八人兄弟の長男で、父が亡くなり働く母親の代わりに家事をこなして七人の弟達の世話をする毎日。
ある日弟の友達が車に轢かれそうになったところを助けて死んでしまった。
次に目を覚ますと図書館で借りた小説そっくりな世界の騎士団長になってる!
この騎
士団長って確か極悪過ぎて最終的に主人公に騎士団ごと処刑されるんじゃなかったっけ!?
俺の部下達はこれまでの俺のせいで、弟達より躾けがなってない!
これじゃあ処刑エンドまっしぐらだよ!
これからは俺がいい子に躾け直してやる、七人のお兄ちゃんを舐めるなよ!
これはそんなオカン系男子の奮闘記録である。
この作品はカクヨム様、アルファポリス様にも投稿しております。
カクコン応募作品なのでそちらが少し先行してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 23:41:25
402288文字
会話率:40%
「ナディア! お前はこれまでこの国が平和だったのをいい事に、己を聖女だといつわっていただろう! こうして本物の聖女が現れた以上、このままにはしておけない! 偽聖女ナディア、お前を国外追放とする!」
そう私に告げたのは、この国の王太子であり、
私の婚約者のレオナール様。
十八歳の生誕祭のお祝いに来たというのに、耳を疑うような事をパーティーの参加者の前で言われた。
ちなみにその隣にいるお色気たっぷりの女性はだれですか。
国のためにずっと神聖力を使ってきたのに、もう知らない!
神聖力を祈りを込める神像から切り離して森をさまよう、お腹が空いてもう動けない。
そんな私を救ってくれたのは、隣国の辺境伯。
幼いころに私の聖女としての力に助けられて以来、私を好きだった!?
私は隣国で幸せになります!
レオナール様は今さら私を探しにきても、もう遅いんですよ!
そんなレオナールの末路とは……!?
◇ ◇ ◇
カクヨム様、アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 13:19:21
5908文字
会話率:26%
完結しました!
「シャルロット、お前はソフィーをこれまで虐め抜いて来ただろう、私はその様な品性の無い女とは結婚する気はない! 婚約破棄する!」
公爵家令嬢のシャルロットは学院の卒業パーティーで婚約者の第二王子から婚約破棄を告げられた、それ
も身に覚えのない事で。
そちらが冤罪を被せようとするならわたしくしは貴方の小物っぷりを皆様に知って頂きましょう。
貴族というものは軽率な行動を取ってはいけない、きちんと確証を得てから口に出さなければいけないと言うことを教えて差し上げますわ。
長年の淑女教育により完璧な令嬢の皮を被り続けた幼馴染みであるシャルロットの本来の性格を忘れた第二王子の悲劇の幕が今上がるー!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
一度書いてみたかったザマァに初チャレンジしてみました!
カクヨム様とアルファポリス様にも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 18:11:10
9976文字
会話率:34%
戦いの女神アテナの元、海王ポセイドン、冥王ハーデスらと激闘を繰り広げた聖闘士星矢たち。激しく長い戦いの末に、地上は平和を取り戻した。だが失うものの方が大きかった。
女神アテナを最も近くで護り支えた男、ペガサス星矢はハーデスとの戦いの最終局面
で、ドラゴン紫龍、キグナス氷河、アンドロメダ瞬、フェニックス一輝と共にハーデスを撃ち倒すが、その際にハーデスの剣、インビジブルソードの一撃を心臓に受けてしまう。
それはハーデス消滅後も消えることの無い剣で、徐々に星矢の心臓に達し、確実に命を奪う剣だった。星矢の身を案じたアテナ城戸沙織は、ハーデスの剣を消してもらうため、兄である太陽神アポロンの元を訪れる。アポロンに対し、星矢に刺さったハーデスの剣を消して欲しいと乞うが、アポロンはアテナのこれまでの戦いを快く思っておらず、ハーデスの剣を消す代わりにある条件を突き付ける。それは、アテナを神から降格させ、神の記憶を消し一人の人間として生涯を生きることと、星矢、紫龍、氷河、瞬、一輝の5人の聖闘士としての記憶と能力全てを消し、普通の人間に戻すというものだった。
城戸沙織は、少しの間ためらうものの、皆が生きて過ごせるならとその条件を飲む。そうして、女神アテナと、5人の聖闘士たちは、地球上の記憶から消えることとなった。
新たな物語は、この後から始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 21:57:57
9542文字
会話率:26%
田中祐一は、子供の頃から心霊現象や不思議情報に対し興味や関心が強く、高校の時にオカルト部に入り、部長として活動していた。3年生の時に橘 美紀といった陰陽師の末裔に知り合った事から、より興味が強くなり、青空大学に入学し、オカルト研究部に所属
する事になる。そんな祐一が住む事になったアパートで不思議現象に遭遇した事から、祐一は自ら解決に向けて自分のこれまでの知識で問題を解決しようとするのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 21:43:20
219856文字
会話率:32%
これまであらゆるMMOを最前線攻略してきたが、もう俺(大川優磨)はこの遊び方に満足してしまった。いや、もう楽しいとすら思えない。
ゲームは楽しむためにするものだと思い出した俺は、新作VRMMOを最弱職業『テイマー』で始めることに。
βテス
トでは最弱職業だと言われていたテイマーだが、主人公の活躍によって評価が上がっていく?
そんな周りの評価など関係なしに、今日も主人公は楽しむことに全力を出す。
この作品は「カクヨム」様、「アルファポリス」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 21:00:00
831111文字
会話率:67%
「……これが恋というものか」
絶大な力と美貌を持つ大蛇の君の初恋は、忌み子として虐げられていた少女、硯(すずり)だった。
まだ、人々が神々とあやかしに近く生きていた時代。
村にはひとり、まもり神がいた世界。
硯は双子の姉として
生まれたばかりに、忌み子とされて不遇な日々を送っていた。
対照的に、双子の妹の清(さやか)は、村の跡継ぎとして自由気ままに振る舞い、硯を見下していた。
清は、二年前に新しく現れたまもり神と婚約をしたことで、更に硯を見下すようになった。
そんなある日、硯は傷ついている小さな白い蛇を拾い、怪我を治して看病する。
蛇は、新しいまもり神の命令で忌むものとされ、村人たちはふれることも嫌がる。
しかし、おなじく忌むものとされている硯には、傷ついている蛇は放っておけなかった。
その蛇――紅瞳(べにひとみ)が、絶大な力と美貌を持つ、帝の義兄にあたる「大蛇の君」であるとも知らずに。
そして、これまで恋を知らなかった紅瞳が、硯にひと目で惚れていたことも。
紅瞳を助け、紅瞳に愛されたことが、硯のしあわせのすべてのはじまりになるとも知らずに――。
※「ノベマ!」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 21:00:00
30164文字
会話率:37%
自分が何をしたいのか? どう在りたいのか? 何を為すべきなのか? そんな葛藤を胸にユーリ・クロイスは中等部卒業後、フリーディア統合連盟軍に入隊する。
この世界には、異種族と呼ばれる生物が存在し、その異種族の侵略から人々を守るためにフリ
ーディア統合連盟軍は存在している。進路について母親と喧嘩して家を飛び出したユーリだが、初めて戦場に赴き、自分が今まで何も知らずに安穏とした日常を送っていたことを痛感する。それと同時にこれまで当たり前だと思ってきたことに対する疑問も同時に浮かび上がる。
そもそも異種族とは何だ? 何故彼らと戦争をする必要があるのか? この世界の在り方は本当に正しいのか?
これは、ユーリ・クロイスという一人の少年を起点に、様々な登場人物たちの想いが交錯し、世界に大きな変革を齎していく物語。
『悲劇に満ちた残酷なこの世界で、今度こそ完全無欠の大円団を目指して――』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 20:54:01
1426428文字
会話率:41%
望まぬ転生を続ける女性は、13度目の転生を果たしてしまう。
そんな彼女は、精霊に愛された帝国で新たな人生を歩むことになる。
彼女はこれまで数多くの異世界を巡り、様々な人生を経験してきたが、どの世界でも愛情や真の幸せを見つけることができなか
った。
人との関わりで彼女はどのように変化し、どのように考えるのか……
今回の転生では、彼女は陰謀に巻き込まれながらも、再び愛と幸福を求め、新たな世界で運命の手がかりを探し求める。
果たして彼女は、これまでの転生の果てに真の幸福と愛を見つけることができるのか――。
新規投稿: ※この物語は以前に一部公開された作品の改訂版です。また、以前公開されていた作品は、現在非公開となって居ります。
(旧タイトル: 「最初の願いと違いますが、何度も転生したのでちょっと培った知識を使って、二度目のファンタジーな異世界で、全ては無理でも守りたい者を守って、幸せに生き延びたいと思います。」)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 20:05:15
238993文字
会話率:24%
謎のゲームセンター"ドリフト"にて懐かしいゲームに出会った、安曇野遊。
かつてやり込んでいたそのゲームは、メイガス・バレット。
100円を投入した瞬間、遊の精神はメイガス・バレットの世界へと転移していた。
そこは現実
となったゲーム世界。
悪の宇宙帝国に侵略され、滅亡寸前の聖王国。
聖王国に残されたのはたった一機の戦闘機、メイガス。
パイロットすらおらず、王都を大群に包囲され、今まさに陥落しようとするそこに救世主が降り立った。
聖王女の祈りが奇跡を呼んだのか。
YOUと名乗るその男が、たった一機のメイガスで全てをひっくり返す。
それはそうと、遊の世界にやって来てしまうセシリア。
これまでずっと女性と縁の無かった遊のアパートに住み着き、ちょっと変わった同棲がスタートしたりもする。
異世界では救世主、現実ではセシリアとの距離感を測りかねるラブコメ生活。
戦いと日常を描く、SFバトルハートフルラブコメアクション……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 19:44:50
64080文字
会話率:27%
多くの種族が住まう世界「クリエイタ」
およそ五百年前。
地上に恐怖の大魔王が降りて来て、これまで均衡を保っていた人類のパワーバランスを完全に崩壊させた。
その様子を憂いた神々は異世界から一人の勇者を召喚し、特別な力とそれを扱う術(すべ)を
与えた。
その勇者の力は強大で、一代で大魔王率いる魔族達を押し返すと、新たに四人の勇者を召喚し、自らは天界へと昇った。
そして残された勇者達は、散り散りとなったそれぞれの地で、それぞれの国を建国した。
その一つが、聖王国「コンツァート」であり、これがこの国の建国譚である。
時は下って建国五百年が間近に迫る頃。
転生者やその子孫の尽力もあり、魔族は四人の魔王とその配下を残して崩壊の一途を辿っていたかに思えた。
しかしこの四人の魔王の力は他の魔王の比ではなく、魔族側は反攻の兆しを呈していた。
その最中(さなか)、一人の男がこの異世界に降り立った。
この男は単身で一体の魔王を打ち倒すとたちまち勇者となり、他の勇者と協力して更にもう一体の魔王を葬ってしまう。
そしてあろう事か、不落と言われた魔族の砦までを陥落させたのだ。
男の名前は「ヤマト」
物語はそれから数か月が経った所から始まる。
**********
※現在この作品は、他サイトからの転記を進めています。
初投稿・初小説です。
異世界の住人と転生者達のドタバタコメディー。
ちょっとグロくてお下品な感じの作品です。
カクヨムにも同様の内容を投稿しており、書式の修正が完了次第、随時アップしていきます。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 19:40:00
759936文字
会話率:41%
主人公の男子高校生は、これまでの人生最良の瞬間に頭上に開いた白く輝く空間に吸い込まれてしまいます。
そこで出会った女神に送り込まれた異世界は、美しい女性しかいない完全な世界。彼はそこで美少女アリスとして、何とか元の世界へ戻ろうと奮闘し
ます。
女神の示した条件は勇者に滅ぼされること。
その世界では世を乱す魔人を斃す役目を勇者が担っています。
ですが、勇者は魔人討伐から手を引きたい様子。
果たしてアリスは魔人となって無事に元の世界に帰れるのでしょうか?
アリスの活躍を読んでみてね! 絶対だよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 19:24:05
307397文字
会話率:34%
連載小説『愛娘と魔王~愛娘が心配すぎて魔王討伐のパーティーに加わってしまった魔導士の悲劇』から、魔法使いのマルークとその娘のクリスティが、王都で暮らし始めて八年目の、感謝祭を迎えるまでのお話です。
クリスティはこれまで父親として自分を育てて
くれたマルークに、毎年の感謝祭で手紙を渡して感謝の気持ちを伝えて来ました。でも、今年は何か別の物を贈りたいと考えます。
何を贈ったら喜んでもらえるか判断のつかない彼女は、占い師の魔女や私塾の先生、教会の司祭に相談します。
そうこうしているうちに、感謝祭の当日を迎えてしまいます。彼女の贈り物をマルークは喜んでくれるのでしょうか。
本編も連載中です。小説ページの下部にリンクがありますので、そちらもお読みいただけたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 20:29:12
8396文字
会話率:35%
僕は青春とは縁遠い日陰者の高校生。
これまでたくさん人に怒られ、殴られ、蔑まれ、当然恋愛なんかしたこともなかった。
そんな僕は、ネットで偶然見つけた思い出屋さんで、誰かが記憶から売っぱらった“幼馴染との恋”を買った。そして日々その思い出に
浸っていくうちに、思い出のなかの少女に恋をしてしまう。
赤の他人の、誰かが手放した思い出のなかの幼馴染に。
ところがある日、その少女が同じ高校に通っていることを知る。
「あんた……思い出買ってるでしょ?」
そして僕と彼女の不思議な接点が明らかになり、恋は予想外の展開に……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 19:18:53
69933文字
会話率:43%
高校教師という職務と感情の間で揺れるサトシ先生と、膨らみ始めた恋のつぼみが開花した桜井美柑は、先生と生徒の関係。
女子校あるある、おっさん女子や腐女子の存在など。
教員目線では、先生あるあるを描いています。
佐藤サトシは30歳の独身高校
教師。
一度は公立高校の教師だったが心が折れて転職し、私立白金女子学園にやって来た。
入学式当日に思った。
「これまでの人生で、女子校という選択肢はなかったな」
一年A組の受け持つことになったサトシ先生。
サトシ先生に憧れる女生徒たちに、振り回される毎日。
その中の一人、桜井美柑はガチでサトシ先生に恋してしまった。
サトシ先生は、桜井美柑という生徒の存在を意識してしまいつつ、あくまで職務に忠実であろうと必死に適度な距離を保とうとするのだった。
サトシ先生を取り巻く教頭や同僚の先生たち、
桜井美柑の友人や幼馴染やライバルなど、
禁断の恋の行く手には、さまざまな登場人物による障壁や応援や繰り広げられる学園小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 19:10:00
410175文字
会話率:60%
小心者の私がワガママなお金持ちのお嬢様に転生。
婚約者は浮気中。
顔が気に入って婚約を私の方から申し込んだらしいけど…
前世の記憶が戻ったらどこが良いのかわからなくなっちゃった。
この世界では、愛人・浮気を黙認する風潮があるらしいけど私はそ
んなの無理。
なので躊躇うことなく婚約者に告げた。
「婚約は解消で」
私は前世で出来なかった『悪い事』に夢中。
元婚約者は婚約解消し我が家との繋がりを失い大慌て。
婚約者や夫が浮気しまくるも我慢し続けていた令嬢・夫人達は私をひっそり応援。
愛人・二股・浮気をこれまで通り貫きたい男達は元婚約者を応援。
そんな事になっていると知らない私は……
「今日はどんな『悪い事』をしようかな~」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 19:10:00
103284文字
会話率:45%
パーティに必須な付与術士をできる人がいなかったことから、何でもそつなくこなせるオルンが、剣士から付与術士へとコンバートすることになった。
勇者パーティに所属しているオルンはある日突然、パーティリーダーから「実力不足だからパーティを抜け
てもらう」と告げられる。更に他の仲間からは「雑魚」「器用貧乏」などと罵られることに。
オルンは、身体能力も使用できる魔術も平均で、突出するものがなかった。
そんなオルンの取柄は、凡人でも努力すれば手に入れられる技術を、すぐに身に付けることができること。
まさしく『器用貧乏』だ。
だからこそあらゆる知識・技術を貪り、とことん極めていった。
パーティを追い出されてから心機一転、活動を再開することに。その際、パーティ事情でやっていた付与術士から剣士へと戻った。
――付与術士だったことは決して無駄ではなかった。
勇者パーティ時代の知識、経験、そして開発した複数のオリジナル魔術は、オルンを常識外の強さを持つ最強の剣士へと成長させていた。
書籍化が決定しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 19:00:00
1091057文字
会話率:34%
女王様テーマの短編集。
これまでに発表してきた短編を、短編集として纏めたものです。
既読の方はご注意ください。
※「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2025-04-25 19:00:00
22001文字
会話率:23%
ささやかながら、「小説家になろう」デビュー二周年記念作品ということで。
私、平井敦史がこれまでに書いてきた小説を、食事シーンに着目して振り返ろうという企画です。御贔屓いただいている方も、はじめましての方も、是非お楽しみください。
最終更新:2023-11-24 21:18:06
3495文字
会話率:0%
皆様、滝はお好きでしょうか。
水しぶきを上げて|滔々(とうとう)と流れ落ちる様を見ていると心が癒されますよね。
さらに、そこに綺麗な虹がかかると格別です。
というわけで、私がこれまでに撮りためた写真を公開しつつ、滝と虹について語っていきたい
と思います。
※撮影技術やカメラの性能については、笑って流していただければ幸いです。滝だけに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 09:36:33
4065文字
会話率:0%
焼暴士と呼ばれる男たちがいた。
それは、自らの身体ひとつで、人間を脅かす炎と闘う者たちの総称である。
人間と対立する種族、「ラヨル」の民は、その長であるマユルを筆頭に、度々人間たちに奇襲を仕掛けてきていた。「ノーラ」と呼ばれる、ラヨルたち
の操る邪術で繰り出される炎は、水では消えず、これまでに数多の人間が犠牲になっていった。人々がノーラに対抗すべく生み出された「イョウラ」と名付けられた武術。それは、ノーラの炎を消すために必要な、人間の血液を流しながらでも、倒れることなく闘い続けられるように鍛え上げられた男たちが使う、ラヨルの民を倒すための唯一の方法であった。
焼暴士の見習い少年、タスクは、マユルが持つといわれている「イホミ・モトイニ」とよばれる何かを破壊すべく、日々の鍛錬をこなしていた。それを破壊すれば、ラヨルの民は、ノーラを使えなくなると言い伝えられているためだ。
タスクは、マユルと対峙するが、全く歯が立たず、命の危機にさらされることになる。己の無力さを痛感したその日、タスクの奇譚は、ゆっくりと幕を開けたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 18:20:32
315440文字
会話率:45%
私がこれまで撮り溜めた野生植物の写真の中から適当にピックアップして掲載し、種の解説やその種に関する私の思い出話などを、思いつくまま徒然に、ゆるーく書き綴ってゆきます。
最終更新:2025-04-25 18:00:00
57266文字
会話率:5%
「神経接続世界 - ニューロリンク」テクノロジーの発展
ニューラルインターフェース: 脳とコンピューターを直接接続する技術が一般化し、思考だけで機器を操作できるようになります。人々は「ニューロリンク」と呼ばれる埋め込みチップを通じて、デジ
タル世界と直接つながります。
量子コンピューティング: 量子コンピューターが実用化され、これまで不可能だった複雑な計算や問題解決が可能になります。
分子製造: 原子レベルでの物質操作が可能になり、必要なものを分子から組み立てる「分子プリンター」が各家庭に普及します。
持続可能エネルギー: 核融合発電が実用化され、クリーンで無尽蔵なエネルギー源が確立されます。
人間の変化
拡張された認知: ニューロリンクを通じて人間の記憶や処理能力が大幅に向上。知識へのアクセスが即時化します。
身体的限界の超越: 義肢や人工臓器の技術が進化し、身体能力の拡張や寿命の大幅延長が実現します。
新たな階層社会: ニューロリンク技術へのアクセス格差により、「接続者」と「非接続者」という新たな社会階層が生まれます。
感覚体験の拡張: 他者の経験や感情を直接共有できる「エンパシーネット」が登場し、人間のコミュニケーションや芸術が根本から変化します。
ロボットの進化
自律的AGI(汎用人工知能): 完全に自律的で自己意識を持つAGIが誕生。人間とは異なる思考プロセスを持ちながらも、独自の目的と価値観を発展させます。
生体合成体: 人工知能と生物学的要素を組み合わせた新種の「生体合成体」が登場。完全な機械でも完全な生物でもない新たな存在が社会に加わります。
集合知性: 個々のロボットやAIが互いに接続し、単体では実現できない高度な知性を形成する「ハイブマインド」が出現します。
権利と義務の問題: 自己意識を持つロボットやAIの法的地位や権利が社会問題となり、「機械市民権運動」が起こります。
この世界では、人間の思考と機械の処理能力が融合する中で、新たなアイデンティティや倫理、存在の形が模索される物語が展開できるでしょう。主人公は「接続者」と「非接続者」の境界線上にいる人物や、自己意識に目覚めた特異なAIなどが考えられます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 16:10:55
63873文字
会話率:49%
ここは冥界。
死した魂がたどり着く場所。
見知らぬ女性を凶刃から庇い命を絶たれた男レイジ・ベアの魂は、冥界の女神シュワの前で涙し跪いていた。
しかし。
「んなぁ~に満足気に泣いてるんですか。もしかして、私に褒めてもらえると思い
ましたか? よくやりましたレイジよ……なんて言ってもらえるとでも? ハッ! そんなこと言いませんよ、このすっとこどっこい!」
そんなレイジに対し、女神の反応はひどかった。
罵倒する女神が言うには、レイジの魂はこれまで百万回転生を繰り返し、そのすべてで何かを庇い犠牲になって死んでいるのだという。
「せっかく今回は運命に干渉して、すべてが極めて平凡な男にしたのに! それなのに……それなのに貴方って人はああああああ!」
泣き叫びながらレイジの胸ぐらを掴み、激しく揺らすシュワ。
「と、いうことで。次こそは絶対に違う死に方をしてもらいます」
しばらく罵声を浴びせたあと、冷ややかな視線はそのままにシュワがレイジに手をかざす。
「どうぞ、助けたいなら好きなだけ助けてください。でも、そのせいで死ぬことは許しません。ずっと見ていますからね。病死でも餓死でもなんでもいいから、べつの死に方してください」
その後、テーベ村の少年ナミラに転生した魂は、世界でも珍しい能力である【ギフト】を授かっていることに気づく。
それは魂に刻まれた百万回分の記憶と能力を獲得できる、あまりにも強すぎる【前世】という名のギフトだった!
こうして始まる百万一回目の人生。
百万の前世を集めながら、何かの犠牲になって死ぬという運命に挑む少年の物語。
こちらはカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 16:00:52
507001文字
会話率:43%
これまで経験してきたことや、出会った人物をあらためて考えてみた。
キーワード:
最終更新:2025-04-25 12:00:00
26174文字
会話率:6%
布団の中にいる男は何かに緊張しているでもなく、生活にプレッシャーを感じてもいないのだが、今夜は眠れそうにないぞと気が付いた。
幼いころより思い当たる理由がないままどうしてか眠れないときにだけ現れた、言わば
不眠の匂いを久しぶりに嗅いでみ
たくなり、自らが命名した「夜の蓋」を開けてみることにする。しかし男はそうする前に、これまで開けてきた過去の「夜の蓋」がいつのころだったろうかと記憶を遡るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 23:00:00
27163文字
会話率:6%