうき)高校二年、ミステリー研究部部長、園本愛美はJk殺人鬼を文化祭で発表する文集の題材にするべく、執筆を進めるのだが――
狂った登
場人物による狂った青春サスペンス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 19:11:48
35166文字
会話率:35%
故郷を魔物に焼かれて孤児になったが幸運なことにこの国において魔法使い最高峰と呼べる【色】を拝命した王宮魔法使いの伯母に引き取られたアマリリスは、やがて【紅の魔女】の称号を頂いて伯母と同じ王宮魔法使いに成長した。しかし、建国祭の時に姫の身代わ
りに呪いを受けて猫になってしまう。職を辞して王宮を出て行こうとしたアマリリスに幼馴染の王太子殿下が用意したのは【王太子殿下専属猫魔女】という地位。3食昼寝付き!?お給料も変わらない!?しかも定時退社だと!?!?呪われる前よりも待遇が良すぎて退職を断念せざる負えない状況に。姫に突撃されたり、隙あらばもふもふしようとする王太子を躱したり。必死に呪いを解こうとしてくれる【色付き】達にこのままでもいいんじゃあないかと思い始めたり、後釜の魔法使いにライバル心剥き出しにされながら。強大な敵となんて戦いません。姫様を後妻に娶ろうと画策していたハゲ公爵?飼い猫さんが拗ねちゃったのでお家に帰りましたよ。労働革命を起こそうとした反乱軍?今頃猫カフェにでも通ってるんじゃないですかね。「なんにせよ、今日も平和ですにゃあ。あ、王太子殿下。もふもふは定時なのでだめですよ。帰宅させて頂きます」まったり過ごすそんな【猫魔女】の日常をちまちまと書き綴ろうかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 15:58:58
8726文字
会話率:20%